2025.06.29
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「コレでシャフトがしなって爆飛び」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ボールを楽に遠くまで飛ばすためには、
シャフトをしならせてそのしなり戻りを使うことがキーです。
インパクトについてはよく言われていて
なんとなく分かるかと思います。
しかし、トップでシャフトをしならせることで、
まさに爆発するような飛距離をゲットできます。
では、トップでどのようにシャフトをしならせるのか見てみましょう。
(続きはビデオにて)
コレでシャフトがしなって爆飛び
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(
または
)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf250629/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
シャフトのしなりの一連の動き
トップに向かってシャフトをヘッドの表方向へしならせて、
そのしなり戻りでヘッドの裏方向へ大きくしならせます。
後は体重と腹筋でグリップエンドを引っ張ることでクラブ全体を加速して、
トップでのしなりをさらに深くしてインパクト直前でしなり戻します。
そのしなり戻りは下半身のターン力がピークである
左へ45度程度ターンしたあたりで、勝手に発生します。
トップでのしなりを発生させるコツ
そこで、トップでヘッドの裏方向へしなりを発生させるコツは、
一旦ヘッドの表方向へしならせてからそのしなり戻りを使うことです。
そのためにまずは、グリップエンド方向に
クラブの重心を引っ張ってヘッドを一番最後に動かします。
そして、クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張るためには、
右腕を支えとしながら手首の力を抜くことです。
そうすると、ヘッドの重心がシャフトから離れている
偏重心特性でヘッドは閉じます。
そして、手元が腰の高さぐらいで右手の甲は上を向いてくるので、
そこからは右手甲側にクラブが振られることを強く意識します。
バックスイングで手元を置いたまま
また、バックスイングで手元を置いたまま
下半身を使い切ってみましょう。
そうすると、上半身の右サイドがしなって、
そのしなり戻りでグリップエンドを引っ張れます。
体幹と右腕の関係を変えない
また、腰から上の体幹と右腕の関係を変えないようにすることで、
手元は体幹の右ターンで右足のくるぶしあたりに来るようにしましょう。
前傾した体幹の右ターンで手元があがって来ることに任せ、
腕や手で上向にクラブをあげないようにします。
上半身のしなり戻りを使えば、腰の高さから上でも
グリップエンド方向へしっかり引っ張ることができます。
トップに向かってのシャフトのしなり戻り
そして、下半身も使い切り上半身のしなり戻りも尽きたところで
シャフトのしなりは解放されて、
今度はヘッドの裏方向にしなり戻ります。
このヘッドの裏側へのシャフトのしなり戻りがピークに達したぐらいから、
体重と腹筋でグリップエンドを引っ張ってダウンスイングを開始します。
まさに、スタンスの真ん中に落下しようとする体重と
それに手元が遅れないように腹筋で耐えるように引っ張ります。
このときに手首の力を抜いておけば、
まさにクラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張ることができます。
クラブの重心を引っ張るならまさに振り子で、
偏重心特性があってもヘッドの向きは変化しません。
その結果、シャフトはヘッドの裏方向へしなったまま
インパクトに向かいます。
後は、左脚の蹴りのピークを過ぎたところで、
先ほどお伝えしたようにシャフトは強烈にしなり戻って
ヘッドは加速しながらボールを打ち抜けます。
意識としては体重と腹筋で引っ張りながら左脚を蹴って、
限界までしなった上半身とシャフトのしなりもゆるませないで
打ち抜くイメージです。
これがシャフトのしなりを最大限に利用して、
余計な動きが少ないことで体への負担も少なく
ボールを遠くまで飛ばす極意です。
ダウンスイングでのコツ
ここで、キーとなるのがダウンスイングでの意識です。
せっかくトップでヘッドの後ろ側方向へシャフトをしならせたので、
そのしなりが戻らないようにしっかりクラブを引っ張ります。
このときの上半身の感覚はトップでクラブに引っ張られて
可動域限界近くまでしならせられた上半身を
しなり戻さないつもりでいることです。
まさに、固まった上半身を体重と腹筋で引っ張りながら左脚を蹴って
上半身はもちろんシャフトのしなりもゆるませないでさらにしならせます。
上半身もシャフトもしなったままインパクトする意識がキーとなります。
インパクト前に上半身をゆるめてしまうと、
シャフトは早いタイミングでしなり戻り過ぎて、
インパクトでのヘッドの大きな加速は得られません。
体への負担を少なくして楽に飛ばすためには、
ヘッドの加速中にボールを打ち抜くことが大切となります。
シャットあげでの注意点
また、 バックスイング開始で手首の力を抜いた結果、
ヘッドが閉じるシャットになります。
これはクラブの重心をグリップエンド方向へ
引っ張り続けるための要の動きです。
この手首の力をガッチリ抜けるためには、
クラブを安定して正しい方向へ引っ張る必要があります。
そこで、腰から上の体幹と右腕の関係を
できるだけ変えないようにするつもりで、
脚を使って バックスイングするようにします。
そうすると、脚の動きで体幹を右斜め回転させているなら、
手元が腰の高さぐらいで手元は右足くるぶし前辺りにきます。
ここまでに手の力でクラブを上にあげようとしていると、
手元はボール方向に出てまさに手元が浮いた形になりますから注意しましょう。
そして、手元が腰の高さぐらいまではヘッドを振り出し後方へ
真っ直ぐに動かすようにするとよいです。
というのも、トップ近くでヘッドはアウトからインのループを描くことで、
上半身はしなりやすいポジションに勝手に入ってくれるからです。
トップに向かうクラブの勢いで手元はインサイド寄りに引っ張られ、
左肩甲骨は胸の方向へ引っ張られてまさにしなりを理想的にタメます。
手元はインサイドでヘッドは真っ直ぐを腰の高さまでキープできたら、
後はクラブの重心の勢いに任せるようにします。
肩や腕とか手の力でクラブを上にあげようとしないことが、
再現性のよいトップとクラブの勢いでシャフトを正しくしならせるキーです。
トップでクラブの勢いでシャフトをヘッドの裏側に向かってしならせ、
それを維持しさらに強化してインパクトに向かいましょう。
追伸:私の新プログラムをご紹介中
先日からご紹介している私の新プログラム
↓
「大森睦弘の『地面反力2.0』で飛ばす」

公開は明日までとなっています。
もしあなたが見逃していたのなら
今のうちにご覧になっておいてください。
↓
「大森睦弘の『地面反力2.0』で飛ばす」
では、また。