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衝撃のシーン

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日はゴルフ練習場で見てしまった「衝撃のシーン」についてです。
ちょうどレッスン中での出来事でして、
もしかしたらあなたもちょくちょく見かけるシーンではあるのですが、、、
あなたにもちょっとシェアしたいと思います。

 
■ドライバー < 携帯
先日、いつもレッスンをしている生徒さんを見るために、
練習場に行った時のことです。

 
ところで、あなたも練習場にちょくちょく行っていればあるかもしれませんが、
なぜかいつも同じ人に会う、なんていうことはありませんか。
でもその日、私たちの近くにいたその人は初めて見る顔で、
ひたすらドライバーを打っているようでした。

 
うーん、正直ドライバーばかり打っても、
あまり練習としては実りが少ないんだけどなあ。。。
いや、気になったのはそこではないのです。

 
とにかくこの人、電話がやたらかかってくるのです。
なんか会社の社長さんという感じでした。
もう、5分に一回は電話がかかってきて、
そのたびに練習は中座。
そしてまた戻ってきてドライバーを打って、電話がかかってきて。。。
そんなことの繰り返しだったんですね。

 
正直、ドライバーを握っている時間よりも、
携帯電話を握っている時間のほうが明らかに長かったです。

 
■電話しながら練習できるの?
ハッキリ言って、そんなことでうまくなるわけがありませんよね。
実際、ドライバーしか振っていないので、スイングもめちゃくちゃ。
正直、かわいそうになってしまいました。
いや、もしかしたら、、、
社長さんが単に仕事をサボって練習に来ているから、
そんな電話だらけになっているのかもしれませんが。

 
これは当たり前のことかもしれませんが、人間の脳というのは
同時に複数のことを処理することはできません。
基本、一回に一つのことしかできないのですね。

 
想像すれば分かることですが、自分の奥さんと会話しているときに、
本を読んだり、パソコンで何かを書いたりできるでしょうか?
もちろん、自分はできていると思っているかもしれませんが、
奥さんのほうは「できている」とは絶対に思わないでしょう。
きっと「私の話、聞いてるの!?」とか言われて、怒られるのがオチです。
そして、本の内容も頭に入っていないでしょうし、
書いている内容もいいものにはならないでしょう。

 
■一つのことに集中しよう
もちろん、今の世の中、現代人は忙しくなっていますから、
一度に複数のことを片付けようと思ってしまいがちです。
しかしその結果、たくさんのことに手を出して、
結局どれも中途半端、、、そんなことになってしまうのですね。

 
本を読む時は本の内容に集中する。
文章を書くときは文章を書く。
奥さんと話をするときは目を見て、じっくりと話を聴く。
仕事をしているときは仕事に集中する。
ゴルフの練習をしているときは、携帯の電源は切っておく。
当たり前のことですが、それが基本ですよね?

 
結局、その練習場の社長さん(?)、
あまりに電話が多かったからか、何か緊急のことがあったからなのか、、、
ボールがまだ余っているのに途中でお帰りになりました。

 
「社長さん、次に来るときは、誰にも邪魔されずに練習できるといいですね」

 
後ろ姿を見ながら、そんなことを心の中でつぶやきました。

 
またメールします。
小原大二郎

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新しくてラクなゴルフ上達法発見!

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日は、新しくてラクなゴルフ上達法についてお話しします。

 
あ、ところで、、、
このタイトルを聞いて、あなたはどんなことを考えましたか?

 
「やった、これでラクにスコアアップできる!」

 
そんなふうに思ったのなら、、、ちょっと要注意です。

 
■魅力的な言葉の裏
ゴルフの雑誌などを読んでいると、

 
「爆発的にうまくなる◯◯流レッスンのエッセンス」

「たった◯◯だけで100が切れたアマチュアゴルファー」

「ゴルフ◯◯の劇的上達ドリル」

 
こんなタイトルが踊っているのを目にすることがあります。

 
私は常々「ゴルフ雑誌は読むな」みたいなことを言っています。
ですが、どんなことがゴルフの「最近のトレンド」なのかということを
軽く知っておいたほうがいいかなと思うこともあったりして、
機会があれば軽く目を通しています。
こうしたものを読んでいると、ゴルフ雑誌を読むような方が
どんなことで悩んでいるのかも少し透けて見えたりします。

 
それらの魅力的なタイトルのページをパラパラとめくってみたら、
そのような結果を出されているアマチュアゴルファーなども出ていらして、
実際に結果の出る方法なのだなということはわかります。
とはいえ、じっくり読んではいないので、
どういうことをするのか、詳しくはわからなかったのですが。。。(笑)

 
■上達法はいっぱいある
そんな雑誌を読んであなたも、
「へえ~」

「いいなあ。。。」

「それ、超カンタンに上手くなれちゃうじゃないですかー!」
と、そんなふうに思っていらっしゃるかもしれません。

 
もしあなたが、ゴルフがうまくならないと悩んでいたとしても、
「ラクにスコアアップできる方法はたくさんある」
のですね。

 
私も目標を達成された生徒さんにいろいろ話を聞くことが多いのですが、
「そんな練習法もあるんですねえ」と驚かされることも少なくありません。
最近ではインターネット上にも、そうした情報がたくさんあると思います。

 
でも、、、そうした話に飛びつくだけで、
本当に成果が出るのでしょうか?
そのある方法を聞いて、「今やっている練習法」をすっぱりやめて、
別の方法に乗り換えて、果たしてうまくいくのでしょうか?

 
■本当に「自分の芝生を青くする」方法
もちろん、うまくいくこともあるかもしれません。

 
でも、絶対に忘れてはいけないのは、その方法で結果を出している人というのは、
何ヶ月も、あるいは何年も試行錯誤を重ねて、、、

実際に練習という行動をおこして、、、

知識を吸収して、体験して、、、
そういうたゆまぬ努力を重ねることで、
今のスイングスキルを身につけているということです。
そして、その「スキル」があるからこそ、
今の「結果」があるということです。

 
一番まずいのは、そうした面を見ることなく「結果」だけを求めて、

 
あっちへ行ったと思ったら、すぐ別の方法を試そうとする、、、

うまくいかないからと、途中で別の方向に乗り換えようとする、、、

ちょっとやったかと思えば、すぐにやめてしまう、、、

 
こんなことを繰り返すことです。

 
その結果、何となく進んでいるような気はするものの、結局、
「どこにもたどり着かない」

「自分が望んでいる結果を得られない」
という状態になってしまいます。

 
そして、お金と時間と労力だけが、ムダにかかってしまうのです。

 
常に誘惑というものはあなたのまわりにいっぱいあります。
あるいは、隣の芝生はいつでも青く見えてしまうものです。
そしてもちろん、その隣の芝生が本当に青いということもあります。

 
しかし、、、
あなたが本当に青い芝生を手に入れたいのなら、
何かを「続け」なければいけません。

 
つまり、
今のあなたのゴルフがどうなっているかを見つめること

あなたの本当になりたい姿、目的地を設定すること

そこにフォーカスして、継続してやりぬくこと
これこそが、結果をつかむための最良の方法なのです。

 
「新しくて楽そうなゴルフ上達法」

 
そんなものを追いかけるのではなくて、
地味で、ちょっと辛くて、当たり前すぎることだけど、
あなたを確実に目的地に導いてくれることを、やり抜きましょう。
そうすることで、あなたも将来、
「へえ~」

「いいなあ。。。」
と言われていることに気づくでしょう。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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トップスイングのシャフトの向き

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
前回から、トップスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“トップスイングのシャフトの向き”
について、お話ししていきます。

 
■トップのシャフトの向きは大きく3種類
トップスイングにおけるシャフトの向きは、大きく3つの種類があります。
シャフトクロス(クロス)

オンプレーン

レイドオフ
それぞれの向きによってそれぞれの名前がつけられています。
オンプレーンというのは当然、トップがスイングプレーンの
オンプレーン上に上がっていくことを言います。
ターゲットラインとシャフトの向きが平行になっているのがオンプレーンです。

 
オンプレーンであれば、正しいダウンスイングが起こりやすくなりますので、
当然インパクトでもヘッドがボールに対してスクエアに当たりやすくなります。
もちろんこの場合、9ボールルールのストレート方向にボールが飛び出しやすくなって、
ストレート

ストレートフック

ストレートスライス
のいずれかになります。

 
■レイドオフとシャフトクロス
レイドオフとは、トップスイングでクラブシャフトが
ターゲットの左を指すことを言います。
このトップですと、度合にもよりますが、インパクトでアウトサイドインの
スイング軌道を誘発することになります。
そのため、9ボールルールの左方向にボールが飛び出しやすくなって、
プルフック

プル(引っ掛け)

フェード
のいずれかになります。

 
一方、シャフトクロスとは、トップスイングでクラブシャフトが
ターゲットの右を指す状態です。
このトップですと、インパクトでインサイドアウトのスイング軌道を
誘発することになります。
そうすると9ボールルールの右の方向にボールが飛び出して、
ドロー

プッシュアウト

プッシュスライス
の弾道のいずれかになります。

 
■初心者はあくまでオンプレーンを目指そう
このトップの位置でのシャフトの向きがインパクトの方向性を
ある程度決定付けます。
したがって、トップの位置でのシャフトの向きを
ターゲットラインと平行にすることが大事になってきます。

 
しかし逆に言えば、もしあなたがスライス、フェードボールを
打ちたいのであれば、レイドオフになっていてもいいということになります。
そして、ドローボールを打ちたいのなら
シャフトクロスになっても問題はないということです。
しかし、初心者のうちはあくまで教科書的にはオンプレーンの
スクエアなライン、オールスクエアを目指してほしいところです。

 
次回も、トップスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

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ダメな考え方

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日はゴルフを上達させる上でやってはいけない
「ダメな考え方」についてお話したいと思います。

 
こういうことを言うと、
「いや、私は大丈夫だから」
という答えが返ってくるのですが、
意外と多くの人が、この「落とし穴」にハマっています。。。。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、注意深く読んでくださいね。

 
■一般化の危険性
突然ですが、あなたはこんな考え方をしていないでしょうか?

 
現象 :このゴルフ教材で紹介されていた練習法をそのままやってみた。
でも、スコアは良くならなかった。

一般化:この教材で紹介された練習法は効果がない。

 
現象 :新しく習い始めたレッスンコーチに修正点を指摘されて、
それを直そうとしたがなかなか直らなかった。

一般化:このコーチの教え方はよくない。

 
現象 :ゴルフショップで勧められたドライバーを購入した。
しかし、飛距離は伸びなかった。

一般化:このドライバーは使えない。

 
「一般化」というのは、特定の出来事をあらゆることに
共通するように考えてしまうことを言います。
あなたもこんな「一般化」した考え方をしていませんか?

 
ハッキリ言って、、、
こうした「一般化」はとても危険な考え方です。
しかし、多くのゴルファーがこのような一般化した考え方をしてしまい、
結果を出せていないのです。

 
■冷静に考えればわかること
先ほど例としてあげた考え方を、もう一度読みなおしてみて下さい。
この考え方がおかしいということに気づくはずです。

 
現象 :このゴルフ教材で紹介されていた練習法をそのままやってみた。
でも、スコアは良くならなかった。

⇒ 練習法をそのままやったといっても、本当に指示通りにやっていたのか?
本当に指定された回数、指定された期間やったのか?

その練習法をする前に、あなたのスイング、アドレスに問題はないか?
もしかしたら修正すべきだったのはスイングだったのかもしれない。。。

 
現象 :新しく習い始めたレッスンコーチに修正点を指摘されて、
それを直そうとしたがなかなか直らなかった。

⇒ そのレッスンコーチはどういった意図でその指摘をしたのか?
そもそも短期的に修正していく点ではなかったのかもしれない。。。

もしかしたら、今まで習っていたコーチとはやり方が違いすぎていて
そのやり方に慣れていないのではないか?

 
現象 :ゴルフショップで勧められたドライバーを購入した。
しかし、飛距離は伸びなかった。

⇒ 本当にそのドライバーがダメだったのか?
もしかしたら、あなたとフィットしていないだけかもしれない。。。

ドライバーの飛距離が伸びないのは、
クラブが悪いのではなく、スイングが悪いという可能性はないか?

 
ゴルフというのは、一つの要素で決まるのではないので、
他の要素が邪魔をして、結果が出ていない可能性が十分にあるのです。
ですので、他の要素などを全て無視して、簡単な結論、
教材がダメ、コーチがダメ、道具がダメと決めてしまうのは、
とても危険なことなのです。

 
■結局、わからない!
もし、そうじゃなかったら・・・?
練習方法を指示されたとおりにそのままやっていたら。
指定された回数、指定された期間やっていたら。
短期的に考えずに、長期的に修正をしていくだけの
心の余裕があったとしたら。
あなたに本当にフィットしたギアを勧められたら。
根本的にスイングが改善できたとしたら。。。
全く違った結果が出てくるかもしれないのです。

 
人間の脳というのは、常にラクをしたがります。
だから、簡単な結論を出すのが大好きなのです。
しかし、現実はそうではありません。
現実は、複雑にいろんなことがからみ合って結果が出ているのです。

 
その時の年齢、身体の状態、メンタル、天候、コースの状況、、、などなど、
ありとあらゆるものがゴルフは結果として出て来ているのです。

 
これらの複数の状況の中で結果を出すには、継続をしていくしかありません。
そういう地道な継続を繰り返し、繰り返し積み重ねていくことで、
なんとなく自分なりの法則というものが見えてくるのです。

 
ですので、短い時間しか試していないのに、それだけで
「これが一般的な法則だ」とやってしまうのは、
乱暴でもあり、危険でもあるのです。
もしかしたら、これはゴルフに限ったことではなくて、
人間関係や仕事などでも同じことなのかもしれませんが。。。

 
何かを結論づける前に、
「簡単に一般化していないか?」

「本当にそう言えるのか?」
一瞬でも、立ち止まって考えてみることをオススメします。

 
またメールします。
小原大二郎

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トップスイングの重心の位置(左右)

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
前回から、トップスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“トップスイングの重心の位置(左右)”
について、お話ししていきます。

 
■トップでも腰が動かないように注意
トップスイングでも、腰が右に動いたり左に動いたりということが
ないように注意しましょう。

 
このトップでのノーマルな重心の位置は
「右のおしりのほっぺたの位置がアドレスからずれずに
トップの位置まで来ている」

「背骨の位置がずれていない」
このような状態を「変化なし」と評価します。

 
重心の位置の左右を考えるときには、体重移動を考えなければなりません。
この時、右足に不自然に体重を乗せようとする必要はありません。
なぜかというと、手の位置が自分の身体の右側に来ているということだけで
体重が右に乗っているからです。

 
したがって、体重を右に無理に乗せようと意識する必要はなく、
しっかりと土踏まずに重心が乗った状態で、
若干右足にほんのわずかに重心を感じる程度でかまいません。
右足に体重を乗せようと意識しすぎると、
逆に右足の小指側の方に体重が乗ってしまいます。
左右の重心の位置は、あくまで右に重心が乗るものの、
右に体重を乗せすぎて腰の位置がずれないということが前提になります。

 
■おしりのほっぺたの位置を変えないように
正しい腰の回転の基準とは、右足の土踏まずに重心が来ているかどうかであり、
先ほども述べた右のおしりのほっぺたの位置が変わっていないかどうかでもあります。
この2つに気をつけることによって適切な体重移動と、重心の安定が保てます。

 
この二つを守った上で重心を右に乗せていくわけですが、これを守らないと、
いわゆるスウェーやリバースピボットを誘発するスイングになってしまいます。

 
重心が右にずれると、いわゆるスウェーの状態になって、ダフったり、
トップしたり、ミスヒットの原因、ボールを曲げる原因にもなります。
また、左に乗るとリバースピボットになって、
これもミスヒットや飛距離を大きくロスする原因にもなるので要注意です。

 
「飛距離をアップさせるためには体重移動を大きくしましょう」

「とりあえず体重移動を増やしましょう」
このようにレッスンをするプロも数多くいますので、
もしかするとあなたも体重移動を意識してしまっているかもしれません。

 
■体重移動のガイドラインを持っておく
しかし、やみくもに体重移動を増やそうとすると、
今までの重心の位置と変わってしまいます。
すると、土踏まずに重心が行かずに小指側に行ってしまったり、
おしりの位置が変わってしまうということになります。
そうするとゴルフで言うところのデスムーブを誘発してしまいます。
そのため、体重移動で悩まれるゴルファーはとても多いです。

 
体重移動に迷いがある人は、体重移動をどの程度行うのかをしっかり身体で覚えておく、
自分の身体にガイドラインを持っておくことで迷わずに済みます。
先ほども言ったように、トップの重心の位置というのは
必要以上に体重移動を意識しすぎないことが大事です。

 
腰から腰、肩から肩のところと同じく、今までやってきたルールで
「土踏まずにしっかり体重が乗っている」

「腰の位置がずれていない」
このルールを大切にしてトップの位置まで持って来るようにしましょう。

 
次回も、トップスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 

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