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一言で見違えるほど変貌する生徒さん

2013.07.26
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、一言で大変身を遂げた生徒さんの話をします。

参考にしていただくことで、この生徒さんのように
あなたもものすごい変貌を遂げる可能性があります!

全てを0から見直したい

先日、その生徒さんから、とある相談を受けました。
それが、彼との話の始まりでした。

彼から相談を受けたのは、

自分のスイングがダメダメに思えてならない。
自分のゴルフを全て1から見てほしい。
自分のダメなところを評価してほしい。

ということでした。

そして、どうせ小原さんに私のスイングを全て見ていただけるのであれば、
私のゴルフクラブが合っている可動化も踏まえてアドバイスが欲しい。

私にピッタリのクラブは何でしょうか?
最新の◯◯のメーカーのクラブとかとても気になっています。

あれこれ、ゴルフを全て一新するお手伝いをしてほしいという
ご要望でした。

彼のゴルフを0から変えたい。
そのためならなんでもするということでした。
だから全て教えてほしい。

違和感を感じた方はいますか?

最初、これだけの熱意ある要望と行動力があれば、
この人はどれだけゴルフがうまくなるかなと
とても期待感を持ちました。

そして、

「わかりました。全てお任せ下さい。
 あなたのゴルフを私が全て0から変えて見せます」

そう答えようとしました。

しましたが、その言葉を飲み込む違和感を覚えました。
実は、それはとても多くの人がやってしまっている危険な間違いでもありました。

あなたもきっと気がついていますよね?

ゴルフのレッスンコーチとして、生徒さんのゴルフのレベルアップのため
最善を尽くさせていただくのはもちろんなのですが、

生徒さんのレベルアップのためには、
「生徒さんの要望を全て聞く」かどうかは
しっかりと考えなければなりませんでした。

生徒さんの要望全てに答えることが
生徒さんのためになるとは限らないからです。

そうでないと、後々生徒さんが
私がついていないとゴルフが出来ない。

そういう状況になってしまいます。

私にとってそれは本望ではありません。

一言で変貌を遂げた生徒さん

そうなっては、皆さんが今まで
私の話を聞いてくださった意味が無駄になってしまうだけでなく、
それにかけた時間ももったいなくなります。

なので、私は彼にこう返しました。

「まず、あなたの目標をしっかりと決めてそれに沿ってやっていったらいかがですか?」

つまり、生徒さんご自身に、自分がどういうゴルフをして行きたいか、
そして、自分が今何をしなければならないか考えて欲しかったのです。

どういった練習をすれば上手くなるか、
逆にやってしまってはいけないことは何か?
本当にクラブが合っていないなら、どういうクラブが必要か。

そんなことを生徒さんに考えて欲しかったのです。
そのため目標を考えてみてはどうか、という提案をしました。

ですが、その効果はバツグンでした。

後々お話を聞くと、生徒さんは自分で考えた上で

「こういう練習プランを考えてやるようにしました。
 ただ、こういう点が気になっています。私はこうじゃないかと思うんですが、いかがですか?」

といった質問や、

「私のスイングはこういうところがあると思うんですが、
 このクラブではロフト角がきつすぎると思いますが、どうですか?」

といった具体的かつ、ご自身のことをよく考えた質問をくださるようになりました。

この結果、彼のゴルフがどう変わったかは、
言わなくてもわかりますよね。

ご自身の「目標」をしっかりと考えて、そのために何をすればよいか
考えるだけでこれだけ変わります。

あと必要なのは、自分がどうなっているかを感じることですよ。

またメールします。

小原大二郎

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小原さんはなんで怒らなくなったんですか?

2013.07.25
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、あまりゴルフとは関係のない話になるかもしれませんが、
ちょっとお付き合いいただけたらと思います。

私の個人的な話になってしまいますが、
まあ、たまにはこういうのもいいかなと。。。^^;

実は、これをお読みのお客様からこんな質問をいただいたのですが、
それについてお答えするような形で、書いていきますね。

何故、少々のことで怒らなくなったのか?

お客様からいただいた質問は、こんな感じです。。。

> 小原プロの教える話し方が、とても優しい口調なので、
> いつも癒されつつDVDを見て 日々練習に燃えています。
>
> 素朴な質問ですが、小原プロは、ブログで若い頃は短気で
> 生徒さんに対しても怒鳴ったり、怒りっぽかったけど
> 現在は穏やかと書かれていますが、何故、短気だったプロが、
> 少々のことで怒らなくなったのか知りたいです。
>
> 自分もかなり短気な方なので、尊敬する小原プロの事がなんでも知りたいです。
> ゴルフに関係なくてすいません。。多忙だと思うので、暇な時でも返信願います。

どうもありがとうございます。
「癒される」なんて。。。大変ありがたいお言葉です。^^

これについてはちょっと誤解を与えてしまっているかもしれませんが、
基本的な性格は、今でも短気ですよ(笑)。

ただ、それが良くも悪くも表に出す回数が減ったというだけです。

こういうことを言うと誤解を与えてしまいそうですが、、、
正直、生徒さんにレッスンをしていて腹立たしくなることもあります。

さすが今も昔もに生徒さんを怒鳴るようなことはありませんが、
今でも感情の起伏が少なからずあるのは事実です。

なんでわかってくれないんだ!

そんな短気な私なので、ゴルフのレッスンをしている時にも、

 「本当にこの人に自分の話が伝わっているのだろうか?」

そんな疑いの目から、怒りが心の中に生まれることがたびたびありました。

 「なんでわかってくれないんだ!」

そんなふうに感じることがありました。

もちろん今でも、そういう気持ちを生むことがゼロではありません。
実は今でも、多少オブラートに包みつつ、その気持ちを伝えることだってあります。

ただ、やっていくうちに、怒ったところでも何かが変わるわけではない、、、
そんなことが少しずつわかってきたような気がしています。

怒っているぐらいなら、冷静な気持ちを忘れずに、
その人に最善の方法をお伝えするほうに注力したほうが、
結果としていい方向に向いていくというのが今の実感です。

これは人に対してだけではなく、自分自身のゴルフに対してもそうで、
怒っているぐらいなら、そのパワーを次の一球の練習に向けたほうが、
結果としていい方向に向くということが、何となくわかってきた気がします。

もちろんこうした心境の変化の背景には、年齢的なものもあるでしょうし、
結婚したとか、子どもができたとか、そういう環境の変化は原因としてあります。

ただ、それに加えて、人に教えるようになって、

 「みなさんのゴルフにプラスになれば、、、」

そんな気持ちから、こういう「境地」に至った、、、という気もしています。
(ちょっとキレイごとを言い過ぎですかねえ。。。^^;)

というわけで、今でも多少はガマンはしています(笑)。

心をコントロールするヒント

でもそれは別に、私以外の方であっても、ガマンはしているのではないでしょうか?
「喜怒哀楽」というぐらいです。「怒」がない人間なんて、いないはずです。

特にゴルフというスポーツには、必ずミスが付きまといます。

プレーをしていて、いちいち自分のショットに腹を立てていても
しょうがないぐらいに、ミスというものは必ずあります。

 「たとえミスをしてしまっても、そこからいかに次に切り替えていけるか?」

勝負強いプレイヤーほど、この能力に長けているもので、
このへんのことは、プロもアマチュアも違いはないと思います。

この心のコントロールについては、私もいろいろな本を読んで、
「モデリング」という答えに至ったことがあります。

「モデリング」というのは、いわゆる理想の自分を演じるのです。
そうすることで、気持ちをコントロールする技術です。

こうしたたことに少しずつ取組むようになってから、
プレー中の(レッスン中も?)感情の起伏が少なくなりました。

そのへんの成果が、質問者さんに伝わってるのなら、大変嬉しいことですね(笑)。

以上、気持ちのおもむくままに書いてしまいましたが、
何かの参考になれば幸いです。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】スライスが直らない方へ

2013.07.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はビデオレッスンをお送りします。

今日のテーマは、
「スライスが直らない方へ」という話です。

※ラジオバージョンはこちらから聴くことが出来ます。
※ラジオは、右クリックで保存を選択すれば、保存することが出来ます。

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形からゴルフを始める人

2013.07.23
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。小原大二郎です。

今日は、「形からゴルフを始める人」についてお伝え致します。

初心者で形から入る方を見かけて
この形から入ることとはどういうことか、
ということをお伝えします。

つい最近、なんとか時間を見つけて
個人的にラウンドをしたときの話です。

友人とゴルフの練習というか、リフレッシュのための
打ち込みと言う感じで、ゴルフを楽しむことが出来ました。

こういう時間というのは、もう言葉に言い表せないほど
最高で、とっても気持ちがいいです。

ところで、その日のラウンドでは
私は面識はなかった友人の知人も参加していました。

その方は、まだ初心者でラウンドはまだ数回という方でした。
ここでは、その初心者の方をBさんとしておきます。

Bさんは、有名メーカーの最新のゴルフセットを揃えていて、
ウェアもなかなかかっこ良く、ビシっと決まっていました。

そんなBさんに対して友人が、

「初心者なのに、そんな本格的な道具用意してどうすんだよ」
とちょっとふざけ半分で言っていたのを覚えています。

Bさんは少し照れくさそうに
「見かけから入るタイプだから良いんだよ!」
というな感じで返していました。

Bさんは、当然初心者なのであまり上手くありません。
その日は130くらいで回っていました。

道具を持って歩いている姿を見ると、ベテランのような雰囲気が漂っており、
すごそうなショット打ちそうだなーと思っていて見ていると、
スイングは初心者なので、そのギャップに少しおかしくなってしまうこともありました。

とはいえ、私個人としては見かけから入るタイプというのは嫌いではありません。

何と言うか・・・
その人のやる気が形から見えるようで
清々しい気持ちにさえなってしまいます。

形から上手くなる

Bさん自身は決して自分で「ゴルフを絶対に上手くなってやる!」
ということを強調してはいませんでしたが、

本格的な道具を揃えているところや
ゴルフに対して前向きな様子を見ていると、

口では言っていなくても、
行動がそれを示しているような気がするのです。

背中が「うまくなってやる!」と言っているように感じました。

道具をしっかり買い揃えることは簡単にできることではありません。

本格的なものを揃えようとすると・・・
簡単に十数万円の出費になってしまいます。

友人に聞いたのですが、
Bさんはゴルフに興味を持って、すぐに道具を
買い揃えたようです。

その行動力には本当に尊敬の意を表します。

さすがに私は、そこまで出来ませんでした。

逆に言うとそこまで強い気持ちをずっと維持する事が
できれば、上達というのは早いでしょう。

形だけゴルファー

そうは言っても、
道具だけそろえると形だけのゴルファーと思われてしまうかもしれません。

この形だけゴルファーになってしまうと、
どうも周りの方から嫌がられてしまうようです。

ただ、この「形だけ」とは
どんな意味でしょうか。

私は、この「形だけ」というのを

ルールも、マナーも守らない人がゴルファーを
形だけゴルファーだと考えています。

たとえ、技術的に上手いとしても私は、それは「形だけゴルファー」です。

逆に、道具をしっかりと揃えている初心者だとしても、
ゴルフのマナーやルールをしっかり守ろうとしている人、
学習しようとしている人は立派なゴルファーだと思います。

・・・ここは個人の考え方の違いとも言えますが、
初心者であるのに、しっかりと道具をそろえる事は
何も悪いことではありません。

気持ちを行動で表現していくことは
とても大切なことになります。

ただ、道具がないとゴルフができないということでもないので
心配はしないで下さい。

自分の気持ちや、経済的な状況に合わせて道具を
揃えていければ良いということです。

後は買って後悔をしないかどうかというところですね。
後悔は自信を喪失してしまうきっかけになってしまいます。

道具を揃える時点でそのような体験は
あまりしないほうが良いと言えます。

またメールします

小原大二郎

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あなたを狙う魔物・・・

2013.07.22
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日のメルマガでは
かなり恥ずかしい話をしようと思います。。。

私がゴルフを始めたばかりの頃のこと。

その頃の私は何をやっても上手くいかず、
常にイライラしていました。

ゴルフ場でヤジを飛ばされて
取っ組み合いのけんかになってしまったり、

練習場では上手くいかないと、
ボールを置いてそのまま帰ってしまったり。

そんな恥ずかしい時期がありました。

イライラすることはやめた・・・

ですが、そんな風にイライラしても、
何もいいことはないと感じるようになりました。

イライラが頂点に達した後は
数日間ゴルフが全くうまくいかないんです。

精神的に非常によくないと思いました。

なので、私はその時から
もう誰ともケンカしたりイライラしないと
心に決めて、そのようにしてきたつもりだったんです。

それから数年経って。

私はプロになりレッスンをするようになりました。

何千人もの生徒さんを教える中で、
少しずつ自分の提案する上達法にも
自信が出るようになっていきました。

そんな、ある日のこと。

いつものように練習場に行くと、
見慣れないレッスンプロが指導をしていました。

初めてみる方だったので、
挨拶がてら少しレッスンの様子を見てたんですね。

すると、、、
そこでそのプロの教え方に私は違和感を覚えました。

「●●さん、そのスイングは上手く力が伝えられてないよ」

「もっとフェースの角度意識しないと」

「あーあ、また同じミスしてるじゃないっすか」

・・・もうちょっと、言い方があるだろうと。
正直思ってしまったんです。

しまいには、

「●●さんが来てくれるうちは私もお金に困らないですけど、
もうちょっと教えたこと覚えてくださいよ」

なんて言い放ったんです。

ここで私の頭の中で
「プッツン」という音が聞こえました。。。

レッスンが終わった後、
そのプロを呼びとめてその言い方は違うだろうと、
はっきりと申し上げました。

彼は明らかに私の発言にムッとして、
お互いに睨み合うような形になってしまいました。

練習場の方に仲裁に入られて、
その場はなんとか収まったのですが、
彼はその後そこには来ないようになりました。

イライラのスイッチ

・・・実は、ここで私が言いたいのは
このレッスンプロは間違ってる!
みなさんもそう思うでしょ?という話ではありません。

実はこの事件の後、しばらくの間
私はなんだかイライラのスイッチが入り易くなってしまったんです。

ちょっと自分に面白くないことがあると、
なんだかイライラしてしまう・・・

ちょっと自分のやり方を指摘されると、
なんだかイライラしてしまう・・・

せっかくイライラしないと心に決めて、
それを何年も守ってきてことで上手くいっていたことが、
なんだか崩れかけていることに気付きました。

もうイライラはしないと決心し、
そうしてきたのに、
今までの努力が水の泡だと、
がっかりする気持ちが、起こってきました。

あなたを狙う魔物に注意

きっと誰でも普段からイライラしたい
なんていう人はいないでしょう。

ゴルフでイライラしていいことがないことは、
あなたもご存知だと思います。

あなたに知っておいてほしいのは、
一度でもイライラしてしまうと、
その後すぐにそれが顔を出すようになること。

これが厄介なんです。

これを読んだあなたは、
今まで以上にイライラしないという意思を
常に持つようにしてください。

いつあなたにそのきっかけがやってくるかわかりません。。。

また、メールします。

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