From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
さて、今日は
「ゴルフで『PS』って使っている人、います?」
について、お話をしてみたいと思います。
僕はどちらかというと「PS」派なんですが、
最近使っていらっしゃる人が少なくて。。。
今では「PS」と言っても通じない方が多いぐらいです。
「PS」…ウェッジの話です
冒頭から「PS、PS」と何度も連呼していますが、
「PS=追伸」の話でもなく、
「PS=プレイステーション(ゲーム機)」の話でもありません(笑)。
今日は、3本のウェッジについてのお話です。
・ピッチングウェッジ(PW)
・アプローチウェッジ(AW)
・サンドウェッジ(SW)
これらのネーミングを見て、アマチュアの方は
「サンドウェッジ=バンカーから使うクラブ」
「アプローチウェッジ=アプローチをするクラブ」
と思っていらっしゃる方は非常に多いです。
まず、そもそも何故「アプローチウェッジ」は
アプローチウェッジというネーミングになったのか?
僕もこの話をするにあたり、ちょっとだけ調べてみたんですが。。。
正確なことはさっぱり分かりませんでした(汗)。
昔のキャディバッグのウェッジは2本だけ
年齢が比較的上の方はご存知の通り、
もともとはピッチングウェッジ(PW)とサンドウェッジ(SW)のロフトは
それほど開いていませんでした。
ですからキャディバックに入っているウェッジは、
そもそも2本だったのです。
(「昔はそうだった」とおっしゃる方も、多いでしょうね)
ところが、アイアンのロフトが立ってきた20数年前には
PWのロフトも当然立ってきて。。。
SWとの間の距離を打つためギャップを埋めるという意味で
「ギャップウェッジ(GW)」というクラブが生まれました。
日本では、PWとSWの間のクラブという事で
「ピッチングサンド(PS)」というネーミングが一般的でした。
はい、これが冒頭から何度も言っている「PS」ですね。
僕などは今でも「PS」と言ってしまうんですが、
いつからか「アプローチウェッジ」というネーミングが定着して。。。
今では「PS」と言っても通じない方が多いくらいです。
僕のアプローチの考え方
さて冒頭でも触れたとおり、
「アプローチウェッジ」というネーミングが定着すると
「アプローチウェッジ=アプローチをするクラブ」
という連想が生まれやすくなってしまいますよね。
もちろん、アプローチウェッジでアプローチが寄らないとか
僕が全くアプローチで使わないのかというと、
決してそういう訳ではありません。
僕の考え方としては、
・転がしたいならPW
・止めたいのならSW
・転がりすぎても止まりすぎても困るときにAW
という感じです。
グリーンを外した時、
単純に転がせるところにボールがあることも多くはありません。
でも僕は単純に転がせるときも、
SWで「鉄板アプローチ」をしたりします。
ピッチエンドランや、もう少し止めたいときにもSWなので、
アプローチの7割ほどはSWです。
(ちなみに、僕が教えたアマチュアの方はSWのアプローチが多くなります)
「アプローチウェッジ」というネーミングで
「AWはアプローチをするクラブ」だと思っている方には是非、
PWとSWのアプローチにもトライしてみて欲しいですね。
そうすることで、結果どのウェッジのアプローチが
自分に合っているのか分かってきます。
SWのアプローチは難しい?
アマチュアの方の間で定着している考え方
「SWのアプローチは難しい。。。」
これは良く聞く言葉ですが、確かに練習無しでは難しいです。
アプローチの上達には
「いい理論」と「練習量」です。
このように言うと「練習はあまりしたくないなあ」と
あなたは思ってしまうかもしれません。
ですがこの「いい理論」と「練習方法」が分かると
SWが楽しくて楽しくて、練習したくなってしまいます。
ちなみに僕が教えてベストスコアを更新した方は
かなりの数いらっしゃいますが。。。
SWが上達してベストスコアを更新される方が、特に多いです。
ですのでまずは、
「サンドウェッジ=バンカーから使うクラブ」
「アプローチウェッジ=アプローチをするクラブ」
この考え方だけは、あなたの頭から外すようにしてみてください。
そうすることで、あなたのゴルフは間違いなく変わります。
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
<本日のオススメ>
上記した通り、アプローチ技術を上達させるためには
「いい理論」と「練習量」が大切です。
100切りのカリスマ・小原プロの著書『アプローチ勝ち組宣言』は、
アプローチを上達させたい方は、読んでおくべき本です。
この本には、球種ごとにPW・AW・SWの打ち方が
写真付きで詳しく分かりやすく載っているので
ベストスコア更新にも繋がるでしょう。
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「いい理論」を得るのにも練習法を知るのにも
もってこいの本ですので、ぜひチェックしてみてください。
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