From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「なぜ、良い調子は続かないのか?」
というテーマで、お話ししたいと思います。
ラウンドしていると、当たりのいい日がありますよね。
「今日はフェアウェイど真ん中、絶好調。
これこそ自分の本来の実力だ!」
そんなふうに思っていたのも束の間。。。
振りかぶったら、OB…
そんなふうに調子に乗っていて、
「え、この調子なら、思いっきり振ったら
今日だったらアウトドライブしちゃうかも???」
そう思って、思いっきり振ったらOB。。。
そしてそこから一気に大崩れ。。。
あなたはそんな経験、ありませんか?
ではなぜ、良い調子が続かないんでしょうか?
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当てに行っているから
それはズバリ、
「当てに行っているから」
という可能性が否定できません。
当てに行っているから、
いつ曲がってもおかしくない。
そんな危険をはらんでいるのです。
ですが、普通にクラブを握っていると
ヘッドの重さと遠心力のおかげで。。。
当てにいっているスウィングかどうかは
なかなか判断がつかないのです。
その判断をつけるためには、どうしたらいいか?
それを確かめるためには、
・アイアンを上下逆さにしてヘッド側を握り
・グリップ側を仮想ヘッドと見立ててスウィングする
これをやってみて下さい。
このスウィングの動画を撮ったり、
誰かに確認してもらえれば、その差が分かると思います。
当てに行っているスウィングの見分け方
典型的な当てに行っているスウィングの特長は
大きく二つです。
1.まず、フィニッシュの大きさが明らかに違います。
クラブを逆さに握っているので、
ヘッドの重さが無い分、当てるスウィングをしていると
フィニッシュが小さくなってしまいます。
フィニッシュが小さくなっていることで、
クラブをしっかり振り切れていないのがわかります。
2.そして、音に注目してみましょう。
当てるスウィングはインパクトの前にブンと鈍い音がします。
それに対して、本来目指すべき振るスウィングが出来ていれば
インパクトを過ぎてからビューンと大きな音がするはずです。
つまり、
・当てるスウィングは
「減速してインパクトを迎えるスウィング」
・振るスウィングは
「加速してインパクトを迎えるスウィング」
ということです。
このように、音によって
そのスピードを判断することができます。
厳しい言い方になりますが、当てにいくスウィングは、
いわゆる「手打ち」ということです。
それでは、大きくきれいなフィニッシュに
なることはありません。
ぜひ、お試しください。
追伸:スウィングの真髄をツアープロをお手本に
「私たちアマチュアは、誰のスウィングを
お手本にしたらいいですか?」
そのように質問を受けることがありますが、
やはり避けて通れないのはベン・ホーガン。
そしてもう一人が、
あなたもよく知るあのゴルファーです。
その秘密については
下記のページをチェックしておいて下さい。
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真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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