From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
8月も最終週になりましたね。
子どもたちは夏休みの宿題を片付けるのに、
大わらわの時期でしょうか。
さて、実は先週書いたメールマガジンに対する質問で、
こんなコメントをいただきました。
(いつもありがとうございます)
> ゴルフを始めて何十年になりますが、
> 年令(81歳)とともに下手になるばかりなのですが、
> 最近はインターネットで沢山のレッスンDVDの購入勧誘があり、
> 益々迷うばかりです。どうしたらよいでしょうか?
(森田さん)
まず、森田さんの81歳でも向学心が衰えることなく
さらにうまくなろうという気持ちが旺盛なことがスゴイです。
さて、私もゴルフの教材を出している手前、
このような質問については考えてしまうところです。
私はこの方には、こんなふうにお返ししました。
長嶋監督か? 野村監督か?
|森田さん
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|
|ご投稿ありがとうございます。
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|
|レッスンでもそうですが、
|まずそのプロの言葉がスッと入ってくるかどうかを
|考えて見られればいかがでしょうか?
|
|
|私の場合、理屈がわからないと納得できないので
|レッスンも同様な手法をとっています。
|
|
|でも中には「元巨人軍の長嶋監督」のように
|「シュッと振る」「こんな感じ」という、
|感覚的なレッスンが合っているという方もおられるでしょう。
|
|
|最終的には、人間性が合うかということも判断材料になりますね。
レッスンが合うか合わないかは結局フィーリングですから、
言葉がスッと入ってくるかという基準で選べば
それほど「大ハズレ」することはないはずです。
「長嶋監督と野村監督、どちらの説明がしっくり来ますか?」
とでも言う感じでしょうか?
さて、先ほどのコメントに加えて、もう一つのメッセージをもらいまして、
それについてもお返事を書かせていただきました。
「基本過ぎて物足らない」は問題
> 沈黙の10年、わかる気がします。
> 私は、17年ゴルフをやっていますが、あと7~8年沈黙が続くかも?
> いつになったら卓越したものを感じられるか分かりません。
> 42歳で始めて、元気のいい時は過ぎてしまったし、
> ゴルフと言う物がどんなものか最近分かって来たように思います。
> 本当に色んな事が有ります!
> ちなみに、10年間で何万時間使ったか分からないぐらいやりました。
> 内容が問題ですが!
> 今でも1日に2~3時間練習して、1時間以上は色々考えます。
(花山さん)
|花山さん
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|
|ご投稿ありがとうございます。
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|正しい方法で小さな上達を重ねていく。
|つまり、うまくいかないなら基本の基本に立ち戻って、
|それができているのかどうかを確認していく作業から始める・・
|
|
|このことが大切で、私がいう最小形の動きからほしいということなのですが、
|以前の無料レッスンビデオでこの部分を動画レッスンでご紹介したところ
|
|
|「あまりにも基本過ぎて物足らない感じです。」
|
|
|というご意見をいただきました。
|
|
|多くの方が同様に思われたと考えるのですが
|そこが一番の問題だと感じました。
|
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|・実は何十年もゴルフをやっている人でも
|・そしてハンデが「3」の片手シングルの方でも
|
|
|この小さな動きがちゃんとできていないことがほとんどなのです。
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|この小さな動きの中で具体的にどのような動きをすればいいかという
|知識を持っている人は皆無だといっても過言ではありません。
|適当に打ってもなんとかまっすぐ打つことが可能だからです。
|
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|パッティングも同様で、まず空振りすることはありませんから
|ほとんどの方が再現性の乏しいストロークをされています。
|
|
|「練習して考える」とても素晴らしいことです。
|
|
|考えることが金言に変わるようにするには、
|まずは正しい動きが理解できるドリルを実践し、
|それら複数のドリルの共通性を知ることが一番です。
|
|
|頑張ってください!!
「わかったつもり」は怖い
このコメントをいただいた花山さんは、
「ゴルフがどんなものか最近分かって来た」
と書いていますね。
これはおそらく、練習の後に自分でいろいろと
考える時間を取っているからだと思います。
私はよく思うのですが、
「わかったつもり」は行動を生まないけれど
「わからない」は行動を生む
「わかったつもり」は「つもり」ではあるものの
「わかっている」と思っています。
ですので、安心してしまって
そこからもう一歩前に進もうとはしません。
しかし「わからない」という状態に対して
人間が感じる感情は「不安」です。
その不安を打ち消そうとして、
必死で何かに食らい付こうとします。
何とかしようと行動をするわけですね。
ゴルフであれば、レッスンを受けたり、
教材などを見てドリルをするとか、そういうことですね。
そして、その行動によって「気づき」が生まれて、
さらなる上の段階に進むことが出来るんですね。
でも、その「気づき」もわかったつもりかもしれないので、
そこは日々追求をしていかなければいけないのですが。。。
「わかったつもり」は何も生みません。
「わからない」をたくさん作って、それに耐えつつ
理解を深めていくのが、ゴルフ上達の「近道」なのでしょうね。
今回は深いコメントが多かったので、
それを話のネタにお話をしてみました。
あなたのコメントも、引き続きお待ちしています。
それでは、今日はこのへんで。
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