最近のブログ

グリーン周りのアプローチで失敗しない為に

2021.05.26
morisaki

From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、

 
こんにちは森崎です。
 

自分は晴れ男だと自負している私ですが、

 
もうじき雨季に入るので、
天気予報のチェックと
プレー後の道具の手入れは
特に気をつけていかねばと思う今日この頃です。

 
さて、今日は本番で失敗しがちな
シチュエーション

 
グリーン周りからのアプローチショットについて
お話したいと思います。

 

近いからと言って、ミスをしなくなるわけじゃないのが
ゴルフの難しい所ですね。

 
むしろ50y以上のアプローチショット以上に
苦手意識を持っている方も多いんです。

 

意識しすぎた「手打ち」に注意!

  
グリーンへ残り10y~20yと言う場面。

 
もしベタピンに付けられればワンパットで
決められる可能性も出てきて、

 
逆にトップしたりダフったりすれば、
さらに2打、3打と蓄積することも・・・
 

まさにコースの大詰めですが、
ここで「ちゃんと決めなきゃ」という意識で
手打ちになってしまう方が多い
のです。

 
そこで今回は
グリーン周りのアプローチについて
「技術」と「メンタル」の2つの点でアドバイスをさせて頂きます。

 
近距離のアプローチに不安のある方は
是非この内容を実践してみてください。

  
それでは、御覧ください。



スマホの方、動画が見れない方はこちら


いかがだったでしょうか?
グリーン周りのアプローチでは、
ぜひ果敢に挑戦して自分のゴルフの幅を広げてください。

  
うまくいくか?失敗するか?という
余裕のないメンタルでなく

 
アレをやってみよう、こうしてみよう!
という良いメンタルで楽しんでいる方が
ミスを遠ざけてくれます。
 

挑戦的なメンタルで
楽しみながらベストスコアを目指しましょう!


<本日のオススメ>

ゴルフの一番の楽しみは何ですか?

 
ロングホールのドライバーショット
ベタピンへのアプローチ
読みどおりのパッティング

 
どれも楽しいものですが、
もう1つゴルフの楽しみを増やしてみませんか?

 
プロが必ずやっている
ラウンドでの楽しみ、それは

 
『コース戦略』です。

 
「なんだ、スコアが上がる技じゃないのか」
「ややこしい事を考えながら
 ゴルフなんて面倒だ」

 
そう思うかもしれませんが、
ちょっと待ってください。

 
コース戦略は小手先の技術以上に
スコアに直結して響いてくる上に、
一度習得すればすべての場面で
活用できる万能スキルなのです。

 
また、スコアアップ以上に、
自分で組み上げた戦略通りにゲームを進められる快感は、
また格別の充足感を得られます。

私が長年かけて作り上げた
秘密のコース戦略プログラムを
ぜひご一読ください。 

https://g-live.info/sl/?page_id=42712

 
ゴルフライブ読者様限定で80%OFFの特別価格のご案内です。

 
あなたのゴルフを、
より高度で、より味わい深いものにしてください。

お見逃しなく。 
  


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

とても簡単な軸ブレ防止法

2021.05.26
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「どうすればミスしなくなるのか?」

これは僕が生徒様から
よく受ける質問の1つです。

ゴルフには、
ダフリやトップ、フックやスライスといった
たくさんのミスがありますが、

スコアアップのためにはこれらのミスを
できるだけ減らさなければなりません。

ですが、

ゴルフを始めたての人はもちろん、
何十年もゴルフしてきたベテランゴルファーも
常にミスショットに悩まされていると思います。

僕たちゴルファーにとって、
ミスショットは永遠の課題なのです…

さて、どうすればミスは減るのか?
あなたならどうしますか?

ただひたすら練習する?
雑誌やネットで見つけたドリル試してみる?
いっそのことプロから習ってみる???

もちろん、僕たちのように
ゴルフライブに所属している一流プロから
習ってしまうのが一番早いですが(笑)

「コレだ!」という答えを
もしあなたがまだ持っていないのであれば、

僕から1つ、
ミスショット矯正にオススメな練習法を
お伝えしたいと思います。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



実はこの動画、
2017年に公開して以来2万3千回も再生されている
僕のレッスン動画の中でも特に人気です。

トップの撲滅法とお話していますが、
ダフリにもシャンク、スライスにも効く
万能で効果的な練習法です。

なぜこの左足ドリルが
さまざまなミスショットに効くのかというと、
このドリルが「スイングの軸ブレ」を
矯正してくれるからなんですね。

特に上半身や下半身が左右に、
そして上下や前後にもブレてしまうことを
「スエー」というのですが、

スエーすることによって
スイング軌道の最下点がバラバラになると
あらゆるミスショットが発生します。

ゴルフボールの直径は4cmほどですから
軌道が少しでもズレてしまうと
思うように当たらないのも納得ですよね。

また、
スエーの悪影響はミスショットだけでなく
飛距離ロスにも繋がります。

ゴルフスイングというものは、
体の回転エネルギーをボールに伝えますが、

スエーしてしまうことによって、
体の回転ではなく “左右のスライド” で
ボールを打ち出すことになります。

そんなスエーを簡単に抑制できるのが、
この左足かかとのスイングドリルです。

とくに難しく考えることなく、
左足だけつま先立ちでスイングするだけで自然と
スエーを抑えたスイングが身につくので、

次回、ゴルフ練習場に行ったら
ぜひ試してみてください。

近藤



<本日のオススメ>

徳嵩フィッター推薦
唯一無二の “助っ人” ユーティリティ

・風に負けない強弾道で
・飛距離も出るし曲がらないのに
・驚くほど優しく打てる

“飛び” と “優しさ” を両立した
イイトコドリなユーティリティーが新登場

先着10名様限定公開ですので、
ぜひお早めにご確認ください。

https://g-live.info/click/freiheitut_2105/


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「上達する準備」って何だ?

2021.05.25
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「『上達する準備』って何だ?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

たくさん練習はしている。
でもスコアに結びつかない。。。

あるいは、練習はしているけれど
上達している実感がわかない。

あなたはそんなお悩みはありませんか?

そうであれば、今日の話は
必ず聞いてほしいと思っています。

その前に一つ、気をつけてほしいこと

ですがここで一つだけ
気をつけていただきたいのは、
 

 「自分には、才能がないのかも。。。」
 

そのような結論を出すのは、早すぎるので
ちょっと待っていただきたいということです。
 

私に言わせれば、練習しているのに
上手くならない人というのは単純に、
 

 上達するための準備が出来ていないだけ
 

ということなんです。
 

 「え、上達する準備って何?」
 

あなたはそんなふうに思ったかもしれません。
 

実はこの「上達する準備」には
二つ存在するんです。

二つの「上達する準備」

その二つとは、
 

 ・心の準備

 ・体の準備
 

まず、一つ目の「心の準備」ですが。。。
練習してもなかなか上手くならない人は、
 

 「ただ何となく、ゴルフが上手くなりたい」
 

という希望はあるのですが、
 

 「こうなってやるんだ!」
 

という明確な目標がないことがほとんどです。
 

明確な目標を立てないから、
明確な課題が見つからないというわけですね。
 

もしたとえば「シングルになる!」という
明確な目標を立てたとしましょう。
 

そうすると必然的に
 

 ・目標スコア

 ・求められるショット

 ・アプローチ、バットの精度
 

といった具合に、目指すべきところが
どんどん明確になってくるはずです。
 

ゴールを見据えた時に初めて、
自分の欠点がハッキリと見えてきますので、

そうすれば練習課題もハッキリする、というわけです。

まずは決めて宣言してしまうこと

ということで、とにかく上手くなりたいのであれば、
 

 「自分はハンデ●になる!」

 「今年中にスコア●●を出す!」
 

月並みですが、こうしたことをまず決めて、
それを周囲に宣言してしまいましょう。

これだけで、一つ目の「心の準備」は万全です。
 

そうしたら、次は体の準備に移りましょう。
まずは二つのことを注意してやってみてください。
 

1.練習前のストレッチ

これも月並みなアドバイスかもしれませんが、
練習前のストレッチを欠かさないようにしましょう。

特に練習量の多い人がこのストレッチを怠ると
故障しやすくなります。気を付けてください。
 

2.体をニュートラルな状態に戻す

球を打ち始める前に、
体をニュートラルな状態に戻しているでしょうか?

ニュートラルな状態とはつまり、体のどこか一部分に
無駄な力が入っていない、ということです。

体をニュートラルにするための
準備運動として有効なのは、
 

 クラブを二本(重ねて)持っての素振り
 

やり方は。。。(以前にもご紹介したかもしれませんが)
 

 ・アイアンを二本持って

  (たとえば7番&8番アイアンを二本、
   ヘッドとグリップを互い違いにして重ねて
   左右の両手で持ちます)

 ・目を閉じながら

 ・できるだけ脱力を意識して
  ゆっくりと大きく素振りをします

 

この素振りをすることで
体をニュートラルな状態に戻していきます。
 

無駄な力が入ったままで練習をしても、
良い動きは身につきません。
 

「心の準備」「体の準備」という
二つの「上達する準備」。。。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

「ベストスコアを更新できたのは
 この【TKパター】のおかげだ」

小原プロにそう言わしめた
パターが緊急入荷しました。

ですがこのパターはいわゆる
「鍛造削り出し」のため大量にご用意ができず
間もなくご案内が終了となります。

どうぞ今すぐにご決断ください。

詳細はコチラをクリック

残りわずか。お早めに
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

無駄のないショットで悪天候でもスコアを作る!

2021.05.24
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

先週は連日、天気が不安定でしたね。
どうやら関東は今週も雨予報が続くようです。

GW頃までは、
夏日と言われる日が続いていましたが、

ここ最近はどんより曇り空で雨が降ったり止んだり、と…

関東もそろそろ梅雨入りでしょうか?

今年は全国的に長い梅雨になる、と
ニュースで耳にしましたが、

どうしてもゴルフは天候に左右されてしまうので、
ゴルファーには憂鬱な時期が長引きそうですね。

あまりに降水量が多く予想されている場合は
ラウンドを中止にしたりしますが、

小雨程度であれば
そのままラウンドされる方が多いかなと思います。

雨が降っていると滑ってしまわないように
グリップを濡らさないように配慮したり、

雨が上がった後でも、
芝が濡れていればボールの転がり方が変わってくるので
その状況によって打ち方を変えたり、

自然には抗えないので、
こういった天候の中では特段気を配って、
工夫してプレーすることが求められますよね。

ただ、せっかく梅雨の合間になんとかラウンドできたとしても、
スコアがぼろぼろなんていう事態はどうにか避けたい。

梅雨の時期、すっきりしない天気の合間をぬってゴルフへ行かれる方。
梅雨明けに気持ちよくプレーができるように、梅雨の間は練習を重ねる方。

そんな方へ本日は、

コースでボールが右へ曲がってしまう、
スライスボールが多く出てスコアを崩してしまうという方に

おすすめな練習方法をご紹介させていただきます。

ぜひ梅雨シーズンもゴルフをされる方、
はたまたこの時期は練習場で特訓するという方。

過ごし方はそれぞれだと思いますが、
ぜひ行ってみてくださいね。

雨の日のラウンド、どうすればいい?



雨の日はとにかくボールが飛ばないこと、上がらない。

ゴルフボールとクラブフェースの間に水が入ってしまうので、
どうしてもボールの回転数が少なくなり、

さらに水による抵抗で、
どうしても飛距離が落ちてしまいます。

雨水や風による影響でキャリーが出ず、
さらに芝が濡れていることでランもでにくくなり、
総合的に飛距離が出なくなります。

だいたい雨の状況にもよりますが、
キャリーだと約10%ほど、
ランだと約20%ほど、飛距離が減ってしまいますね。

雨の日のスコアメイクのポイントとして、
たとえば、かなり強い雨ならば2番手、
普段の雨ならば1番手、
小雨程度の弱い雨ならば特に変えずに、

といったように、
雨の日などその日のコンディションによって、

的確なクラブ選びの判断が
できるようになるようになると良いですね。

ボールの曲がりは永遠の課題



雨の日はただでさえ飛距離が落ちてしまうので、
ボールの曲がりはなんとしても回避していきたいですよね。

まず、スライスの原因はいくつかありますが
特に多いのは、真っ直ぐクラブを振りだそうとするあまりに、

インパクトからフォローで
左腕が右腕よりも上にくる状態が長く続いてしまい

フェースを閉じることが出来ずに
フォローをむかえている

という方が非常に多いです。

正しいインパクトからフォローの動きは
ボールをとらえて、

インパクトからフォローにおいて、
右腕が左腕の上にくる動き

このターンオーバーという動きが、
ボールをつかまえていく上で、
非常に重要な動きになってきます。

今回は、このターンオーバーを
身につけるための練習方法を、
紹介していきますね。

どんな方法かと言いますと、

通常のグリップは
両手近づけた状態で握っていきますが

今回、紹介する練習方法は
左手と右手を離した状態で握っていきます。

クリップの端と端を握るような形ですね。

スプリットハンドドリルという練習方法です。

こうすることで、
インパクトからフォローで左腕を右腕が追い越す動き

ターンオーバーを行いやすくなります。

いきなりではなく徐々に…



まずはインパクトからフォローで
ハンドルを左にきるような動きを意識しながら
練習を行ってみてください。

通常のグリップではなく、
左右の手を離した状態で握り

インパクトで真っ直ぐ、
そしてフォローで右手が左手を追い越していく

これを体感していただきたいと思います。

そして徐々に慣れてきたら
離している左右の手の距離を
少しずつ縮めていきます。

徐々に爪一分程度の距離で縮めていき、
同じように繰り返し

左手が下の状態から、
右手が左手を追い越す動きを行っていきます。

そして最終的には通常のグリップの状態で

インパクトからフォローで
適正なターンオーバーが行えるようになるまで

このスプリットハンドドリルを行っていきます。

こうすることで、
インパクトからフォローで
左腕が右腕よりもずっと上に来てしまい
フェースが開いたままになる動きを改善し

自然とインパクトからフォローで
適正なターンオーバーが行えるようになっていきます。

梅雨でもスコアを落とさないために、
コースでボールが右へ曲がってしまうという方。

はたまた梅雨の間、
ラウンドはお休みされる方は練習場で。

この両手を離して握る練習方法
スプリットハンドドリル、是非試してみてくださいね。



〈本日のおすすめ〉

小原プロが
自己ベストスコアを更新した、

高品質で本物の鍛造削り出しの
「徳嵩フィッター監修TKパター」

「ヒロマツモト」ブランドと
コラボしたこのパターは

鉄の材料から
一つ一つを機械と手研磨で削り出し、

パターを最も精度高く、
高品質にデザインすること実現。

あの青木功プロも使用した
パターの製造者・松本宏幸氏と

チーム小原の徳嵩フィッターが生み出した
至高のパターとなっています。

ただしこのパターは
一本一本をヒロマツモトの工房で磨き上げるため、
大量生産は難しく、製造できるのはごくわずか…

今回ご用意できたのは
ゴルフライブ限定の30セットのみとなっております。

このパターがあなたのゴルフ人生をどう変えるか?

気になる方はお早めに
このパターの正体をお確かめください…

https://g-live.info/product/tk_putter/2105/


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】ヘッドが開かされる要因は多い

2021.05.23
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「ヘッドが開かされる要因は多い」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

セットアップからボールヒットまでに、
ヘッドが軌道に対して開かされる要因は案外多いです。

しかし、それを知らないでスイングしていたら
必ずヘッドは開いてボールに近づくので、
慌てて閉じる動きを行う羽目になります。

そこで、どんなことがヘッドを開く動きを誘発するのか?

(続きはビデオにて)

ヘッドが開かされる要因は多い

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210523/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

どんなことがヘッドを開く動きを誘発するのか

ズバリ言って主なものは次の3つです。

(1)左腕の伸び

(2)右肘の曲げ

(3)ヘッドの重心のオフセット

これらの詳細を理解してその対策を行えば、
スイングは簡単で精度良くなり、
飛ばすことに全てのパワーを投入できます。

左腕の伸び

やはり最初にお伝えすべきヘッドが開く要因は、
私も常にお話させていただいている
腕が引っ張られることによる左腕の内旋です。

腕は骨格と筋肉の構造から、伸びると内側に捻れます。

まさに、ストレートパンチを出そうとすると、
前腕が内側に捻れることでスッと腕を伸ばせます。

トップに向かって動いているときに
左腕が引っ張られると内側に捻れるので、
ヘッドは開く傾向になります。

さらに、ボールヒットに向かって
クラブが遠心力で左腕を引っ張ると、左腕は内側に捻れて
やはりヘッドが開く方向になります。

このことをセットアップで対処しておけば、
スイング中にそれが原因で
ヘッドを閉じる動きをしなくてもよくなります。

それが、左手のグリップのポジションです。

左手の3つ目のナックルである薬指の付け根が、
自分から見えているなら大丈夫です。

それよりも、左手がグリップに対して左にズレていたら、
ボールヒットに向かって前腕を左に捻って
ヘッドをターゲット方向へ向けるコントロールが必要となります。

右肘を曲げる動作

そして、案外ついやってしまっている手で
クラブを動かそうとすることで、
右肘を曲げる動作がヘッドを開くことに直結しています。

先ほど、腕は伸びると内側へ捻れるとお伝えしました。

と言うことは、曲げると外側へ捻れます。

そして、バックスイングで手あげをすると、
ほぼ右腕でクラブを操作しています。

その右腕の動きは、右肘を曲げるとか、
右肘を体の右横へシフトさせる動作です。

右肘を曲げることで、右腕は外に捻れて
ヘッドが開きます。

振り出し後方から見て、バックスイングで手元が
腰の高さあたりのときのヘッドの一番下である
リーディングエッジの傾きをチェックしてみましょう。

上半身の前傾角度よりもリーディングエッジが起きていたら、
ヘッドが軌道に対して開いている証拠です。

ヘッドの重心のオフセット

そしてもうひとつ、ヘッドの重心がシャフトから離れている
オフセットがあることで、ボールヒットに向かって
クラブが急速に振られるほどヘッドは開かされる力を受けます。

この力に対抗しやすい対策をしていなければ、
ヘッドは開いてしまいます。

セットアップで正しいグリップにセットすることや、
手あげしないで脚から動いてヘッドが最後に動くようにすることは
最低限行うべきことです。

しかし、ヘッドの重心での開きへの対策は、
どこかであらかじめヘッドを閉じておくことで
コントロールは楽に精度良くなります。

ヘッドを閉じるタイミング

では、どのタイミングで
ヘッドを閉じておくことが良いのでしょうか。

それは、バックスイングとその終盤である
ヘッドがトップへ向かう切り返しです。

なぜなら、動きが比較的遅く、力もいらないので
コントロールが簡単だからです。

特に、バックスイング開始を脚の動きで始めることで、
上半身はリラックスできます。

腕を楽にしてヘッドが置いていかれるぐらいにすれば、
ヘッドの重心のオフセットでヘッドは勝手に
閉じる方向へ動いてくれます。

そして、トップに向かう切り返しでは、
右手のひらを振り出し後方へ向けるようにしましょう。

そうすれば、ダウンスイング序盤ではヘッドは軌道に対して
閉じる状態にできるので、ボールヒットまではヘッドが開かされることに
少し耐えながらも開くコントロールになります。

さらにこの動作によって、トップに向かう早い段階で
手首が親指側へ折れるコックの大部分が
右手甲側へ折れるヒンジに変化します。

コックが少ないことで、万が一ヘッドを閉じるために
前腕を左に捻る動きを行ってしまっても、
ハンドファーストの減少を抑えることもできます。

どうですか、こんなにもヘッドが開かされる要因があることを
知っていましたか。

これらのことをしっかり頭に入れておいて正しく対処すれば、
楽にスイングできて精度良く遠くまでボールを
飛ばすことができます。

ヘッドと肩の関係

ヘッドと肩の関係は、まずはセットアップで
正しくしておきたいものです。

セットアップして、上半身の形を変えないで
起きあがって姿勢良く真っ直ぐに立ってみましょう。

そのとき、リーディングエッジはどう見えていますか。

垂直に見えているなら、正しく肩の向きに対して
ヘッドは直角になっていることになり、ヘッドをターゲットに向けたら
肩の向きもターゲット方向になっています。

バックスイングでいくらヘッドを開いていないとしても、
セットアップで開いていたら元も子もありません。

バックスイングでの脚の動き

ここで、バックスイングでの脚の動きを確認しておきます。

バックスイング開始では、手が脚より先に動かないようにして、
次のように脚を使って動きます。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら右膝と右股関節を伸ばし、
右脚を長くする動きで右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

ただし右股関節は、上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらないままです。

ヘッドの勢いを使う

そして、バックスイング開始からしっかり脚を使い、
脚を使い切った後はそれまで動いたヘッドの勢いを利用します。

さらに、手元が肩の高さより高くなるスイングでは、
ヘッドの重さでシャフトが倒れることまで使って
トップまでいくようにしましょう。

同時に左脚は左股関節から先の神経をプッツンと切るイメージで、
単なる鉄の重い鎖のつもりで右斜め下である
右足つま先方向へ向かって落とせば左腰の動きを加速できます。

そうすれば、骨盤は前傾角度を維持しながら
楽に右にターンしてきます。

左脚の重さは案外重いものです。

その重さのパワーをバックスイングでの腰のターンに利用すれば、
楽に脚でバックスイングできます。

腰の右サイドを斜め上にあげ、左脚はリラックスさせて
骨盤の回転で左腰が右斜下に向かって落ちてくることを行うイメージが、
良いバックスイングにとって重要です。

そうすれば、下半身の可動域の範囲まで、
クラブはここにしかこないというところに運ぶことができます。

スタンスの幅が腰の幅程度なら下半身を使いきれば
手元とクラブは腰の高さ辺りまであがります。

さらにドライバーなどでスタンスの幅が肩幅を越えてくると、
下半身の可動域いっぱいでは手元は胸の高さ辺りまであがります。

後は、コックがさらに深くなり右肘が曲げさせら、
そこまで正しい軌道をたどってきたヘッドの動きをサポートするだけで
最高のトップにおさまります。

下半身はバックスイングの早い段階で、
スタンスの幅分の可動域を使い切りましょう。

このように、正しくしっかり下半身を使って
バックスイングを始めることができれば、
右肘を自ら出そうとする力で曲げなくなってきます。

右腕は飛ばしの要

右腕はパワーと言われます。

しかし、そのパワーの出し方は自ら出そうとする力で
出すわけではありません。

テコの支点として右腕を機能させることで、
右腕は全身が能力限界までのパワー出せるための要として
活躍することができます。

右肘がシャフトに押されたことに少し耐えながらも
曲げさせられることで、テコの支点となります。

バックスイングからダウンスイング序盤の
上半身をしならせる局面では、
右腕はしなりを溜めるための要となります。

バックスイング序盤でしっかり脚を使って
腰から首にかけての体幹を右にターンさせることで、
腕やその先のヘッドが勢いを増します。

トップに向かう切り返しでは、
ヘッドがまだトップに向かっている最中に
両脚で地面を踏もうとする下半身を先行させます。

そのとき、上半身の中でも特に手首と左肩周りを
できるだけリラックスさせます。

そうするほど、ヘッドと下半身の真逆の動きの間に挟まれた、
左肩甲骨周りがしっかり伸ばされます。

そして、ヘッドが力点グリップエンドが作用点として、
左腕が引っ張られて左肩甲骨が胸の方向へスライドしてきて
上半身のしなりとしてのエネルギーを溜めることができます。

この右腕は支点となれるぐらいは曲げさせながらも、
受ける力で耐えることがしなりをつくるための要です。

さらに、しなりを強めしなり戻りを自動発生させるために、
最後にボールヒットに向かって、左のお尻を左後ろポケット方向へ
押し込むようにします。

押し込むということは、脚を長くするように
蹴るように使うことになります。

足の裏の母指球の少し後ろを中心にして
地面を踏みながら膝を伸ばし、骨盤の前傾角度を維持する程度には
股関節が入っていれば良いです。

そうすれば、骨盤はそれまでの前傾角度を維持したまま
ターンすることができ、骨盤の上に乗っかっている上半身の前回角度も
ボールヒットに向かって保つことができます。

左脚の蹴りでボールヒットに向かって骨盤から首の付根である体幹を
左に鋭くターンさせることで、左肩甲骨が胸の方向へスライドされて
急激にしならされます。

そうすると、脊椎反射が発生して、
それまでしなりとして溜めたエネルギーが
一気にしなり戻る起爆剤となります。

そのときに、右腕がしっかりシャフトを支え、
左肩甲骨が背中側へスライドして左腕を引っ張り力点である
グリップエンドが動くことで、テコの作用点としてのヘッドが走ります。

ヘッドを開くコントロールは簡単で楽

ヘッドが開かされる力に耐えて、
ヘッドを開く方向へのコントロールは簡単で楽です。

筋肉の特性を認識すれば、
ヒトの力の効率の良い出し方が見えてきます。

自ら出そうとする力の出し方は筋肉は短くなりながら縮もうとする
「短縮性収縮」と言います。

伸ばされながら縮もうとすることを「伸張性収縮」と呼びます。

そして、「伸張性収縮」では
「短縮性収縮」の倍以上のパワーを出せます。

ボールヒットに向かってクラブが振られたとき、
ヘッドの重心のオフセットでヘッドが開かされる力を受けました。

その力に耐えるまさに受ける力である「伸張性収縮」なら、
自ら出そうとする力である「短縮性収縮」の倍以上のパワーを出して
コントロールできます。

それなら、スイングは楽で簡単になります。

さらに、ヘッドを閉じようとすると、
右腕を伸ばす力を出して内側に捻ることで
左にターンしてヘッドを閉じる動きになります。

それではまさにクラブを右手の自ら出そうとする
「短縮性収縮」による力で振りにいくことで、
能力の半分以下しかパワーを出せません。

そして、リリースが早くなって
ヘッドが加速状態でポールヒットできずに、
当たり負けが多くなります。

そうなると、ヘッドの向きが不安定になって不意に曲がったり、
ヘッドスピードの割りにボール初速があがらず飛びません。

特にボールを飛ばしたいときに、
右腕を自ら出そうとする力で使ってしまうことで
左に引っ掛けるミスをやってしまうことにもなります。

パワーの右腕は絶対に自分からは動かそうとしないで、
シャフトに押されてらそれに耐えるだけの使い方にしましょう。

ヘッドが開かされる要因をしっかり理解して
ガッチリ頭に入れておいて、それへの対処を怠らなければ
バリバリ上達できます。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

徳嵩力一プロフィッターも驚愕…

なぜSLEルールに通ったのか
わからないほど違反級な反発性能を誇る
鬼飛びドライバー“DIRETTO”(ディレット)

即日完売モデルが念願の本数限定入荷です。

前回、手に入れることが出来なかった方は
ぜひお早めにご確認ください。

詳細はコチラをクリック

残数わずか。お早めに
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加