
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「たったコレだけ20〜30y飛距離UP」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ズバリ、この部分を正しくできるだけで
ドライバーなら20〜30yぐらい飛距離は伸びます。
それは。。。?
(続きはビデオにて)
たったコレだけ20〜30y飛距離UP
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
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飛ばしたいならトップはゆったり
スイング全体は高速に見えたとしても、
トップではリズムはゆったりに感じることが
飛距離アップにとって大切です。
この理由について、詳しく見ていきましょう。
ゆったりすると飛ぶ理由
ゆったりすると飛ぶ理由は、
右肩甲骨のスライドにあります。
どんどん謎は深まっていくようですが、
まさにスイングの真髄に迫る話になります。
それは、クラブを振り子のように扱うための
極意につながります。
うまいゴルファーとゴルフを
始めたばかりのゴルファーでの手元のスピードを見てみると、
おもしろい違いがあります。
それは、インパクトでの手元のスピードは
10m/s近辺で同じぐらいですが、
ダウンスイング開始での手元の加速度に違いがあることです。
うまいゴルファーほど、ダウンスイング開始で手元をグンと加速して、
クラブ全体のスピードを早い段階でアップさせています。
その結果、手元が円軌道のような丸い軌道を描いていることから、
クラブの重心が遠心力で引っ張られて手の中でクルンと回転しようとします。
その回転速度が速ければヘッドスピードも速いことになります。
ところが、トップ近くではシャフトは水平に近い向きですので、
そのシャフトをグリップエンド方向に引っ張ることは意外に難しいです。
右腕を伸ばして引っ張ることもできますが、
腕の力ではそれほど加速できません。
体重と腹筋でグリップエンドを引っ張るとしても、
シャフトが水平なところからはすぐには引っ張りにくいものです。
そこで、右肩甲骨のスライドの登場です。
肩甲骨は背中の上で色々な方向へスライドできる構造です。
トップに向かって右腕を支えとしてクラブの勢いを受け止めることで、
右肩甲骨は背骨に向かってスライドします。
トップで右肩甲骨のスライドを大きくさせて
右肩甲骨周りをしならせておけば、
ダウンスイング開始でそれをしなり戻すことを利用できます。
右肩甲骨が背骨側から胸の方向に向かってスライドすることで、
右腕は押されてまさにグリップエンド方向へ加速させることができます。
そこで、トップに向かって右肩甲骨を
背骨に向かって大きくスライドさせるためには、
トップ近くでゆったり時間を使います。
右腕は固めて右肩はリラックス
右腕は形を変えないで固めたままのつもりで、
右肩をリラックスさせます。
腕は固めて肩はゆるめることはちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、
意識として右腕でシャフトを支えようとするだけでも
右肩甲骨周りはしなります。
ここで絶対にやってはいけないことは、
右腕を曲げようとすることです。
自ら曲げてしまうとクラブの勢いでの右肩を押す力を消すことになって、
右肩甲骨にしなりのエネルギーをタメることはできません。
脚でクラブを振り出し後方へ投げる
そこで、まずはバックスイングの腰の高さぐらいまでに、
脚の動きでクラブを振り出し後方に向かって
放り投げるぐらいのつもりで加速します。
腰から上ではそれまでのクラブの勢いに任せて
トップに向かうようにしましょう。
そして、トップ近くではそのクラブの勢いがなくなるまで
右腕は支えとしながらも、
両肩と左腕や左右両手首をリラックスさせます。
そうすれば、左右両肩甲骨にはしなりのエネルギーがタメられて、
ダウンスイングで爆発的にクラブにパワーを伝えてくれます。
クラブへのパワーの加え方
そもそもクラブに加えるエネルギーの方向は、
クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張る向きです。
紐でつながった重りを回すときに
なぜ手元が小さな回転運動をするのかというと、
それは向心力の重りの軌道に対する接線方向成分で重りを加速するためです。
こんなことを考えて手を回しているわけではないないと思いますが、
人は自然にそうやっています。
それなら、ゴルフのクラブでも同じようにすれば最高だと思いませんか。
紐では紐に対して横方向への力を加えても重りは動いてくれません。
まさに、重りを紐の方向に向かって引っ張ることしかできない状況の中で
人の手はどんな動きをするかというと、円を描くように紐を引っ張ります。
これはゴルフクラブでも同じで、くるりとクラブを回そうとしたら
人は本能でクラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張る動きをします。
そして、クラブの重心が円運動をするなら、
クラブの重心の速度の2乗に比例して遠心力は大きくなります。
実際には手元が止まっているわけではないので
クラブの重心は真円を描くわけではなく少しいびつな形になりますが、
ざっくり真円として遠心力の大きさを計算してみます。
そうすると、その力の大きさはヘッドスピード40m/sでは
ドライバーの総重量300g、バランスポイントを短めの80cm、
ドライバーの長さ45.25インチとすると、30kgにもなります。
まさに、30kgもの重りをインパクト近辺で
手元にぶらさげている感じです。
インパクト近辺での遠心力はかなり大きな力で、
それに耐えることになります。
そして、遠心力に耐える力というのは
その真逆の向きで向心力といいます。
その向心力のクラブの重心の軌道に対する接線方向成分は、
まさにクラブの重心を軌道方向へ加速する力となります。
重りが付いた紐を手で持ってぐるぐる回すときに、
手元は小さな円を描くように重りの回転の中心よりも
少しズレた方向へ手元は力を発揮しています。
この少しのズレが重りの軌道に対する接線方向成分となって
重りを加速することになります。
ゴルフでも同じように手元はクラブの重心に対して
小さな円のような軌道を描きますから、
この向心力のクラブの重心の軌道に対する接線方向成分でヘッドも走ります。
シャフトの横方向へ力を使ってヘッドを振ろうとする力に比べて
向心力は想像以上に大きな力ですから、
それを素直に使い切れば最高のスイングになります。
10度ぐらいハンドファーストなら
向心力のクラブの重心の軌道に対する接線方向成分は18%ぐらいなので、
30kgの18%は5.4kgにもなります。
クラブの先端に何キログラムもの重りをぶら下げて、
手で支えることはできないものです。
それが、単に遠心力に対応するようにクラブの重心を
グリップエンド方向へ引っ張る方向に加えることで可能となります。
そして、振り子の回転速度をあげるためには、
クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張る向心力を強めればよいです。
姿勢制御
右腕は形を変えようとしなければ、
押されて曲げさせられたとしても元の長さに戻ることができます。
ところが、自ら曲げようとすると、
元のポジションにはなかなか戻れません。
それが姿勢制御です。
そこで、手の上に何か重りを落として
それを支えようとしてみましょう。
そうすると、手に重りが落下した瞬間は下に落とされますが、
姿勢制御の働きで元のポジションに戻ります。
これは、形を変えないようにしていると、
外からの力で変形させられると筋肉が伸ばされますが
脊髄反射で収縮して元のポジションに戻ろうとするからです。
これを伸張反射といいます。
伸張反射なら脳まで信号がいく前に
脊髄で処理されてコントロールされるので、
反応スピードは速く反応強度も大きくできます。
腰から上の体幹と右腕はしっかり固めてる中で、
トップに向かうクラブの勢いをできるだけ邪魔しないように
左腕と両肩と両手首はリラックスさせてゆったりしましょう。
それが飛距離アップのための大切なリズムです。
では、また。
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