From:ガッツパー水柿
練馬の自宅より、、、
こんにちは。ガッツパー水柿です。
今日は、あなたに
「素振りには魂が宿る」
というテーマでお話をしたいと思います。
よく生徒さんからいただく質問で、
素振りはイメージ通りのスイングが出来るのに、
実際にボールを目の前にすると
素振りと同じようにスイングが出来ません。
というお悩みをいただくことがあります。
素振りだとクラブを振ることだけに集中できますが、
いざボールを目の前にすると、、、
どうしても無意識のうちに
「当てる」という動作をしてしまって
素振りとは違うスイングになっている人が多いのです。
さらに、インパクトを意識して変わってしまうだけでなく、
そもそも素振りとは違うスイングをしないと
打つことができないという人も実際に居ます。
これは、ボールを打つための素振りではなく、
素振りのための素振りをしてしまっているんですね。
あなたは本気の素振りが出来ていますか?
なぜ素振りのように打てないのか?
色んなことが挙げられると思いますが、
ボールを目の前にすると、様々な欲が出てきます。
・うまく当てたい
・曲げたくない
・遠くに飛ばしたい
・プレッシャー
そういったことにどうしても目が行きがちなのですが、
本質はそこではなく、そもそも素振りそのものに
原因があることがほとんどなのです。
間違った素振りをしてしまうと、
もちろん、本番とのギャップが生まれてしまい、
・インパクトで左肘が引ける動きになってしまったり
・アウトサイドイン軌道が強く出てしまいやすくなったり
・スライスが出やすくなってしまったり
色々なミスにつながってしまうようになってしまいます。
では、素振りのどこに問題があるのでしょうか?
素振り ≠ ショットのスイング
それは、素振りで「ボールを打つ」という
意識が無さすぎることが原因なんです。
素振りの時は、打つことを意識しないで
打つ時に初めてボールを意識してしまうと、、、
アドレスの位置にヘッドが戻らないような
体を回すことしか考えていない素振りを
無意識の内にしてしまいます。
結果としてスライスを助長するような
動きとなってしまうこともあります。
素振りの感覚というのは身体に残っているので、
実際のスイングでいきなり良いショットが打てる
なんてことはありません。
そのような間違ったリハーサルを何度も繰り返すので、
素振りと本番とでスイングがガラッと替わってしまうのです。
言ってしまえば、意味のない素振りになってしまっているんですね。
練習の素振りを粗末にすると素振りの時間も無駄なものになってしまいます。
本当に実際のスイングを意識して素振りが
出来ているという方はかなり少ないと感じます。
本気でボールを打つための素振り
例えば、練習場などでもボールを打つことにばかり
意識がいってしまって、1、2回軽く素振りをする程度。
本気の素振りが何よりも大事で、
ボールを打つのはどういう風に飛ぶのかの
確認作業でしかありません。
タイトルにも書いたように、
素振りには魂が宿ります。
形だけの素振りではなく、本気でボールを打つための
素振りになっているかどうかが最も重要なんですね。
今から打つ球を極限までイメージして
今自分が起こりやすいミスのポイントを抑えて
本気の素振りができているかどうか。
コースだったらその時に調子が悪いワンポイントを
意識して本気で素振りをしてみましょう。^^
トップ・ダフリなどのミスが出やすいのであれば
本気素振りで上下動を意識してスイングしてみましょう。
コースでは打ち直しができません。
ですが、それが本番を想定して素振りが出来ていれば
仮想のボールを打っていることになるので、
練習場のように2球目、3球目の球が打てるようになります。
是非、次回練習場に行ったら
10回本気の素振りをした後に
1球確認の球を打ってみましょう。
本気素振りを続けることで、
素振りと実際のスイングとのギャップが
徐々になくなってくると思います。
まずは、自分の素振りをスローモーションで
動画撮影してみるのも良いですね。^^
それでは、またメールします。
ガッツパー水柿
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