2020.03.25
From:ガッツパー水柿
練馬の自宅より、、、
こんにちは。ガッツパー水柿です。
今日はあなたに
「知っておきたいパターの基礎知識」
というテーマでお話をしたいと思います。
「ゴルフをしていて嬉しい、
又は楽しいと感じるのはどんなときですか?」
こう聞かれると、多くのゴルファーは
「ベストスコアを達成したとき」と答えます。
私は今まで多くのゴルファーの
ベストスコア達成のお手伝いをしてきました。
「ベストが出ました、ありがとうございます!」と
スコアカードを提出してくださる方も多いのですが…
同じ方に何回かスコアカードを頂いていると、
あることが気になってしまうことがよくあるんです…
それなりに少なくない頻度で…
一体何が気になってしまうのか?
結論から言ってしまうと
パット数がほぼ変化していないことが多いのです^^;
中にはラウンドの途中から
パット数が書かれていなかったりということも。
確かにスイングが良くなって、
ベストが出たのは僕にとっても
本当に嬉しいことです。
しかし、ゴルフにおいては
パターもショットと同じ1打。
少し意識をしてみるだけで、
さらなるベスト達成に結びつきます。
そこで今日は、
パッティングをグリップ・アドレスからストロークまで
一通り紐解いて解説させていただきます。
パッティングと他のスイングの違い
パッティングとショットでは、
異なる考え方をしたほうがいい場面があります。
そもそもパッティングにおいて重要なのが、
①距離感
②方向性
③Line読み
の3つです。
この3要素を正確にしていくことで、
どんどんパット数は減ります。
それを踏まえた上で、
ショットと異なった考え方を
していただきたいのがグリップです。
一般的にグリップの感覚は、よく
「カバンや釣り革を指先で握るイメージ」と表現されます。
フィンガーグリップと言って、
手首を柔らかく使います。
しかし、パターにおいてはちょっと違います。
基本的にパターは
指先ではなく、手のひらで包みこむようにグリップします。
手の中で無駄な隙間が生まれてしまうと、
グリップがぐらついたり、
手首が動きやすくなってしまうため、
「手とクラブがつながっている」
ようなイメージにします。
あえて言葉にするのなら、
パターはしっかり握ります。
グリップのぐらつきによる
微妙な打ち出し方向の違いが、
パターにおいては致命傷になります。
色んな握り方の中でも、
逆オーバーラッピンググリップをオススメします。
(利き手の感覚を活かして
タッチを出しやすいですし、
手首の動きを抑えられるため)
パッティング・アドレス
グリップの違いがわかったら、
今度はアドレスを見ていきましょう。
パッティングとショットで共通して
とても重要なのが、振り子の動きです。
また、パターに関してはターゲットに対して
フェース面がスクエアに近い形で
クラブを使っていくことが大切です。
なのでそこが崩れるような動きを
してはいけません。
・スタンス幅
基本的に股関節の幅です。
下半身が安定しやすいです。
・前傾角度
ボールの真上に目線が来るように
股関節から前傾姿勢を作りましょう。
そうすることによって、
打ち出し方向に対して
スクエアに構えやすくなります。
また、振り子運動もし易くなります。
・腕の形
よく言われるのが3角形・又は5角形ですが、
固定されている感覚さえあればどちらでも構いません。
3角形を作るなら、
脇をしめてあげれば固定されます。
5角形の場合ですが、
肘が手前に向いてしまうと固定されないので、
外に向けましょう。
一気にグッと固定されます。
ここまでの3つを一通りチェックしてみてください。^^
パッティング・ストローク
次はストロークです。
一貫して意識していただきたいのは、
振り子を安定させるために
腰(土台)・頭(支点)・手首(クラブ)を
固定することです。
多くありがちなのは、
・アドレスをした後、
カップを見た際に肩のラインが開いてしまう
・打ったボールを目で追いかけようとして
肩のラインが開いて振り子運動がずれる
といった問題です。
肩だけを回転させて
ストロークしていくのですが、
カップを見る際、肩から下は固定して、
目線以外動かさないようにしましょう。
そうすることで、
スクエアなパッティングができます。
そしてもう1点、
ストロークのテンポと力感についてです。
基本的にはクラブの重さを使っていくのですが、
パターの重さによって少し違いがあります。
重いパターはクラブの重さだけで
ボールがしっかり転がりますが、
軽めのパターの場合は
しっかりインパクトさせたいところです。
ただし、どちらの場合も
テイクバックからフォローにかけて
テンポは一定〜やや加速するようにしてください。^^
パターが上手いゴルファーほど
テンポが一定な傾向があります。
距離感と方向性のドリル
ここまででお伝えしたアドレス、ストロークを活かすために、
距離感と方向性を鍛えるドリルもご紹介します。
★距離感を鍛えるためのドリル
パターについては、
とにかく打って感覚を養っていくしかないのですが、
距離感を養う練習として、
1)目標物を見ながら打つ
目標を見ながらボールを投げるのと同じように
距離感が身につきやすいです。
2)カップめがけて打つ際、カップインさせるのではなく、
あえて手前で寸止めする。
上手くボールの転がるスピードを
調整して打たないとカップに入ってしまいます。
手前で止まるように打つ事で
ボールスピードがコントロールできるようになり、
距離感を養う効果があります。
パターの練習を意識的にしている方でも
目標物にボールを当てたり
パターマットでカップに入れたり
という練習を行っている方は、
是非取り入れて見てください。
★方向性を鍛えるためのドリル
そもそも方向が合わないということは
・体、フェースの向きが合っていない
・パターのライ角通りに構えられていない
このどちらかです。
ターゲットラインに対してフェースが直角で、
アドレスは平行になっているか。
十字線を引き、確認してみましょう。
これさえ出来ていれば
後はストロークを安定させるだけです^^
コースで気をつけるべきこと
ここまで来たら、後は本番ですね。
グリーンは日々変化しているので、
必ず練習グリーンでその日の傾向は掴んでおきましょう。
その上で、
エラーが起きても大惨事にならないように。
自信があって入れたいときは
30,40cmオーバーぐらいで打つ。
傾斜が難しい、下りで速い場面等では刻んでいく。
これさえ気をつけていれば、
よほど悲惨な結果にはならないでしょう。
本日のメールで、パターに意識が向いたという方が
1人でも増えてくれたら嬉しいです。
是非、スコアアップに役立ててください。
それではまたメールします。
ガッツパー水柿
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