最近のブログ

冬から春はコレでスコアを崩します

2025.02.19
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます!
近藤です。

 
先週より少し寒さも和らぎ、
過ごしやすくなってきましたね。

関東では15日に「春一番」が吹いたそうですが、ご存じでしたか?

 
実は、「春一番」の発表は関東と九州北部だけで、
しかもそれぞれ認定基準が異なるそうです。

同じ言葉でも地域によって定義が違うというのは、
なかなか興味深いですよね。

関東では最大風速がおおむね
風速8m/s以上の風が一つの基準らしいです!

 
風速8m/sともなれば、ゴルフへの影響も
相当なもの。

 
風速が5m/s程度でも
クラブや番手を見直す必要がある
くらいなので、
季節の変わり目は特に風への警戒が必要です。

アゲインストの風を攻略するには?

飛距離への影響がフォローの時よりも大きくなりやすいのがアゲインスト。

だからこそ、その影響を抑える技術は
スコアアップの鍵になります。

さて、今日はそんな「風」にまつわる話として、
特に冬から春など季節の変わり目にかけてのミスを誘発する
アゲインストでの対処をお伝えします。

動画はこちら

 
いかがでしたか?

 
風速5m/sは、だいたい
ピンが揺れるくらいといわれていますが、
樹に囲われたりしていると一見わかりにくく
上空では強い風が吹いている、なんてことも。

 
今は風速をリアルタイムで確認できる
アプリなどもスマホで簡単にありますから、
ぜひ季節の変わり目のゴルフで
風を確認する習慣を作ってみてください!

 
また、少し長めのアプローチでも
高いロブ低めに転がす方が風の影響を受けにくかったり、

特にフォローの時はグリーンを遥かに超えて
OBになる可能性もありますから、
強風の日は常に風への確認を怠らないようにすると、
予想外のミスを未然に防げるので、要チェックです。

近藤

  

<本日のオススメ>

アゲインストの風の影響の中でも
格段に長い距離を、安全に運び
180y以上先のグリーンを捉えるために・・・

ゴルフライブの専用カスタマイズで
アイアンとの調和を考えた架け橋クラブ

<本日のオススメ>

アゲインストの風の影響の中でも
格段に長い距離を、安全に運び
180y以上先のグリーンを捉えるために・・・

ゴルフライブの専用カスタマイズで
アイアンとの調和を考えた架け橋クラブ

「フライハイト THE-G
 HYBRID BLACKS」

やさしさと飛距離、
実用性と実益を両方求める方には
うってつけのカスタマイズです。

ただし、もう残り本数がわずかで
完売次第、各番手購入できなくなり
これが最終製造。まさに最後のチャンスなので、
お見逃しの無いようにお願いします。

https://g-live.info/click/fleiheit_ut2502/



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】自宅で簡単OK!アプローチ練習

2025.02.18
ishii-150x150

From:石井忍
千葉のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
自宅で簡単OK!アプローチ練習
についてお伝えします。

アプローチを練習したいとしたら、
できれば芝の上で練習したいですよね?

コースで練習したいですよね?

と言ってもなかなか環境作りが難しい…
では、そんな時にどうしたらよいか?

パッティングなら出来るけれども…

例えばパッティングでしたら
ご自宅のパターマットで
毎日コツコツと練習ができますよね。

パターはコースに行かなくても
練習できる環境を作れます。

ですが、アプローチも工夫次第で
自宅でできるいくつかの方法があります。
 

ここでは、パターと同様に
パターマットを使います。

パターマットの上でやるといいのは
短い距離でも下が結構硬いので、
ダフったのがすぐにわかるんですね。

そして右手首の角度、ハンドファーストの状態を
維持できているかどうかも確認できます。
 

これについての具体的なやり方について
ビデオでお伝えしています。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。


 

このドリルをやっていただく際には、
カップの向こう側に危ないものがないように
十分気をつけて下さい。

大きいスイングにならないように、
打つ方向に壁がある場合は、
座布団か何かを前に置いておくといいですね。

それと、マンションにお住まいであれば
下の階に他の住民の方がいる場合は
音が迷惑になる場合があるので気をつけましょう。
 

これらの点を注意しておけば
自宅でもアプローチの練習はできます。

ぜひアプローチを上達させて
スコアアップにつなげていって下さいね。

ぜひ、お試し下さい。

辛い季節がやってきました…

あなたの周りは、どうでしょうか。
どうか、ご自愛下さい。
 

それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

<本日のオススメ>

なぜ、60代を過ぎたあたりから
ゴルファーは嫌でも力んでしまうのか…?

「自分は力んでない」という方でも
ご紹介のコチラに載せている

 「力みチェッククイズ」

をやったら、自分が力んでいることを
知ってしまうかもしれません。

公開は本日で終了します。
詳細はコチラをクリック!

詳細はコチラをクリック

本日までですので、どうぞお早めに
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

キュキュっと止まるアイアンが打ちたいなら

2025.02.18
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「キュキュっと止まるアイアンが打ちたいなら」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

グリーンに乗せるだけで、満足していませんか?

もちろんグリーンに乗ったら嬉しいんですが
アプローチやアイアンショットで、
狙った位置に落とすだけでは。。。

ズバリ、スコアアップには不十分です。

そこで「キュキュっ、ピタッ」
止まる球が打てるかどうかが、
スコアアップのカギになります。

では、そのためにはどうすればいいか?

止まる球を打つために必要な要素

その前に、あなたに質問です。
 

そもそもどうすれば、スピンがしっかりかかって
狙った位置にボールが止められるのか?
 

あなたはこの疑問に、答えられますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

はい。まずボールを止めるためには
以下の3つのポイントを押さえる必要があります。
 

 1.スピン量の確保

 2.正しいインパクトポジション

 3.エネルギーのコントロール
 

1については、
しっかりとしたスピンをかけるための
技術が必要になってきます。
 

2と3については
エネルギーを無駄なく伝えるために。。。

インパクトでの「伸び上がり」を抑える

これが大事になってきます。
 

多くのアマチュアの方は、
グリーンに乗ったボールがズルズルと転がり、
意図した場所に止まらない…

そんなことが少なくないのではないでしょうか?
 

たとえば
 

 「ナイスショットだと思ったのに、
  ボールが転がりすぎて
  グリーンをオーバーしてしまった」

 「スピンがかからず、カップの手前で止まらずに
  奥へ転がってしまった」

 

どうでしょうか。
思い当たることはありませんか?
 

それらは多くの場合、伸び上がりが原因で
インパクト時にエネルギーが
逃げてしまっているからです。
 

では、そうならないように
どうしたらいいかというと。。。?

エネルギーを逃さず、スピンをかけるには

そこでまず、何をやってほしいかというと
 

 「左足にしっかりと体重を乗せる感覚」
 

これを養っていただくのが近道です。
 

そのための非常にシンプルなドリルが
 

 「タオル踏み込みドリル」
 

というものです。
 

やり方を順を追って紹介しましょう。
 

 1.タオルを3つ折りにして、左足の下に置きます

 2.バックスウィングでは左足がタオルから離れないように
   キープすることを心がけます

 3.ダウンスイングでさらに左足に踏み込むようにします
   (タオルを左足でしっかり押さえつけるイメージです)

 4.インパクトで左足が浮かないように意識してショットします
 

このドリルを行うことで
 

 ・エネルギーを下に使う感覚がつかめます

 ・左足にしっかり体重が乗り、ミート率が向上します

 ・スピンの効いた「強くて止まる球」が打てるようになります
 

この練習は、私がプロを指導するときにも
よく取り入れている方法です。

かつて、諸見里しのぶにもよくやらせました。

特にインパクトで伸び上がるクセのある方には、
劇的な効果が期待できます。
 

最初はうまくできないかもしれません。
ですがそれは、体の使い方や重心移動の感覚が
身についていないというだけです。
 

着実にこのドリルを繰り返していただければ
左足でしっかりエネルギーを
受け止められるようになり。。。

「キュキュっ、ピタッ」と止まるショットが
打てるようになって、アイアンショットの精度が
確実にアップしていくはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

この飛ばしの秘密は、

 「もっと正確に、もっと遠くに飛ばしたい」と
 常にドライバーの進化を求め、暇さえあれば
 ゴルフのことばかり考えてしまう…

そんなあなたのためのものです。

以下、江連プロの決意をご確認下さい。

詳細はコチラをクリック

メールマガジン読者限定の特典あり
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

風を敵にするか、味方につけるか

2025.02.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
先週は朝から晩まで台風かのような
強風が吹き荒れていて、
各地でも影響があったようですね。

 
まさに冬の嵐。

 
「春一番」かとも言われていましたが、
今回発表はありませんでしたね。

 
しかし、これからの季節は
強い風が吹く可能性があるため、
ラウンドでの風対策はスコアメイクに重要です。

 
オフシーズンといわれる冬が過ぎ去り、
ベストシーズンの春へと
ようやく季節が移り替わろうとしていますが、

 
風を敵にするか、味方につけるか。

 
スコアは大きく変わります。

ゴルフ日和かと思ったら?

ゴルファーにとっては
長く厳しい冬がまもなく終わり、
ゴルフシーズン開幕の開幕もすぐそこです。

 
冬の間は足が遠のいていたゴルフ場へ
春の訪れとともに意気揚々と向かうも、

 
久しぶりのゴルフへの期待感や高揚感とは裏腹に
いきなり苦戦を強いられることになるかもしれません。

 
晴天の中、暑くも寒くもない最適な気温で
一見申し分なしのゴルフ日和。

 
そんなことを考えていたのもつかの間、

 
キャップが飛ばされてしまいそうなほど
ビュービューと吹き付ける風に
突如としてスコアを崩されることに。

 
ただ、自然の中でプレーするゴルフでは
風の影響は避けることはできません。

 
特にアゲインストの中ではボールを高く打つほど
風の影響を大きく受けることになります。

 
いつもは100ヤード飛ばせていたとしても、
風の影響を受けると飛距離90~70ヤードほどに
なってしまうこともあります。

 
無理に高弾道の球を打ってしまうと、
飛距離が大幅に低減しますので、

 
アゲインストの風が強い日には、
まず低弾道にすることで風の影響を避けていくことが
1つのポイントになります。

アゲインストの風に負けない低弾道を

風に影響されない低弾道のボールを打つための
アドレスでのポイントは2つです。

 
1、ボールを少し右側に置く
2、重心を左に乗せる

 
低い弾道のボールを打つ際には
センター前よりも少し右側にボールを置き、
重心は6対4くらいで左側にかけます。

 
ボールを少し右側に置き重心を左足にすることで、
インパクトでハンドファーストにボールを捉えられ、

 
また、少しロフトの立った状態で
インパクトを迎えられるようになります。

 
ロフトが立った状態でインパクトをするということは、
ロフトの角度が小さいほど打ち出しは低く、

 
さらにバックスピン量も減る傾向にありますので
弾道の低いボールが打ちやすくなります。

 
そしていつもよりグリップを握る力をやや強めて、

 
手首は使いすぎないように、
手首を固める意識でスイングをすることで、

 
アドレスのハンドファーストの形が
スイング中に崩れずにロフトが立った状態で
インパクトを迎えることができます。

 
このようなスイングを行うことで
アゲンストのときにも弾道低いボールで
風に影響されないショットが打てるようになります。

 
季節関係なく自然の中でプレーをしている限り
風の影響を避けることはできません。

 
風向きも、吹く強さも、
一時一時変化していきます。

 
しかし強風も大自然の中で行う
ゴルフならではの醍醐味の1つです。

 
どんな日でもゴルフを楽しめるよう
風が強い日なりのプレーでゴルフを楽しんでくださいね。

  
<本日のおすすめ>

効果実証済みの「力みを取る」プログラム
「小原大二郎のBZ-POWER(ビジネスゾーンパワー)」

力みをとってスコアアップ&飛距離アップを
実現するための5つのステップ。

・そもそもなんで、力んでしまうのか?

・今まで誰も言ってこなかった
 力みを生み出す5つの原因

・スイングの問題だけではない
 力みを取るための具体的な方法

・力みを生まないための最大の特効薬

などなど、、、

力みを取りスコアアップに
つなげていく方法を伝授しています。

全レベル・全年齢対象。
年齢に関係なく実践可能。

力みを取り除き、
スコアアップを叶える秘密はコチラ…

https://g-live.info/click/bzpwr_hs2502/

 
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】左手首こうするだけで飛距離UP

2025.02.16
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「左手首こうするだけで飛距離UP」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

実は、手首に注目してそれを正しい方向に導くことで
飛距離アップに直結します。

その手首の方向とは。。。?

(続きはビデオにて)

左手首こうするだけで飛距離UP


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf250216/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

「左手掌屈(しょうくつ)」で全て解決

それは、左手首が手の平側へ折れる掌屈傾向にすることです。

そこで、ヘッドを加速中であるハンドファーストでの理想のインパクトでは
手首はどんな風に曲がっているかというと、
右手は甲側へ折れるヒンジが入って左手は掌屈しています。

左手が甲側へ折れる背屈ではまさにすくい打ちですから
クリーンヒットの窓は狭く、ダフりやトップになりやすいばかりか
当たり負けで飛距離と方向性を落とします。

また、ドライバーヘッドの大型化にともなって、
ヘッドの開閉は少ないほうが
大型ヘッドの特性を有利に使えるようになりました。

そして、ここで重要なのは左手の掌屈では
ヘッドは閉じやすくなることです。

スイング中にヘッドを開く動きは多いので、
閉じる方向になることはかなり有利です。

ダウンスイングを下半身の動きで上半身をしならせるだけにできるなら、
シンプルで簡単な動きで上半身に大きくエネルギーを
タメることができます。

まさに、ダウンスイングはトップで完成したインパクトに近い
上半身を下半身でターンさせて上半身のしなり戻りで
ボールを打ち抜きやすいのが左手掌屈です。

それならトップでも左手は掌屈が有利です。

トップで腕とかシャフトの向など色々なポジションが気になって、
トップはどうあげてどこに収めたらよいか悩んだりします。

しかし、これだけでもトップでの多くの悩みは解消します。

ところで、誰でも右手はセットアップから甲側へ折れていて、
左手は少しだけ甲側へ折れています。

右手のヒンジはインパクトまで入っていますが、
左手は背屈から掌屈でインパクトするので、
左手で見たほうが手首が折れる方向の変化を表現しやすいのです。

正しく左手首掌屈を行うなら

そこで、正しく左手首掌屈を行うなら
やはりしっかり脚を使って バックスイングを開始して、
クラブの勢いを邪魔しないことが一番大切です。

まずは、腰の高さまでの動きがキーとなります。

バックスイング開始で左右両手首と左腕の力を抜いて、
右腕を支えとして体に対してクラブを保持しておきます。

そうすると、バックスイングではヘッドの重心が
シャフトから離れている偏重心特性のためにヘッドは閉じます。

そして、手元は体に対してできるだけ動かさないように、
まさに体の右ターンでインサイド寄りに動かします。

さらに、ヘッドは振り出し後方に向かって
まっすぐに動かします。

そうすると、腰の高さあたりでシャフトが水平になったところで、
シャフトは右斜になっています。

右手の甲はほぼ上向になっているので、
腰から上ではまさにこの右手甲側に向かって
クラブを投げるイメージでクラブの勢いを向けます。

右手を甲側へ折る力を入れるのではなく、
脚で動かしてきたクラブの動く方向を右手甲側に向けようとするだけで、
あくまでも手ではあげません。

そのままクラブの勢いをできるだけ止めないように
左右両手首と左腕の力を抜いておくと、
トップで左手は掌屈になります。

トップでの手首が折れる向きを意識して、
シンプルなスイングで楽々ボールを遠くまで
精度よく飛ばしましょう。

左手掌屈に向いていないと感じるなら

ここで、左手掌屈に向いていないゴルファーも
存在すると言われることがあったり、
実際にやりにくいと感じる場合もあります。

トップを高くあげなければならないと思っていたり、
バックスイングで脚を使えていない場合に
左手を掌屈するとやりたいと思う動きがやりにくくなります。

そうなると、左手首の掌屈ではトップでクラブは下に垂れるので、
さらに上にあげようとして苦しくなって
トップが苦しいときにやってしまう悪い動きを誘発します。

特にトップに向かって腕を上にあげる力でクラブを持ちあげて
アップライト傾向にあると、
クラブの重さで左手掌屈はやりにくくなっています。

さらに、トップに向かって右肘の外側を上にあげる動きがあると、
左手首は甲側へ押されて掌屈しにくくなります。

逆に言うなら左手掌屈では普段やっている右肘の外側を上にあげて、
腰から上の体幹に対して右肘を外に動かす動きを
やりにくくなっています。

そして、インパクトに向かって体の回転で打つことで
左手掌屈ではしなり戻りに任せた動きですが、
手の動きが多いと掌屈は崩れます。

そもそも、バックスイングで脚をあまり使わないまま、
トップに向かって腕の力で上にあげていては
スイングは永遠に良くなりません。

シャフトが水平となる腰の高さぐらいまで脚の動きで
クラブに勢いをつけてきたら、そのあとはその勢いだけに任せて
トップまで行くことが理想です。

ボールを遠くまで飛ばすなら
しなりを使った爆発的なスイングが必要ですが、
自ら出そうとする力を使って手でクラブを振るほど飛ばせません。

それなら、左手掌屈がやりにくいと感じるなら、
それは本来のスイングにおいて
悪い動きがあるからだと考えるべきです。

左手掌屈で手首が痛いなら

ところで、左手掌屈をやろうとしていて
手首が痛くなったのなら主にダフりが原因です。

本来は左手掌屈ではハンドファーストでインパクトしやすいので、
ダフりの最大要因であるクラブのリリースを抑えることができて
ダフりは少ないです。

とはいえ、左手掌屈が入っているほどダフったときの手首の角度は
深くなっているので、その分ダフりで押される力を吸収できる余地は少なく
手首への負担は大きくなります。

そのため、手首が痛いなら
まずはティーアップして練習するとよいです。

手首の折れる方向とヘッドの開閉の関係

ここで、手首の折れる方向とヘッドの開閉には関係があって
左手を甲側へ折る背屈ではヘッドは開き、
手の平側である掌屈なら閉じます。

このように手首の折れる方向とヘッドの開閉の関係が生まれるのは、
腕がクラブなどで引っ張られた状態では
親指を軸にして動きやすいからです。

ヘッドを開く要因

そして、左手掌屈はヘッドを閉じる方向になって
スイングが楽になる理由として、
ヘッドを開く要因が多いことがあげられます。

腕は伸ばすと内側へ捻れるので
右腕を自ら出そうとする力でクラブをあげようとして曲げると
ヘッドは開きます。

左腕の力を抜いているならトップに向かって左腕がクラブに引っ張られると、
左腕は右回転して左脇が開く方向へ動いて左肩甲骨が最大可動域に入ります。

しかし、これはまさにヘッドを開く方向へ動かすことになります。

ダウンスイングでインパクト面に対して手元が浮いているのに、
ヘッドだけでもインパクト面に乗せようとすると
腕を右に回転させることになってヘッドは開きます。

さらに、ヘッドを手で振ろうとすると
グリップに対して横方向の力を加えることになって、
クラブの重心がシャフトから離れている偏重心特性で
ヘッドは開く力を受けます。

また、左手のグリップがウィークだと、
遠心力で腕が伸ばされるインパクトに向かって
ヘッドは開きやすくなります。

こんなにもヘッドが開く方向へ動く要因は多いので、
左手掌屈でヘッドを閉じる傾向をプラスすることで
ヘッドの開閉の度合いを減らすことができてスイングは楽になります。

左手掌屈はさまざまなメリットがあり、
デメリットは悪いスイングからくる真逆の動きに対する違和感ですから
左手掌屈に挑戦してみましょう。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

なぜ、60代を過ぎたあたりから
ゴルファーは嫌でも力んでしまうのか…?

小原大二郎からのお願いです。

「自分は力んでない」という方でも
ご紹介のコチラに載せている

 「力みチェッククイズ」

だけは必ずやってみて下さい…

詳細はコチラをクリック

公開は期間限定です。どうぞお早めに
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加