From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「クラブで欠点をカバーすると癖が消えない?」
という話をしたいと思います。
なぜこのようなことをお話するかといいますと、
先週のメールに、このような質問をいただきました。
絶対標準クラブを使うべき?
質問の内容は以下のとおりです。
(カトウさん)
>
> 質問です。クラブフィッティングをすると
> 良い結果が出る事は理解できます。
>
> でも私の疑問は、クラブフィッティングをして、
> その人個人個人の癖に合わせる結果、
> 基本的なスイング技術の向上を阻害するのでは
> 無いのでしょうか?
>
> 最近はドライバーのロフトやつかまりを
> 使用者の癖に合わせて調整できるなど
> 店頭市販のクラブの進化も凄いですが、
> 自分の欠点をカバーしてくれるので
> 癖が治らないという弊害は無いのですか?
>
> むしろ正しいフォームとスイングを身につけられるように
> 強いられるような、いわば絶対標準クラブのようなものを
> 使ったほうが良いのではと思うのですがいかがでしょうか?
>
まず、結論から申し上げますね。
正直に言うと、加藤さんのご意見はごもっともですし、
正しいフォームが身につけられるクラブを選ぶというのも、
「正解」だと思いますし、
自分のクセに合わせて、
結果を出すことも正解だと思います。
正解はあなたの中に
ですが、その正解を選ぶ権利はプレイヤーにあります。
今のスイングのまま結果を出したい人も入れば、
カトウさんのように、標準となるスイングになったときに
うまく当たるクラブを選ぶというのも正解です。
ところで、このメルマガを読んでいるあなたなら、
どちらを選択しますか?
1.今のクセのままいく
→今のスイングのまま欠点を補うために
フィッティングが必要です
2.スイングを変える
→絶対標準に合わせるための
フィッティングが必要です
どちらの考え方も間違いではありません。
ですが、今のスイングのままでもフィッティング必要ですし、
その人にとっての標準を探すためにも、
フィッティングは必要だというのが、私の立場です。
絶対標準のクラブといっても、
それがアスリート向けのものもありますし、
年齢が上の方向けのものもありますから。
いいスイングをするためのクラブ選び
「チーム小原」には、いわゆる目指すべきスイングがあるので、
その弊害にならないクラブをフィッティングしています。
そのスイングに邪魔にならないような
クラブ選びというのが前提になります。
これは極端な例で、以前のお客様でもいらっしゃいましたが、
クラブが合ってないと、正しいセットアップも出来ない場合もあるのです。
クラブが合っていない人の場合、
コーチが言う正しいアドレス、ボール位置、グリップの握り方など。。。
そのアドレスを取ってボールを打ったら、
ボールが当たらなくなります。
当たらなくなると、レッスンもしくはスイングが
信じられなくなります。
そうなると、プレイヤー自身がボールに当てようとする動きになり、
結果、スイングが教わった動きとは別の動きになります。
つまり正しいボールの位置にボールが置けなかったら、
理想のアドレスに構えようとしても、
構えられないということがも起こりうるわけです。
これは、スイングを作る上で弊害しか生みません。
話を戻しますが、
「今のクセのままいく」のも「スイングを変える」のも
どちらも間違いではありません。
結局のところは、使う人、
プレイヤーがどう考えているかどうかです。
繰り返しますが、どちらを選ぶにしても、
最終的にはプレイヤーに選択肢があるということです。
以上、お答えになっているでしょうか?
ちなみに、今回のお話も含めて、ゴルフクラブについて
また質問がありましたら、下のコメント欄に書いてみて下さい。
今後、この場で回答させていただくかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また次回。
徳嵩力一
追伸
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