最近のブログ

あなたが変えるべきものとは?

2013.09.21
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「変えていいもの、いけないもの」という話をしたいと思います。

ちょっと抽象的な話に聞こえるかもしれませんが、
今日は、あるときに生徒さんとしたやりとりから始めます。

やっぱり行き着くところは。。。

少し前のことですが、不定期でレッスンをしていたKさん(60歳代・男性)が
レッスンをしてほしいということで、ちょっと見させていただいた時のこと。

小原 「あれ、Kさん。ちょっとスイング変えましたか?」

Kさん「いや、それほど何かを変えているわけではないですが。。。」

小原 「でも、以前よりもスイングが安定しているように見えますよ」

Kさん「そうですか? 特にスイングは変えてないんですが、
    最近ちょっと時間に余裕ができたので、腰から腰のビジネスゾーンの練習を
    改めてやっていることぐらいですかねえ。。」

小原 「ああ、なるほど」

Kさん「100を切るまでは、小原先生に言われて
    『腰から腰』を一生懸命やっていたんですけど、
    100を切ったぐらいから、ちょっとおろそかになっていましたから。。。」

小原 「そうだったんですね」

Kさん「やっぱりそういうのって、プロが見ればわかるんですね」

小原 「ええ。Kさんの場合、一目瞭然でしたよ(笑)」

Kさん「うーん。。。やっぱりビジネスゾーンは続けないとダメですね」

小原 「そうですね。うまくなっても続けたほうがいいですね」

Kさん「実は、100を切ってからいろいろな練習方法を見ては試してみたんですけど、
    やっぱり行き着くところはここなんですね。。。」

小原 「Kさん、浮気はダメですよ(笑)」

Kさん「そうですね(笑)。気をつけます」

スイングの安定は何となくわかる

Kさんは平均スコアがだいたい95ぐらいなんですが、
最近調子がよくて、90を切ることも増えてきたということでした。

やっぱりビジネスゾーンの練習は、どんな人にも結果を引き出してくれる
重要な練習なんだなあということを、改めて思います。

そんなわけで、教えている人がどんな練習をしているかということが、
何となくですがわかってしまいます(笑)。

スイングを見ていると、何となくですがわかってしまうんですね。

もっとも、プロのコーチと言われる人たちであれば、
どんな練習をしているかまではわからないとしても、
何かをやっていることは、わかってしまうと思うんですが。。。

とはいえ、スイングそのものを何か変えるようなことがあれば、
普通の人が見てもなんとなくわかるはずです。

でも、私の場合はスイングそのものの安定感というか、
「この人のスイングが安定してきたな」みたいな感覚が、何となくわかります。

これはたとえば、1~2週間ビジネスゾーンの練習を
毎日コツコツと続けただけでも、何となく雰囲気が変わります。

そして1ヶ月もすると、それが徐々にスコアという結果になって出てくる。。。

かかる時間は人によって違うものの、それが私の実感です。

練習の習慣が変わると。。。

このような「スイングの安定感」というものは、
どちらかというと目に見えてハッキリわかるものではないかもしれません。

しかし、この安定感があるかないかで、
あなたのゴルフは確実に変わってきます。

多くの人は、スイングそのもの、
そして目に見えやすいもののほうを変えようとします。

しかも、それらはどちらかというと小手先のものでしかありません。

そうではなくて、大切なのは、スイングを変えるのではなく、
スイングを作る練習を変えることです。

練習の習慣が変わることで、誰でも安定したスイングが手に入るのです。

このようなことをいって、そのまま素直に受け入れて
理解をしてくださる方というのは、かなり少ないのですが。。。

でも、この考え方をチェンジできるかどうかが、ゴルフの上達、
スコアアップが実現できるかどうかの分かれ目だと思います。

大切なことなので、もう一度言います。
スイングを変えるのではない、練習を変える。

変えるべきものと、すぐに変える必要のないもの。
この区別をしておくことが、とても大切です。

またメールします。

追伸:

これは特に練習はいらないのですが、使い方に慣れることは必要です。。。

http://obara-daijiro.com/product/?page_id=1673

*今だけ限定100セット販売中です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

言い訳無しのゴルファー3つのポイント

2013.09.20
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「私はスコアアップには
練習はそんなに必要ないと思うんです。

地道な練習も面倒ですし、練習の効果に期待が持てません。
そもそも、ラウンドで十分練習になると思います。

新ペリアだと、ほとんど運ですし
隠しホールで叩いた方が結果が出るじゃないですか。」

私のお話を聞いてくださる方からこんな質問をいただきました。

こんなことを思ったことがあるあなたのために、
今日はゴルフの基本のおさらいです。

3つのポイントをお伝えしますね。

ポイント1)右肩上がりのスコアアップ

あなたが達成するべきなのは、たった1回限りのベストスコアではなくて、
スイング上達の結果としての右肩上がりのスコアアップです。

偶然だろうがなんだろうが、
とりあえず1度ベストスコアが出ればいい
ということではありません。

もし偶然いいスコアが出ることを願うなら
とにかくラウンドの回数をこなすことです。

もしかしたら、ゴルフの神様が1万回目の
ラウンドでホールインワンを連発させてくれるかもしれません。。。

・・・

それは、幻想です。

右肩上がりのコアアップのためには、
小手先の知識や、ノウハウでは不可能です。

スコアアップは
スイングの上達と密接な関係があります。

ピンにボールを1打でも少なく沈めるためには
毎回毎回のショットの正確性を上げるほかありません。

つまり

==========================================================
スイングの上達 →→→→ (ショットの正確性向上)→→→→→ スコアアップ
==========================================================

右肩上がりのスコアアップには、スイングの上達がかかせません。

どうすればスイングの上達につながるのか?
どうすればドライバー、アイアン、パターを正確に打てるようになるのか?

そのためには、練習あるのみです。
決して、スコアアップは偶然達成されるものではありません。

コースの状況、その日の天候、体調、運によってもスコアは確かに変わりますが
練習しない限り、右肩上がりでスコアが上がることはないでしょう。

ポイント2) ラウンドだけでは上手くならない

ラウンド ”だけ” で十分練習になると思ったら大間違い。

ラウンドが練習にもなることは否定しません。
中にはラウンドするのが楽しいから
ラウンドが練習であり、実践だよという方もおられると思います。

ただ、やはりラウンドの回数には限度がありますよね。
費用もかさみますし、時間もかかります。

ラウンドには、行けても週に1回くらいではないでしょうか。
その場合、週に1回しかクラブを握れません。

スイングの上達を目標とする場合、
週1回の練習ではちょっとさみしいです。

勿論、楽しいのはそれで結構なのですが、
スイングの上達はあまり期待できません。

ポイント3)スコアは運じゃない

スコアは「運」という考え方。

この方は、今回新ペリア方式によるスコア計算が
運に左右されるため、練習は必要ないと言っているのでしょうか。

確かに、隠しホールに依存したスコア計算方法では
正しいハンディが出るとは限りません。

人によっては10打程得する人も出てきます。

しかし、だからといって
自分のショットの結果が完全に運かというわけではありませんよね。

前にもお伝えした通り
ショットというのは、自分のスイングの結果でしかありません。

あなたが新ペリア方式で
スコアが出ないのは、、、

新ペリア方式の隠しホールに恵まれなかったわけではなく

あなたのショットの運がなかったわけではなく

あなたのスイングの実力がスコアに出たからなんですね。

言い訳ナシ、屁理屈なしです!

またメールします。

小原大二郎

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたの信じるものは何?

2013.09.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、スイングで迷っているある生徒さんのお話から
はじめてみたいと思います。

あなたもおそらく一度や二度は、

 「どんなスイングをしたらいいのか?」

 「自分の求めるスイングはどこにあるんだろう?」

そんなことを考えたことがあるのではないかと思いますが、
今日はそういう人にこそ、読んでほしい内容になります。

迷いが原因で一進一退。。。

以前に私が教えていた生徒さんで、Sさんという方がいます。

Sさんは50歳前半で、だいたい100前後で回られていて、
100を切ったり切らなかったりを解消したくて、
私のところにいらっしゃました。

Sさんが来た当初は、なかなか結果が出なかったのですが、
その後80台の後半では回るようになりました。

そんなSさんですが、先ほども申し上げたように、
はじめはまるで結果が出なかったのです。

まるで結果が出ないというのは言い過ぎかもしれません。
むしろ「一進一退」と言ったほうが正しいかもしれません。

うまくいっても、すぐにまた元に戻ってしまう。。。
そんな感じだったんですね。

そんなSさんとは、練習後にこんなやりとりがあったんです。

Sさん「小原先生、私、この前雑誌で、有名な●●コーチの
    ▲▲スイングについて読んだんですが、
    あれってどうなんですかね?」

小原 「うーん、●●コーチのことは名前だけは知っていますけど、
    ▲▲スイングって、どういうスイングのことを言っているんですか?」

Sさん「えーと、どんなスイングだったかな。。。
    でも、読んでいてなんかいいなあと思って気になっているんで、
    小原先生から見てどうかなあと。。。」

小原 「うーん、どんなスイングかがわからないと、
    いいか悪いかは、私も何も言えませんね。。。」

Sさん「そうですか。。。でも気になるんですよね」

自分で説明出来ないものを信じられる?

小原 「確かに、真新しい理論や考え方が出てくると、気になりますよね」

Sさん「ええ、特に自分が信じてやってきたことで結果が出ないと、
    今ままやってきたことと違う、新しいものが気になってしまいます」

小原 「そう考えてしまう気持ちは、とてもよくわかります。
    私も以前はそういうところがありましたし。

    でも、私がプロになれたのは、
    そういう迷いを捨てられたからだと思っています」

Sさん「プロでも迷うことってあるんですか?」

小原 「もちろんありますよ。むしろ迷ってばっかりですけどね(笑)。

    でも、その迷いを振り切って、とにかく信じて続けます。

    ただ、続けることを邪魔しようとするというか、たとえば
    『もしかして、こっちのほうがいいんじゃないか?』
    と思ってしまうようなことが、必ず起こってくるんですよね。
    たとえば、結果が出ないとか、そういうことが」

Sさん「そういう時って、どうするんですか?」

小原 「そういう時は、、、『これって試されてるな』って思いますね。
    だから、あえて信じて続けます。
    だって、そこでやめたら、またゼロから始めないといけないじゃないですか。
    信じて続けるしかないですよね」

Sさん「そこまで信じ続けられるものが、私にはないですね。。。」

小原 「うーん、でもSさん。ちょっと厳しいことを言うようですけれど。。。

    さっき、●●コーチの▲▲スイングについて私が質問しましたけれど、
    自分で説明できないようなスイングを信じてしまっていいんですか?」

Sさん「!!! うーん、、、そういえば。。。そうですね」

小原 「ええ。もちろん、Sさんが迷われる気持ちはとてもよくわかりますよ。
    でも、ちょっとやって結果が出ないからといって、
    すぐに他の方法に。。。というのでは、あまり良くないですよね」

Sさん「ええ、すみませんでした。
    私がなかなか上達しないのは、きっとそのせいですね。
    これからは、今小原先生に言われていることを信じて続けます」

一度や二度で結果が出なくても

このSさんの例は、、、
そもそも教える側の私が悪いと言われれば、それまでかもしれません。

しかも私も当時は若かったので(今でも若いですが 笑)、
Sさんが私の言うことを信じることができなかったのかもしれません。

当時、上達が出来ないと悩んでいたSさんにした、
「3つのポイント」があります。

1.一度スイングを身につければ、それから下手になる可能性は低くなる

⇒ これは私がよく言っていることですが、
  一度スイングを身につけてしまえば、あとで大きくスイングを崩したり、
  スコアを崩したりすることはなくなります。

2.新しくスイングを身につけるよりも、
  すでに身につけたスイングをメンテナンスするほうが、かかる時間は少ない

⇒ 自分のスイングをいったん解体して、新しいスイングを身につけるのには、
  ものすごい時間と労力がかかります。

  しかし、身につけたものを調整するだけであれば、
  時間も労力も最小限で済みます。

3.スイングに移り気になるのは、自分のスイングを身につけていない証拠

⇒ 今回のSさんの例でも言えることですが、
  自分のスイングスタイルを身に付けることが、迷いを減らします。

  コーチがいるのであれば、ひとまずその人を信じてやってみる。
  教材を買ったのなら、それを信じて繰り返してみる。

  一度や二度のラウンドで結果が出なかったとしても、
  それはよくあることです。
  あきらめずに続けてみることです。

その後、Sさんは私を信じてついてきてくださって、
その後安定して90台を出し、90を切ることもできました。

調子が悪かったり結果が出ないと、弱気になるものですが、
それはやはり「試されている」のだと、やっぱり思います。

またメールします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】インサイドアウト軌道の修正法

2013.09.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスンを配信します。

今日のテーマは「インサイドアウトの修正法」です。

ボールが右に飛び出してしまうという方や
自分で認識されている方もいるかもしれません。

ぜひご参考下さい。

動画が見れない方、スマートフォンの方はこちら


騙されたと思って、1ヵ月間このゾーンだけ練習してみてください。あなたのゴルフが180度変わる秘密をお伝えしています。

スライスだけでなく、ダフリやトップなどあらゆるミスショットはビジネスゾーンで解決できます。日本で唯一ビジネスゾーンを解説している「7日間シングルプログラム」

詳細はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ナイスショットという毒

2013.09.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「今のはナイスショットでしたか?」

先日のレッスンで
ある参加者のショットに対して
こんな質問をしました。

スイングの出来も、ショットの方向性も上出来でした。
落ちた場所も大分よかったです。

そのときのレッスンでは、
大分ゴルフがお上手な方々の
指導をさせていただきましたので、

その人のさらなる上達のために
結構厳しく指導させていただきました。

ほとんどの人に対して、
「あなたのスイングのここを直したほうがいい」

とか

「コレを変えた方がいい」

とかアドバイスをさせていただいたわけです。

そんななかで、
「今のはナイスショットでしたか?」

という質問をしたのは理由がありました。

ナイスショットという毒

「ナイスショット」

「ナイスショット」この言葉を聞いてあなたはどう感じますか?

ゴルフ場に行ったら、1日に何回もこの言葉を
口にしてくださっているかと思います。
(口に出していないとしたら、その日はとんでもないかも・・・)

いいショットを打ったら「ナイスショット!」

と褒めてあげる事が常となっているゴルフですが、

ゴルフをやっている人が目指しているのはそのナイスショットを打って
一打でも少ない打数で、ゴルフをするということだと思います。

ただ・・・

上達にとって、、、
ナイスショットという言葉ほど、毒なものはありません。

同時にナイスショットという言葉ほど、便利なものはありません。

ゴルフをしていると、
「ナイスショット」という言葉で
たいていのショットが片付けられてしまいます。

とりあえず、偶然目標方向に近ければ
とりあえず偶然、ピンに入れば
それは、ナイスショットなわけです。

左に飛ばそうとショットして
右に飛んでしまっても、フェアウェイならナイスショット
と言われたりもしますよね。

本当のナイスショットとは何か

たいていの人は、本当の「ナイスショット」の定義が出来ていません。
物理的にどういうショットができれば「ナイスショット」なのか。

それが、わかっていれば
あなたが「ナイスショット」を打ったとき
本当に喜べると思いますし、

ナイスショットでないときに、
次に修正するための、材料にすることができるのです。

しかし、私もあなたも同様だと思いますが、、、

「自分はナイスショット」
できたかどうか。

の問にスグさまイエス。
あるいはノーとは答えられないんじゃないかと思います。
う~~~んと、考えこんでしまうんではないでしょうか???

それはなぜかというと、
そのときそのときで、ナイスショットは
変わるからです。

そのためにも、ナイスショットが何かを
お教えします。

ショットの軌道をイメージする

普段からやられている方もいると思いますが、
ショットを打つ前に、どういう球を打つつもりなのか
をイメージして頂くことをオススメしています。

バックスイングから、インパクト、トップスイング、
ボールの出玉の高さ、ボールの距離、ボールが落ちたところ、ボールの転がり

それらをイメージして下さい。

それらがご自身の思い通りに行ったショットこそ
最高の「ナイスショット」です。

ドライバーで言えば、なんとなく真っ直ぐ飛んで
フェアウェイに残ればいいかな
という考えも勿論いいのですが、、、

コースの形も考慮して
あの辺に落とすというイメージを持って
打てると最高ですよね。

「ナイスショット」が何なのかを考えられることで
はじめてあなたも、自分の欠点をより
意識することが出来ると思います。

それを知らないまま、ゴルフの練習をすることは
真夜中に、ゴルフ場でボールを探すようなものですよ。

勿論、はじめからご自身の思い通りのショットなど
打てるはずもありませんから

少しずつご自身のショットに対するイメージを
具体的にしていってくださいね。

またメールします。

小原大二郎

  • このエントリーをはてなブックマークに追加