From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
先日、レッスンをしていた時のこと。
ちょっと「どうしようかなあ」ということがあったので、、、
シェアさせて下さい。
■崩れたスイングの理由
それは私のところに最近来始めた生徒さんの話なのですが、、、
スコアとしてはもうすぐで100を切れそうというぐらい、
40代前半の男性の方です。
だいたいスコアで103ぐらいまでは行くのですが、
その先になかなか行けないということで、
レッスンを希望されていらっしゃいました。
2ヶ月ぐらい、不定期でレッスンをさせていただき、
レッスンでそれなりの手応えもあったので、
そろそろいけるんじゃないかな、と思っていたのですが。。。
この前のレッスンにいらしたとき、
なぜかレッスンで身につけてきたスイングを、
なぜか大きく崩されていらしたんですね。
その方、仮にAさんとさせていただきますが、
小原 「Aさん、スイングを大きく崩れちゃってますけど、
何かあったんですか?」
Aさん「え、そうですか。
実はこの前、シングルの友達とラウンドした時に、
『そのスイング、もうちょっとこうしたほうがいいいんじゃないの?』
って言われて、ちょっとだけ直されたんですけど。。。
小原 「ああ、そうなんですか。。。」
Aさん「そんなにおかしくなっちゃってます?」
小原 「ええ、むしろ元のスイングよりも悪くなっちゃってますね。。。」
Aさん「そうなんですか。。。すみません」
■責任が持てないのなら
Aさんはゴルフのお仲間としょっちゅうラウンドしていらっしゃるらしくて、
その人たちからいろいろなことを教えてもらうことが多いようなんですね。
ここでは別に、Aさんを責めるつもりもありません。
また、そのシングルの友達が悪いとか、
そういうことを頭ごなしに言うつもりもありません。
でも、、、やっぱり人って、ある程度自分がうまくなったと思うと、
教えたくなっちゃうんだなあと、改めて思いました。
あなたの周りにもいませんか?
誰に対してもゴルフを教えたがるお友達が。。。
もちろん、アドバイスを求められていて、
それに対して答えるというのならいいかもしれません。
でも、別にアドバイスを求められていないのに教えるのは、、、
その人のゴルフに責任を持てない以上、避けたほうがいいと思います。
ただでさえ、ゴルフというのはちょっとしたことだけで
スイングがズレてしまうような、比較的デリケートなスポーツです。
教える側は悪気はなかったとしても、
ちょっとしたことでも、大きな変化になってしまうのですね。
■教えることがゴールではない
実際、プロが練習ラウンドを行うときなども、
お互いにアドバイスが欲しけれは
「ここどう思う?」みたいなことは少しだけ聞くこともあります。
でも、何も言われなければ、ちょっと気になることがあっても
それを自分から言うことはありません。
たしかに、ゴルフに慣れてくるといろいろなことがわかってきて、
言いたくなることができてきます。気持ちはわかります。
もちろん、他人に教えられるぐらいにゴルフのスキルを
しっかり身につけることはとても大切なことです。
しかし、アマチュアゴルファーにとって、
教える能力を身につけることがゴールではないはずです。
もし自分が「教えたい」という衝動に必要以上に駆られているのなら、、、
まずは自分のゴルフに焦点を当ててみるようにしましょう。
他人のことよりも、まずは自分のことを見つめるのが先決ですから。
またメールします。
小原大二郎