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「技」上手い人のパターは短くて軽い

2013.08.11
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は「上手い人のパターは短くて軽い」という話をしてみたいと思います。

最近では、様々な構造を持ったパターがもてはやされてます。
最初の流れは、デイブ・ペルツ氏の「2ボールパター」かもしれません。

ただ、このような流れは悪い動きをそのまま放置することにもつながり、
個人的には複雑な気持ちがしないでもありません。

(大森睦弘についてご存知でないかたはこちら)

http://g-live.info/?page_id=733#ohmori_prof

どんなパターが感性を伝えてくれるのか

最近のパターを見ると、、、

・長尺にして、体の動きを殺して手で揺らすようにして
 体の動きの悪い点を直さなくてもそれなりに上手く打てるようにしたり

・ヘッドを前後に長くすることで、慣性モーメントを大きくしたり

・センターシャフトにすることで、ボールがパターヘッドの
 重心ラインから多少外れて当たっても、フェース面がぶれにくくすることで、
 芯に当たらなかったミスを最小限に抑えたり

こんな構造のパターがもてはやされています。
しかし、、、

誰がどうということまでは覚えていないのですが、
見ていてうまいと思った人のパターには必ずと言える特徴があります。それは、、、

 「短くて軽いパターを使っている」

ということです。

このようなパターは最近もてはやされているパターと比べて、
ミスの許容範囲は格段に狭く、ミスをはっきりわからせてくれます。

軽いということは体の一部になりやすく、
体の動きが直接パターヘッドに伝わりやすいのです。

そのため、ミスも伝わりやすいのですが、感性も伝わりやすいのです。

うまいから使う? 使ったからうまい?

うまいからミスの許容範囲の大きなパターが必要ないのか?

短くて軽いパターを使って、ミスがはっきりわかる状態で
練習を重ねたからうまくなったのか?

もしかしたら、どちらも正しいのかもしれません。

そういえば、パターは変えたばかりの時はよく入るとも言われますが、
それはかなり当たりだと感じています。

どうしてなのか、これはあくまでも想像ですが、、、

新しく手に入れたパターとじっくり会話してさまざまな感触を感じようとしているから、
ミスもわかりやすいのではないでしょうか。

そして、うまくパターに動きを伝えようとするから丁寧に操作するのかもしれません。
まさに「短くて軽いパター」と同じですね。

軽いということは、自分の体の動きを邪魔しにくいということになります。
では、体の動きに素直な軌道というのはどんな軌道なのでしょうか。

パターヘッドの軌道はまっすぐ引いてまっすぐ出すほうが方向性がいいともいわれます。

この軌道に関してはいろいろ賛否両論があるのですが、
私は直線軌道には違和感があります。

というのは、まっすぐ操作するためには、体の回転だけではなく、
手の操作が必要になります。

体の回転だけでストロークすると、丸い軌道になります。
パターが短いほど下を向くことになるので、体の回転の結果は上から見ると直線に近づきます。

しかし胸の後ろが水平になるまで体を前傾しないとすると、
多かれ少なかれ体の回転だけでストロークすると、パターヘッドの軌道は、丸い形となります。

実際、私の場合、慣性モーメントの大きなパターでストロークすると、
手の中でパターが勝手に動こうとする感触があり、
グリッププレッシャーに不用意な変化を感じてしまいます。

そのため、自分の動きが悪くてグリッププレッシャーに変化が起きたのか、
どうなのかがわからなくなってしまうんです。

パターヘッドは直線的に動こうとするのですが、自分の体の動きは少し円軌道なので、
その動きの違いがグリップに伝わってくる感じでしょうか。

練習専用グニャグニャパター

ここで大切のことは、パターヘッドの軌道を、
手の動きで無理に直線に近づけようとしないことです。

動く部分が多くなるほと、緊張した場面ではうまく動けなくなります。
練習では何でもできますが、試合やラウンドでは全く別の世界が待っています。

ここぞという時にボールをホールに沈める確率を上げたいなら、
動かす部分はできるだけ少なくしたいものです。

ストローク中、グリッププレッシャーはできるだけ変化させないようにして、
お腹と胸の境目を捻るようなイメージで体をターンさせるようにします。

そして、下半身はいつストローしたのか全くわからないぐらい不動。
この動きができたら最高です。

ということで、あなたも練習用に軽くて短めのパターを用意してみてはどうでしょうか。

さらには、練習にはグニャグニャシャフトのパターも練習には最高です。

なぜなら、シャフトがやわらかいので、手で変な操作を行うと、
それが増幅されるので、誰かに見てもらわなくても、
どこかまずいという点が簡単にわかるからです。

そして、グリッププレシャーを一定にするように練習していると、
ご自分にぴったりなリズムやストロークがわかってきます。

1m程度の長さの距離でいいので、打ち出し方向が思った方向通りに
なっているか確認できれば、ものすごくいい練習になります。

では、また。

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邪魔者は誰だ!?

2013.08.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、あなたのゴルフ上達を大きくジャマしているものについて、
お話をさせていただきたいと思います。

多くの人が「自分が外のものにジャマされている」
そんなふうに考えてしまいがちですが、、、

実際のところ、自分の内側のものにジャマされていることが多いような気がします。

今日はちょっとあんまりゴルフと関係のない話になってしまうかもしれませんが、
ほんの少し、お付き合いいただければと思います。

なぜか練習をしない。。。

私が以前に教えていた方なのですが、

 「毎日欠かさず練習をしたほうがいいですよ」

そんなふうにお伝えしても、それを全くやらない方がいらっしゃいました。

この方、仮に「Aさん」としておきますが、
自宅での練習を全くしようとしないのです。

私も常々、このメールで日々の練習が大切だとお伝えしていますが、
なぜかこのAさんには、その声が届かない。。。

はじめはどうしようかなと思っていたのですが、
思い切ってAさんに理由を聞いてみたんですね。

すると、意外な答えが返ってきたんです。。。それは何か?

 「とにかく練習は長い時間しなければダメだ」

つまり、自宅で2~3分の練習をするぐらいなら、
始めから練習をしないほうがいい、、、そんな考えだったようです。

ですので、このAさんは土日のたくさん練習時間が取れる時には
練習場に行って、ちゃんと練習をしていました。

ゴルフ練習場に行き、朝から夕方までクラブを振る。。。
基本的に、そんな練習ばかりやっていらしたんですね。

短い練習は意味ない!?

しかしながら、、、結論から言うと、
このAさんは結果として、あまり上達はしませんでした。

聞けば、Aさんは以前にあるスポーツをやっていらしたそうです。
そのスポーツでは、長時間の練習ばかりされていたのだとか。。。

そのこともあって、短期間の練習よりも、長い練習のほうが
効果的だという信念をお持ちだったのだと思います。

しかし、、、いくら長い時間を練習したとしても、
プレイヤーの集中力が続かなければ、意味がありません。

頭が働いていないときに練習をしても、単に身体を動かしているだけで、
「あ、今はうまくいった」「これはだめだった」
ということがわからないわけですから、、、

それでは、上達は難しいと言わざるを得ません。

しかし、こうした思い込みというのは、
人間は知らず知らずのうちに持っているとも言えます。

先ほどの「練習は長時間しないと意味がない」もそうですが、
その他にも、こんなものもあるのではないでしょうか?

 ・自分がスコア100なんて切れるわけがない

 ・ゴルフの中で●●が苦手だ

 ・結局ゴルフなんてうまくなれない

あなたはもしかして、こんな思い込みを持ってはいませんか?

自分にしかない「見えないルール」

そうした思い込みというのは、
言わば「見えないルール」に縛られているとも言えます。

Aさんの例を見ても、そうした自分だけのルールを持っていたから、
それが上達を阻んでいたわけですから。。。

しかし逆に、この「見えないルール」に気づいて、
それを打ち破った時に、あなたのゴルフは一気に上達するかもしれません。

今までは遠くに飛ばそうとしてグリップを強く握っていたけれど、
それをやめたら逆に気持よくクラブが振れて、飛距離が伸びた。。。

そんなことだって、実際にあり得ます。

つまり「遠くに飛ばすにはしっかり握る」というルールが壊れることで、
上昇のきっかけを得ることができるというわけですね。

だったら、このような「見えないルール」を持たなければいいのかというと、
そういうわけではありません。

こうしたルールを持つことは、
人間が人間である限り、仕方のないことでもあります。

なぜなら、人間はこうした「思い込み」「見えないルール」を持つことで、
何かの情報を得たり感知したりした時に、より簡単に考えて行動することができるからです。

私は、どんなアマチュアゴルファーであっても、
上達のルールさえ守れば100切ることはできると思っています。

しかし、多くの人はそのルールを知りません。

だからこそ、あなたにそのことをお伝えしたい。。。そう思っています。

そのためには、まずあなたはどんな「見えないルール」に
縛られているのかを認識することです。

認識できれば、あとは違うルールを上書きすればいいだけです。

あなたの上達をジャマしている「思い込み」
「見えないルール」があるとしたら、、、それはどんなものでしょうか?

またメールします。

小原大二郎

追伸:

シニアゴルファーにとっての「上達のルール」とは?

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人の”振り”見て、我が”振り”直す

2013.08.09
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、「人の”振り”見て、我が”振り”直す秘訣」
についてお話をしたいと思います。

自分が憧れている人のスイングを見るだけで、
あなたのスイングがよくなるかもしれません。

あなたが求めるスイングを
見ることがあなたのスイングを良くすることもありますよ。

簡単なことなのでご紹介したいと思います。

他人の服が気になる

少し前、たまには服を買おうと買い物に出かけました。
おじさんになってくると、おしゃれに無頓着になってくるので
よくないですね。

いつまでもかっこよくありたいものです。

街を歩きながら、どんな服を買おうかなと考えていると
すれ違う人たちがどんな服を着ているのか
ということが急に気になるようになりますよね。

みなさんもそんな経験ありませんか?

人間っていうのは、何かをしようと意識すると
他人のそれに目が行くようになるんですね。

結局服屋さんに向かう途中に、
カッコいいおじさまが着てらっしゃった

かっこいいなぁと一目惚れした服と似たものを購入してしまいました。

他人の影響というのは、大きいものです。

他人のスイングも気になる?

ゴルフであなたはかっこいいなぁと思う人はいるでしょうか。
ウェアとか、イケメンかどうかという話ではないですよ。

スイングの話ですね。

あの人のスイングかっこいいなぁ。
真似してみたい。

と思えるような人のことです。

タイガー・ウッズとか、松山英樹とか
あなたがカッコイイと思えるスイングを
したゴルファーを思い浮かべて下さい。

もちろん、女子プロの方が参考になるというお話もありますので、
そんな方は女子プロを選ばれるのもよいと思います。

私のスイングを選んで頂いてもいいんですよ?(笑)

憧れの人になりきる

最近、何かで読んだのですが
自分が「憧れている人」になりきることこそ
一番の成功への近道だそうです。

憧れているからこそ、本心からその人の細かい所作などまで関心が行き、
その人の思考・動きに近づくことができるからでしょう。

ゴルフの練習で言えば、
あなたが憧れるスイングをする選手の
スイングを徹底的に見るということです。

その選手は、どんなスイングしているかな?
どんな感じでラウンドしているのかな?

というところにまで、着目してみると面白いですよ。

ラウンド中に何を考えているのか、
ということも参考になるでしょう。

スイングを真似るという意味では、
動画を見て、自分のスイングと選手の比較をするということは
とてもタメになります。

最近ではゴルフバーや、練習場でも
スイングを撮影してくれる機械がありますから、
自分のスイングを撮影してみて、チェックするのがまずステップ1ですね。

次は、テレビ中継や、
Youtubeでもプロゴルファーのスイング動画も
沢山ありますから、検索してみて見ると良いと思います。

ただ、これは私も何度か言っていることですが、
単に形だけを真似ないようにすることです。

そのプロはなぜ、そのようなスイングをしているのか?
そこに目を向けるようにすることが大切です。

またメールします。

小原大二郎

追伸:青木功、ジャンボ尾崎を育てた“ゴルフ界の巨匠”のスイングを真似するならこちらをどうぞ
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ゴルフが教えてくれること。。。

2013.08.08
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、ゴルフから何を学ぶことができるかという話をしたいと思います。

ゴルフというのはスポーツですが、生徒さんにいろいろ話を聞くと、
人生そのものを教えてくれるという話を聞くことが多いんですが。。。

今日は、そんな話をしたいと思います。

得意のショートホールでまさかのダボ

私が時々教えている生徒さん、仮にSさんとしておきますが、
Sさんは60歳後半で、ベストが87。

ここのところベストの更新はないみたいなんですが、
自身がメンバーになっているゴルフ場で週に1回はラウンドをしていて、
だいたい90台で回られるそうです。

もちろん、今でも毎日のゴルフの練習は欠かしていないのだとか。
頭が下がりますね。

そんなSさんと、レッスン中の昼ご飯をクラブハウスで食べていた時、
自分がメンバーのゴルフ場でラウンドした時のことを私に話してくれました。

Sさん「この前、いつものゴルフ場でゴルフをしていたんですけど、、、」

小原 「ええ」

Sさん「いつもと同じパー3のホールで、ティーショットを打ったんです。

    そのホール、グリーンの近くでいつも右から風が吹くんで、
    ちょっと右目に打つんですよ。
    だからいつもどおりに、何も考えずに右目に打ったんです」

小原 「はい」

Sさん「でも、そうしたら、なぜかその日は左から風が吹いていて
    大きく右に打っちゃって、結果的にOBになったんですよ。

    そこはいつもパーをかなりの確率で取れるホールで、
    うまくいくとたまにバーディーとかも取れるんですけど、
    その風のせいでダボ叩いちゃって。。。」

小原 「それは残念でしたね」

Sさん「ええ、そのせいでそのあとも調子が上がらなくて、
    結局その日は108叩いちゃいました」

ワキが甘かった。。。?

Sさん「でも、やっぱりまだまだ自分は甘いなあって思いましたよ」

小原 「え? どういうことですか?」

Sさん「だって、ちゃんとグリーン回りの木の動きとかを見ておけば、
    そんなふうに打つこともなかったはずなんでね。
    ちょっとワキが甘いなあと、反省しました」

小原 「Sさん、相変わらず謙虚ですね」

Sさん「いえいえ。でも今回のことで、昔、会社の先輩に
    『同じことでも確認だけは怠るな!』と言われたこととか、
    いろいろ思い出しちゃましたよ」

小原 「そうですか。。。」

Sさん「いくつになっても、自分の悪いところは同じだなって、
    やっぱりゴルフは私にとっての『教師』のようなものですね」

実際、あとでキャディーマスターに聞いてみたところ、
「確かにあそこはいつも右からの風なんだけれど、たまに左からも吹く」
というようなことを言われたそうです。

そういえば、以前セミナーにお越しいただいたツアーキャディの佐藤さんも
「風はキャディさんに聞いたほうがいい」とおっしゃっていましたね。

今回、Sさんがいつものパー3でも、ちゃんと風の確認をしていれば、
このようなことはなかったかもしれません。

ですが「これからはどんなホールでも風は確認します」とおっしゃっていたので、
今回のことは、それはそれでいい経験になったのではないかと思います。

必ず壁にはぶち当たる

 「ゴルフは人生の教師」

私の生徒さんは真面目な方が多いのか、
ゴルフと人生について真剣に考えていらして、
そういうようなことをおっしゃる方が少なくありません。

この言葉を聞いて、あなたはどんなことを考えますか?

もちろん、ゴルフさえやれば素晴らしい人生が送れるとか、
人間として成長できるとか、そんなことを言うつもりはありません。

ただ、ゴルフをやっていると、人生の不合理と同じようなことに出会ったり、
自分自身の欠点というものを見事に見せつけられるのは事実です。

実際に私も、この歳になってようやく、
そういうふうに感じる瞬間が増えて来ました。

ゴルフをしていれば必ず、何らかの壁にぶち当たったり、
下から足元をすくわれるようなことが、必ず起こります。
(今回のSさんのように)

それは、生きていれば必ず問題にぶち当たるのと同じところがあります。

 「ゴルフは人生の教師」

その意味は、自分というものを別の形で見せてくれるから、
そのように言うのかもしれませんね。

あなたはどう思いますか?

今日はゴルフとは少し違う話になってしまったかもしれませんね。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

この80歳のプロゴルファーも「ゴルフは人生を教えてくれる」と語っていらっしゃいます。

http://obara-daijiro.com/product/age-shoot/

*先着50名の特典付きです

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【ビデオ】左足下がりの傾斜を攻略するには

2013.08.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はウィークリーレッスンの日ですね。

今日のテーマは、
「左足下がりの傾斜攻略」についてです。

音声が聞き取りにくいと思いますので、
字幕を入れさせて頂きました。

動画が見れない方、スマートフォンの方はこちら(Youtube)

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