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[ビデオ]アプローチでライが悪い時のコツ

2024.11.08
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

「ライが悪い時のアプローチの打ち方を教えて欲しい。
 雨で下が濡れていたり、これからの時期の冬芝など
 こういったライから上手く打つアプローチの
 コツが分かればいいなと思ってる」

今回はこのような悩みを解決するための
ポイントについてお話していきたいと思います。

あなたは「スイングの問題の80%以上がアドレスにある」
なんて話を聞いたことありませんか?

裏を返せば、アドレスの善し悪しで安定したスイングを
手に入れることができるということでもあるんです。

そうなるとアドレスに重きを置くのは、
必然的ですよね。

では、「スイングの土台」ともなるアドレスをする時には、
何に気を付けていますか?

重心の位置や前傾角度は、外せないポイントです。

他にも色々とあるのですが、
今回のお悩みでもあるライが悪い時に
アプローチショットを成功させるための
ポイントについて今日はお話していきたいと思います。



パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

ハンドファーストチェック

練習はしているけど本当にハンドファーストな状態になって
インパクトできているか…不安になりますよね。

そんな時は2つのチェック方法があります。

1つ目は、自分のスイング(打っている)姿を撮影する

「なんだ~」「それだけ」と思われる方もいると思いますが、
自分のスイングの姿を目の当たりにすることが、
一番の方法です。

今はスマートフォンでも撮影が簡単にできるので、
ぜひ、お持ちの機器を使って撮影してみましょう。

2つ目は、球筋がどのように変化をしたかで判断する
主観的な方法です。

ハンドファーストで打てているかの判断基準は
3つあります。

・今までに比べて、強い弾道で打てるようになった

・今までに比べて、飛距離が出るようになった

・ダフリやトップが減った

これらのチェックポイントを、
時と場合に合わせてチェックしてみてくださいね。

またハンドファーストの構えができていれば、
クラブヘッドと肩が一体に上がるので、
肩のスムーズな回転ができるというのも、
1つの目安になります。

極端なハンドファーストは注意

ハンドファーストがやりすぎるのは
飛距離のロス等の逆効果に繋がってしまいます。

ハンドファーストになりすぎると、
急激に上からボールを叩いてしまう結果、
ダウンブローとなり、ボールは高く上がります。

しかし、直進性をかき、エネルギーもボールに伝わらないのです。

また、方向性をコントロールできなくなるほど過度なハンドファーストでは、
「距離よりも方向性重視」のアイアンで、
本来の目的を果たすことも出来なくなります。

ライが悪いなどの特別な場合を除いては、
過度なハンドファーストにならないように気をつけましょう。


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小原大二郎
 

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女子プロゴルフが他競技と100%違うのは…?

2024.11.07
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「女子プロゴルフが他競技と100%違うのは…?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

もう先週のことになりましたが、
今年の女子プロテストが行われました。

受かった選手には、おめでとう

ひとまず、今回のプロテストに合格した女子選手には
心からおめでとうと言いたいです。
 

最近では一年目からレギュラーツアーに出てくる
即戦力の女子選手が増えてきました。
 

特に今年は、アマチュア時代から強かったけれども
ようやくテストを通ってきた、という選手が多いです。
 

昔であれば、20人がプロテストに受かっても
すぐにレギュラーツアーに出場できるのは2人とかでしたが、

この「プロテスト合格→即戦力」の選手から
新しいスター選手が出て来る予感もありますので。。。
 

今後ますます楽しみな状況で、素晴らしいなと思います。
 

以前であれば、受かってから気が抜けてしまって
 

 「プロテストに受かった時がピーク」
 

という選手も少なくなかった印象ですが、

今回の合格者は、2回目、3回目、4回目で合格という
悔しさを知っている人たちが多いです。
 

ですので、合格で気が抜けることはないかなと思いますし
すでにツアー参戦している同世代の選手たちと切磋琢磨して。。。
 

自分の技術に磨きをかけながら
来年以降も継続してシード順位に絡んで、
トーナメントプレイヤーとして活躍してほしいですね。

上田桃子プロの「活動休止」

ご承知の通り、女子のツアー選手たちは
本当に若年化していますし、

今年のプロテストで若い選手が入ってきて、
来期も間違いなくさらに競争が激化します。
 

そんな中で、上田桃子プロが
ツアー活動を休止するというニュースが飛び込んできました。

私のところにも、本人から直接
「20年の節目で、いったんクラブを置こうと思う」
という趣旨の連絡がありました。
 

私も一緒に彼女とやってきて、海外の試合などにも同行して
その思い出も数限りなくあります。
 

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女子選手たちは、どうしても人生の転機などで
本気で頑張れる時間が少なくなりがちです。
 

それでも、せっかくプロになったからには
せめて10年はシードでやるつもりで
がんばってほしいなとは、常々思っています。
 

そんな中、桃子は倍の20年も第一線で活躍してきて
まだまだ若い選手たちの見本として
がんばってほしかったですが。。。
 

それでも、本人が決めたことですから
これからも新たなステージで頑張ってほしいですね。

女子プロゴルフのアスリート化、そして…

先ほどからお話ししている若年化もそうなのですが、
女子ゴルフも「スーパーアスリート化」が今や顕著です。
 

現在活躍している岩井明愛さん、岩井千怜さん姉妹、
ツアーで勝利を重ねる竹田麗央さん。。。
 

 「女子は世界で通用する」
 

私たちがチームでやっていた頃に考えていたことに
間違いはありませんでした。
 

その流れもあって、今の有望選手たちは
プロになる前から専門のコーチたちに習っていますので、
そのレベルも全体的に高いです。
 

もちろんそのハイレベルも
気を抜いた瞬間に終わってしまうわけですが、

女子選手たちは国内、国外を問わず
これからもまだまだ活躍してくれると思います。
 

そんなハイレベルな戦いなのですから
プロテストも「年間20人」とかではなくて
もっと多く門戸を開いてもいいのかなと思いますが、

プロテストで本当に「濃い」選手たちが入ってくるのは
それはそれで悪くないのではとも感じます。
 

女子ゴルフと他スポーツの大きな違いとしては
 

 ツアー参戦の初年度から、第一線で活躍
 

という点だと思います。
 

たとえば野球などでは、ドラフト1位指名で
いきなりホームラン王は無理ですが、

今の女子ゴルフなら、本格参戦の一年目で
賞金王も十分にありえます。
 

ネットなどにたくさんの情報もあって、
若い頃から経験が積める環境が整ってきたことが
大きいのでしょうね。
 

今の女子選手たちはスウィングもキレイですし
見習える部分も多いです。
 

これからの女子選手たちの活躍を見ながら
あなたのゴルフ上達の参考にしてほしいと思います。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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経験の差を埋めるには?

2024.11.06
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます。
近藤です。

 
プロの試合や、
またはプロでなくても
とても特徴的なスイングの方、 
結構見かけますよね。

中には
「なんでこのスイングで
上手くいくんだ!?」
って
思わず驚くような方もいます。

スイングは独特でも、
スコアはキッチリ毎回
まとめられてるんですよね。

 
こういった方は結局
スイングの途中過程が特徴的でも、

インパクトの前後、
ビジネスゾーンの部分だけ切り取ってみると
毎回安定して振れている
という
傾向がありますが、

ラウンドの経験値が高いこと
スコアを支える理由の一つです。

ラウンドの頻度と経験値

ラウンドの経験値とは、単純な
芝でショットを打った回数ではなく、

コースでの成功率を上げるための
総合的な判断力
などを含めた
経験からくる力の事です。

 
当然、ラウンドの頻度が多ければ
それほど失敗や反省点も見つけやすく、
自分のミスや成功の傾向も掴めてきて
この力は高くなります。

 
なので、できるだけラウンドの頻度を
上げることが望ましいのですが…

 
最寄りのゴルフ場との距離や金額面、
仕事の都合などで簡単にラウンドの頻度を
上げられない方も多いでしょう。

 
そこで経験の差を補うために必要なのが、
コースマネジメントです。

 
経験値が多い方というのは、
いわばこのマネジメントを
経験から直感的に行っているので、

ここを理解したうえで
実践するまでに昇華できれば、
経験値の差を知識で十分にカバーできます。

 
そこで本日は、その中でも
重要な2つの事項について
おさらいしていきましょう。

コースの基礎にして最大の難敵

まず第一に必要なのは、
初歩でありコース最大の敵でもある
「傾斜の対策」です。

私の過去の動画レッスンでも、
傾斜の4パターンを紹介していましたが、、、

各パターンの振り返りはこちらから

左足上がりの対策はこちら

左足下がりの対策はこちら

つま先上がりの対策はこちら

つま先下がりの対策はこちら

 
中でもミスが起きやすく
球も上げづらい左足下がりと、

他にも自分の中で苦手意識があれば
その傾斜の攻略法を知っておくことは必須です。

 
そして、こういった傾斜も含め
全ショットの成功率に影響するもうひとつの技術が、、、

メンタルのコントロール

メンタルと聞くと、
精神論なんて技術の二の次、と感じる方も
いるかもしれませんが、、、

むしろ経験値が多くなるにつれて
メンタルを自覚したり、コントロールする技術が
ずば抜けて高い方が多く、
そこで大きな差が生まれているのです。

例えば、

「なんかミスが出そうだな・・・」

と感じたら、あえて短いクラブにして
飛距離よりもショットの成功率を重視したり、

いつもより念入りな素振りで
成功のイメージを強固に作ったりと、

経験値の多い方ほど
自分のメンタルからミスが出やすい状態と
その対策を熟知しています。

 
たとえなんの障害もない万全の状況だとしても、
「飛ばさなきゃ」という意識から来る力みで
あっさりミスになるのがゴルフです。

 
しかもラウンド中は環境も慣れない傾斜や芝、
しかも一発勝負のプレッシャーもあるので、
ここでいかにパフォーマンスを出せるように
自分を律するかがカギとなります。

 
戦略のコースマネジメントと
メンタルマネジメント、2つが揃って
大きな力となるのです。

 
ただ、メンタルとは不思議なもので、
ネガティブに寄れば悪い結果が起きやすく、
ポジティブになるほどミスは起きにくい。

なので、ポジティブな意識を持てるように
常にプレーする意識から努めてみてください。

 
先ほどお話しした
失敗しそうなイメージを振り払うだけでも、

・いつもより少しグリップを短く持ってみる
・打つ番手を見直す
・素振り普段より入念に行う
・深呼吸をして力みを取り除く
・鼻歌を歌ったりしてリズムを安定させる

など、人によって様々な対処法があります。

 
ラウンドの経験値が足りないと感じている方は、
これらのマネジメントを強化することによって
スイングを磨く以外の部分で
スコアアップを実現できるかもしれません。

まずは基本である
傾斜とメンタルコントロールから意識して、

ひとつひとつのラウンドで
多くの事を学び取れるよう
ぜひ試してみてください!

近藤

 
  

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打てば打つほど上手くなるのか?

2024.11.04
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
いまやゴルフ雑誌やインターネット上では

 
ミス改善や飛距離アップ、
コース戦略や体作りからメンタルまで…

 
ゴルフ上達に躓いたときには
簡単に答えが手に入る時代になりましたよね。

 
パソコンを通してオンラインで
ゴルフの講義をさせていただく
なんて機会も増えてきました。

 
お住まいは関係なく顔を見ながら会話をしながら

 
ゴルフ上達講座をしたり、
直接お悩みを伺うことだってできるんです。

 
ゴルフだけに限った話ではないですが
一昔前では考えられなかったことですよね。

 
さて、ゴルフ上達の情報を
どこからでも入手しやすい時代ですが、

 
先日のレッスンで、

 
「いろんな練習法を試してきたけど、
 なにをするべきなのかわからない」

 
というゴルフライブ読者さんにお会いしました。

 
やる気は十分。

 
私もレッスンプロとして
そんな想いに応えたいと思うのですが…

真剣すぎるが故に遠回り

ですが、どんなにやる気があって、
上達のためになるならと、

 
真面目に片っ端から練習をしていても、
それは上達には遠回りになってしまうかもしれません。

 
先日開催されたゴルフライブ感謝祭にて
北田瑠衣プロと対談させていただきましたが、

 
北田プロが特に強調していたのが、
「ゴルフはとにかく基礎が全て」ということです。

 
自分は何をすればいいんだろう?
自分には何が足りないんだろう?

 
そんな思いから雑誌や動画サイトで知った情報を
やたらめったら取り入れて練習するよりも、

 
ゴルフ上達を目指すのであれば
「ゴルフはとにかく基礎が全て」です。

 
多くの方は「どんなスイングにしたらいいのか?」
とゴルフ上達の思いから盲目的になってしまいますが、

 
まずは「スイングはどうなっているのか?」
と自分自身のスイングと見つめ合わなくてはいけません。

 
ゴルフ上達を目指していくうえで
自分のスイングを理解することはすごく大切です。

打てば打つほど上手くなる?

たとえどれほど沢山ボールを打ったとしても、
正しいスイングができていなければ、
ゴルフ上達は難しいでしょう。

 
しかし、たとえボールを打たなくとも、
正しいスイングができていればゴルフは上達します。

 
まずは自分自身のスイングを
見つめ直すことから始めていくことが大切です。

 
では正しいスイングを身につけるには
どうしたらいいのか?

 
まずは、打った直後に
今はどんなスイングになってたのか?

 
意識的に振り返る癖をつけていきましょう。

 
頭の中でイメージしているスイングと、
実際のスイングの動きには少なからずギャップがあるはずです。

 
どうしてもボールを打つと
ボールの行方が気になってしまいますよね。

 
そこで理想的なスイングを作るために
効果的なのがシャドースイングです。

 
20~30秒ほどかけてゆっくりとしたスイングで
自分の体をコントロールすることに集中することで、

 
改善したいポイントを一箇所ずつ時間をかけて反復練習をすることで
理想的なスイングづくりに対して大きな効果を得ることができます。

 
「ゴルフはとにかく基礎が全て」

 
こういった基本的な練習から
理想的なスイングを習得することができれば、

 
これまでなかなか治すことのできなかった
悪い癖も改善することができます。

 
ぜひ実践してみてくださいね。

 

<本日のおすすめ>

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どんなバンカーでも確実に1打で脱出でき、

ふわりと高いロブショットを打てて
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どうでしょうか?

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【ビデオ】ラウンド中ダフったらコレやって

2024.11.03
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「ラウンド中ダフったらコレやって」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ラウンドしていて一番ショックなのは
ダフってばかりで気持ちよく打てないことです。

池ボチャやOBもショックですが、
ダフりの連続に加えてトップまで出ることからは
脱却したいものです。

また、ダフりを根本的にゼロにするためには
正しい知識で正しい練習をする必要があり、
ひとりで練習していてはなかなか脱却できないものです。

そこで、ダフり防止の根本治療はしなくても、
ダフりにくくなる方法があります。それは。。。?

(続きはビデオにて)

ラウンド中ダフったらコレやって


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf241103/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

手元を止めてバックスイング

それは、手元を止めたままバックスイングを開始することです。

とにかく手元をその場に置いたまま、
脚を使って腰を右にターンさせてみます。

ゆっくり脚を動かせばよいです。

ゆっくりでも体の右サイドの中でも
特に右肩甲骨周りにしなりをつくることができます。

しなりをつくる最も簡単な方法は、
ヘッドから一番遠いところから動くことです。

手を上に伸ばして手から動いても体はしなってくれません。

これが手あげして手でクラブを振った状態です。

そこで、脚から動いてみます。

そうすると、手元は置いていかれるようになって、
脚と手の間の体全体はしなってくれます。

手元を止めておいて脚で腰をターンさせると、
まさに手ではなく脚でバックスイングしたことになって
体は簡単にしなってくれます。

バックスイングでしなりを使えると、
ダウンスイングしてインパクトに向かっても
しなりを自動的に使う傾向になります。

しなるということは手元に対して
ヘッドが遅れてついてくる形になります。
それはまさにハンドファーストでのインパクトです。

ハンドファーストならヘッドの軌道は上から下に抜けるダウンブローで、
ボールをクリーンに打ち抜く窓は広くなり
クリーンヒットの確率は高いです。

さらに、しなり戻りでインパクトすることで、
ヘッドは加速中にボールを打ち抜くことで当たり負けは少なく
距離感はもちろんヘッドの向きも安定したインパクトになります。

手元を止めたまま脚で腰を右にターンさせることは、
コースで思い出していきなりやってみても簡単にできます。

普段の練習でも手元を止めて脚でバックスイングしてみましょう。

実は、ドライバーでボールを遠くまで飛ばしたいときも、
同じ原理が使えます。

私は飛ばしたいときほど
右腕と腰から上の体幹以外の上半身は限界までリラックスさせて、
下半身は目一杯使い切ります。

その気持ちは自然に手元を止めたバックスイング始動を誘発しています。

ダフりトップ対策だけではなく、
脚の動きで上半身のしなりを使った本来あるべきスイングをさせてくれるのが
手元を止めたバックスイング開始動作です。

脚の動き

バックスイング開始で脚の動きで腰を右にターンさせますが、
具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

それは、まさに一枚板のように硬くした体幹の右下に
フックがついているイメージで、そのフックにぶらさがるように
体幹と右腕以外の力を抜けばよいだけです。

そうすると、体の左サイドの重さで体幹は
それまでの前傾角度を保ったまま、右にターンしてくれます。

まさに、左脚や体幹の左サイドの重さを感じて、
それを重りに使う感じにします。

左脚は体重を支えないようにして、
左脚の重さの一部だけ地面に落ちているだけです。

ただし、右腕は体幹に対して形を変えないように固めておきます。

脚の動きだけ確認したいなら右腕も力を抜いてだらんとしてもよいのですが、
実際のスイングでは右腕は体幹に対して
左右に動かしたくないのでその練習も兼ねます。

両手首と左腕も超リラックスです。

脚は何かをしようとするのではなく、
右脚で体幹の右下にあるフックを
楽に支えようとすることだけを考えましょう。

右脚が楽をするためには曲げているよりも、
伸ばしていたほうが楽です。

それなら、右脚を伸ばす感じにしてみましょう。

そして、前傾している体幹が前後に倒れないためには、
右のお尻の後ろポケット方向へ
右脚を伸ばすように支えることになります。

これは、そうしようとしなくても、
倒れないための誰の体にも備わった姿勢制御機能で
勝手にやってくれます。

右腕の意識

ここで、スイングはリラックスが大切と言われても、
全てダランと力を抜くわけではありません。

先ほどお伝えしたようにバックスイングの出だしでは、
右腕は体幹に対しては固めておく感じにします。

そして、脚を使い切るあたりからは、
クラブの勢いに任せるように右腕の形は変えないつもりでも
右肘は体幹に対して上方向へあがることは邪魔しないようにします。

右肘が体幹に対して右横にズレることは
スイングを大きく乱すことになるので御法度です。

そういった意味でもバックスイング開始で
手元を止めて腰を回転させることで、右肘はむしろ左へシフトさせられて
右への動きを抑制してくれます。

しかし、右肘の体幹に対する上下の動きは制限しないことが、
しなりを使ったスイングにとって大切となります。

というのは、左肩甲骨の最大可動域を使ってトップに向かうと、
左腕は両肩のラインに対して斜め上にあがったポジションになるからです。

この左腕の動きを邪魔しないためには、
右腕は体幹に対して上方向に動くことが必要です。

そして、右腕を自ら出そうとする力で曲げることは絶対によくないことですが、
シャフトに押されて曲げさせられることに耐えた結果
曲がることは問題ありません。

それは人の姿勢制御で決めた形を保とうとすると、
押されたりして形が変わらせられても元の形に戻ろうとするからです。

右肘は押されながらも耐えるようにすれば、
インパクトでもセットアップのときの右腕の形を再現できて
スイングの精度を高く保つことができます。

ついでながら、右肘の曲がりは90度以上を保つことが、
飛距離のために大切です。

肘は90度以下になると曲げさせられることに対して
急激に弱くなるからです。

そして、飛距離にとっては
手元は体幹から離れているほど有利です。

それは、体幹の回転速度が同じなら、手元の速度は
手元が体幹から離れているほど速くなるからです。

ただし、手元が体幹から離れるほど
回転のしにくさである慣性モーメントは大きくなって
体幹は回転しにくくなります。

しかし、体幹の回転はダウンスイング開始での体重と腹筋で行うなら
体幹の回転パワーは強大で、手元は体幹からかなり離れても
手元の速度はアップできます。

ダフりトップ防止だけではなく、飛距離を落とさないためにも
右腕は自らは絶対に曲げようとしないようにしましょう。
 

では、また。
 

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