2025.08.10
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「クラブを振る意識が空回りしてませんか?」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
クラブをボールに向かって振る気持ちは
誰でも持っているものです。
しかし、そのクラブをボールに向かって振ることは
気持ちとは真逆で、がんばって振ったつもりでも
案外ヘッドスピードあげることはできません。
では、そんな空回りをすることなく
ヘッドスピードを楽にアップさせる極意は
どんなことか見てみましょう。
(続きはビデオにて)
クラブを振る意識が空回りしてませんか?
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(
または
)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf250810/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
本来は右サイドで振る
それは、右サイドでグリップエンドを体重で振ることにまずは専念して、
それに対してヘッドが右に落ちてダフらないように
脚の動きでインパクトに間に合わせることです。
そもそも、ヘッドスピードを楽にアップして飛距離を伸ばしたいなら、
ダウンスイング開始でグリップエンドを目一杯引っ張って
クラブ全体を加速します。
それによってクラブがクルンと回って
地面に向かうヘッドがボールの手前に落ちないように、
左脚の蹴りを間に合わせます。
脚の動きで腰から上の体幹をターンさせて、
右サイドで振ったクラブがボールに当たるところに
ヘッドを持ってきます。
右に最高スピードで落ちようとしているヘッドを、
手ではなく脚でボールのところに持ってくることがキーです。
これが右サイドでクラブを振る動きです。
クラブを右サイドで振る具体的動き
そして、右サイドでクラブを振る動きのコツは
次のようになります。
ダウンスイング開始ではスタンスの中央へ落下する
体重と腹筋でグリップエンドを引っ張り、
クラブ全体のスピードをアップさせます。
そうすると、円軌道に近い軌道を辿る手元に引っ張られて
グリップエンドはクラブの重心を引っ張り、
クラブには遠心力がかかってきます。
この遠心力が大きいほど、
クラブは強く振られることになります。
遠心力は想像を絶する大きさ
また、遠心力の凄さを実感していないと
どうしてもヘッド側を手で振ろうとして、
グリップに対して横方向の力を加えてヘッドを動かす動きになります。
遠心力の大きさはドライバーでインパクトするタイミングでは、
ヘッドスピード40m/sだと30Kgの重りを
ぶら下げているのと同じぐらいです。
スイング中にやり取りされる上半身の力の中でも
遠心力は最大級の力であることは重要で、
こんなにも大きな力のやり取りはどんどん利用しましょう。
とにかく遠心力がクラブを振ってくれます。
そのため、グリップに対して横方向の力で振ろうとするのではなく、
グリップエンド方向にクラブの重心を目一杯引っ張ることで
ヘッドスピードは能力の限界までアップできます。
それをまさにスタンスの真ん中に落下する体重と腹筋でやれば、
楽に最大の加速を得ることができます。
左脚で間に合わせる
そうやって右サイドでクラブを目一杯振っておいて、
あとはインパクトに左脚の蹴りで間に合わせます。
スタンスの中央に向かって左脚で蹴りながら落下です。
誰でも縄跳びのときには、蹴りながら落下しています。
また、走り高跳びで高く飛ぼうとしているときは、
まさに蹴りながら着地して脚をバネにしてビョンと飛びあがります。
左脚を振り出し後方斜め45度ぐらいに向かって蹴りながら着地して、
その反動で蹴ることで爆発的なパワーで
腰を左ターンさせで間に合わせる感じです。
左脚の蹴りで右脚に圧力をかける
そして、ダウンスイングでは
左脚の蹴りで右脚に圧力をかけます。
ダウンスイングでは左に乗りましょうと言われますが、
乗るのではなくスタンス中央へ落下する反動で
左脚を蹴ることとその蹴りの方向がキーです。
右脚は耐えながら軸にする
腰を鋭くターンさせるために振り出し後方
斜め45度に左脚で蹴った結果、右脚に圧力がかかります。
そのときに、右脚を軸にすると
腰が右脚の軸を中心に急速に左回転できます。
まさに、ダウンスイング開始でスタンスの中央へ落下する反動で
左脚を振り出し後方斜め45度に蹴る反動を右脚で受けます。
そうすれば、筋肉を収縮させながら伸ばされてバネのように使う
「伸張短縮サイクル」で右脚に能力限界までの力を
発揮させることができます。
ダウンスイング開始では
そして、ダウンスイング開始では
右脚は地面への圧力をポンと抜けばよいです。
トップでは右にターンしていることで、
腕や胸とかお腹などの重いパーツが右を向くことで
右脚に多くの重さが乗ることが自然です。
その体の多くの重さを支えている右脚の
地面への圧力をポンと抜くと、体は落下します。
そのまま、地面に落ちたくはありませんから、
なんとか落下を止める本能が働きます。
それが左脚です。
意識としてはスタンスの中央へ落下する体重を
左脚でガツンと止めるようにします。
そして、単に落下を止めるだけではありません。
左脚で蹴りながら落下して左脚をバネのように使って
左のお尻の後ポケットを振り出し後方斜め45度ぐらいに
押し込むように蹴ります。
そうすると、腰はそれまでの前傾角度を維持するように
左回転します。
また、左脚を振り出し後方へ蹴るということは
後側にある右脚に圧力がかかることになります。
左脚の蹴りが強いほど、右脚へ大きな圧力がかかります。
最悪の問題は右脚外回り
ところが、多くのゴルファーでは
ダウンスイング開始でいきなり右脚で地面を蹴って
腰を回そうとしています。
落下する体重と腹筋でグリップエンドを下に引っ張るように
腹筋と右腕で耐えてその落下を左脚で止め、
右脚はその反動を受け止める順番が重要です。
しかし、その順番に割り込むように右脚がしゃしゃり出て
自ら出そうとする力で蹴っては、
がんばったにもかかわらず飛距離は伸ばせません。
さらに、右脚を蹴って腰を回そうとする動きは、
右脚を体の後ろに向かって蹴る動きとなって、
右股関節は伸びて右膝はボール方向に出ます。
そして、右膝は体の正面で外回りするように動きます。
ダウンスイング開始で最初にやりたい体重と腹筋で
落下のパワーを使うなら、
右股関節は入ってこなければなりません。
しかし、右膝外回りでは右股関節は伸びることで、
体重と腹筋でグリップエンドを引っ張ることはできません。
右脚は自らがんばって蹴るというより、
地面への圧力をポンと抜いて左脚の蹴りの反動をガッツリ受け止めて
右脚を軸にして鋭くターンしましょう。
そうすれば、右サイドでクラブを振って、
それに左脚を間に合わせる気持ちでクラブを鋭く振ることができて
ボールを遠くまで飛ばせます。
では、また。
<本日のオススメ>
大森睦弘コーチ監修の
「ショット基礎アプローチ」(SW15yC)
その入門プログラムを
「70%OFF」でお試しできるのは
このメルマガをご覧のあなただけ…
・最近大森コーチのメルマガを読み始めた
・SW15yCを知っているようで、実は全く知らない
・ツアープロもやっている秘密の練習法が知りたい
そんなあなたは、コチラをクリック!
↓
詳細はコチラをクリック
本案内は予告なく終了することがあります