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ラウンド前日に「さっさと寝る」技術

2018.12.18
kondo

From:近藤雅彦
神田のドトールより

おはようございます、近藤です。

ゴルフの前日に眠れない経験はありませんか?

明日はゴルフだから早く寝て
万全で臨もうと思っていたのに・・・

いざ布団に入ると、
わくわくドキドキして全然眠れない!

そして早く寝なきゃと思えば思うほど
目は冴えてしまい、結局寝不足。。

寝不足だと集中力も落ちますし
なにより行き帰りの運転が辛いですよね。

そこで、誰でも簡単に寝付ける方法があるので
今日は紹介したいと思います。

ハーバード・メディカルスクールの
睡眠薬学部の研究によれば
睡眠には少なくとも10の効果があるといいます。

1.短期記憶を向上させ、情報処理能力を上げる
2.イライラしなくなる
3.精力が強くなり、EDや性欲低下を防止する
4.寿命が延びる
5.風邪を引きにくくなる
6.クリエイティブな発想が浮かびやすくなる
7.体脂肪が落ちやすくなる
8.ストレス発散になる
9.反応や判断が鋭くなり、事故を起こしにくくなる
10.とにかく気持ち良い

それぞれエビデンスもあるのですが
ここでは省略させてください。

どう考えたってたくさん寝る方が
パフォーマンスがよくなります。

徹夜して頑張る!とか、
謎の達成感はありますが何の得もない気がします。

なので、僕はとても睡眠を重視しています。

誰でも簡単に寝付ける方法とは?

「羊の数をかぞえる」というのが有名ですが
あれで寝れたというが方はいないでしょう。

そもそもSleepとSheepが似てるから
外国から来た方法だと思うのですが、
日本では全く意味がない気がします。。

そこで良い方法があります。

「連想睡眠法」といいます。

アメリカの論文で発表された方法で
僕は本で読んでたまたま知りました。

僕も最初は「まさか」と思ったのですが
やってみたら100%寝れています。

なのでぜひ試してみてください。

How to

※以下は本で読んだ内容です。

まずなんでも良いので英単語を思い浮かべます。

例えば、、Swing(スイング)です。

すると最初の文字は「S」ですね。

「S」で始まるスペルを思い浮かべてください。

例えば、Snow(雪)だとします。

として雪のイメージも思い浮かべてください。

次にSnow以外の「S」で始まる単語を思い浮かべます。

ここで注意なのが、さっきの「雪」とは無関係なものを想像して下さい。

Snowball(雪玉)とかは近いイメージなのでダメです。

前の単語と無関係な単語と、その絵を思い浮かべ、
もう何も思いつかなくなるまでやります。

Swing(スイング)→Snow(雪)→Sheep(羊)→Sports(スポーツ)→Shine(光)→・・・

で、「S」が終わったら次の文字です。

なんでもいいので、例えば「H」とか。

で、「H」が終わったら「P」とか。

これを寝るまで続けるというのが
連想睡眠法なのですが、

僕は2つ目のアルファベットまで
たどり着けませんでした。

だいたい10個くらい考えているうちに
気づくと寝落ちしています。

脳をダマして眠る

なぜこの方法が睡眠に有効かというと、
無関係な言葉を考えるのがポイントだそうです。

例えばゴルフのことばかり考えると
すべて連想して思考してしまいます。

すると脳が活性化してきて
眠れないということになるのですが、

この連想睡眠法は無関係なことを考えるので
脳が思考を停止してしまうそうです。

つまり「もう、寝ちゃえ」と。

この方法を知った時は驚きました。

「寝不足でもゴルフ場についてしまえば
目が一気に覚めるから大丈夫ですよ!」

という方も多いと思いますが、
寝不足だと、集中力や判断力は確実に鈍っています。

正しい睡眠をとって
練習の成果を発揮できるようにしましょう。

ぜひ参考にしてください。

近藤雅彦
 
<本日のオススメ>

ライバルの前でちゃんと飛ばせるか?
ダフリトップが出るんじゃないか?
そして、OBまで出てしまうのでは…?

もし、あなたがそういう不安を持っているのなら、、、
このドライバーが全部吹き飛ばしてくれます。

そしてこちらのお手紙で
その秘訣をすべて公開しています。

http://g-live.info/click/edr_1812/

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ゴルフ版・宮本武蔵「巌流島の決闘」

2018.12.17
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「ゴルフ版・宮本武蔵『巌流島の決闘』」
 

について、お話ししたいと思います。
 

とはいっても、当時の宮本武蔵が
ゴルフをしていたというわけでは
もちろんありません。

あの宮本武蔵が取った「戦術」が
ゴルフにも通じるところがある、ということです。

どういうことかというと…

今回もあのレジェンドが…

前回のメールマガジンにもご登場いただいた、メジャー大会「11勝」の
ウォルター・へーゲン(Walter Hagen, 1892 – 1969年)のお話です。
 

2018-1203_1
 

ちなみに前回のメールマガジンはこちら

ウォルター・へーゲン「ベストを尽くせ!」
2018.12.03
http://g-live.info/click/181203_yuukan/

 

ウォルター・へーゲンは、
ゴルフの勝負の心理作戦に巧みであったそうです。

マッチプレー戦では、ほとんどの試合で試合時間ぎりぎり、
非公式の場合はしばしば遅刻することさえあったのだとか。
 

相対する側はこれを
「へーゲンのじらし戦法」だと非難しました。

そのためゴルフ用語で「レイト・アライバル」
(late arrival=スタート時間に遅れること)を
 

 「ザ・レイト・ウォルター・へーゲン」
 

と呼ばれていたのだそうです。

花の香りをかぎたまえ

まさにゴルフ版「巌流島の決闘」といった感じですね。
 

2018-1217_1
 

(ですが、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で
 わざと遅れてくるというのは、
 どうも吉川英治さんの創作のようなのですが。)
 

それはさておき、ウォルター・へーゲンは
自分が遅れてくることなんて
平然とお構いなしだったとのこと。

自分のリズムでプレーに臨むことが、
自分の最高のゴルフをつくるのだと
身をもって知っていたのでしょう。

逆に、待たされてイライラする相手に対して
こう言い放ったそうです。
 

 「ほんのしばらくゴルフ場にいるだけだ。

  慌てることはないし、心配することもない。

  花の香りをかぎたまえ」
 

この「名(迷)セリフ」。。。

イライラしている相手は
さらにイライラせずにいられなかったことでしょう。

ゴルフにおける真の「ハザード」とは?

ヘーゲンの心理作戦は、
この「宮本武蔵戦法」だけではありませんでした。

ヘーゲンはマッチプレー戦では他にも、
 

 ・ティショットをわざと短く打って、
  第2打を先にピンそばに付けたり。。。

 ・セカンドショットのクラブ選択を
  あれこれ悩んでいるふりをして、
  相手の判断を撹乱(かくらん)したり。。。

 

本当にいろいろなことをやっていたそうです。
 

もちろん、こうした行為は
決して褒められたものではないでしょう。
 

その行動の是非はさておき、
こんなこともヘーゲンは言っています。
 

 「ゴルフが始められて以来
  今日まで変わらぬただ一つのハザード、
  それは相手の気質である。

  相手の気質を知るのは、
  ストロークプレーよりマッチプレーで特に重要である」

 

これはまさに、孫子の兵法にもある
 

 「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
 

にも通じるところではないでしょうか。
 

私も、この話に改めて触れて、
今年相対したマッチプレー戦のことを
ちょっと思い出してしまいました。

サッカーワールドカップとゴルフの関係
2018.07.16
http://g-live.info/click/180716_yuukan/

 

ゴルフは勝敗の付くスポーツである以上、
まずは相手の性格を知ること。
 

そして何より、相手を観察できるだけの
余裕を持っておくということ。。。
 

ゴルフではこれらが何より大切だということを、
ウォルター・へーゲンは教えてくれているのかもしれません。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

公開は本日12/17(月)まで!

ゴルフコーチの「商売道具」でもある
スイング診断メソッドが
なんと書籍になっちゃいました…

15年以上の効果実証済み!
PGAティーチングプロであり
ミスショット矯正のスペシャリストが明かす…

上達の方程式を本日まで公開しています。

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期間限定ですので、お早めに

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【ビデオ】絶対に上達する方法

2018.12.17
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、小原です。

私も昔は、
ゴルフが下手くそなアマチュアゴルファーの一人でした。

プロゴルファーを目指しているのに
なかなか上達しないことに腹を立てたこともありました。

自分なりに試行錯誤していたんですが
やっぱり、”何かが足りない”と思っていました。

そんなときに出会った方法が
私を変えました。

今日はそんな
あなたのゴルフライフを
一変させるような

上達に欠かせない技術についてご紹介します。

テクニックだけでは不十分?

あなたはこう考えたことはありませんか?

・今よりも素晴らしいゴルフ理論が手に入れば上達できる
・上手くなるためには、何かが1つ足りていない
・動画をたくさんみたり、実践もしているつもりだが結果がついてこない

そのために足りていないもの、
それを知る上で今日のお話はとても重要です。

例えば、
私もそんな一人でした。

それまでの私は
テクニックばかりを磨いて
とにかく上手になろう、ということばかりに必死でした。

また、目標や上手くなるための戦略も欠けていました。

だから、そのとき眼の前で
重要だと思うことがころころ変わり
練習メニューも決まっていませんでした。

つまりは、大事なことを
継続できていませんでした。

正直に言って
自己管理ができていなかったんです。

テクニックばかりに走っていて
ゴルファーとしてのマナーや
他人から見たときの自分

理想的なゴルファー像というものが
欠けていたように思います。

とにかく上達する
これだけに必死だったんです。

あなたもビジネスをされているとしたら
この感覚が分かるのではないでしょうか。

幸せなゴルファーになる方法

ぼんやりと考えてほしいのですが
あなたがもし、ゴルフ上達をしたい
ベストスコアを達成したいとしたら

なぜ、あなたはそのスコアが出したいのでしょうか。

・一流のゴルファーになりたい
・先輩から褒められたい
・オヤジのスコアに追いつきたい

などなど、
ぼんやりとした感情が出てくると思います。

あなたが目標を達成するためには
その感情がとても大事です。

ゴルフを上達するには
具体的な行動が必要です。

行動をするためには
あなたがどうなりたいか?
というイメージだったり、感情がなければ実践に繋がりません。

ぜひこの動画を見て、あなたが目標を達成するために
何が必要か考えてみてください。

今の私を大きく変えた
原田隆史先生と私の対談動画です。
(大谷翔平選手や、なでしこジャパンのサポート、ユニクロなどのマネジメントクラスの研修を行ったことでも有名な方です。))

ここで紹介されているノウハウですが
私自身も今、継続していますし
一人でやるよりもみんなでやったほうが楽しいと思います。

みんなで一緒にやってみませんか。

仲間と一緒にやって継続することが大切だと思います。

追伸:
今回ご紹介したメソッドをまとめた
新しいプログラムが明日の10時から公開されます。

10時を過ぎたらメールボックスを確認してくださいね!
楽しみにしていてください!

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「飛ばない」アイアンの飛距離が変わらない理由

2018.12.16
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

2020年 再び
東京の地でオリンピックが
開催されますね。

今からオリンピックのゴルフが気になって仕方ありません!

もしチャンスがあるのならば
霞ヶ関カンツリー倶楽部に
足を運びたいと思っています。

東京オリンピックといえば、
前回の開催は1964年。

諸先輩方の中には
当時のことを覚えていらっしゃる方もおられますでしょうか。

前回の東京オリンピックでは1兆円という経済効果があり、
現在のお金に換算すると30兆円もの経済効果につながったそうです。

ちょっと想像がつかない金額ですがすごいですね。

首都高が出来たり
東海道新幹線が開通して、インフラが一気に整備されました。

そう考えると
当時のオリンピックが
どれだけ、日本に影響を与えたかわかりますね。

たった1回のオリンピックで
それだけ日本が大きく変わったと言えます。

  

知らず知らずに上達していたら・・・

実は
ゴルフでも
同じようなことがあるんです。

例えば、
番手ごとの飛距離は変わらない

なのに、
いつのまにか
急激な上達につながって

ロングアイアンの距離が
打ち分けられるようになっていた。

飛距離もいきなり20y伸びた
なんてことがあります。

しかし
もし、今のあなたが
番手ごとの距離が
打ち分けられていないのなら・・・

こんなことを試してみてください。

アイアンの飛距離に差を作る2つのテクニック

例えば、7番アイアンと5番アイアン

これらの飛距離があまり変わらない。
理由は色々とあります。

・ボールの位置が悪い

・ハンドファーストになっていない

・重心位置が適正でない

しかし、
特にゴルフ初心者が
アイアンの飛距離が足らない原因としてあげられることは

ヘッドスピードが少ないために
ロフトがなくなっている
そのために、ボールの飛距離が出ない
ということです。

ゴルフを始めたばかりのとき
上手くボールに当たらないために

スイングの速度を落として
ボールに当てに行くという風になってしまっていきます。

具体的に言えば上達の過程で

①ボールに全く当たらない
 空振り、ダフリ、トップなどがおおい

②当たらないのでスピードを落としてボールに当てに行く

③まずまず当たるようになってくるが
 ボールの飛距離が出ない

と言った過程をたどっていきます。

クラブ間の距離が変わらないのは
スイングのスピードを上げることで
解決できるパターンが多いです。

そのため、
今のスピードをより上げていくことに
一度チャレンジしてみてください。

これだけでも
番手が違うアイアンの
飛距離に差が出てきます。

ボールは打たなくてもいいので
まずは素振りから
今のスピードの2倍くらい早く振れるよう

素振りを繰り返してみてください。
ヘッドスピードを上げるような
練習器具を使ってみるのもいいでしょう。

ヘッドの入射角

また、ボールの飛びに影響するのが
スイングの入射角です。

入射角というのは、
クラブがゴルフボールにどれくらいの上下の角度をもって
あたっていくかという角度です。

鋭角だと、ボールを真上から真下に向かって急激に打ち下ろすイメージで
鈍角だと、払い打ちするように、ボールにゆるやかな角度で払い打ちするイメージと言われています。

例えば、鋭角にインパクトをしている方は
ショートアイアンが飛びすぎてしまって
ロングアイアンの球が
飛ばないという
自体に陥っています。

ロングアイアンを
より払うように打てると
飛距離の階段ができます。

スイング軌道と
身体の軸と
身体の位置が
とても重要です。

ヘッドスピードと入射角

この2つを正すような練習を
ぜひやってみてください。

服部コースケ


<本日のオススメ>
ドライバーの飛距離を伸ばしたいなら
こちらをチェックしてみてください。

なぜなら、このページでは、
プロゴルファーも愛用する
飛距離アップにつながるあるドライバーを紹介しているからです

いますぐ中身をチェックする

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【ビデオ】トップでやってはいけないこと

2018.12.16
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「トップでやってはいけないこと」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

トップで犯しやすい間違った動きは、
代表的な物から次の3つです。

(続きはビデオにて)

トップでやってはいけないこと

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf181216/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

トップで犯しやすい間違った動き3つ

 (1)クラブを力で上にあげる

 (2)右脇を力で締める

 (3)止まる

これらのやってはいけないことを、順に見てみましょう。

クラブを力で上にあげる

ボールを飛ばしたい気持ちがあると、
トップを高くしようとします。

飛ばしたいなら、高さよりも深さが重要です。

しかし、どうしても高く上にあげたほうが
強く振れて、飛ばせる気がします。

そのため、無駄に高くしようとして
パワーアップどころか、逆にスイングを難しくしています。

トップで上にあげようとすることで、
肩や手首に余計な力が入って硬くなることで
トップが浅くなることも多いです。

さらに、シャフトクロスや右肘外れでの振り遅れや、
手元が落ちないアウトサイド・イン軌道などの
多くの問題が発生します。

シャフトクロスとは
トップに向かうシャフトが水平になったところで、
シャフトが振り出し方向の右を向くことです。

右肘が浮いたり、右手首の力でフェースを閉じようとすると
シャフトクロスになります。

インパクト面近くで動く

ところで、パワー伝達が最も効率良い
ボールヒットの条件があります。

それは、振り出し後方から見て、
シャフトの付け根と右肘の下を結んだラインである
ライトエルボーライン上でのヒットです。

また、このライトエルボーラインとボールヒットで
振り出したい方向のラインが乗った面を
理想のインパクト面と呼びます。

そして、理想のインパクト面から、
手元やヘッドが離れないほどスイングは簡単です。

では、トップで理想のインパクト面から離れても
メリットがあることは何かとなると、
それは手首が親指側に折れるコックと右肘の曲がりです。

ゴルフではできるだけ手元を上にあげないで
ヘッドをたくさん動かすほど、
簡単な動きでパワーをボールに伝えることができます。

そして、手元をできるだけ低く保って、
ヘッドが最大に動くのはコックを入れることです。

また、手元を低くできて
クラブをバックスイングする極意は、脚を伸ばす動きです。

バックスイングでは、右脚を伸ばす動きで
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込めば、
体幹が右ターンしてそれに連動してクラブも動きます。

この右脚を伸ばしているときに右肘の曲がりが変化しないほど、
脚を使い切ったときの手元の高さは低くなります。

脚を使い切ってからは、それまでのヘッドの勢いで
ヘッドが上にあがろうとしますが、
左肩甲骨周りと手首を柔らかく使ってコックで追従します。

そうすると右腕はシャフトに押されてくるので、
少し曲げさせられる程度に押し返します。

そうすると手元とヘッドは、理想のインパクト面から
少し持ちあがったポジションに収まります。

これが手あげではなく、脚でクラブをあげる動きで、
最高に簡単にボールを飛ばせるトップです。

右脇を力で締める

次に右脇を力で締める、悪い力の使い方を見てみましょう。

ときどき右脇を力で締めているケースがあります。

それは高いトップを求めてトップで右肘が浮いて振り遅れになることを、
修正しようとしてそうなる場合がほとんどです。

トップで右脇を力で締めると上半身はしなりにくくなり、
持てる能力を使い切ってボールを飛ばすことはできせません。

上半身のしなりのメインは左肩甲骨ですが、
右脇を締めるとトップで左腕は両肩のラインに重なります。

ところが、このポジションでは左肩甲骨の可動域が制限されています。

左腕が両肩のラインに対して少し斜めにあがったところが、
左肩甲骨がもっともしなりやすいポジションです。

右脇を力で締めないで、脚とコックで
ヘッドがあがる自然なポジションを目指しましょう。

止まる

トップで静止すると、しなりを力だけで作らなければならなくなり、
苦労した割には体をしならせられず
上半身の力が強くなければボールは飛びません。

バックスイングで脚とコックであげてきたヘッドの勢いは
かなり大きなものです。

この勢いのあるヘッドと下半身の真逆の動きで
上半身をしならせると、
楽に深くしならせ始めることができます。

高くあげようとしたり、逆に脇を締めたり、
止まることのないようリラックスした中で
しなりをつくり始めたトップで気持ち良く飛ばしましょう。

高くあげる弊害

確かに、腕やクラブが高い位置から落ちて来るほど、
その分の位置エネルギーを利用して
ボールを飛ばせる可能性は高くなります。

高いほど大きなエネルギーを蓄えられたり、
大きく振るほど強く振れることは
日常のイメージとしては間違いではありません。

しかし、それよりも手元が高くあがりすぎて
スイングが難しくなることで、上手くボールにヒットできなくなって
飛ばなくなる影響のほうが大きいです。

スイングの難易度と高さの関係を意識できると良いのですが。

ゴルフでは前傾しているので体幹を回転させて
インパクト面に沿って動くと、クラブは上にあがります。

それにちょっと手首のコックと
右肘の曲がりを付け足してあがる高さ程度が、
やさしくスイングできる限界です。

下半身の先行動作

トップで止まらず、ヘッドと下半身の真逆の動きで
上半身をしならせることで、ボールは楽に飛ばせます。

若いうちは上半身の力も強く体もしなやかなので、
力ずくでスイングしてもそこそこ飛ばせます。

しかし、年齢と共に
自ら出そうとする力も衰え体も硬くなると、
そうもいかなくなります。

そこで、上半身をできるだけ楽にしならせて、
そのしなり戻りでボールヒットさせることで
楽に飛ばしてゴルフを楽しみたいものです。

そのための極意が、ヘッドがトップに向かおうとする力と
その逆向きに下半身を動かしてしなりをつくり始めることです。

この動きはヘッドがまだトップに向かっている最中に
下半身をダウンスイングさせはじめるので、
下半身先行動作と呼びます。

ところで、下半身先行動作は頭では理解できても、
なかなか身に付かないと感じてませんか。

それは、トップに向かってクラブを腕の力で持ちあげようとしていると、
下半身を先行させるタイミングがわからなくなるからです。

バックスイングで脚を使い切るまでは
下半身の動きと手首のコックだけでクラブを運べるようになれば、
その絶好のタイミングが見えてきます。

まさに脚を使い切ってヘッドがそれまでの勢いで
トップに向かおうとしているときに、
右腕がシャフトに押されて曲げさせられ始めた辺りがキーです。

手でクラブを上にあげようとしていては、
意識が腕に集まっていて脚への意識は薄れてしまいます。

それでは下半身は動けません。

脚を使い切って
ヘッドが勝手にトップに向かっているタイミングをつくれば、
脚に意識を持っていけます。

そして、トップに向かう切り返しでは両脚で地面を踏もうとするか、
左膝をセットアップのポジションに戻そうとすれば良いです。

このどちらか、やりやすい動きをやってみましょう。

飛ばしたいなら上半身はリラックス

ボールを飛ばしたいときほど、上半身はリラックスさせて、
下半身は目一杯がんばります。

上半身から余計な力が抜けるほど、
トップに向かう切り返しで下半身先行を大きく使えて
上半身がたくさんしなり始めます。

特にトップ前後の切り返しで、
上半身を極限までリラックスさせます。

しなやかな物ほど同じ力で伸ばしたときに、
より多くのエネルギーを溜めることができます。

この単純な物理を常に頭に入れておけば、
まさに飛ばしたいときには
上半身を最高にリラックスさせることができるようになります。

では、また。
 

<本日のオススメ>

これは、ゴルフレッスン書でも数少ない
「ゴルフコーチのネタ帳」を
公開している書籍になります。

近藤プロが未だに
「予約の取れないレッスンプロ」として
活躍できているのには、理由があるんです。

その秘密…
是非お手にとってご覧くださいね。

http://g-live.info/click/kon36_1812/

明日12/17(月)まで

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