2017.02.02
From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「フィッティングが冬にオススメな理由」
という話をしたいと思います。
先週のメールであなたに、フィッティングの提案と
予算が見合わない時に。。。といったお話をしました。
その後いろいろ考えて、フィッティングというのは
意外と冬にするのがいいのかなと、そんなことを思いました。
どういうことかといいますと。。。
ゴルフで「冬ごもり中」のあなたへ
先週のメールをまだご覧になっていない方は
こちらから内容を確認できます。
クラブ、値段が高いのはそれなりにいいの?
↓
http://g-live.info/click/170126_nikkan/
フィッティングの上限を予算で決めてしまうと、
どうしても中途半端になってしまう可能性が高い、
というようなお話でした。
(ちなみに、上記の言葉だけだと内容的に誤解を与えそうなので、
まだお読みでない方は、どうぞ上のメールをお読み下さい)
さて、今は2月。
冬の真っ只中です。
もしかしたらあなたも、ゴルフの予定がしばらくない、
なんていう状態かもしれません。
もしあなたが、
・今の時期は「冬ごもり」でゴルフの回数が少ない
・フィッティングには興味がある
・でも、クラブを変える予算は限られている
という条件に合っているのであれば、
今の時期にクラブをフィッティングするのは、
オススメかもしれません。どういうことか?
前回にもお話ししたように、
予算の限られたフィッティングというのは、
どうしても中途半端になりがちです。
ですが、頻繁にラウンドしない方であれば、
「今の時期は、スイングを作る時期」
という前提のもとで予算を抑え気味にして
一部のクラブのみのご提案というのも、可能なのかなと。
「なんだ。大したことないじゃないか」
前回あなたにお話しした内容と少し重複しますが、
フィッティングで一部のクラブだけを入れ替えると
問題になるのは「ゴルフに頻繁に行く人」です。
・ゴルフにも日々しょっちゅう行っていて
・その中で一部のクラブをだけをフィッティングで入れ替えて
・スイングづくりをしながらラウンドを続ける
というのは、どうしてもプレー中のスイングが乱れてしまい
スコアがまとまらなくなるという現実があります。
(一時的に、クラブのトータルバランスを崩してしまうため)
そうすると、せっかく自分たちがフィッティングで
「合っているクラブ」をご提案しても、お客さまの求める結果と
大きく離れてしまうことになりかねません。
自分たちが一番避けたいのは
「なんだ。フィッティングしても、大したことないな」
「良くなるどころか、むしろ悪くなったじゃないか」
とお客様に言われてしまうことです。
一度でもそう思われてしまったら、
せっかくのクラブフィッティングの威力、効果を今後一生、
受け取ることができなくなってします。
それはゴルファーにとって、最大の味方の一つである
「クラブの力」を借りれなくなってしまい、大変な損失です。
そうしたことだけは、絶対に避けなければなりません。
そんなことを考えてしまうので、
自分は勢い誤解を与えることを言ってしまうんですが、
そうした言葉は使命感から出ている言葉です。
どうぞご了承下さい(自分でもよくわかっているつもりです)。
「スイングを作るクラブのみ」という選択も
ちょっと話がそれてしまいましたが、
頻繁にゴルフをしない冬であれば、スイングを作る意味で
一部のクラブのみのご提案もアリだと考えます。
スイングを作る番手ということになると、ウチでしたら
ビジネスゾーン練習の要(かなめ)となってくるアイアンですね。
もちろん、アイアンもセットなると
値段もそれなりにしてしまうので、
・ウェッジ(PW、AW、SW)のみ
・7番アイアンとPWのみ
というようなご提案です。
もしかしたら「7番とPWだけ」というのは
クラブの番手が飛んでしまっているので
ちょっと意外に感じられたかもしれません。
ですが「チーム小原」では、ビジネスゾーンを
この7番とPWの2本でやることが多いので、そうした理由からです。
クラブが合っている状態でスイングを作っていく上では
7番とPWだけ変えて、それで練習を重ねる選択もアリ、ということです。
(この7番とPWのチョイスは、現在チーム小原で
レッスンを受けていらっしゃる方に多いかもしれません)
ちなみに、14本の中でドライバーが壊滅的に合っていなくて
ティーショットが箸にも棒にもかからない状態の場合などは。。。
予算の範囲内ということで、ドライバーの安定を優先して
ドライバーだけをご提案することもあります。
ですがそのようなことは特殊な例で、部分的な交換の場合は、
スイングを作るアイアンの交換をオススメすることがほとんどです。
リスクもきちんと伝える
たた、先ほど例にあげた「ウェッジのみ」「7番とPWのみ」の
フィッティング&クラブ交換で問題になるのは
どうしてもスコアにならなくなるという問題が出ることです。
変えた2~3本だけが自分に合った適正な重量で、
あとの10~11本(パター除く)がバラバラ状態なわけです。
「合ったクラブ」と「合わないクラブ」が混ざった状態で
ゴルフのラウンドをすることになるので、
一時的にスコアが悪くなってしまう可能性があります。
ですのでこの場合は、
・お客さまの最近のゴルフの予定
・今後、どうしていきたいのか(目標スコアなど)
といったことをヒアリングをさせていただいています。
その上で、
「部分的なクラブ交換の場合は
一時的にスコアが出なくなる可能性がありますよ」
「スイングが乱れてくるかもしれませんよ」
ということを事前に伝えて、
そうした「リスク」をきちんと理解していただいた、
ご提案させていただいています。
そしてその後、残りのクラブを手に入れるご予算の目処がついたら
フィッティングを再度させていただく、という流れがもちろん理想です。
どちらにしても、半年ぐらい経てばスイングも変わってきますから、
新たに来ていただいてスイングを見させていただきたいですね。
ということで、あなたがもし「冬ごもりゴルファー」であれば、
そもそも今の時期にスコアの出る出ないは関係ないでしょうから
「冬にラウンドしないなら、
フィッティングを受けてみてはどうですか?」
というお話でした。
追伸
とはいえ現在、自分のほうでご案内できる
フィッティングの枠がないのが現状です。
また空き枠が出ましたら、ご案内します。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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