From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は歴史の話をします。
歴史といっても、私はあまり歴史には詳しくありません。
教えている生徒さんから聞いた話です。
ちゃんとゴルフにも通じる話なので、あまり構えずにお読み下さい。
■坂の上の雲
私が教えている方の中には、いわゆる経営者の方も多いのですが、
経営者の方がよく読まれているのが、司馬遼太郎さんの本ですね。
このメールをご覧になっている方の中にも
きっとファンの方がいらっしゃるかもしれませんが。。。
そんな司馬遼太郎さんの本の中でも人気があるのが、
『坂の上の雲』という小説です。
あ、もし読まれていない方も、どうぞ安心して下さい。
実は私も読んでいません。。。
(すすめられたので、機会があったら読んでみようと思います)
それで、私が教えている生徒さん(60代の方です)に
司馬さんファンの方がいて、その方から聞いた話です。
以下、聞いた話ですので、もしかしたら間違ったところも
あるかもしれませんが、その際はご容赦下さい。
その生徒さんの話によると、日露戦争というのは、
世界の戦争の歴史で革命的なインパクトをもたらしたのだそうです。
私はこの話を聞いて、日本人であることを誇りに思ってしまいました。
■騎兵の革命、日本騎兵の父
坂の上の雲の主人公の一人で秋山好古(あきやまよしふる)
という方がいっしゃいました。
この方、もちろん実在の人物で、日露戦争で騎兵隊を率いることになりました。
しかし当時、日本にはまともな騎兵がいなかったのだそうです。
実際、外国から視察に来た人は「こんなに小さな馬がいたのか?」
とびっくりするぐらいの軍隊だったのだとか。
ところが、秋山の騎兵隊は日露戦争で大活躍をするのです。
当時、陸軍で「世界最強」と言われたロシア軍をバッタバッタとなぎ倒していきました。
ではなぜ、まともな騎兵隊でなかった日本軍が、ロシア軍を倒せたのでしょうか?
実は秋山は戦争になる前、外国に視察に行く機会があり、
そのときに「機関銃」を目にするのです。
この戦争で、秋山は機関銃を騎兵に持たせることにしました。
それで最強の陸軍が攻めてきても、機関銃でバッタバッタと敵をなぎ倒したのです。
ちなみに、当時の日本とロシアは国家予算で比べると10倍以上の差があり、
軍隊も10倍以上。ロシア陸軍は、世界最強と言われていました。
そんな、誰がどう見ても絶対勝ち目がないと思う状況で、圧倒的勝利をあげたのです。
その勝ち方にあまりにもインパクトがあったこともあり、
アメリカのルーズベルトが恐れたとも言われています。
■武器を得ること
このことを聞かせていただいて思ったことは、
ゴルフにも共通点があるのだなあ、ということです。つまり、
「武器の変化が革命をもたらす」
ということです。
有名なところでは、織田信長も武器が鉄砲が主流になるという
時代の変化に乗ることができたからこそ、天下を統一できました。
これはつまり、ゴルフにたとえれば、自分のスイングが変われば
戦い方に大きな変化をもたらすことができる、ということです。
武器がなければ、戦うことができません。
「あんなスイングがいいらしい」とか「あのクラブは飛ぶらしい」とか
「戦い方」をどんなに知っていたとしても、、、
その武器を実際に身につけていなければ、
目に見える成果をあげることはできないのです。
ゴルフスイングは誰かに手伝ってもらうことはあっても、
自分の手で身につける以外に方法はありません。
これはとても手のかかる仕事で、短期間でできることではありません。
しかし、スイングが身についていないのに、
小手先のことだけで何とかしている人が素晴らしい成果を
出し続けているのを私は見たことがありません。
あなたの武器であるスイングが変われば、あなたのゴルフが変わります。
それは日露戦争の例を出すまでもなく、今までの歴史が証明しているのです。
またメールします。
小原大二郎