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ベストスコア達成のためのゴルフ場選び

2024.01.31
morisaki

From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、

 
こんばんは。
森崎です。

 
突然ですが、
ラウンドの予約をするとき、
どのようなゴルフ場の選び方をしていますか?

 
ネットやアプリで
ゴルフ場の予約をしている方なら、

行き慣れたゴルフ場だったり
価格の安いゴルフ場だったりと
様々な基準でゴルフ場を選んでいると思います。

 
しかし当然ですが、
難しいコースや
相性の悪いコースでは
良いスコアも出しにくいです。

 
そこで、今回は意外と陥りがちな
コース選びの注意点についてお話していきます!

評価はやさしいのに難しいコース?

コースの評価はやさしいのに、
実際にアベレージプレーヤーの方には
難しいコース
というのはザラにあります。

 
それはなぜか?

 
実はこれ、
コースの難易度の評価方法
原因があるんです。

 
コース難易度の指標として
長年使われ定着しているのは、
コースレーティングと呼ばれる審査基準です。

 
これはラフの状態やハザードの数、コース形状などを審査し、
その難易度を数値で表したもので、

基本的に72を基準にして数字が大きければ難しく、
低ければやさしいと認識していただいてOKです。

 
・・・あれ?

じゃあこれで数字が低いコースを選んだら
スコアが出やすいんじゃないの?と思うかもしれませんが、

実は、そこに1つ思わぬ落とし穴があるんです。

コースレーティングは上級者向けの指標

実はこのコースレーティングの難易度は、

ハンディキャップがゼロのゴルファー、いわゆる
スクラッチプレーヤーを基準にしています。

 
しかし、上級者ならとにかく
100切り、90切りのプレーヤーにとっては
難しい、やさしいと感じる基準は変わるため
この指標があてにならないことがあるんです。

 
例えば、上級者には気にならないような
手前の150y程度の位置のハザードや
短い谷越えのシチュエーションでも、

アベレージゴルファーには脅威であったりと
同じコースでも、感じる難易度には
差異があるんです。

 
それに対して、ここ数年で
ようやく日本でも浸透してきた別の審査基準で
スロープレーティングというものがあります。

 
これはコースレーティングとは違い
ハンディキャップが20前後のアベレージゴルファーを
基準にした数値
であるため、

アマチュアゴルファーの難易度に関する感覚と
かなり近い基準で数値化されています。

 
こちらは
平均値は113となっており、
55から155までの数値で表記されるので

基準値がコースレーティングと異なるので注意してください。

 
スロープレーティングは
コースレーティングよりも後からできたため
なかなか一般に浸透していませんでしたが、

最近はスロープレーティングを記載しているサイトもあり、
県ごとのスロープレーティングをランキングで掲載していたり
参考にできる所も増えています。

 
もちろんやさしいコースだけを回る事だけが
良いとは限りませんし、

たとえ難易度の高いコースでも
何度も通ううちに戦略を覚えて、
スコアメイクの方法を模索していくのも
楽しみ方の一つです。
 
 
ただ、たまにはやさしいコースで
良いスコアを狙いたい!

という時には、
ぜひこのスロープレーティングでの
コース選びも参考にしてみてください!

 

森崎

 
 
 
 

<本日のオススメ>

コース選びのほかにも、
ベストスコアのために準備していただきたいものが
コースコンディションや天候に対する万全な備えです。

 
せっかく攻略しやすいゴルフ場を選んでも、
雨や朝露の濡れ等によって
本来のパフォーマンスが出せなければ

スコアが出せないばかりか、
今日はコンディションが悪いからと
投げやりなゴルフになってしまいます。

 
特に今の時期は寒さで霜もおりやすく
芝が濡れていることも多いですから。

 
いつの間にかグリップやグローブが濡れて
いつも以上に力んでミスをおこしがちです。

そこで最近、濡れに対して強い
「全天候型」の「力みを取り除くグローブ」が
完成したのですが、、、

人気のため、各サイズ残りわずかです。
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何かを始めるのに最高のタイミング

2024.01.31
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、

おはようございます。
近藤です。

 
いよいよ1月も最終日となり
明日からは2月がスタートしますが、

2月には今の元号である「令和」の元となった
令月という異名があります。

(テレビでみた情報の受け売りですが)

 
令和という元号の由来となった万葉集の歌で

「初春の令月にして気淑(よ)く風和らぎ・・・」

という歌があり、
令月というのは

「すべて物事を行なうのによい月」
だそうなので、

早速明日から、スコアアップのために
何か手近な新しい目標を立てて
取り組んでみてはいかがですか?

 
もし、何をすればよいか迷っているという方には‥

このとっておきの上達方法をオススメします!

アプローチ巧者への道

ゴルフの中でも重要なショートゲーム

その要素の1つであるアプローチが上達すれば、
グリーン周りでの余計なミスが減り
パターも楽になったり
と、非常に重要なスキルです。

 
ただ残念ながら、練習場であまり
実践向けの練習をできている方はいないんですよね。

 
ここでいうところの
「アプローチ巧者」になるために
必要な考えや練習は、一体なんだと思いますか?

 
実際のラウンドを思い浮かべてみましょう。

 
例えばあなたはピンまで
30ヤードの位置にいるとします。

 
そんなとき何を考えますか?

 

 

 

答えは出ましたか?

ここで私が考える
重要な考える事は、

「キャリーとランの比率」です。

 
キャリーとランの比率を知っておくことで、
おのずと【落とし場所】が決まってくるんです。

 
しかし短い距離なら条件反射的に
サンドウェッジや高いロフトのウェッジを
選択するという方も多く、

練習場でも短い距離のショット練習は
同じようなウェッジだけでしか
実践していない方もします。

 
しかし、ラウンド時のグリーン周りの状況は様々です。

せっかく様々なクラブ、同じスイングで
低くて転がる、高くて止まる、
などの球種コントロールができるのに、
この選択肢をあえて狭めることはありません。

 
大まかな目安として、
クラブのキャリーとランの関係は
下記のような比率になっています。

キャリー:ランの比率
Sw 2:1
Aw 1:1
Pw 1:2
9番 1:3

ただし、あくまで目安です。

グリーンの早い状況ではランも伸びますし、
または逆に雨や朝露でグリーンが遅い時は
あえてランが殺されることを考慮し
番手選びをすることも大切です。

コースで回っているときや、
できればアプローチグリーンの練習が出来る場所で
自分の中で距離感の基準を確認できると、
自信をもってアプローチに望めます!

同じ距離を違うクラブで打つ注意点

同じ距離を異なるクラブで打てるようになるのに、
意識すべき点が二つあります。

 
それが
振り幅とスピード(テンポ)のコントロールです。

 
クラブを変えて同じ距離を打つ場合
振り幅を変えることにのみ意識が向くと、
距離感が合わなくなる事があります。

 
これはクラブスピードが変わってしまっていることが
大きな原因の一つ
なので、

番手による振り幅をつかみ、
一定のスピードで振ることができれば、
距離感が安定してくると思います。

 
慣れるまでは1,2とリズムを口に出して言ってみたり、
スマホなどでメトロノームのアプリをイヤホンで聞いて
スイングのテンポを確認すると良いですね。

 
いかがでしたか?

 
ちょうど新年が空けて1ヶ月が経ち、
休みモードから本格的にエンジンがかかり始めた方も
多いのではないですか?

 
せっかくならその熱量を利用して、
一気にベストスコアへの道を掛け合ってください!

 

 

 
近藤

 

 
<本日のオススメ>

アプローチ以外で
ショートゲームのもう一つの要といえば、
パッティングですよね。

 
それこそパターは様々な種類があり
打感が良いパター、構えやすいパターなど
形状やメーカーごとに特徴も多種多様ですが

3パットを無くして
100切り、90切りを実現するというのであれば、
これが最も適していると言えるでしょう。

「ベストタッチパター」

その名の通り、タッチを直感的に感じて
距離感をより鋭敏にすることで、
寄せのタッチ精度を上げたり、
さらには中距離の1パットすら狙える。

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3パットを確実に減らしたい方は、
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※センターシャフトに抵抗がある方も、
 使ってみるとその良さが分かる事もありますので
 ぜひ、食わず嫌いをせずにチェックしてみて下さい!



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スライスしないで飛ばせるグリップとは?

2024.01.30
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「スライスしないで飛ばせるグリップとは?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ズバリ、スライスしないグリップとは。。。?

ウィークグリップだと、難しい

ゴルフでスライスしたくないというふうに
あなたも思っているかもしれませんが、
 

そのためには、いわゆるウィークグリップですと
スライスが出やすくなります。
 

ウィークにするのではなく、指先でクラブを持って
クラブフェースを開いて、閉じてができるようになるには
 

ウィークでなく、かつグリッププレッシャーもない
自然なグリップができることが、大きなカギになります。

 「江連さん、それはわかっているんですけど
  なかなか難しいんです。。。」

 

はい、そのように思うあなたは
こんなふうにやってみてください。

ナチュラルなグリップの手順

まず、こんな感じで左手一本で
クラブを持ってみましょう。
 

2024-0125_5
 

身体の向きも、横で半身になって打ち出し方向を見ながら
指にただ引っ掛けておくぐらいの感じですね。
 

そこの姿勢から、構えていくようにすると。。。
 

2024-0129_2
 

試していただけるとわかると思いますが
ウィークグリップにあまりならないと思いませんか?
 

そのように構えているのが、とっても自然なんです。
 

グリップというと、自分の身体の正面で作っているようなのを
本とか新聞とかテレビなどでも目にすることがあると思います。
 

そうした構えも間違いではないのですが、
先ほどのようにして横で半身になって向こうを見ながら
(たとえば100ヤード先に打つならそちらを見ながら)
 

左手で楽に持って、そこから構えたほうが
間違いなくスコアになりやすいし、自然なわけです。

「半身」の効用

半身というのはちょっと精度が高い言葉なんですが、
 

2024-0125_5
 

 ・ボールのことも見ているし

 ・向こうも見ている
 

それでボールと目標を結んで見ている感じですね。
 

これが半身です。
 

その時に左手でクラブを持っている時が
体が勝手に一番自然な形になりますし。。。
 

何より、スクエアになりやすいです。
 

しかも、スウィング中にフェースの開いて閉じてが
楽にできるようにもなりますので、スライスもしません。
 

ウィークグリップですと、開いてしまって
自分で閉じようとして、おかしなことになりますからね。。。
 

ということで、構える前には
半身で左で軽く持つこと。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

「ピンまで届くクラブを持っているのに、
 力むバカはいないだろう?」

これは、江連忠プロが
世界ゴルフ殿堂入りを果たした
ケン・ベンチュリー氏から得た言葉ですが…

実際に力みを取るのは
敏腕のコーチでも実現が難しい部分です。

ですが、それを直感的に解決するために
開発されたアイテムが、コチラなんですが…

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なくなり次第終了。お早めに
 

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大叩き回避!一発脱出のバンカーショットのコツ

2024.01.29
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
先週、松山英樹プロが
米男子ツアーでホールインワンを達成しましたね。

 
ティーショットからグリーンへ、
2、3回跳ねてからカップへ吸い込まれていくボール。

 
さすがです。
おめでとうございます。

 
そして、あの大舞台で
ホールインワンを達成したにも関わらず、
寡黙で控えめな松山プロ。

 
松山プロらしいです。

 
ゴルフを長くやられていれば、
人生で一回はホールインワンを
達成したいと思いますよね。

 
松山英樹プロが

 
「あんまり分からず打ったら入りました」

 
と言っていたとニュースでみましたが、

 
ホールインワンというのは、
なかなか狙って出すというのは難しいですよね。

 
ただでさえ、思い通りの場所へ
ボールを運ぶことは難しいことです。

 
そして、いくら用意周到に練習を積み重ね、
イメージトレーニングをしていたとしても、

 
往々にして予想外のプレーを
強いられる場面に遭遇します。

抜け出せないバンカー

例えば、ゴルファーの多くの方が
バンカーショットを苦手にされていますよね。

 
コースに行って、一発で出なかった時なんて、
頭の中が真っ白になってしまって

 
2発、3発と立て続けに出ずに、
結果的として大叩きになってしまう。

 
バンカーは砂の硬さによって打ち方を
変えていかなくては行けないので

一概にバンカー脱出には
こうしてください!というような
常套手段が一つというわけではありません。

ですが、こういったバンカーに入れてしまった場合にこそ、
落ち着いて対応し、きちんと出し方さえ知っていれば、

 
大丈夫です。

 
慌てて何打も打ってしまうということも回避できるので
ぜひ参考にしていただけたらと思います。

一発脱出のためのスイング

1度でもバンカーで苦しめられた経験があると、
トラウマになってバンカーに苦手意識が
植え付けられてしまっているかもしれません。

 
ですが、実はバンカーショットというのは
非常にオーソドックスなんです。

 
ビジネスゾーン、そして肩から肩のスイングを
そのままバンカーでもやってみてください。

 
クラブの裏側のバウンスで
クラブを滑らすようなイメージで、
大きくしっかりと振り抜いてください。

 
芝生の上でも、マットの上でやっても、
シュッと小さな音がなる程度に
わずかに滑らせるようなイメージです。

 
いつも通りのスイングが
出来たかどうかのバロメーターとして

 
砂の取る量、砂の取れた量に注目してください。

 
この際に砂がたくさん飛びすぎていると
これは打ち込んでいる証拠となります。

 
イメージとしては、
砂をさっと薄くかすめ取るようなイメージですね。

 
本当に薄くカンナで皮をはぎ取るようなくらい
薄く入れるようなイメージを持ってください。

フォロースルーをしっかりと

バンカーショットで力に任せてボールを出そうとして、
砂を叩いてしまって失敗をしてしまうケースがあります。
 

「抜け出したい」という気持ちが先行して
ボールを出すことだけに意識してしまいがちですが、

 
バンカーショットでは
しっかりとフォロースルーまで意識をすることが重要です。
 

バックスイングで腰の高さまで振り上げたなら、腰の高さまで。
肩の高さまで振り上げたなら肩の高さまで。

 
しっかりとフォロースルーを意識してみましょう。

 
よりリスクの少ない方法で
バンカーから脱出することで、

だんだんと成功体験を積み重ねていき、
苦手意識を払しょくすることにつながります。

 
思いがけずホールインワンを達成することもあれば、
思いがけずバンカーにボールを打ち込んでしまうこともあります。

 
ゴルフではどんなシチュエーションでも
冷静に次のショット、次のホールへと進めていかなくてはいけません。
 

ぜひ万が一のシチュエーションに備えて
一つ一つ苦手を克服し、スコアアップを目指していってくださいね。

 

<本日のおすすめ>

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【ビデオ】250y迄ならコレで飛ばしOK。でも…

2024.01.28
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「250y迄ならコレで飛ばしOK。でも…」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ドライバーで250yぐらいまでなら、
体重としなりを無駄なく利用すれば飛ばせます。

しかし、それ以上飛ばしたいとなると
どうしても取り入れなければならないことがありますが、
それは一体、どんなことでしょうか。。。?

(続きはビデオにて)

250y迄ならコレで飛ばしOK。でも…


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240128/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

初動加速と左脚の蹴りと手首

それは、

 ・ダウンスイング序盤での積極的加速

 ・左脚での地面への落下の反動での蹴り

 ・手首の安定性

です。

そこで、今回はそれぞれの動きに必要な筋力と
神経系のトレーニングをお伝えしたいと思います。

手床滑らせスロートレーニング

ダウンスイング序盤の加速では、
腹筋と背中側に大きく広がって
腕につながる広背筋が重要です。

そこで、「手床滑らせスロートレーニング」をやってみます。

軍手で床を滑らせるのでイボイボが
手の甲側になるようにはめて、
膝はマットなどについて四つん這いになります。

そこから腰を床に落とすようにしながら
手元を床の上で前に滑らせて、
腹筋や腕に少し張りを感じるまで伸ばします。

床はフローリングでもよいですが、
畳なら目の縦方向へ向かって滑らせる方向にします。

そして、手元を体からもうこれ以上離せないところまで滑らせて止めて、
そこから3秒かけて先ほどの少し床を滑らせたポジションまで戻します。

腕というよりも腹筋を強く意識してお腹をへこめるようにして
手元を引きつけます。

そこからまた3秒かけて手元を遠くまで離す動き10往復を
2〜3セットやりましょう。

これは、スロートレーニングモードとなり動きの遅い遅筋はもちろん、
実はゆっくり動いているにもかかわらず
素早く動く速筋までも同時に鍛えることができます。

手元を離す距離の目安として、
この往復運動をできるだけ素早くやった場合に
30回できるぐらいよりは手元を遠くまで離しましょう。

実はこれだけで筋肉は大きくなりますが、
素早く動くための神経系は鍛えられません。

そこで、実際のショットではヘッドスピード計を利用して、
素振りでヘッドスピードをアップさせる練習も
しっかりやるようにすれば万全です。

左脚にステップ&左ターン

そして次は左脚の蹴りの筋力と神経系の強化で
「左脚にステップ&左ターン」です。

左脚の着地での爆発力のためには、
左脚にステップしてすぐに左の後ろポケットを
斜め後ろ45度に蹴り返す動きをやります。

これで着地で伸ばされた筋肉と腱が元の長さに急激にしなり戻る
「伸張短縮サイクル」での爆発的な力を利用できるための
コツと筋力を強化します。

「左脚にステップ&左ターン」で、
全体の動きをやってみるとこんな感じになります。

まずは、右脚片脚で立って右足つま先は正面へ向けておいて
両腕は胸の前でたたみ、腰から上の体幹は硬い一枚の板にしておきます。

そこから、右脚の地面への力をゼロにして
左足母指球の少し後ろあたりで体重を支えるように
真横にステップします。

左脚へ落下しながら左脚で全体重を支えた瞬間に
左脚への落下の反動を利用して、
左脚を斜め後方45度ぐらいに向かって蹴って体幹を左にターンさせます。

落下のときに左足つま先は
45度程度左を向いているとやりやすいです。

そうすると、体は左にターンして
右脚の上に乗る感じで右脚に戻ります。

ここで右脚に戻ったときに腰から上は左斜め前方45度ぐらいを
向いているとよいです。

これを連続して行うと、
まさにトップに向かう切り返しからダウンスイングしてきて
インパクトに向かう両脚の正しい使い方を体験できます。

ここで、この動きの効果を高めるための注意点があります。

それは、左足母指球の少し後ろあたりで地面を捉えたときに
左腿の前側の筋肉に頼らないように、
お尻の筋肉で落下を抑えて脚を伸ばそうとすることです。

パワーボール

そして最後にもう一つ、手首を強化するにはやっぱり
「パワーボール回し」が楽しいです。

パワーボールはゴルフにとって手首を有効利用できるための
筋肉群を鍛えるには最適です。

さらに、手首だけではなく、
手首につながる腕全体の関節を支える筋肉はもちろん、
体幹を安定化させるための筋肉群までも強化可能です。

お腹を凹めて体幹を固めたまま
グリグリとボールを回転させます。

10~30秒を2~3セット、片手ずつ両手をやります。

だんだん高速にビュンビュンと鳴る音の高さを糧に、
週に2~3回程度やってみましょう。

手首を回す方向は外回しだとより高速に回せ、
左手首なら左回りです。

また、手首だけではなく全身をしっかり動かないようにしながら、
できるだけ高速に回転させようとすることで
腕や体幹全体を安定させる筋肉群を鍛えることにもなります。

今回お伝えした3種類のトレーニングは、
250y以上飛ばすための筋力と神経のベースをつくってくれますから
地道にやりましょう。

スロートレーニング

ここで、スロートレーニングでの最適負荷として
1回しかあげられない重量1RM(Repetition Maximum)に対して、
その50%程度の負荷として50RMが最適です。

これはだいたい30回ぐらい動かせる負荷となります。

「手元床滑らせスロートレーニング」で
手元をどこまで体から離したらよいかの目安としましょう。

1回だけの動きだと、
思ったより楽な範囲での運動でよいことがわかります。

3秒+3秒を10回やったら腹筋や腕が
パンパンに張る感じがすれば効果を出せます。

伸張短縮サイクル

また、「伸張短縮サイクル」を知って
それを最大限に利用できるように動くことは、
大きなパフォーマンスを実現するために重要です。

筋肉が伸ばされることで収縮しようとして、
普段は固くてあまり伸びない筋肉が
骨とつながっているところにある腱までも伸ばされます。

そして、伸ばされた筋肉と腱が元の長さに急激にしなり戻る
「伸張短縮サイクル」での爆発的な力が発揮されます。

また、筋肉が伸ばされて伸ばされた筋肉に対して
脊髄反射で収縮しようとする「伸張性収縮」
「伸張短縮サイクル」の要となっています。

「伸張性収縮」では自ら力を出そうとするときの筋肉を
短くしながら収縮させる「短縮性収縮」よりも、
1桁以上大きな力が発揮されます。

「左脚にステップ&左ターン」では、
実際のスイングで左脚にこの「伸張短縮サイクル」での
爆発的なパワーを発揮させるための神経系と筋力を強化します。

現実は

ところで、現実では多くのゴルファーにおいて、
筋力を強化する前に解決すべき問題を抱えています。

問題点としてセットアップでグリップがウィークで
インパクトに向かって手打ちになるとか、トップからの手打ちや
ダウンスイングでいきなり右脚で蹴って腰を回そうとしたり。

さらには、ダウンスイングで右肘が体の右後ろに外れて
インパクトに向かってセットアップの右肘と体の関係に戻すために
右腕を伸ばしたり。

これらの飛距離とショット精度に
大きな問題となることを放置したままでは、
相当腕力が強くなければ250yまでは飛ばせません。

いずれにしても、ウエイトをあげるなどの特別な環境でなくても、
自宅で地道にできることで250y以上飛ばすための
体をつくりあげることができます。

250yまで飛ばせるためのスイングの問題は
まだ解消できていないかもしれません。

しかし、それが解消できた暁にどんどん飛距離を伸ばせるためにも、
今回お伝えした3種類のトレーニングと素振りでの
ヘッドスピードアップを普段から地道にやってみましょう。
 

では、また。
 

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