
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「腰から腰は当たるのにフルショットがダメ…」
というテーマで、お話ししたいと思います。
練習場では、
小さいスウィングなら芯に当たる。
でも、いつものスウィングに戻した途端に
打点が上下左右へ散ってしまう。。。
もしあなたにも心当たりがあるなら、
今日はぜひ試してほしいことがあります。
読者様からのコメント
先日、読者の方から
こんなコメントをいただきました。

「わたしも再現性の確認のため、
打点シートで5球
その打点が上下 左右のばらつきの確認
大きくばらついた時は、ビデオ等で確認
基本は、9時→3時の打点の集まりと、
通常のスイングでの打点との差をみてます」
コメントどうもありがとうございます。
これは、とてもいい確認方法だと思います。
特に私がいいなと思ったのが、
9時→3時のスウィングと
通常のスウィングを比べている
というところです。
なぜなら、この二つを比べることで
通常のスウィングになった時に
自分は何を余計にやっているのか?
が、見えやすくなるからです。
まず「5球」で見てみる
ゴルフというのは、
一球だけ見て判断すると
分からなくなることがあります。
ものすごくいい球が一球出た。
だから、
「今のスウィングは完璧だ」
と思う。
反対に、一球だけダフった。
それだけで、
「全部おかしくなった」
と思う。
ですが、一球だけでは
それがたまたまなのか、
今の自分の傾向なのかは分かりません。
ですからこのお客様のように、
まず何球か打って
打点がどこに集まっているのか?
を見るのは、とてもいいと思います。
たとえば5球打って、
ほぼ同じ場所へ集まっている。
多少ズレても、
大きく上下左右には散っていない。
それなら、
少なくともその振り方には
ある程度の再現性があるということです。
「芯に当たったか」だけでは足りない
ここで大事なのは、
芯に当たったか、外れたか
だけで見ないことです。
たとえば5球のうち、
全部ほんの少しトゥ側だった。
もちろん理想は芯ですが、
毎回ほぼ同じところへ当たっているなら
そこには一つの傾向があります。
逆に、
一球目はヒール
二球目は上
三球目はトゥ
四球目は下
五球目は芯
こんなふうに散っているなら、
一球だけ芯に当たったとしても
再現性が高いとは言いにくいですよね。
つまり見るべきなのは、
最高の一球ではなく
5球がどれだけ集まっているか
なんです。
9時→3時では、どうですか?
そこで一度、
いわゆる
9時→3時
くらいの小さな振り幅で
同じように5球打ってみてください。
そして打点を見ます。
もしこの小さいスウィングでは
打点がかなり集まっている。
ところが、
いつものスウィングにした途端
上下左右へ散り始める。
だとしたら。。。
・ ←考える時間です
・ ←考える時間です
・ ←考える時間です
私はまず、
大きく振った時に
何か余計なものが増えていないか?
と考えてほしいんです。
「足りない」より「増えすぎている」かもしれない
アマチュアの方は、
フルスウィングで当たらなくなると
「もっと腰を回さないと」
「もっと手を返さないと」
「もっとタメないと」
「もっと強く振らないと」
と、新しい動きを
足したくなります。
でも、
9時→3時では当たっているんですよね?
だったら、
最初に疑うべきは
何かが足りないこと
ではなく、
通常のスウィングになった時に
何かを余計にやっていること
かもしれません。
振り幅が大きくなった途端に
腕へ力が入る。
飛ばそうとして、
テンポが急に速くなる。
トップを大きくしようとして
体のバランスが崩れる。
インパクトを強くしようとして
手が急に働き始める。
そうしたものが一つ加わるだけで、
打点というのは散りやすくなります。
ビデオを見るなら「違い」を見る
この読者様は
打点が大きくばらついた時には
ビデオでも確認されるとのことでした。
これも、とてもいいですね。
ただしビデオを見る時も、
「正しい形になっているか?」
だけを見るのではなく、
9時→3時で打点が集まった時と
通常のスウィングで散った時とで
何が変わったのか?
この違いを見てほしいんです。
たとえば、
・急にテンポが速くなっていないか
・トップが必要以上に大きくなっていないか
・頭や体が大きく動いていないか
・腕や手だけが急に頑張っていないか
そういうところです。
完璧なスウィングの形を探すためではなく、
小さいスウィングではできていたのに
大きくした時に増えたもの
を見つける。
そのためにビデオを使うと、
かなり分かりやすくなります。
小さいスウィングは「基準」になる
これは、この場でも
何度もお伝えしていることですが、
私は小さいスウィングをとても大事にしています。
小さい振り幅なら、
勢いでごまかしにくいです。
強く振って何とかすることもできません。
だから、
・リズム
・バランス
・軸
・クラブの流れ
・ミート
そうした基本的なものが
とても見えやすいんですね。
ですから、
通常のスウィングがおかしくなった時に
いったん9時→3時へ戻る
というのは、
自分が帰ってくる基準としても使えます。
小さく振ったら、
また打点が集まった。
だったら、その感覚を残したまま
少しずつ振り幅を大きくしていけばいいんです。
再現性は「打点」にも現れる
再現性という言葉を聞くと、
スウィングの形ばかりを
思い浮かべる方もいるかもしれません。
ですが、
再現性というのは
結果にも現れます。
毎回どこに当たっているのか。
どのくらい散っているのか。
小さいスウィングと
通常のスウィングで
その散らばり方がどう変わるのか。
そこを見るだけでも、
自分の今の状態について
かなりのことが分かります。
だから、もしあなたが
「ちゃんと振っているつもりなのに
なぜか芯に当たらない」
と感じているなら、
一度打点シートを使って
確認してみてください。
まず9時→3時で5球。
次に、
いつものスウィングで5球。
そして、
どちらのほうが打点が集まっているか?
を比べてみる。
もし通常のスウィングで
急に打点が散るのであれば、
もっと何かを足すのではなく、
何を余計にやっているのか?
こちらを探してみてください。
上達というのは、
何か新しい動きを増やすことだけではありません。
余計なものを一つ減らすことで、
もともとできていたことが
戻ってくることもあります。
今回はとても参考になる実践方法を
どうもありがとうございます。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
<本日のオススメ>
ドライバーは本来、
飛ばすクラブではありません。
「飛ぶクラブ」
です。
その飛ぶはずのクラブを、
もう一度きちんと働かせる。
そのために必要な考え方と実践法を、
ドライバーの飛距離というテーマに絞ってまとめたのが…
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ゴルフというスポーツは、自然を相手に行うため、同じようなコースは2つとない。例えば私が30年前に購入したホームコースにはミドルホールが8ホールあり、左と右のドッグホールの比が3:1でフェードヒッターには、有利にコース設計がなされている。私は元々ストレート~ドロー打ちであったが、本コースを入手してからコースの形状に合わせて、フェードうちに切り替え、今日に至っている。したがってドローヒッターに有利な左ドッグのミドルホールが相変わらず苦手である。即ち、右ドッグの300ヤード弱が多ければ攻めのゴルフが可能である。野球でスイッチヒッターをたまに見かけるが、その考え方をゴルフに適用できるアイディアはないものでしょうか・・・?江連先生よろしくお願い致します。(AG修太)