From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
「うまくなるためなら、どんな練習でもやります!」
そのようにおっしゃったのは、最近レッスンに来てくれた方。
この方、平均スコアがだいたい110ぐらい。
この3年ぐらい、全く前進がないということで、
私のところにやってきました。
■「何でも…」はなぜかうまくならない
もしかしたらあなたも、
「うまくなるのならどんな練習でもやります」
と言ったことや、思ったことがあるかもしれません。
このようなことをいうアマチュアゴルファーの方は少なくありません。
実際、そういうゴルファーの方はとても真面目で、
ゴルフについても真剣に取り組んでいます。
が、しかし、、、
「うまくなるためなら、どんな練習でもやります!」
こんなふうに言う人に限って、なぜかその練習は長続きせず、
結局上達もあまりしない、、、ということが多いようです。
一体、なぜでしょうか?
私も一時期、なんでかなあと思っていたんですが、
最近何となくその答えが分かった気がします。
■「自分で工夫はしません」
ちょっと考えてみてください。
「何でもやります」
というのは、一見するとゴルフに対して真剣に
取り組んでいるようにも思えます。
ですが、、、これは厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、
それって裏を返せば、
「私はそこに全く自分なりの工夫をするつもりはありません」
「自分ではうまくなるための工夫をしません」
そう言っているのと、同じだったりするような気がするんです。
もちろん「何でもやります!」って言っている人の中にも、
自分なりに工夫して、確実に上達していく人もいます。
しかし、ゴルフというのは自己責任のスポーツ。
全てを他人任せにしてしまっては、上達するものもしないのです。
■始めは仕方がないけれど・・・
もちろん、ゴルフを始めたばかりで、
右も左もわからないような人に対しても
「自己責任でしょ?」なんて言うつもりはありません。
・自分には何が足りないのか?
・自分がうまくなるためには何が必要なのか?
こうしたことを、全て分かっているプロの目で見てもらい、
適切な方向性を得ることはとても有意義なことです。
でも、、、その一方で、
教える側に全てをゆだねてしまうと、上達しなかった時に
こんなふうに思ってしまう人も少なくありません、、、
「いや、あれはプロの教え方が悪かったんだよ」
「うまくならないかったのは、オレが悪いんじゃないよ」
なんていうふうに。
もっとも、このメールを読んでいる人は意識が高い人が多いので、
そんなことはないと思いますが。。。
でも、ここで改めて考えてみてください。
・何でも人任せにしようとしていませんか?
・ゴルフは自己責任だということを、忘れていませんか?
・うまくいかなかった時に、誰かのせいにしようとしていませんか?
ゴルフは自己責任だということを、ここでもう一度、
思い出していただきたいと思います。
またメールします。
小原大二郎