2025.02.16
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「左手首こうするだけで飛距離UP」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
実は、手首に注目してそれを正しい方向に導くことで
飛距離アップに直結します。
その手首の方向とは。。。?
(続きはビデオにて)
左手首こうするだけで飛距離UP
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
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「左手掌屈(しょうくつ)」で全て解決
それは、左手首が手の平側へ折れる掌屈傾向にすることです。
そこで、ヘッドを加速中であるハンドファーストでの理想のインパクトでは
手首はどんな風に曲がっているかというと、
右手は甲側へ折れるヒンジが入って左手は掌屈しています。
左手が甲側へ折れる背屈ではまさにすくい打ちですから
クリーンヒットの窓は狭く、ダフりやトップになりやすいばかりか
当たり負けで飛距離と方向性を落とします。
また、ドライバーヘッドの大型化にともなって、
ヘッドの開閉は少ないほうが
大型ヘッドの特性を有利に使えるようになりました。
そして、ここで重要なのは左手の掌屈では
ヘッドは閉じやすくなることです。
スイング中にヘッドを開く動きは多いので、
閉じる方向になることはかなり有利です。
ダウンスイングを下半身の動きで上半身をしならせるだけにできるなら、
シンプルで簡単な動きで上半身に大きくエネルギーを
タメることができます。
まさに、ダウンスイングはトップで完成したインパクトに近い
上半身を下半身でターンさせて上半身のしなり戻りで
ボールを打ち抜きやすいのが左手掌屈です。
それならトップでも左手は掌屈が有利です。
トップで腕とかシャフトの向など色々なポジションが気になって、
トップはどうあげてどこに収めたらよいか悩んだりします。
しかし、これだけでもトップでの多くの悩みは解消します。
ところで、誰でも右手はセットアップから甲側へ折れていて、
左手は少しだけ甲側へ折れています。
右手のヒンジはインパクトまで入っていますが、
左手は背屈から掌屈でインパクトするので、
左手で見たほうが手首が折れる方向の変化を表現しやすいのです。
正しく左手首掌屈を行うなら
そこで、正しく左手首掌屈を行うなら
やはりしっかり脚を使って バックスイングを開始して、
クラブの勢いを邪魔しないことが一番大切です。
まずは、腰の高さまでの動きがキーとなります。
バックスイング開始で左右両手首と左腕の力を抜いて、
右腕を支えとして体に対してクラブを保持しておきます。
そうすると、バックスイングではヘッドの重心が
シャフトから離れている偏重心特性のためにヘッドは閉じます。
そして、手元は体に対してできるだけ動かさないように、
まさに体の右ターンでインサイド寄りに動かします。
さらに、ヘッドは振り出し後方に向かって
まっすぐに動かします。
そうすると、腰の高さあたりでシャフトが水平になったところで、
シャフトは右斜になっています。
右手の甲はほぼ上向になっているので、
腰から上ではまさにこの右手甲側に向かって
クラブを投げるイメージでクラブの勢いを向けます。
右手を甲側へ折る力を入れるのではなく、
脚で動かしてきたクラブの動く方向を右手甲側に向けようとするだけで、
あくまでも手ではあげません。
そのままクラブの勢いをできるだけ止めないように
左右両手首と左腕の力を抜いておくと、
トップで左手は掌屈になります。
トップでの手首が折れる向きを意識して、
シンプルなスイングで楽々ボールを遠くまで
精度よく飛ばしましょう。
左手掌屈に向いていないと感じるなら
ここで、左手掌屈に向いていないゴルファーも
存在すると言われることがあったり、
実際にやりにくいと感じる場合もあります。
トップを高くあげなければならないと思っていたり、
バックスイングで脚を使えていない場合に
左手を掌屈するとやりたいと思う動きがやりにくくなります。
そうなると、左手首の掌屈ではトップでクラブは下に垂れるので、
さらに上にあげようとして苦しくなって
トップが苦しいときにやってしまう悪い動きを誘発します。
特にトップに向かって腕を上にあげる力でクラブを持ちあげて
アップライト傾向にあると、
クラブの重さで左手掌屈はやりにくくなっています。
さらに、トップに向かって右肘の外側を上にあげる動きがあると、
左手首は甲側へ押されて掌屈しにくくなります。
逆に言うなら左手掌屈では普段やっている右肘の外側を上にあげて、
腰から上の体幹に対して右肘を外に動かす動きを
やりにくくなっています。
そして、インパクトに向かって体の回転で打つことで
左手掌屈ではしなり戻りに任せた動きですが、
手の動きが多いと掌屈は崩れます。
そもそも、バックスイングで脚をあまり使わないまま、
トップに向かって腕の力で上にあげていては
スイングは永遠に良くなりません。
シャフトが水平となる腰の高さぐらいまで脚の動きで
クラブに勢いをつけてきたら、そのあとはその勢いだけに任せて
トップまで行くことが理想です。
ボールを遠くまで飛ばすなら
しなりを使った爆発的なスイングが必要ですが、
自ら出そうとする力を使って手でクラブを振るほど飛ばせません。
それなら、左手掌屈がやりにくいと感じるなら、
それは本来のスイングにおいて
悪い動きがあるからだと考えるべきです。
左手掌屈で手首が痛いなら
ところで、左手掌屈をやろうとしていて
手首が痛くなったのなら主にダフりが原因です。
本来は左手掌屈ではハンドファーストでインパクトしやすいので、
ダフりの最大要因であるクラブのリリースを抑えることができて
ダフりは少ないです。
とはいえ、左手掌屈が入っているほどダフったときの手首の角度は
深くなっているので、その分ダフりで押される力を吸収できる余地は少なく
手首への負担は大きくなります。
そのため、手首が痛いなら
まずはティーアップして練習するとよいです。
手首の折れる方向とヘッドの開閉の関係
ここで、手首の折れる方向とヘッドの開閉には関係があって
左手を甲側へ折る背屈ではヘッドは開き、
手の平側である掌屈なら閉じます。
このように手首の折れる方向とヘッドの開閉の関係が生まれるのは、
腕がクラブなどで引っ張られた状態では
親指を軸にして動きやすいからです。
ヘッドを開く要因
そして、左手掌屈はヘッドを閉じる方向になって
スイングが楽になる理由として、
ヘッドを開く要因が多いことがあげられます。
腕は伸ばすと内側へ捻れるので
右腕を自ら出そうとする力でクラブをあげようとして曲げると
ヘッドは開きます。
左腕の力を抜いているならトップに向かって左腕がクラブに引っ張られると、
左腕は右回転して左脇が開く方向へ動いて左肩甲骨が最大可動域に入ります。
しかし、これはまさにヘッドを開く方向へ動かすことになります。
ダウンスイングでインパクト面に対して手元が浮いているのに、
ヘッドだけでもインパクト面に乗せようとすると
腕を右に回転させることになってヘッドは開きます。
さらに、ヘッドを手で振ろうとすると
グリップに対して横方向の力を加えることになって、
クラブの重心がシャフトから離れている偏重心特性で
ヘッドは開く力を受けます。
また、左手のグリップがウィークだと、
遠心力で腕が伸ばされるインパクトに向かって
ヘッドは開きやすくなります。
こんなにもヘッドが開く方向へ動く要因は多いので、
左手掌屈でヘッドを閉じる傾向をプラスすることで
ヘッドの開閉の度合いを減らすことができてスイングは楽になります。
左手掌屈はさまざまなメリットがあり、
デメリットは悪いスイングからくる真逆の動きに対する違和感ですから
左手掌屈に挑戦してみましょう。
では、また。
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