
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「ドライバーで力む人に江連が伝えたいこと」
というテーマで、お話ししたいと思います。
ドライバーを持つと、
つい思い切り振ってしまう。
力任せにいってしまう。
そんな方に改めて
お伝えしておきたいことがあります。
読者様からのメッセージ
前回のメールマガジンで
上手くなりたいなら一度止まって下さい
↓
https://g-live.info/click/260716_nikkan/
というお話をしたところ、
下記のようなコメントをいただきました。

「何時も適切なアドバイス、有難うございます。
“ドライバーは飛ばすクラブではなく、飛ぶクラブ!、、、。”
分かってはいるものの、、、
年齢的に70歳も超えましたが、
今だに体力任せに思い切りスイングをしている自分がいます。
インパクトで如何にボ−ルに圧力をかけるか、、なんて思いながら。
特に女子プロのスイングを見ていると、
何であんなにゆっくりなのに飛ぶんだろう、、、
って思ったりもします。
ドライバーが決して飛ばないわけではありませんが、
この年になれば、効率のよいスイングが求められますね。
良きアドバイス、今後もお願い致します!」
コメントをいただきまして
どうもありがとうございます。
おそらくこれは多くの方が
同じように感じていることだと思います。
分かってはいる。
でも、ドライバーを持つとつい
思い切り振ってしまう。
体力任せにいってしまう。
インパクトでボールに強く圧力をかけようとする。
お気持ちは大変よく分かります。
ですが、ここに一つ
大きな落とし穴があるとすれば
「圧力をかける=叩く」ではない
まず最初にお伝えしたいのは、
ボールに圧力をかける
ということ自体は、
悪い考えではありません。
ただし、その圧力のかけ方を
間違えてはいけないと思っています。
多くのアマチュアの方は、
ボールに圧力をかけるというと
・強く叩く
・手で押し込む
・インパクトで力を入れる
そういうイメージになりがちです。
ですが、これをやると
たいてい飛びません。
なぜかというと、
インパクトで力を入れようとした瞬間に
体の流れが止まりやすくなるからです。
流れが止まる。手が出る。
ヘッドが減速する。
フェースも安定しない。
その結果、強く叩いたつもりなのに
球は思ったほど飛ばない。
こういうことが起きます。
本当にいい圧力というのは、
インパクトだけで作るものではありません。
アドレスから、バックスウィング、切り返し、
ダウンスウィング、インパクト、フィニッシュまで。。。
流れがつながった結果として、
ボールに伝わるものなんです。
ですから、圧力は
力を入れて作るものではなく、
流れを止めないことで生まれるもの
そのように考えてほしいんですね。
女子プロのスウィングがゆっくり見える理由
そして今回のコメントにもありましたが、
あなたも女子プロのスウィングを見ていると
「なぜ、あんなにゆっくりなのに飛ぶのか?」
と思うことがあるかもしれません。
この疑問は、とても大事です。
このことは以前にもこのメルマガの場で
お話したことがありますが
なぜ、ゆっくり振っているのに飛ばせるの?
↓
https://g-live.info/click/260324_nikkan/
女子プロのスウィングがゆっくり見えるのは、
単にスピードがないからではありません。
むしろ逆で、
リズムとバランスがいい
から、ゆっくり見えるんです。
もう少し言えば、
・体
・腕
・クラブ
この三つが、ケンカをしていない。
ちゃんと順番よく動いて、
エネルギーがムダなく伝わっている。
だから、ゆっくりに見えても飛ぶんです。
アマチュアの方は、
とにかく速く振ろうとします。
ですが、速く振ろうとした結果、
体と腕とクラブのタイミングがズレてしまう。
すると、見た目には一生懸命振っているのに
エネルギーは逃げてしまいます。
女子プロはそこが違います。
もちろん選手によって個性はありますが、
基本的には、力みが少ない。
振り急がない。
そして、流れがある。
だから、ゆっくり見えるのに飛ぶんですね。
飛ばそうとするほど、飛ばなくなる
ドライバーというのは不思議なクラブです。
飛ばしたいと思えば思うほど、
飛ばなくなることがあります。
それは、なぜか?
飛ばそうとした瞬間に、
余計な力が入るからです。
余計な力が入ると、
・リズムが速くなる
・切り返しが急になる
・上半身が突っ込む
・手で打ちにいく
・フィニッシュまで振り切れない
こういうことが起きやすくなります。
つまり、
飛ばそうとする気持ちが、飛ぶ流れを壊してしまう
ということです。
だから私は、ドライバーについて
飛ばすクラブではなく、飛ぶクラブ
とお伝えしています。
とはいえこれは、何もしなくていいという
意味ではありません。
ドライバーの性能を
ちゃんと働かせてあげましょう、
という意味です。
そのためには、
自分が力で頑張りすぎないこと。
クラブが働ける余地を残すこと。
体の流れを止めないこと。
これが大事なんです。
70歳を超えたら、なおさら「効率」です
今回コメントをいただいた方は
70歳を超えていらっしゃるということですが、
年齢を重ねれば、若い頃と同じように
体力任せで振り続けるのは難しくなります。
もちろん、体を鍛えることは大事です。
筋力も、柔軟性も、バランスも、
あるに越したことはありません。
ですが、年齢を重ねたゴルファーが
本当に大事にすべきなのは
力の量ではなく、力の通り道
です。
どれだけ力を出したかではなく、
その力がちゃんとクラブに伝わったか。
体の中で止まっていないか。
手元で消えていないか。
インパクトの前にヘッドが減速していないか。
ここを見る必要があります。
若い頃は、多少効率が悪くても
体力でごまかせることがあります。
ですが年齢を重ねるほど、
ごまかしは効きにくくなります。
だからこそ、
効率が大事になるんです。
本気の素振りを、本番に持ち込まない
もう一つ、今回の話と関係して
改めてお伝えしておきたいことがあります。
それは、打つ前の素振りについてです。
ドライバーを持った時、
ボールの横で本気の素振りをしていませんか?
実際に打つ時と同じくらいのスピードで
ブンブンと振っていませんか?
これをやってしまうと、
かえって力みが残りやすくなります。
あくまで、本番前の素振りは
「リハーサル」であってほしいんです。
素振りは、本気で力を出す場ではなく
・重力を感じる
・地面を感じる
・クラブの重さを感じる
・体の流れを感じる
そのための動きであってほしいと思っています。
以前にもここでお伝えしたことがありますが
打つ前に一度、クラブヘッドをポンと自然に落としてみる。
打つ前、本気の素振りをしてしまうあなたへ
↓
https://g-live.info/click/231121_nikkan/
(ローリー・マキロイの「ポン!」を確認してください)
その時に、手や腕の力が抜けているか?
クラブの重さを感じられるか?
地面を感じられるか?
こういうことを準備として行っておくと
本番のスウィングはとても良くなります。
飛ばすのではなく、飛ぶ流れを作る
今回のお客様にアドバイスをするとしたら
「ゆっくり心地よく振って飛ばすを、
練習していきましょう」
とお伝えすると思います。
いきなりフルスピードで飛ばそうとしない。
まずは、7割ぐらいの力感で振る。
その中で、
・体の流れが止まらないか?
・切り返しが急になっていないか?
・インパクトで手だけが強くなっていないか?
・フィニッシュまで自然に行けるか?
ここを意識してみてください。
もし「力感7割」で振った時のほうが
球が強く、曲がりも少なく、
フィニッシュまで気持ちよく行けるなら。。。
それが今のあなたにとっての
効率のよいスウィングです。
逆に、10割で振っているのに
球が散る、当たりが薄い、体が止まるなら。。。
その10割は、飛距離に結びついていません。
むしろそれは「飛ばない10割」です。
ここを見極めてほしいんです。
最後に。
ドライバーで飛ばしたい気持ちは、
もちろん誰にでもあります。
70歳を超えても、80歳になっても、
ゴルファーである以上、
飛ばしたい気持ちはなくならないと思います。
それはそれで、いいんです。
ですが、その飛ばしたい気持ちを
力任せに使ってはいけません。
飛ばすのではなく、
飛ぶ流れを作る
この発想に変えてください。
体と腕とクラブがケンカしない。
リズムとバランスが崩れない。
インパクトで力を入れるのではなく、
インパクトまでの流れを止めない。
そうすると、ドライバーは本来の仕事を
少しずつ取り戻してくれます。
繰り返しますが、
ドライバーは飛ばすクラブではありません。
飛ぶクラブです。
そのクラブがきちんと働けるように、
まずはあなた自身が
力任せを少し手放してみてください。
ぜひ、お試し下さい。
ちなみに、今日のお客様に対してお伝えしたようなことを
教材としてまとめてリリースしたのが
この「ディスタンス バイブル」です。
ドライバーは飛ばすクラブではなく「飛ぶクラブ」。
よろしければ、チェックしてみてください。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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