From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、
こんばんは。
森崎です。
急に気温が上がって、
ちょうど季節の変わり目という気候ですね!
こういう時期は気温の変化で体調を崩しやすいので
コーチ陣も一層気を配っているんですが、
生徒の方にも特に気を配っているのが、
熱中症です。
体を暑さに慣れさせるのには
数日から2週間程度かかるといわれていますので、
普段は冷房の効いた室内やインドア練習場でしか
過ごしていない方が急に猛暑日のラウンドに出ると、
体がついていけず熱中症になったり、
またはその手前の状態に陥ってしまい
集中力やスタミナが保てずに
スコアがガタガタになってしまいますので、
体を慣れさせるために
暑さの中で軽い運動をしながら
夏のラウンドに適応した体を準備することが大切です。
と、ここまで夏へ向けた
準備の話をさせていただきましたが、
スコアアップのためにできる事前準備として、
「自分の有利で戦う」という話について
本日はお話していこうと思います。
ツアープロも実践した選択肢を削る戦術
自分の有利で戦う、というのは言い換えれば
自分の苦手で戦わない、ということです。
これは実際にかの有名なツアープロである
フィル・ミケルソン選手がやっていたことですが、
彼はドライバーをクラブから除外して勝負に挑み、
見事全英プロで優勝していました。
もちろん安易に
「ドライバーを抜けばスコアが良くなる」
なんていうつもりはありませんが、
もしティーショットでOBやペナルティニアなったり、
チョロやスライスが多発している方であれば、
こういった選択肢はかなり有効ということです。
これはドライバーに限った話ではなく、
・Fwの成功率が低いから
長い距離が残ったらアイアンで刻んで、
高確率で寄せられる距離を残そう
・ロングアイアンが苦手だから
短いウッドで小さい振り幅に変えよう
・グリーン周りのアプローチでミスしやすいから
SwではなくPwや9番で転がす練習を徹底しよう
という風に、苦手な選択肢を絞ることで
練習やマネジメントも変化してきます。
パターを除けば他で代用がきかない
クラブはありませんから、
ドライバーであればスプーンやクリーク、
ロングアイアンと選り取り見取りです。
もちろん苦手を克服することも大切ですから
そのための練習も必要にはなってきますが、
練習でできた事以上の結果は
なかなか本番で急に出せませんから、
直近で最高の結果を出すためには
得意な選択肢に絞るのはおすすめです。
歯がゆいですが、マネジメントを実感できます
実際、私もドライバーを半年ほど抜いて
ラウンドをしていた時期がありました。
ドライバーで飛ばせないというのは
歯がゆくもある反面、
「じゃあこのコースはどう攻めるのが
一番自分にとって有利か」
という意識が強く働くため、
非常に良い経験だったと感じています。
長い距離のホールでは
残りの距離を少しでも縮めようと
距離の稼げるクラブに手を伸ばしてしまいがちですが、
「近づきすぎると傾斜になってて
ミスしやすそうだ・・・」
「その中で、一番成功率の高いクラブは・・・」
こういった思考を巡らせることで、
マネジメントによるミスの回避が可能になります。
ぜひ、自分の得意なクラブをフル活用して
ミスを回避しながらスコアアップを目指してください!
森崎
<本日のオススメ>
唯一代用の効かないクラブ、パター。
その改善のために最優先の課題は、
タッチをいかに正確にするかです。
スコアを崩す3パットの原因の大部分は、
ショート・オーバーによって2パット目に
成功させるのが難しい距離が残ってしまうこと。
その対策として、タッチの感覚を鋭敏にするという
コンセプトで設計されたパターが
「ベストタッチパター」です。
もし、パターのタッチが乱れやすい、
パッティングを直観的に、簡単に改善したいという方は
ぜひご一読ください。
↓
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森崎崇
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