From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、
こんにちは、
森崎 崇(もりさき たかし)です。
私は仕事柄、
毎日のようにクラブを握り、
毎日のようにボールを打ちます。
で、ゴルフをしていていつも思うのは、
ゴルフって本当に、
難しいスポーツだな。
ということです。
ゴルフ以外のスポーツに
プロを目指すくらい
時間をかけて打ち込んだことがない
私が言うのはあれですが、
ゴルフには、
ほかのスポーツではあまり見ない
難しい特徴がたくさんあります。
例えば、ターゲットに対して、
体を真横(スクエア)に構えるところであったり、
細かすぎる上にゴルフ場によって違うルールだったり、
特にスクエアに構える部分が、
ゴルフを一気に難しくしています。
レッスンを通じてたくさんの
ゴルファーの方に指導をさせてもらいましたが、
本人はスクエアに構えているつもりでも、
はたから見たらターゲットからズレている
ということがよくあるのです。
でもこれって、人間の体の構造上、
どうしようもない部分であって、
意識することで一時的に直っても
気を抜くとすぐ
ターゲットからズレたアドレスを
してしまうのです。
スクエアに構えるのは難しい…
繰り返しますが、
これは人間の体や脳の構造上の問題なので、
ターゲットに対してスクエアに構えられないとしても
それはあなたのせいではありません。
スクエアに構えられないという点について
より具体的に説明させてもらうと、、、
人間は、
目に見えている情報が多い方に
体を向ける傾向があるのです。
これ以上詳しいことを私が話すのは
よくないと思うのでやめておきますが、
人間の目や頭、体の構造上の問題らしいです。
なので、
右利きの人は頑張って首を左側に捻りながら
ターゲットを確認してアドレスをしていきますが、
どうしてもターゲット(ピン)の右側と左側だと、
右側の情報量のほうが多いわけです。
すると右側に向きすぎた
アドレスをしてしまうのです。
左利きの人は全く逆で、
左に向きすぎたアドレスをしてしまいます。
そのままスイングをしてしまうと、
どうしてもアウトサイドイン軌道になり、
カットスライスに悩まされたり、
ここぞというときにひっかけてしまったり、
様々なミスに悩まされてしまうのですね。
じゃあどうすればいいの?
これを解決するには、
上の話からお察しいただけると思いますが、
ターゲットに対してスクエアに構えれば良いのですが、、、
なんせ相手が自分の脳みそなので
そう簡単な話でもありません。
自分の無意識の行動を
意識的に抑制するしかないのです。
つまり、
右利きの人は右を向きすぎてしまうので、
ターゲットに対して左に向いているイメージで
アドレスをするくらいがちょうどいいのです。
左利きの場合は逆に考えてください。
「ターゲットに対してスクエアに構える」
というのは、20年30年ゴルフをやっている方でも
出来ていない方は大変多くいらっしゃります。
しかもこれは、室内練習場などの
いわゆる鳥かごでは気づきにくく、
ゴルフ練習場などの広い空間でも
なかなか気づくことができません。
コースに行かないと、
自分がスクエアに構えられていないことに
気付くことすらできないのです。
それはなぜか?
近くのターゲットに対して構えるのと、
遠くのターゲットに対して構えるのでは、
難易度がガラッと違うから。
これも多分納得していただけることだと思いますが、
ターゲットまでの距離が遠ければ遠いほど
目測での “誤差” が大きくなりますよね。
特に「体の向き」というのは
誤差の影響を受けやすいものですので、
ピンが遠ければ遠いほどスクエアに
構えるのが難しくなっていくのです。
グリーンの傾斜は無視するとして、
パッティングの打ち出し方向はあまり
ズレないのと同じ原理ですね。
森崎流、スクエアに構える方法
ではメルマガの最後に
「森崎流、スクエアに構える方法」を
ご紹介させていただこうと思います。
直前の話に少し
ヒントが隠されているのですが、、、
ターゲットが遠いよりは近いほうが
正確にアドレスができるわけですから、
ボールからピンまでの間に目印を作って、
ピンではなく手前の目印に対して
スクエアに構えていけばいいのです。
この目印のことを
ボウリングの世界では
「スパット」と呼びますよね。
あれも原理は全く同じで、
遠いピンをターゲットにするよりも、
手前のスパットをターゲットにしたほうが、
正確な方向性で投げることができるのです。
なのでゴルフでも、
常にピンに対してアドレスをするのではなく、
ボールからピンまでの間に自分でスパット(目印)を作って
そのスパットに対してアドレスをするようにしましょう。
さらにもう一つ、
森崎流を付け加えさせていただくと、、、
ただ漠然と、
自分の目線でアドレスをするのではなく、
フェース面を使いましょう。
実際のコースに出ると、
フェース面以上に平行なラインはありません。
ドライバーなどは少し湾曲していますが、
アイアンなどは一直線ですよね。
そのフェース面をピッタリと
スパットに対して合わせてから、
自分の体をクラブに対して
合わせていくのです。
スパットに対してアドレスするよりも
さらに近いターゲット(クラブ)に対して
アドレスをすることができますね。
ターゲットが近づけば近づくほど
正確にアドレスをすることができます。
おさらいすると、、、
まずボールからピンまでの間に
スパット(目印)になるものを探す。
次にすのスパット(目印)に対して
クラブのフェース面をピタッと合わせる。
最後にクラブに対してアドレスをしていく。
この流れを忘れずに
ぜひ次のラウンドで試してみてください。
森崎崇
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