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[画像付き・徹底解説]パッティング理論3要素

2017.08.12
kameko

From:亀子充温

こんにちは、、、

さて、前回に続きパッティングについて進めます。

私のことをまだご存知でない方はこちらのメルマガをご覧ください

https://g-live.info/?p=25057

前回大好評だったパターの記事はこちら

https://g-live.info/?p=26030

今回のメルマガでは、
先週の続き、パッティングの3要素についてお届けします。

実際に私がプロキャディとして
北田瑠衣プロにも僭越ながらコーチングさせていただいた内容も
特別に公開してみました、、、

ぜひゆっくりとお読みください。

【パッティング理論3要素】

①カップに届く強さで打てる事—届かなければ入らないのです。
この克服方法は、タッチの練習しかありません。

先ずは、自宅でもゴルフ場でも構いません。
50cm刻みで、、、

50cm : 1m : 1.5m : 2m : 2.5m : 3m
の距離を打てる6通りのタッチを身に付けて下さい。

6通りのストロークを行った時の
【スピード】&【テイクバックの長さ】&【フォロー長さ】&【フェイス軌道】を
目に焼き付け体で感じ体得して下さい。

目に焼き付けるには、、、
練習の際、アドレスの頭の位置のまま、
インパクト後も頭を動かさずボールの行方は目だけで追って下さい。

*協力者が居たら、、、頭(脳天)を押さえて貰いパッティングして下さい。

②ラインを読み切る事—読めなければ入らないのです。

この克服方法は、観察力を身に付ける事から始めましょう!!!
僕がキャディーの時は、先ず、スライス・フック・スネーク、直感を大事にラインを読みます。

その後、直感の確認作業に入ります。
(1)カップとボール間のラインをボール後方3~5m程から読みます。
(2)カップとボール間のラインをカップ後方3~5m程から読みます。
(3)カップとボール間の高低差をラインの右サイドから確認します(広い視野で)
(4)カップとボール間の高低差をラインの左サイドから確認します(広い視野で)

それでも読めない時は、グリーンの外まで出てなるべく広い視野でラインを読みます。
この作業を何度も何度も繰り返す事が経験となり少しずつ読める様になります。

ラウンド前に練習グリーンでライン読みをしてみて下さい。
*ちょっと格好悪いのですが、、、読んだラインを跨いでラインに沿って跨ぎながら歩くと読み易いですよ!!

③読み切ったラインに打ち出せる事—ラインに乗せられなければ入らないのです。

この克服方法は、兎に角、ラインに対しファイスがスクエアにボールをヒットさせる練習しかありません。

その練習方法は【ノンテイクバックストローク】です。
太一郎(清田プロ)にはいつも試合前にやって貰います。

去年の日本女子オープンの時は、瑠衣ちゃん(北田プロ)に、
ダンロップ福島オープンで道央(松村プロ)にも伝授しました。

ボールの後ろでパターフェイスをラインにスクエアに合わせて
アドレスしてからテイクバックせずにボールを押し出して下さい。

コツは、フォローでなるべくフェイスをスクエアに保ち&ボールを撫でる様なイメージでストロークする事です。

こんな感じで、、、、(添付はフェイスバランスの2ボールパターでフックライン)
ストロークのポイントは
★背筋〜頚椎〜頭のてっぺんまでの軸を動かさない。
★左手でリード&右手で押し出す。
★ボールを撫でる様にヒットする。

1-min

2-min

3-min

4-min

5-min

3要素以外でも重要な事があります。

①パター選び
*パター選びの際は、貴方のフィーリングが大事です。
パターの形・色・重さなどなど、、、
嫌いなタイプのパターは使い辛いですよね!!

ショップで手に取り、
フェイスバランスorトゥバランス???かを確認してから、
目を瞑ってストロークしてみて貴方に馴染むストロークし易いパターを選んで下さい。

*僕のオススメは、ヘッドが重いタイプです。
手先で打ち辛く、体幹でパッティング出来てストロークが安定します。

②アドレス
*どっしり構える事が大事です。

前傾がきつい方が良い人or前傾が緩やかな方が良い人、、、
などと貴方の骨格や筋肉量により貴方にベストなアドレスがあります。

Goodなアドレスは、疲れ難いのです。

【アドレスの手順】
(1)肩幅より少し広めに両足を開いて胸を張って直立

(2)その状態から上半身をリラックスさせ両手で反動をつけてジャンプして着地

   着地した状態は、、、、
   
   多分、膝が曲がり、腰がどっしりして、前傾すると思います。
   
   この前傾状態 = 貴方が落ち着く構えです
   (正対した方向から誰かに押されても動じない姿勢)
   
   この前傾状態から股関節を軸に前傾角度を高低させて
   心地よい前傾姿勢を模索して下さい。

(3)模索できた心地よい前傾姿勢
         ↓
   両手をダラリと下げた手の位置でパターのグリップを握って下さい。

address1

③パッティング時のグリッピング
*貴方の骨格や筋肉量によるベストなグリッピングを見つけて下さい。

グリップの握り方は、貴方がよりシックリ持てる握り方で構いません。

ここでは、両手の向き解説します。

グリップを握る前に手の向きをシンクロ(同調)させて下さい。
両手の平の向きをラインに合わせて平行にして下さい。

両手の平の向きが異なると右手と左手が同じ軌道を通りません。

*下記をご覧ください。

hand-min

④ストロークのリズム
*リズムでストロークのスピードが変わります。

  例えばスイングで、、、、

  松山君のスイング = 
  ゆっくりテイクバック→トップで間を取り→ダウンスイング

  近ちゃん(近藤共弘プロ)のスイング
  = ピュッとテイクバック→ピュッとダウンスイング

  僕の意見:松山君のスイング、特にトップでの間が好きですが、、、リズムはどちらでも構いません
  理由は、ロックが好きな人:バラードが好きな人:演歌が好きな人などなど、
  人それぞれに心地よいリズムがあるからです。

  貴方の好きなパッティングストロークのリズムを探して下さい。

⑤ストローク方法
*前回メルマガのパター種類によるストロークをご覧ください。

さて
もう2つ大事な事は、、、

1、読んだライン上のチェックです。
  晋呉君(片山プロ)は、自分の読んだライン上のゴミや小石を事丁寧に拾います。

2、強めのパット
  徹ちゃん(谷口プロ)や谷ちゃん(谷原プロ)など
  パターの上手いプロは、薄めのラインで30~70cmオーバーでカップを狙います。
  *カップオーバーのパッティングは、外した時にも返しのパッティングのラインが読めてGOODです。

追伸:
最後に、、、
前回のメルマガのボールプレゼントに
沢山のご応募&コメントを戴き、有難うございました。

ボールプレゼントは、1名だけで、、、恐縮しております。
コメントは、300を超えました。90分かけて読みました。

皆さんの【ゴルフに対する熱心さ】が伝わってきました、、、、、感動&感謝

コメントには、、、
フェイスバランスとトゥーバランスを知った方・フックに悩む方

動画レクチャーをご希望の方・僕のレッスンをご希望の方・僕の作るウェアに興味を持っていただいた方

などなど沢山の意見を戴きましたので今後のメルマガ作成の参考にしていきます。

因みに僕の作るウェアは、【BLOODSHIFT】でネット検索して下さい。
お洒落と機能性に拘ったウェアを作っております。


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バンカーショットでホームランが多い…

2017.08.12
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「バンカーショットでホームランが多い…」

についてお話しようと思います。

バンカーでホームランが出てしまうと、
グリーン奥に行ってOBというパターンも。。。

では、そうならないためにはどうすればいいか?
今日はその方法についてです。

ちなみに…ホームランについておさらい

 ホームラン:
 ボールを直接打ってしまい、飛びすぎてしまうこと。

 
 

↑はい、まずはホームランについては、これでよいでしょうかね?
 
 

さて本題。ホームランを避けるためには、
必ず「ある下準備」が重要です。それは。。。
 

 ダフらせる準備
 

です!

とはいえ、ダフらせると言っても、何をすればいいのかわからない。
そういう方もいらっしゃるかもしれません。

具体的には。。。
 

足を砂にグリグリと埋める!

そうです、もうグリグリと埋めちゃって下さい。

プロの試合とかをテレビで見ると
必ずプロたちもコレをやっていますよね。

でも、アマチュアの方はこのへんのことを
きちんとやっていないことが多いように感じます。。。(T_T)
 

ダフらせるためには、普通に砂に立った状態では、
なかなかダフらせることができません。

特に普段からトップが多い人だったりすると、
よけいにホームランしやすくなります。

グリグリと足を埋めていただけると、
まあ少なくとも1センチぐらいは
通常の状態より下がるはずです。

そうすると当然、クラブの最下点が
通常よりも下に下がりますので。。。

あとはいつもどおりのスイングで振っていただければ、
勝手にダフらせる構えになっちゃいます!
 

もうホントだまされたと思って、
コレだけやってみてください。

コレだけで、バンカーはビックリするぐらい出しやすくなりますし、
ダフればホームランだって、絶対にしなくなりますから!

バンカーの「ふんわりショット」にダマされるな!

そしてバンカーについて知っておいてほしいこと、
「下準備」をもう一つだけご紹介します。

たとえばコースレッスンなどでお客様を見させていただいていて、
アマチュアの多くの方がバンカーを打つときに感じるのは。。。
 

 「すくい打ちになっていることが多い」
 

これはホント、結構な確率で出会います。

バンカーショットはアゴの高さに影響されやすいのですが、
特にアゴの高いバンカーでは、
すくい打ちのように打つ方が本当に多いです。

アプローチなんかではすくい打ちをするような
素振りを見せないのに、バンカーになったとたん、
 

 「ふんわり上げないといけない」
 

そんなふうに勘違いをしてしまっているようです。

これはなぜかというと、プロがバンカーで打つ
 

 「エクスプロージョンショット」
 

が大きく影響しているように思います。

プロや上手な人は、砂を爆発させて打つ
エクスプロージョンショットで打つわけですが。。。

その打球が、なんかふんわりと
打っているように見えるんですよね。

「ふんわり仕上げ」は結果でしかない

エクスプロージョンショットの場合、
直接ボールにクラブのフェースを当てるというより
クラブとボールの間に間に砂を入れて打ちます。

そのため、何となくフワッと上がっているように
見えるわけです。

ですがその「ふんわり仕上げ」は、
爆発の副産物としてボールを飛ばしているために
そのように見えているだけで。。。

あの「ふんわり仕上げ」を、
直接フェース面で捉えて実現しようとするのは、
大きな間違いなんです!

まあ、人間というのは見た感じに影響を受けやすいので、
「ああ打たないといけない」と思うと、手先からクラブが動いて
逆に簡単に出せなくなっちゃうんです。。。
 

でも、ここまで言った準備をきちんとやれば、
かなりの確率でバンカーショットの成功率は上がるはずです。

ビジネスゾーンのスイングだけで、
「ふんわり仕上げ」のバンカーショットも
ちゃーんと打てるようになります!^^

ダマされたと思って、ぜひお試しあれ!

追伸:「バンカーショット教材」が…

さて、このたびそんなバンカーショットの教材が
リリースされました! その名も。。。
 

 森田安寛の『ザ・ショートゲーム ~バンカーショット編~』
 

はい、ここでタイトルを見て、
必ず「お約束」のアクションとしては。。。
 

 「え、森田安寛って、ダレ?」
 

はい、モンゴのことですよ~(∩´∀`)∩ワーイ
 

今日お話ししたような、ちょっとしたことで
バンカーショットが得意に早変わりするノウハウを
ギューッっと詰め込みました。

今なら新発売価格ですので、まだご覧になっていない方は
ぜひ一度、下のページを覗いてみてください!

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以上、少しでも参考になればうれしいです!
 

それでは、今日も楽しいゴルフを!
 

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ラウンド前日の練習でスコアアップ!?

2017.08.11
mizugaki

From:ガッツパー水柿
ゴルフパフォーマンス練馬店より、、、

こんにちは。ガッツパー水柿です。

今日は、あなたに

「ラウンド前日の練習でスコアアップ!?」

というテーマでお話をしたいと思います。

あなたはこんな経験ありませんか?

「前日の練習ではとても気持ちよくショットが打てていたのに
 コースではそのショットが影を潜めてしまった・・・」

「前日は「調子がいいな」と思っていたのに、
 スコアにつながらずガッカリ・・・」

もし、このような経験があるのなら、、、
ラウンドの前日の練習方法を意識するだけで

スコアアップにつながることがあります。

ハッキリ言って、
知っているか知らないかの違いでしかないので、
覚えておいて損はありません。

練習場とコースは別モノ

もちろん理解していると思うのですが
練習場とコースは別モノです。

・練習場はスイングを作る場所

・コースは感覚を養う場所

なので、どちらが多すぎても
少なすぎてもダメな訳です。

そしてどうしても練習場でのイメージを
引きずってコースで失敗してしまうことがよくあります。

もしかすると
「練習場でたくさんの球を打って調子を上げる」
という方も多いのかもしれませんね。

結論から言うと、、、
前日の過度な練習はNGです。

確かに、たくさんの球を打っていると、
そのうちの何球かは満足のいく球が打ててくると思います。

しかし、それは体が慣れてきてミート率が上がってしまい
いいショットが出ているだけなんです。

言いかえると、どんなに練習場で
良い感触がつかめたとしても、

それが同じように
コースで打てるとは限らないのです。

練習タイミングの意識

それでもやっぱり不安だ!
と思う方は練習の時間を意識してみて下さい。

明日のスタート時間を意識して、
同じ時間に練習することで、

出来る限り身体のコンディションの
「ズレ」をなくしていきます。

watch例えば、翌朝7:00スタートだとすると
前日も朝7:00から練習場で練習します。

意外にこの時間を気にして
練習できている人は少ないと思います。

朝イチはどうしても身体が動きづらくなります。

それが前日夜間に練習してしまうと
同じような感覚では振れないですよね?

結果昨日はあんなに良かったのに!
とギャップが出来てしまうんです。

身体のコンディションを同じにすることで、
練習時とコースに出た時のギャップを減らすことができ、
前日の練習の効果が更に出やすくなります。^^

ルーチンの意識

練習場というのは

・同じ場所から
・同じクラブを使って
・変わらぬシチュエーションから
・何度でも

続けて打つことができます。

対してラウンドでは、やり直しもきかなければ
同じ場所から何球も打つことが出来ないので、
全く心構えが違います。

renshu

それでいきなりラウンド中に
練習場と同じショットを打とうとすることは
実はかなり難易度が高いことをやろうとしています。

もしこのコースとのギャップを
無くすように練習をするとしたら

一球ずつ違うクラブを使って
自分のイメージしたキャリーを
コースと同じように時間をかけて練習してみて下さい。

それが当日のリハーサルとなり、
ラウンド当日でのギャップを減らし、
効果的な練習となります。

最後に、

ラウンド前日に何よりも重要となることは、

心身ともにベストなコンディションに
持っていくこと
です。

具体的には最終ホール
ホールアウトした自分をイメージして下さい。

そして、

自分がベストスコアを更新した瞬間を
強くイメージして寝るようにします。

最高のイメージを作り、
睡眠をしっかりとって、

練習も大事ですが、体調を万全にすることを
一番に心掛けてくださいね。^^

心身の状態が良いと感覚も研ぎ澄まされ、
自分の持っているポテンシャルを
存分に発揮できることでしょう。

それでは、またメールします。

ガッツパー水柿

 

<本日のオススメ>

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【ビデオ】ミート率が上がらない時はココに注意

2017.08.11
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

こんにちは小原大二郎です。

先週の金曜日に
ゴルフライブさん主催の
交流ラウンドに行ってきました。

朝起きてみたら
あいにくの雨だったのですが

開始直前に止んでくれてホッとしました(笑)

交流ラウンドやコンペの一番の魅力は
何と言っても出会いにありますよね。

初対面の方同士が
笑顔で周っているのを見ると
本当に嬉しくなってきますよね。

老若男女関係なしに取り組める。

改めてゴルフゴルフほど
素晴らしいスポーツはない。
そう再認識させられました。

いつも来てくださる方
はじめてご参加いただいた方
本当にありがとうございました。
色々お話ができて本当に楽しかったです。

当日は一人ひとりスイングを
じっくり見せていただいたのですが

スイング自体は
とてもきれいなのにもったいないな~
という方が何名かいらっしゃいました。

この方達に共通しているのは
ある部分(1箇所)を修正すれば
一気にミート率が上がるということです。

そのある部分、どこだかわかりますか?


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 

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あなたはバンカーを苦手にしていませんか?

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「フックに悩んでいます」のウソ

2017.08.10
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「“フックに悩んでいます”のウソ」

という話をしたいと思います。

もちろん、スライスに悩んでいるゴルファーの方が多いでしょうが、
フックに悩んでいるという人も、少なくないですよね。

とはいえ今日の話は、フックやスライスの悩み以外にも、
ダフリやトップといった悩みをお持ちの方にも
役に立つ内容になるはずです。

フックが出ないドライバーが欲しい

フィッティングにいらっしゃるお客様の中には、
こんなリクエストをしてくる方がいらっしゃいます。
 
 

 「徳嵩さん、実は私フックに悩んでいまして、
  フックが出ないドライバーが欲しいんですが。。。」

 
 

もちろん、フックが出ているのですから
フックの出ないクラブにするという、
その発想自体は間違っていません。

実際自分も、そのようなご提案をお客様にすることもあります。

何度もこの場でお伝えしているように、
ゴルフクラブから力を借りられるのであれば、
それを借りるのも、ゴルフの醍醐味といえますから。。。
 
 

なんですが。。。

これはあまり言われていないことだと感じるのですが、
たとえばフックに悩む方に対して、処方箋として
 

 ・フックが出にくいクラブを提案していい時

 ・そのようなクラブは提案しない方がいい時
 

そうした提案をしていい時と、そうでない時があると言ったら
あなたは驚くでしょうか?

薬が「毒」になることもある

なぜ、フックに悩んでいる人に、場合によっては
フックを解消するクラブを提案してはいけないのか?

それは、フックに悩んでいるようでいて実は
 

 「本当はスライスしてしまうのが嫌で、
  それを無理くりつかまえようとして、フックが出ている」

 

という可能性もあるからです。
(そしてそれは、あなたが思っているよりも割合としては多いです)

そのような方に、フックをクラブで直すのというのは
逆効果になってしまいます。

実は、そのようなゴルファーの方にはむしろ

 「つかまりやすいクラブ」

を提案したほうがうまくいくことが多いです。
 

 「え、徳嵩さん。
  ちょっとそれは言い間違いじゃないですか?」

 「ただでさえつかまりやすいって言っているんですから、
  そんなことしたら『大フック』になっちゃいませんか。。。?」

 

いいえ、意外に思うかもしれませんが、
こういう人にはつかまりやすいクラブを与えたほうが
うまくいくことが多いんです。

その悩み、ホントにそれが原因?

どういうことかといいますと。。。

そもそも、右に出るのを嫌がってフックが出ているわけですから、
つかまりやすいクラブなら、右に行く心配は消せますよね?

そこで自然なスイングにしていただくことで、
自分の狙った出玉に近づけることができる、というわけです。
 
 

今回のような事例(本当はスライスしてしまうのが嫌で、
それを無理くりつかまえようとして、フックが出ている)の場合。。。

多くの方は、自分がスライスに悩んでいたことを
すっかり忘れてしまっているものなのです。

それはそうですよね。
だって、今出ているボールはフックなんですから。
そちらにフォーカスしてしまうのは、自然なことです。
 
 

これと少し似たは話ですが、ダフリが多い人というのは
軽いクラブを(それもかなり長いこと)使っていることが多いです。

これも逆に感じる方がいるかもしれませんが、
つまりこういうことです。
 

 使っていたのが軽いクラブだったため、
 最初のうちはトップが出ていた

     ↓

 そこから当てようとして上下動(沈み込み)が大きくなって、
 結果、ダフるミスが多く出るようになった

 

この場合も、自分が当初(それもクラブのせいで)
トップが出ていたことなんて、長いこと時間が経っていて、
もう忘れてしまっているわけです。

適応は人間の本能。しょうがない。けど…

ですが、こうした行動の結果になるのは、
人間として仕方のない部分はあります。

望まない結果が出てしまった時に
「次は出ないようにしよう」という具合に適応しようとするのは、
人間として極めて自然なことだからです。

ですが、そのミスを克服しようとする時、
スイングの方向性として「正しい」のならいいのですが。。。

多くの人は「正しくない」方向を続けてしまいます。
実はここに、大きな問題があります。

正しくない方法を続けてしまうと、
たとえばいざ、レッスンを受けて正しいスイングができるようになった時。。。
 

 「習ったのに、かえってミスが増えた」

 「あそこにレッスンに行ったら、当たらなくなった」

 「逆にスコアが悪くなって、ゴルフにならなくなった」
 

ということが起こる場合があるのです。

それはひとえに、悪い方向に適応してしまっているからで、
やり続ければ必ずいい方向に向かうのですが。。。

その我慢が、なかなか出来ないというのが現実のようです。
 

ともあれ、チーム小原の場合はありがたいことに
クラブとレッスンの一体化を提唱していますので。。。

考え方として、スイングという「ベース」を置きながら、
レッスンやフィッティングを受けていただいています。

それが結果的に、レッスン代もクラブ代も
最終的にはムダがないので、そのようにオススメしています。
 

レッスン以外のお客様にもぜひ、
フィッティングに来ていただきたいところなんですが

あいにくレッスン関係のお客様でかなり埋まっていて、
現状、お受けすることができない状況です。

もし空き枠が出てきましたら、
このメールマガジンの場でお知らせしますので、
今しばらくお待ち下さい。

追伸:モンゴプロのバンカー上達プログラム

チーム小原のモンゴプロが今回
バンカー上達のプログラムを新しく出したそうです。

 森田安寛の『ザ・ショートゲーム ~バンカーショット編~』

モンゴプロのショートゲームについては
今さら説明するまでもないかもしれませんが。。。

バンカーが苦手だと思っている方は
ぜひ一度のぞいてみるといいと思います。

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※新発売記念! 期間限定の特典プレゼント多数あり
 
 

それでは、また次回。

徳嵩力一

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