From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルフクラブを握らなくてもゴルフが上達してしまうという
なんとも不思議な方法についてお話したいと思います。
こんなことを書くと
「小原さん、本当にそんなことできるんですか?」
と言われそうですが、、、
まあ、実際にとても効果のある方法なので、お試し下さい。
■あのサッカーの本田選手も。。。
その方法は何かというと、、、
「ノート」
これです。
ノートを書くか書かないかで、
あなたのゴルフ上達の成果は全く変わってきます。
あなたもご存知かもしれませんが、
最近の例では、サッカー日本代表の本田圭佑(ほんだけいすけ)選手が
小学6年生のころからノートを100冊以上も書いていることが話題になりました。
なんでも本田選手の家はスポーツマンの家系だそうで、
・本田選手のおじいさんの弟さんにあたるのが本田大三郎さん
(東京オリンピックのカヌー代表)
・その本田大三郎さんの息子さんが本田多聞さん
(プロレスラー。レスリングで3度のオリンピックに出場)
このお二人が本田選手にスポーツ選手としての基本を教えてくれたそうです。
その指導の一つとして、サッカーの本田選手が小学生の時、
「どうすればプロの選手になれるのか?」
と聞かれて、本田大三郎さんは
「練習日誌をつけたら上手くなるスピードが倍になる」
と言って、練習日誌の書き方を教えたのだそうです。
それからの本田選手のサッカーでの活躍は、
あなたがサッカーをあまり知らなかったとしても
テレビやニュースなどでもご存知なのではないかと思います。
■書く内容は基本は自由に
本田選手の大叔父である大三郎さんは、その日記には食事・体重のほか、
トイレの回数まで書くように指示したそうです。
また、ノートに感情的なことを書くと自分の失敗を他人のせいにしてしまうので
書かないようにも教えたそうです。
私もこれまでにたくさんのアマチュアゴルファーを指導してきましたが、
大なり小なり、ノートやメモを書いている人というのは、
間違いなくゴルフの上達が早いです。
ノートに書く内容については、いろいろ考え方はあるでしょうが、
・自分の目標とその進捗
・ゴルフの練習内容
・最近のゴルフでの悩み
・ラウンドの結果
・ラウンドの反省点
などなど、基本的に私は何を書いてもいいと思います。
自分の心の動きなどを書いて、あとで見返してみると、
自分のゴルフを客観的に振り返ることができます。
■「自分がどうなっているのかを客観的に知る」のが目的
なぜこのようにノートを書くことが効果的かというと、
私がいつもあなたにお伝えしている、
「自分のゴルフがどうなっているか」
をハッキリと意識することができるからです。
自分が普段何気なく無意識にやっていることを
「書く」という作業で整理して、意識することができます。
これを書くという作業をなしにしてしまうと、
自分の目標と今の現状の把握もうまくできないでしょう。
あるいは、自分がどんな練習を日々行っているのかを
きちんと意識することも難しいでしょう。
さらには、一回一回のラウンドでの振り返りを書いておかないと、
よかったこと、悪かったこと、その反省点などもいつか忘れてしまいます。
ハッキリ言って、人間というのは
書かずに覚えておけるほどに頭はよくできていません。
ゴルフで成果の出せない人というのは、
何となく「うーん、どうしよっかな~」と考えるか、
あるいは何も考えていないから、上達も遅れてしまうのです。
でも、ちゃんと日々書くことをしていれば、
「明日は今日よりも、どうすればうまくできるか?」
ということをイヤでも考えるようになります。
このノート術、できれば手で書いたほうがベターです。
しかも、書くノートは安いメモ帳ではなく、少し値段の高いものを選ぶと、
それだけで書くモチベーションが上がるのでオススメです。
たかがノートとお思いかもしれませんが、
うまくなる人は必ず何かを書き残しています。
だまされたと思って、やってみてください。
またメールします。
小原大二郎