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間違いだらけの「ゴルフの真っ直ぐ」とは?

2022.10.06
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「間違いだらけの『ゴルフの真っ直ぐ』とは?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ここにいらっしゃるあなたであれば
すでにご存知のことかもしれませんが。。。

初心者の方が勘違いしやすい
「ゴルフの真っ直ぐ」というものがあります。
それは。。。?

ゴルフでの真っ直ぐとは?

たとえばアイアンで、クラブを構えてアドレスをする際に
身体の真正面にクラブを真っ直ぐ構える方がいますが。。。
 

それは真っ直ぐ構えていることにはなりません。
 

これは多くのアマチュアがやってしまっていることなのですが、
本来、ゴルフでの真っ直ぐというのは
 

・ヘッドを身体の正面に持ってきてグリップを持ち
 (前傾する前の状態で)

・自分から見て、シャフトを右側に傾けて

・そしてその状態のまま、前傾して構える
 

いわゆるハンドファーストの構えですが、
これがゴルフでの本当の「真っ直ぐ」なんです。
 

 「でも、江連さん。
  なんでこの構えが、真っ直ぐなんですか?」

 

はい、あなたは「支点」と「作用点」という言葉を
ご存知でしょうか?

支点と作用点

たとえば鉛筆で何かを書くとなった場合は
 

 ・手元が支点

 ・鉛筆の先が作用点
 

また、ホウキで何かを掃く時も
 

 ・手元が支点

 ・ホウキの先が作用点
 

になりますが、この二つに共通する特徴は
 

 鉛筆で何かを書く際にも、
 ホウキで何かを掃く際にも
 常に支点が作用点よりも先行している

 

ということです。

ゴルフでの支点と作用点

これはゴルフのスウィングにも同じことが言えます。
 

もし、支点よりも作用点が先行したら、
鉛筆で真っ直ぐな線は書けませんし
ホウキで上手に掃くこともできないはずです。
 

これはゴルフで言えば
 

 ・グリップが支点

 ・ヘッドが作用点
 

になります。
 

右利きであれば、クラブを右から左に動かして
ボールを打つわけですが、

鉛筆やホウキと同様に、インパクトまでは必ず
支点(=グリップ)が先行している必要があります。
 

いわゆる「ハンドファーストのインパクト」ですね。
 

その状態をアドレスから作っておく必要があるので
最初にお伝えしたアドレスが「真っ直ぐ」というわけです。
 

逆に、ダウンスウィングでヘッドが先行して
「ハンドレート」の状態になってしまうと。。。
 

鉛筆やホウキと同様、クラブをコントロールすることが
できなくなってしまいます。
 

特に、アイアンの小さい番手ほど
その右への傾きを大きくすることが大切です。

そもそも小さい番手ほど、力を効率よく伝えるために
よりハンドファーストにインパクトするように
クラブが設計されているからです。
 

意外と多くのアマチュアの方が
こうした間違ったクラブの持ち方をしていることで
自分で上達への道を閉ざしてしまっています。

今日お伝えした「クラブの真っ直ぐ」について
ぜひ一度、見直してみてください。

追伸:「結果を出し続けるゴルファーになる」ビデオ

もしあなたが、今日の話なども参考にしながら
 

 「スイングを安定させたい」

 「スコアアップしたい」

 「100切り、90切りがしたい」
 

そんなふうに思っているのであれば。。。
 

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江連忠でした。
 

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アプローチで用意しておくべき手札

2022.10.05
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます。
近藤です。

 
昼と夜の寒暖差が激しくて体調を崩しやすい時期になってきましたね。

ゴルフをするには練習にもラウンドにも気持ちよく通える季節ですので、
ぜひこのシーズンで一気に上達を目指していきたいですよね。

 
スコアアップのためには「スイングを磨く」以外にも、
攻め方を考えたりコース攻略の手札を増やすということも重要です。

 
そこで本日は特にスコアに響く
グリーン周りのウェッジでのアプローチについてお伝えしていこうと思います。

 
寄せられる確率の高い選択をした上でのクラブ選択から、状況に応じた攻め方まで、
アプローチの手札を増やして上達の参考にしてください!

より成功確率の高いクラブ選択

例えばピンまで30yのグリーンに対するアプローチを想定しましょう。

持っているクラブの中でもロフト角が高いウェッジを
無意識に選ぶ方も多いのではないでしょうか。

しかし、100切りを目標としている方にとっては、余程ウェッジが得意でない限り、
ロフトが少ないウェッジを選択したほうが寄せやチップインの成功率が高い場合が多いのです。

 
ショットした際には、ボールが着地するまでのキャリーと、
そこからの転がりの分の距離ランがあるわけですが、

 
大体の目安として、キャリー:ランの割合が
アプローチウェッジで1:1
ピッチングウェッジで1:2くらいなので、
(人によって前後するので、自身のキャリーと距離を把握しておきましょう。)

例えばこの場面で言えば、単純計算で考えれば
AWで15y地点にキャリーとなるよう打つか
PWで10y地点に落として転がすか。

という選択肢があります。

(さらに上級者向けだと、低く打ち出してスピンで止める、という場合もありますが)

 
このようにキャリー重視でピタリと寄せるアプローチと、
上げたボールを転がすピッチエンドランの寄せ方があり、

ベストショットを想定するならキャリー重視で
ベタピンに落とせればベストですし、上級者ならそれを積極的に狙っても良いですが、

スイングが大きくなるほどトップやダフリの危険性が上がることも想定しなければなりません。

 
この場面で言えば、恐らくAWでトップをしたらグリーンは大きくオーバーするでしょう。
ダフリの時は刺さり具合によりますが、極端に短くなる可能性が高いです。

 
一方PWを使ったのであれば10yキャリーを狙ったスイングのためトップの影響も少なく済み、
またスイングが小さい分ミスの確率も減るでしょう。

 
当然、これはコースの状況により必ずしも一定ではありません。

砲台グリーンや下り傾斜のグリーンであれば、ランを使ったら距離を制御できない場合もあり
ケースバイケースで異なる手札を使う必要はありますが、
より成功率の高い手札を切れる方が安全で確実にスコアを稼げます。

ショートアプローチの手札を準備

特に30‐50yの寄せはコースで使う頻度も高いので、しっかり手札をそろえていきたいところです。

 
そのためにも練習場では、同じ距離を目標にして複数のウェッジで寄せる練習をして、
どんな状況でもリスクを回避して攻略できる準備を整えておきましょう!

 
スイングは腰―腰や肩―肩のようにスイングの幅で調整し、スイングのスピードはなるべく一定で行うことが安定のためのコツです。

 
今回の内容を参考に、ぜひ本番で結果を出せるアプローチを手に入れてください!

 
近藤


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楽してスコアアップをするというのなら、
コース戦略の面でも正しいコース情報を手に入れることは
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上田桃子「いいものを着て勝つ!」のススメ

2022.10.04
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「上田桃子『いいものを着て、勝つ!』のススメ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

まだ、上田桃子プロが駆け出しだった頃、
こんなことがありました。。。

駆け出しの頃の上田桃子が…

上田桃子プロにコーチしている時のこと。
 

彼女がプロテストに合格した当時、
ボロボロになって色あせたポロ・ラルフローレンの
シャツで試合に出ていたので。。。
 

 「桃子。もし着たい服が選べるとしたら、どこがいい?」
 

と、尋ねたことがあります。
 

できればウェアのカッコイイところに
協力をあおげないかと思い彼女に聞いたものの。。。
 

当時駆け出しの上田桃子プロは
プロテストに一発合格はしたものの
それまで目立ったアマチュアでの活躍があったわけではなく、
 

大手アパレルメーカーさんからの提供を受けるのは
それなりに難しい状況でした。
 

ですが、そんな状況にあって上田桃子は一言、
このように言い放ちました。
 

「着るものは、クラブよりも大事です!」

そのように言われたことこともあり(笑)
現在も契約をしているパーリーゲイツさんに何とか無理を言って
お願いをして、ご提供いただくことができました。
 

ウェアに関しては、上田桃子プロも
 

 「ゴルフの素晴らしさの一つは、
  ウェアを楽しめること」

 「自分が好きなもの、
  テンションがあがるものを身につけて
  自分らしくいることを、大事にしている」

 

今でもそんなふうに言っているので
前回にもお伝えした私の教えが
引き継がれているのかなと感じます。
 

ゴルフが上手くなりたいならウェアは大事

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前回、ベン・ホーガンのウェアと勝負のこだわりについて
お話ししたわけですが、
 

当時最先端のファッションを身に着けていたプロに
ダグ・サンダースやトミー・ボルトがいます。
 

ダグ・サンダースさんはスタイリッシュで明るい色の着こなしで
ピンクを着たり、緑を着たり派手なウェアを着たりして
「フェアウェイの孔雀(くじゃく)」と呼ばれていました。

実はダグ・サンダースさんについては、
私がフロリダにいる時に教わったことがあります。
 

そこにトミー・ボルトさんも含めて
オシャレなゴルファーたちが口を揃えて言うには。。。

ベン・ホーガンが、一番カッコ良かった

かつてのレジェンドプロたちに先んじる形で
ウェアの重要性を意識していたベン・ホーガン。。。
 

やはり、別格だなと感じます。
 

これは前にもどこかで少しお話ししているかもしれませんが、
私が主宰するスクールでは、アマチュアゴルファーの目標が
ハッキリと二つ、あります。
 

一つ目の目標は「エージシュート」
 

ハッキリ言って、エージシュートというのは
プロがトーナメントを優勝するよりも難しいので、
達成できればそれは本当に価値があります。
 

そして二つ目は、ゴルフが終わった時に
 

 またこの人といっしょに回りたい
 

そう思われるゴルファーになってほしいということ。
 

アマチュアの方は、スコアうんぬんよりも
そのように思われることのほうが、はるかに価値があります。
 

私がアマチュアの方に望むのは、この二つなんです。
 

今日の話と関係づけるとすれば、
 

 ・ちょっと頑張って、いい服を着る

 ・その服を着こなす

 ・その服に負けないようスウィングを作る
 

そんなことを心がけることで
あなたのゴルフがもっと上手くなるかもしれません。
 

前回に引き続きの話で、ゴルフの本筋から
少し外れた話に感じたかもしれませんが。。。
 

でも、カッコイイ、おしゃれって
やっぱり、いいじゃないですか。
 

ということで、このお話しを聞いているあなたは
ゴルフに対して熱心に取り組んでいると思いますので、
 

ウェアにも気を配って、ゴルフを楽しみましょう。

追伸:私の「一番売れた」WEB教材

なんだか先週も同じようなご案内を
言っていたような気がしますが。。。

今日ご紹介するのは<ウェブ配信教材>で
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何にしても、通常価格よりさらにお値引きで手に入るのは
今だけですので、どうぞ今のうちにアクセスしておいて下さい。

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江連忠でした。
 

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本番こそ!ドライバーショットで失敗しないために。

2022.10.03
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

1打目が成功するかしないか?

その日一日のラウンドの流れを
決定づけてしまうと言っても
過言ではないですよね。

1打目でナイスショットがでれば
その日1日が良い流れのまま進行できますし、

もし、スライスやフック、
ダフリといったミスショットになってしまえば、

「挽回しなくちゃ」「次のホールではミスできない」

このようにプレッシャーを抱えたまま
ラウンドを進めていくことになってしまいます。

では、1日のラウンドを左右する
大事な1打目を成功させるために、
普段の練習場ではどんな練習をしたらいいのか?

そして、コースではどういう意識を持って
スイングしていけば成功率を高めることができるのか?


ミート率を高めるスイング



一打目の成功率を高めるために
行っていただきたいのが、肩から肩のスイングです。

これまで、ビジネスゾーンの小さな振り幅から
フルスイングまで状況や目的に応じてご紹介してきました。

ビジネスゾーンの振り幅というのは、
腰から腰の小さな振り幅ですね。

ビジネスゾーンの振り幅はミート率が高いのですが、
ビジネスゾーンの振り幅でドライバーでのショットですと、
あまりにも飛距離をロスしてしまいます。

そこで、コース場でミート率を上げるためには、
肩から肩の振り幅のスイングを行うことが
スイングの成功率を高めるポイントになります。

ただ、

肩から肩の振り幅のスイングですと
飛距離が落ちてしまうんじゃないか?

と心配されるかもしれないのですが、

およそ1割~2割程度、飛距離は落ちてしまいます。

ただ、飛距離が多少落ちてしまう代わりに、
ショットの成功率は遥かに上がってきます。

雄大なコースを目前に
飛距離を出したいと思われるかもしれないのですが、

スコアアップを叶えるためには
たとえ飛距離を多少ロスしたとしても、

まず確実にナイスショット(結果)を出すことが、
とても大事になってきます。

スイング中のポイント



肩から肩のスイングのポイントですが、
スイング中の重要なポイントが
ベタ足でスイングを行うということです。

ベタ足のスイングは
両足の裏が地面に接地したまま
フィニッシュを迎えることですね。

バックスイングで振り上げて、トップに来たとき、
右足の土踏まずに重心が乗ります。

そしてこのとき左足の裏は
地面にくっついたままににしてほしいのですが、

多くのゴルファーが
ここで右足の小指側に重心がのってしまって、

右足の土踏まず側が
外側にめくれてしまう方が
非常に多くいらっしゃいます。

バックスイングで振り上げたときにも
しっかりと体重を土踏まずで受け止める。

そしてフォローサイドからフィニッシュでは
左足の土踏まずで重心を受け止める。
そして、右足の裏は地面に接地していること。

これがとても重要なポイントになっていきます。

肩から肩の振り幅で
ベタ足のスイングをマスターしていただけますと、

飛躍的にミート率が向上し
プレッシャーのかかる一打目のショットや、

苦手な場面でもショットも
上手く切り抜ける事ができますので、

ぜひ練習場で取り入れていただき、
コースで活用していただきたいと思います。



〈本日のおすすめ〉

もしあなたが
どんなバンカーでも確実に1打で脱出でき、

ふわりと高いロブショットを打てて
アゴ高バンカーでも安全に攻略できるとすれば、
どうでしょうか?

そんなことが出来れば苦労はしない。
と思うかもしれませんが、
その苦労を取り払えるのが、このウェッジです。

もし、あなたが今後
バンカーによって引き起こされる
苦労やミスから解放され、

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 ご注意ください。


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【ビデオ】シンプルインパクトで飛距離アップ

2022.10.02
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「シンプルインパクトで飛距離アップ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ずばり、答えを言ってしまうと
シンプルなインパクトを迎えるために大切なのは
 

 「右手の向き、とりわけ右手のひら」
 

なのです。一体どういうことか?

(続きはビデオにて)

シンプルインパクトで飛距離アップ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf221002/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

シンプルインパクトに必要なもの

ダウンスイングしてきてクラブが腰の下ぐらいからは、
できるだけコントロールする必要がないほど
気持ち良くボールを飛ばせます。

そのためには、左手のグリップの向きも重要ですが、
トップからダウンスイング序盤での
右手の向きの意識が大きく影響します。

とりわけ、右手の平をどんな感じに下ろしてきたら
インパクト近辺がシンプルでやさしくなって
能力の限界までの飛距離を得ることができるでしょうか。

サンド・ウェッジで体験

そこで、シャットも短くてヘッドの向きを感じやすい
サンド・ウェッジを使って練習すれば、
ダウンスイング序盤近辺での右手の平の感じを素早くつかめます。

まずは、サンド・ウェッジでトップで
シャフトが垂直となるぐらいのショットで、
右手の平を真後ろに向けながらダウンスイングしてみましょう。

まさに、振り出し後方に窓ガラスがあって、
それを右手の平で綺麗に拭き下ろすイメージを抱きます。

そして、窓ガラスを拭き下ろしたらそのまま床も綺麗に拭いてきて、
最後にボールの頭もシュッと拭いてあげましょう。

要はダウンスイングの出来るだけ早いタイミングで、
ヘッドを軌道方向へ向けることです。

やりやすくするコツ

ここで、この右手の平の向きを
感じやすくするためにキーとなるコツがあります。

それは、バックスイング序盤から脚で動くことで
脚の動きでヘッドに勢いをつけて、ヘッドが垂直になる手前までに
脚を使い切ってそこからはヘッドの勢いにまかせることです。

脚の使い方としては、右脚の付け根にフックが付いていて、
そこに全身をぶら下げるイメージで
腰から上の体幹以外の力を抜きます。

そうすると、右脚だけで全体重を支える感じになるので、
右膝はしっかり伸ばしたほうが楽です。

その結果、左脚の重さや胴体の重さを使って、
両腕やクラブを楽々動かすことができます。

スタンスの幅を腰幅より少しだけ多く広げておいて、
まさに右股関節にあるフックに全身をぶらさげるイメージで
バックスイングしてみましょう。

こうやって脚や全身の重さを使ってバックスイングすれば、
ヘッドは楽々勢いを増してくれます。

そして、スタンスの幅は広げるほど膝や股関節がたくさん曲がって
その伸ばししろが多くなる分、
脚の動きで手元があがる高さは高くなります。

コックも入れる

また、手元は体幹の右ターンで円軌道を描く中で、
ヘッドを真っ直ぐ振り出し後方へ動かしてみましょう。

そうすると、コックも入ってきて
ヘッドは手元に対してより高いポジションにあがります。

脚の動きとコックで、シャフトが垂直の手前まできて
そこまでの勢いでちょうど垂直になるぐらいの勢いになる
スタンスの幅を見つけましょう。

そのスタンスの幅で脚の動きを使い切り、
シャフトが垂直になる手前でまさにヘッドが
それまでの勢いで動いている瞬間を感じます。

そうすると、全身はニュートラルになり、
右手の平の向きなども感じることができて
コントロールしやすくなります。

サンド・ウェッジでやってみて、なんとなく感じがわかってきたら、
ドライバーのフルショットでも
右手の平の向きを同じように意識してショットしてみましょう。

小さな振り幅のご利益

また、小さな振り幅でのショットを
アプローチショットの練習と考えるのではなく、
正しい動きを簡単に身につけるための方法だと考えましょう。

ツアープレーヤーであっても、修正したい問題をいきなり
フルショットで改善することは難しいです。

小さな振り幅で、色々なことを感じやすい状態で
丁寧にゆっくり動くことで、やりたい動きを体験することは
すばやい上達の秘訣となります。

また、小さな振り幅なスイングほど打ちにいこうとしないので、
まさに手の力で無駄に振ろうとする動きを封印しやすく
スイング改善を進めやすくなる最良の練習です。

ドライバーなどは動きの最終チェックと
微調整ぐらいのつもりでショットしてみると、
思ったよりも飛距離アップできたりします。

パワーをかける前に
無駄な動きやパワーを出しにくい筋肉の使い方を改善することで、
楽に飛距離アップを実現できます。

インパクトでの多い問題

一般男性の平均ヘッドスピードは40m/sですから、
時速で144km/hものスピードに達するインパクト近辺での余計な動きは
ヘッドスピードダウンの原因になります。

そして、インパクト近辺での一般ゴルファーにおける最も多い問題は、
まさに前腕を左に捻ってヘッドを急激に返す動きです。

144km/hものスピードの中で、
ヘッドの向きを再現性良くコントロールすることは至難の技です。

腰から下で左腕が遠心力で引っ張られると、
左手は薬指の付け根である3つ目のナックルが
見えるぐらいの向きになります。

しかし、セットアップで左手がそれよりウィークである左向きになっていると、
まさにヘッドスピードがピークになる瞬間に左手の向きを
左に向ける動きをすることになります。

また、腕は伸ばすと内側へ捻れますが、
バックスイングで右腕を曲げてクラブを手あげすることで
曲げると外に捻れやすいのでヘッドは開きます。

また、ダウンスイングでヘッドが加速するときに、
ヘッドの重心がシャフトから離れているオフセットがあるので
ヘッドは開かされる力を受けます。

これらのヘッドが開く要因をインパクトのできるだけ前に相殺しておくことは、
インパクト近辺での無駄な動きを減らすことになって
それだけでヘッドスピードアップに直結します。
 

では、また。
 

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