From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「このトップだけでパワフルスイング」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
トップの形はいろいろ気になるものです。
しかし、ダウンスイングしてきてインパクトまでのことを考えて、
それが簡単で最良になるトップについて追求すると
見えてくることがあります。それは。。。?
(続きはビデオにて)
このトップだけでパワフルスイング
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf241006/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
手首を折る向きを意識
それは、トップで手首を折って
腕とシャフトに角度をつけるときの、
手首を折る向きを意識することです。
では、手首はどんな方向へ折ったらよいのでしょうか。
ヒンジを深くする
それは、右手を甲側へ折るヒンジを入れる方向へ
手首を折ることです。
これは、左手で言うなら手の平側へ折る掌屈になります。
左手の掌屈についてはいろいろ議論されていて、
それが合っている人とかやると
不調になるケースもあると言われています。
しかし、ダウンスイングからインパクトまでのことを考えると、
左手は掌屈になっていたほうが
ヘッドの加速に意識を集中できます。
掌屈が不得意なケース
そして、掌屈が不得意という場合は、
ダウンスイングでシャフトに対して横方向の力で
クラブを振ろうとしている場合が多いです。
多くのケースでは、ダウンスイングから
いきなりヘッドをボールに向かって
クラブを振ろうとしています。
しかし、それでは手元はインパクト面に対して浮いて、
インパクト近くでいろいろな調整動作が必要になります。
本来ならグリップエンド方向に引っ張ることで
素早くインパクト面に乗って、
ヘッドの加速に全勢力を傾けることができます。
グリップエンドを軌道に向かって引っ張りはじめたいなら、
左手は掌屈状態でヒンジが深く入っているほど
素直に体重と腹筋で引っ張ることができます。
そのことは綱引きのときの
手の向きを見てみると理解できます。
綱引きでは左手の平は自分の方向を向くように、
綱に対して下から入れています。
そのことからトップでグリップエンド方向へ引きたいなら、
左手の平は自分を向いているようにしたほうが
やりやすいことになります。
この左手の掌屈を深くしたトップは手の操作を入れにくく
手の力では振れない感じですが、
体重と腹筋でグリップエンドを引っ張ることは
ものすごくやりやすくなります。
まさに、グリップを綱引きの綱のイメージで
グリップエンド方向へ自然に引っ張ることができます。
実は通常の左手の甲が平で親指側へ折るコックが入った状態では、
ダウンスイング序盤でグリップに対して
横方向へ力を加えやすくなっています。
さらに、左手の甲側に折れる背屈では
グリップに対して横方向への複雑な力を加える傾向になって、
グリップエンド方向へ引っ張りにくくなります。
具体的にはこうする
では、具体的にはどんな動きを意識すればよいのか
見てみましょう。
バックスイング開始で左右両手首の力を抜いて、
腰から上の体幹と右腕の関係を変えないようにしながら
脚の動きを主体にして右にターンします。
そうするとセットアップで手首は親指側へ折れるコックが入っているので、
右腕を軸にしてシャフトは左に倒れてヘッドは置いていかれるようにして
ヘッドは閉じてきます。
そうすると、まさにバックスイング開始から
クラブの重心をグリップエンド方向へ
引っ張っていく感じになります。
手元はつま先よりボール方向へ出ないでインサイド寄りに入ることで、
体幹と右腕の形がキープされて自ら出そうとする力で
上に持ちあげようとしません。
ここで、ヘッドは振り出し後方へ向かって
できるだけ真っ直ぐに動かしましょう。
そして、脚をしっかり使ってターンしてきて
ヘッドが腰の高さぐらいになると、
それまでのクラブの重心の勢いはかなりのものになっています。
あとはそのクラブの重心の勢いに任せながら、
右手の親指のラインを意識して
シャフトが押してくることに耐えるようにします。
そうすると、閉じたヘッドは右手を軸にして
ボール方向から背中側に向かって上にあがりながら、
まさに右手の平で振り出し後方の窓ガラスを拭くように動いてきます。
ここで、シャフトの左に外れた右手の親指側で
シャフトを支えるようにすると、シャフトは左回転して
ヘッドが開かないようにすることができます。
まさにヘッドはダウンスイングでの軌道方向を向きながら、
手首が深く入ってきます。
このときの手首が折れる方向はヒンジが深くなる
右手の甲側で、左手で言うなら掌屈です。
これなら、ダウンスイングでは左脚へ落下しようとする体重と
腹筋を使って、グリップエンドを引っ張って
クラブ全体を加速することに専念できます。
インパクトから逆算すると
そこで、インパクトでの理想の形をつくってみます。
そうすると、ハンドファーストで
手元がヘッドに対して先行しています。
ハンドファーストということは上半身のしなりがまだ残っていて、
まさにしなり戻っている最中でヘッドを加速中であることになります。
ヘッドが加速中にボールを打ち抜くことで、
当たり負けが少なくボールを遠くまで飛ばせるばかりか
不意の曲がりも少なくなります。
そして、ハンドファーストの形では
ヒンジがセットアップより深く入っています。
要するに左手で言うなら掌屈されています。
そこで、トップで左手掌屈を意識するほど
トップですでにインパクトに近い形になるので、
ダウンスイングはシンプルで簡単になります。
それなら、誰でも一度はトップで左手で言うなら
掌屈を試してみる価値はあります。
手元が浮いた場合の弊害
そして、ダウンスイング序盤で手元が浮いていると、
いろいろな弊害があります。
手元が浮いているのにヘッドだけでもインサイドから入れようとして
ヘッドを垂れさせると、ヘッドは軌道に対し開く度合いが大きくなります。
手元が浮いているならボールに当てるためには
手元を体に引き付ける動きが必要になり、
シャフトに対して横方向の力を入れることになります。
手元もヘッドも少しインサイド寄りから入ると、
そのまま遠心力に耐える力の使い方だけでインパクトできます。
そのほうがまさにクラブの重心を
グリップエンド方向へ引っ張ることができて、
本来のヘッドを走らせる動きになります。
ドライバーでは5度程度インサイド寄りから入れるのが、
最も飛距離を伸ばしやすいと言われるのはそのためです。
バックスイング開始で手元を止める
また、バックスイング開始で手元をその場に置いたまま、
脚を使って腰を右斜め回転させてみましょう。
そうすると、脚をゆっくり動かして
しっかり腰を正しくターンさせることができます。
そして、体の右サイドにしなりがたまって、
脚を使い切ったあたりでそのしなり戻りを使って一気に
バックスイングすることでクラブの重心の勢いを増すことができます。
そうすると、トップに向かって自ら出そうとする力で
クラブを上に向かって押しあげる動きを減らすことができて、
まさにクラブの重心に引っ張られるようにトップに向かえます。
そして、トップ近くですでにクラブの重心と体が引っ張り合っていれば、
ダウンスイングでも体重と腹筋でクラブの重心を
グリップエンド方向へ引っ張る動きをやりやすくなります。
トップでの左手掌屈を意識して、
シンプルでパワフルなダウンスイングの動きを手に入れましょう。
では、また。
追伸:大森塾の申し込み締め切り間近
このメールマガジンをお読みのあなたに、
「大森塾」の10月開講のご案内です。
下記の会場であれば、まだ空き枠で申込みが可能です。
ご検討中の方は、お早めにお申し込み下さい。
関東開催(神奈川)※半日レッスン
↓
詳細はコチラをクリック!
近畿開催(大阪)※半日レッスン
↓
詳細はコチラをクリック!
私のメールマガジンをお読みの熱心なあなたであれば、
私が目指しているレッスンについては
ある程度理解していただいていると思います。
毎月一回、定期的に私とご一緒に過ごすことを
6ヶ月継続して受けることができる環境があれば、
あなたも、根本的な動きの改善に
本格的に取り組むことができます。
たとえば、最初は今までの動きとは
まったく感覚が異なるなど、
かなり違和感を感じることがあったとしても、
3ヶ月ぐらいで違和感はだいぶなくなり、
本質的な動きができ始めるようになります。
さらに3ヶ月の間に、意識しなくても
本来の動きができるようになってきます。
もしかしたら、最初の3ヶ月は
スコアとしては今までよりも
悪くなってしまうかもしれません。
しかし、後半の3ヶ月で、今まで以上の効率で、
前に進むことが可能です。
それが、継続してレッスンを受けることの出来る
最大の強みであるとも言えます。
あなたがお望みなら、
私もあなたのご希望を最大限に叶えるべく、
私ができる限りをつくします。
当然、もっと長い目で進化をお望みなら、
私もあなたの意志を尊重して、
根本を徹底的に定着できるためのコーチングを、
あなたがお望みなだけ、続けます。
また、新しい動きは、
3ヶ月間継続的に正しく続けることで、
脳のなかに定着してきます。
脳に知識と、やろうとする意欲を植え付けることで、
基本的な動きができてきたなら、
そこに応用を追加していく準備が整うことになります。
まずは、しっかりしたベースを作り上げ、
正しいベースの上に、発展的技術を習得するという
段階を踏みながらゴルフを学ぶことは、
飛距離やスコアアップにとってはもちろん、
楽しくゴルフができるためにも、最良の方法となります。
発達の速さは、人それぞれですが、
連続した時間の流れのなかで、
じっくりコーチと向き合いながら、あなたのペースで、
練習を積むことができることを私は目指しています。
私と一緒に、まずは6ヶ月、
あなたのゴルフを追求してみませんか。
難しいことを積み上げるのではなく、
不必要なことを振り払い、曇り空の間に、光が差してきて、
晴天が広がるように、あなたのゴルフの世界も、
晴れ晴れとした、青空になることをめざしましょう。
日程は下記のとおりです。
関東と近畿は半日コースとなります。
■関東開催:神奈川県(厚木市)
厚木ゴルフプラザ
〒243-0211 神奈川県厚木市三田1959
月曜コース(午前/午後)
10月21日(月) 11月25日(月)
12月23日(月) 01月27日(月)
02月24日(月) 03月24日(月)
火曜コース(午前/午後)
10月22日(火) 11月26日(火)
12月24日(火) 01月28日(火)
02月25日(火) 03月25日(火)
■近畿開催:大阪府(大阪市東淀川区)
井高野ゴルフセンター
〒533-0001 大阪市東淀川区井高野4-7-85
土曜コース(午前/午後)
10月12日(土) 11月09日(土)
12月14日(土) 01月18日(土)
02月15日(土) 03月15日(土)
日曜コース(午前/午後)
10月13日(日) 11月10日(日)
12月15日(日) 01月19日(日)
02月16日(日) 03月16日(日)
月曜コース(午前/午後)
10月14日(月) 11月11日(月)
12月16日(月) 01月20日(月)
02月17日(月) 03月17日(月)
なお、少人数のレッスンですので
参加人数には限りがあります。
すでに締め切り間近の日程もありますので、お早めにどうぞ。
関東開催(神奈川)※半日レッスン
↓
詳細はコチラをクリック!
近畿開催(大阪)※半日レッスン
↓
詳細はコチラをクリック!
では、また。