From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
私のところには、本当にいろいろな方がレッスンにいらっしゃいます。
この前もラウンドレッスンをしてきたんですが、
そこで生徒さんからお聞きしたことで考えたことがあったので、
今日はその話を書きますね。
ちょっと始めはゴルフから外れるかもしれませんが、ご勘弁下さい。
■デイトレードって知ってますか?
私はゴルフしかやらないのでよくわからないのですが、
レッスンをさせていただいた方から、
“デイトレード”
という言葉があることを聞きました。
株とかFXの投資で言われる言葉らしいんですけど
あなたはご存知でしたか?
私は株とかFXとかは一切やったことがないので
詳しいことはまったくわからないんですが、、、
なんでもその株とかFXとかを始める前の練習ということで、
“デモトレード”
というのができるらしいんですね。
株とかFXの会社さんが、いわゆるシミュレーションのゲームのようなものを
インターネット上に用意していて、
そこで実際の取引がゲーム感覚で体験できるんだそうです。
どうやら、本当にお金を使って始める前に、
・本当に自分でもできるのか?
・やって本当に儲かるのか?
を練習して確かめてもらう、ということが趣旨のようです。
■「デモ」に意味があるのか?
こういうデモ、シミュレーションのような練習は、
確かにその手順を覚えるのにはいいのかもしれません。
ですが、教えてくれたその方もおっしゃっていたんですが、、、
デモと実際にお金を使うのとでは、全くプレッシャーが違うらしく、
結局のところ、デモトレードは全く練習にならないのだそうです。
これはゴルフに置き換えると、全く同じことが言えるのかもしれません。
自分がこれからうまくなろうという時に、
常に「練習」のレベルのプレッシャーしか感じられないと、
なかなかうまくなれません。
これはスポーツでも仕事でも、何にでも言えることなのでしょうが、
「実地」
「実践」
「本番」
これらが、人を上達に導いてくれるのだと思います。
■本番もワンランク上の環境を
「小原さん、それなら私も日々たくさんラウンドしてますから、
その点で言えば大丈夫ですよ」
そのように思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、うまくなるためには絶対的なラウンド数は必要です。
しかし、それに加えて考えたほうがいいのは、
「普段よりもワンランク上のプレッシャーを作り出す」
ことだと思います。
よりうまくなりたいなら、いつもとは違う
もう一段上のレベルでゴルフをする、ということです。
先ほどの投資の話にたとえるなら、
1万円
10万円
100万円
1000万円・・・
思いきって、今より一段上のレベルでやってみるということですね。
いつも練習場に通うだけの「1万円レベル」でやっていても、
次のステージに行くことは出来ません。
・練習場だけではなく、勇気を出してラウンドを回る
・ゴルフコンペに参加する
・自分よりうまい人とラウンドする
・思い切ってクラブの競技に参加してみる
・さらに上を目指して、アマチュアの競技会に出場する
(ここまで来るとかなりの腕前ですね・・・)
などなど。
■同じレベルで安心しないこと
これはゴルファーの一般的な傾向だと思いますが、
「同じレベルの人」を探してラウンドすることが多いようです。
しかし、それだけでは上のレベルに行くことは難しいです。
思い切って上のレベルの世界を体験することは、とても大事なことです。
特に、自分よりはるかにうまい人と回ると、とても緊張するものですが、
上の人に引っ張られて、本当にたくさんのことが学べます。
一方、同じレベルの人とばかり回っていると、
せっかくのラウンドもプレッシャーではなくなってしまいます。
自分にかかるプレッシャーをどう作り出すか?
「自分はまだそんなにうまくないから・・・」
そんなことを考えて、いつまでも同じレベルに安住していたら、
いつまでたっても「1万円レベル」から抜け出せませんよ!
またメールします。
小原大二郎
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