毎回同じスウィングじゃなくてOKって本当?

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2026.09.01
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「毎回同じスウィングじゃなくてOKって本当?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ゴルフでは絶対に
毎回同じスウィングでなければいけない。。。
 

あなたはそんなふうにとらわれていませんか?

読者様からのコメント

私のメールマガジンに、
とても嬉しいコメントを寄せていただきました。
 

2026-0831_1
 

 「ショットで大事なことは
  インパクトにおけるボールの初速と
  飛ぶ向きが毎回同じであること。

  この2点をクリアーするためには、
  クラブを1インチ程短く握り、
  両腕の力を抜き右ひじを右腰すれすれに、

  クラブフェースをボールに対しスクエアーに、
  インサイド‐アウトの軌道で
  常に同じビジネスゾーンを意識して
  スイングすることでしょうか・・・。

  江連忠プロのコメントの通りで、
  いつも同じショットが打てれば
  飛ばなくても十分と思います。」

 

コメントをいただきまして、
どうもありがとうございます。
 

おっしゃっていることの中で、
私がとくに大事だと思ったのは最後の、
 

 いつも同じショットが打てれば
 

というところです。
 

これは、まさにゴルフにおいて
非常に大切な考え方です。
 

ただし。。。
 

ここでもう一点だけ
お伝えしておきたいことがあります。

「同じショット」と「同じ形」は違う

今回のコメントには、
 

 ・クラブを短く握る

 ・両腕の力を抜く

 ・右ひじを右腰の近くへ通す

 ・フェースをスクエアにする

 ・インサイドアウトに振る

 ・ビジネスゾーンを意識する
 

と、いろいろなポイントが
挙げられています。
 

もちろん、それぞれ大切なことです。
 

ですが、これら全部を
 

 毎回まったく同じ形にしよう
 

と考え始めると、
逆にゴルフが難しくなることがあります。
 

なぜなら、ゴルフというのは
人間がやるものだからです。
 

昨日と今日で
体の状態も違います。
 

疲れている日もあれば、
体がよく動く日もあります。
 

コースに出れば、
平らな場所ばかりでもありません。
 

つま先上がりもあれば、
左足下がりもある。
 

風もあります。
ライも違います。
 

そんな中で、
毎回ミリ単位で同じ形を作ろうとしても
無理があります。
 

大事なのは、
 

 同じ形を作ることではなく
 再現できる結果を作ること

 

なんですね。

正確性は「修正力」ではなく「再現力」

これは以前にもお伝えしたことがありますが、
ゴルフの正確性というのは
 

 最後に手でうまく合わせられること
 

ではありません。
 

そうではなく、
 

 同じようなリズムで

 同じような流れで

 同じようなインパクトを迎えられる
 

その再現性が大切なんです。
 

たとえば、
一球目は少し右ひじの位置が違った。
 

二球目は
トップの高さが少し違った。
 

三球目は
フィニッシュの形が少し違った。
 

それでも、
 

 狙った方向へ

 狙った高さで

 狙った距離へ
 

大きく散らずに打てるなら、
私はそちらのほうが
ずっと大事だと思います。
 

形は多少違っても、
結果が安定している。
 

それが、本当の意味での
「再現性」なんですね。

ビジネスゾーンも「形」ではなく

今回コメントにあった
「ビジネスゾーン」も同じです。
 

ビジネスゾーンというと、
 

 この位置にクラブを置いて

 この角度でフェースを向けて

 この場所へひじを通して
 

と、静止画のように
考えたくなる方もいるかもしれません。
 

ですが本当に大事なのは、
その形そのものではなく
 

 インパクト前後で
 クラブがよどみなく動いていること

 

です。
 

腕に余計な力が入らない。
 

体の大きな部分から
エネルギーが伝わる。
 

クラブフェースが
必要以上に暴れない。
 

そして、
その流れの中でボールをとらえる。
 

そうした結果として、
ビジネスゾーンが安定するんです。
 

ですから、
 

 ビジネスゾーンの形を作る
 

というよりも、
 

 いい流れの結果として
 ビジネスゾーンが整う

 

そのくらいに考えてください。

インサイドアウトなら全部正解でもない

もう一つ、これも大事なところですが
 

 インサイドアウトに振れば正解
 

という話でもありません。
 

ゴルフでは、
打ちたい球によって
クラブの通り道も変わります。
 

低い球を打ちたい時。
 

カットで運びたい時。
 

フックで攻めたい時。
 

全部まったく同じ軌道ではありません。
 

ですから、一つの形や軌道だけを
絶対の正解にしないことです。
 

大事なのは、
 

 自分が打ちたい球に対して
 クラブをどう動かすのか

 

これです。

「飛ばなくても十分」について

そして最後に、
 

 いつも同じショットが打てれば
 飛ばなくても十分

 

というお話について。
 

私はこの考え方には
基本的には賛成です。
 

スコアを作る上では、
最大飛距離よりも
再現性のほうがずっと大事です。
 

一発だけ250ヤード飛んでも、
次がOBでは意味がありません。
 

毎回200ヤード前後でも、
同じような場所へ運べるほうが
ゴルフはずっと簡単になります。
 

とはいえ、
 

 「じゃあ飛距離は諦めよう」
 

とまで考える必要はありません。
 

むしろ、
 

 余計な力が抜ける

 リズムが整う

 体とクラブの流れがつながる

 インパクトが安定する
 

こうした再現性を高めていった結果、
今までよりも自然に飛ぶことがあります。
 

これは、この場で何度もお伝えしている
 

 ドライバーは飛ばすクラブではなく
 飛ぶクラブ

 

という話にもつながります。

揃えるのは「形」ではありません

もしあなたが練習場で、
 

 「右ひじはここ」

 「手はここ」

 「クラブはこの角度」

 「腰はこの位置」
 

と、たくさんの形を
毎回合わせようとしているなら。。。
 

少しだけ考え方を変えてみてください。
 

確認してほしいのは、
 

 ・同じようなリズムで振れているか

 ・余計な力が入っていないか

 ・インパクト前後の流れが途切れていないか

 ・狙ったところへ同じような球が出ているか
 

こちらです。
 

毎回同じスウィングを
する必要はありません。
 

というより、人間ですから
完全に同じにはできません。
 

それでも、
 

 同じような結果を
 何度も出せるスウィング

 

これは作ることができます。
 

目指すべきは、
完璧に同じ「形」ではなく
 

 何度でも繰り返せるショット
 

です。
 

そこができてくると、
方向性も距離感も、
そしてスコアも安定してきます。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

ドライバーは本来、
飛ばすクラブではありません。

 「飛ぶクラブ」

です。

その飛ぶはずのクラブを、
もう一度きちんと働かせる。

そのために必要な考え方と実践法を、
ドライバーの飛距離というテーマに絞ってまとめたのが…

江連忠プロのコチラのプログラムです。

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江連忠
江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。
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カテゴリー: ビジネスゾーン, メルマガ, 上達テクニック, 再現性, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
江連忠

江連忠 について

江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。

 

毎回同じスウィングじゃなくてOKって本当?」への2件のフィードバック

  1. 佐藤 克巳

    わたしも再現性の確認のため、打点シートで5球
    その打点が上下 左右のばらつきの確認
    大きくばらついた時は、ビデオ等で確認
    基本は、9時→3時の打点の集まりと、通常のスイングでの打点との差をみてます

    返信
  2. AG修太

    今回の江連プロのコメント「スイングの形と飛んだボールの軌跡は異なる」と私も頭では理解しております。例えば、一般に言われているように、当日の体調、風雨など天候の状況、特に第2打以降のボールのライや芝の状況によって当然打ち方もスイングも、その都度アジャストすることが求められます。ただし、アドレスや切り返し、インパクト・フォロースルー等でなるべく「バラツキの少ない基本の形」(例えばインサイドアウトイメージ)を決めてマスターしておくことが、江連プロの提唱される形の「正確性」よりも「再現性」にとってはアマチュアには、大事なポイントだと思いますが・・・。経験豊富なプロのアドバイスをよろしくお願い致します。

    返信

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