From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
おはようございます、
服部コースケです。
ブッチ・ハーモン
レッド・ベター
言わずと知れた
トップゴルファーを支えるコーチですね。
アメリカでは、
毎年「GOLF DIGEST誌」の中で、
その年のゴルフインストラクターの
ランキングを発表しています。
このランキングは、
コーチやインストラクターからの
投票で決まります。
毎年、そのランキングの上位に、
必ずと言っていいほど選ばれる
2人のコーチ
私も彼らの姿は
とても刺激になり、
勉強になっています。
ゴルフコーチが有名になったのは、
タイガー・ウッズが
ブッチ・ハーモンにゴルフを習って
決定的に上達したことからです。
先日のマスターズでは
奇跡の復活優勝で、
お母さんや子供さんと
喜びを分かち合う姿に
ちょっと感動しました。
タイガー・ウッズがマスターズで、
最年少で初優勝をしてから
もう22年も経ったんですね。
当時21歳だった彼は
「親父に習ったスイングでマスターズを勝った」と
お父さんと抱き合い
歓喜していたのを思い出しました。
しかしタイガーは
「このスイングでは、自分はもう勝てない」
とも思ったそうです。
そこで当時のコーチ、
ブッチ・ハーモンとともに
1からスイングを作り直したのです。
勝ちに甘んじることなく
常に上を目指していたんですね。
実際に
「変化のない状況に退屈し、
完璧なスイングに強いこだわりを持っているから」
と、タイガー・ウッズは言っています。
その結果、
2,000年代から10連勝する
最強のスイングが完成したわけです。
クラブの進化とタイガー・ウッズの進化
2000年代というのは
ヘッドが小さくて
シャフトが短いものが主流でした。
それが数年で、
ヘッドが大型化して
シャフトも軽量長尺化しました。
今まで通りのスイングでは
振り遅れることが多発してしまっていたんですね。
タイガー・ウッズは
そのスイングを修正しようとしていました。
しかし、
新しいクラブを使い始めた
多くの選手たちの飛距離は、
飛躍的に伸び始めて
タイガー・ウッズに追い付いてきたのです。
だからタイガー・ウッズもクラブを変えて、
アドバンテージを守ろうと考えました。
体は年齢とともに変わってきますし、
道具も年々変わっていきます。
タイガー・ウッズはそんな変化に負けず、
何度もスイング改造に取り組み
今のスイングを手に入れました。
飛距離を伸ばすX-Factorの秘密
2000年代のタイガー・ウッズは
「シッティング・ダウン」という
ダウンスイングの時に
椅子に腰かけるように
沈みこむ動作をするスイングが特徴でした。
上体をひねり下半身でブロック
捻転差を作り出すことで
飛距離を伸ばしていました。
この体の捻転差が「X-Factor」です。
トップポジションを頭の真上から見たら、
両肩のラインと腰のラインが、
ちょうどアルファベットの「X」
の文字のようにクロスしているから
「X-Factor」と呼ばれるようになったコレ。
ジムマクリーンが
使い始めた概念ですね。
「腰と肩の回転、この差が45度くらいと回すのがいいよ。」
と、言われているのを知っている方も多いでしょう。
トップの位置で
腰がアドレスから45度回転して
肩は90度回転する。
これで、X-Factor は
45度となるわけなのですが・・・
実際には、その差は少なくなっていきます。
人の体は、
腰を回さないと肩が回らなくなるので
捻転差が少なくなります。
だからこそ
ダウンスイングで
角度差をキープすることが大事なんです。
その角度が大きい、小さいにかかわらず
インパクト以降に肩が追いついてきます。
まさにタイガー・ウッズの
「シッティング・ダウン」です。
現在のタイガー・ウッズは
膝や腰への負担が少ないスイングとなりました。
しかし、
インパクトからフォローにかけてのスイングの加速は、
全盛期と比べても見劣りしないですよね。
ドライバーの平均飛距離だって303ヤード。
凄いですよね。
ゴルフ道具の進化
年を重ねて変化していく体
様々な変化を受け入れて
常に新しい完璧なスイングを目指し
進化していくタイガー・ウッズ
私たちも彼のように
常に進化していくゴルファーでいたいですね。
服部コースケ
<本日のオススメ>
タイガー・ウッズ復活記念!
ここ2,3年のタイガー・ウッズのスイングの特徴
“体の負担を減らしながらも飛距離は落ちない”
まさに理想のスイングですね。
私達が彼のようなスイングを手に入れることは出来るのか…
答えはここにありました。
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