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「万能型」の練習とは?

2013.08.01
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、一つの練習をするだけで、
2倍、3倍とおいしい練習についてお話ししたいと思います。

こういうことを書くと何だか
「楽して上達」みたいな話に感じるかもしれませんが、、、

決してそんなことはありません。

順番に打つだけ。。。

ちょっと前のことになりますが、
以前、とある練習場で目にした光景です。

その日、ある男性がその練習場にゴルフバックを持ってやってきました。
だいたい50代ぐらいの男性だったと思います。

たまたま私がレッスンをしていた打席と近かったので、
見たくなくてもずーっと見てしまっていたのですが。。。

その人は、まず最初にドライバーを取り出して、50球ぐらい。
その後、スプーン、クリーク、、、とウッド系を打って、次にアイアン。

アイアンは長いものから順番に20~30球ぐらい打ったでしょうか。
そして最後にウェッジを打って、帰って行かれました。

レッスンをしながらなので、ずーっと見ていたわけではないのですが、、、

ミスショットも多かったですし、何か目的意識があって
打っていらしたようにも見えませんでした。

おそらく、スコアは110~120ぐらいの方ではないかと思います。
もしかしたら、次の日がコンペか何かだったのかもしれませんね。

平等である必要はない

こういう人は今となってはあまりいらっしゃらないでしょうが、、、
全てのクラブを平等に練習すればうまくなるというわけではありません。

特に、長いクラブになると打てないという人の場合、
長いクラブばかりを練習してしまうこともあるかもしれませんが。。。

特にクラブが長くなると打てないというような人は
短いクラブになっても上手く打てないのが現実だと思います。

もしそうであるのなら、長いクラブで練習するよりも、
とにかく短いクラブで当たるようにしたほうが、確実性が増します。

短めのクラブ(PWなど)で練習することで、
結果として「ボールが当たる」ようになるからです。

おそらくその場で見た人程度のスキルなら、結論から言えば
短いクラブで90%以上練習したほうが無難です。

ゴルフクラブがたくさんあると、

 「全てを使うかもしれない」

 「全てを練習しておかなければ」

そう思うのかもしれませんが、、、そんな「平等主義」は必要ありません。

そして短いクラブで「あの練習」を

当たり前のことですが、同じ一振り、同じ一球であるなら、
上達に貢献する練習をしたほうがいいに決まっています。

であれば、長いクラブでわざわざ練習をするよりも、
短いクラブで練習をしたほうが、結果的に効率がいいはずです。

もちろん「全てのクラブに慣れる必要があるのでは?」という
反論があるかもしれません。

しかしながら、まだ100を切れていないレベルであれば、
とにかく短いクラブで当たるように練習することが第一です。

そうすることによって、アプローチの精度も増しますから、
結果的にスコアもよくなるはずです。

そして、、、この短いクラブでの練習で必ずやってほしいのが、
例の「腰から腰のビジネスゾーン」の練習です。

何度も申し上げているように、この腰から腰のスイングで安定してくれば、
フルスイングも安定してきますし、他の長いクラブも扱いやすくなりますから。

先ほどの繰り返しになりますが、ゴルフの練習に
ゴルフクラブの「平等主義」は必要ありません。

結果の出る練習から始めることで、
同じ練習量で2倍、3倍違う結果が得られるのです。

もしあなたが、全てのゴルフクラブをまんべんなく練習していて、
そこに何らかの理由がないのであれば。。。

その平等主義は今日でいったん終わりにしたほうがいいかもしれません。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】カラーからパターを打つ時

2013.07.31
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます!小原大二郎です。

今日はウィークリーレッスン動画の日ですね。

今日のテーマは、カラーからパターを打つ時どうするか?
ということをお話ししたいと思います。

スマートフォンの方、動画が見れない方はこちら(Youtube)

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ゴルフにとっての晴耕雨読とは?

2013.07.30
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。小原大二郎です。

最近は、夕方になると雨が降ったり
昨日も、朝から雨が降っていたりと
また、梅雨入りしたような天気が続いていますね。

傘を忘れた方はずぶ濡れにならないように、
傘が飛ぶように売れているかもしれません。

傘を持つ機会が増えると、ゴルファーにとって、
その日は格好の”練習日”ですね。

傘を逆さに持って、えいや、と。

ところどころで練習風景が見られるかもしれませんね(笑)
(周囲にはお気をつけを。)

今日は、そんな季節と戦うために知っておいていただきたい
天候との戦い方をお伝えします。

晴耕雨読でゴルフは上手くなる?

晴耕雨読という言葉がありますよね。

晴れている日は畑を耕し、雨が降っている時は、本を読む・・・

心穏やかに過ごすという意ですが、

この四字熟語からは、天候に対応して
今できるベストを尽くすという意味をとれるのではないかと思います。

それを、今回ゴルフに読み替えたとき
どうなるかなと考えていたのですが、

晴耕雨読のように、雨の日には室内で読書するように、
雨の日は室内で練習することが、ゴルフにとって良いこと
だとあなたは思いますか?

この問いには後で答えさせていただくとして、
天候に上手く対応してゴルフをできている人は少ないと思います。
最近は天候を読むのも一苦労ですから。

明日は~するぞ!と思っていて、出かけたものの、
夕方から急に雨が降ってきて中止になってしまい、がっくり。
ということも少なからずです。

今日は雨が降っているから外での素振りはやめておこう。
打ちっぱなしに行くのはやめておこう。
ラウンドに行ったものの、雨が降ってきたから、中止を決断。

という風に、気が進まないこともあるでしょうし、
残念ながらプレーをやめてしまう方も。

「雨でプレーを邪魔されたよ。」

その気持、私もわかります。

雨の日のゴルフは気が進みませんし、
酷い雨になると、実際ゴルフができないこともあります。

とはいえ、今回覚えていただきたいのは、
雨の時にいかにいい調子でゴルフをするか、ということです。

雨との戦いに準備する

ゴルフは自然との戦いです。

これを忘れてはいけません。

雨が降ってきて、「うわ、雨だよ。。。」
と気が滅入ってしまうのは、わかりますが、
小雨程度で弱音を吐いていては、ダメですよ。

弱音を吐いてしまうのは、
普段雨の中でゴルフをする機会がないからでしょう。

そして、この時期の夕方が雨が降りやすいということが
わかってさえいれば対応することができます。

雨が降りそうなのですから、
レインコートをバッグに忍ばせておくですとか、

雨の日でも視認しやすいオレンジ色などのボールを使用するですとか。

雨の日は概してスコアが悪くなりますが、
そんな状況でも上手く上手く回ることが出来る人は、
雨の日にしっかりと対応できた方でしょう。

普段から、雨の日のゴルフを避けている限り、
雨の日のスコアは崩れてしまいますし、

濡れるし、もうやだよ。。。となってしまうわけです。

天候を予見してこそ、ゴルファー

改めて、ゴルフにとって晴耕雨読は、室内で練習することではなく、
どんどん外へ出て、練習することを推奨いたします。
(もちろん、天候の限度はあります)

ラウンドした途端に風がつよくでスイング出来ないとか、
雨具がなくてゴルフへ行けないということは、
なくなるはずです。

ゴルファーは、天気、風の流れ、芝生の状況全てに備え、
それは、ショットにも直結します。

雨や風強い日のスコアは、あなたが天候をどれだけ読むことが
できたかとイコールです。

プロでも雨の日にはスコアは悪くなってしまうものですが、
大崩れしないゴルファーは、
しっかりと雨の日に対応できているわけです。

特にパターでは、ボールの走りがかなり変わってきますから、
雨の日のパター練習というのは必要でしょう。

雨が降ってきても、これも一つの経験ということで
ラウンドするくらいの気持ちの余裕を持っていただきたいです。

そして、そのための準備もしっかりとしておくこと。

ただ、雨の日にゴルフするとしても風邪には気をつけてくださいね。
しっかりとした服装・準備をした上で臨んで下さい。
※台風や雷のときはゴルフは絶対やめてくださいね!

またメールをします。

小原大二郎

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あなたがやらなくていいこと

2013.07.29
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日のラウンドレッスンのこと、
ある生徒さんの指導に当たっていた時のことです。

その生徒さんはまだゴルフを始めたばかりで
私のところに来てくれた方なんですね。

始めたばかりということもあってか、
レッスンでは質問の嵐でした。

「よく2打目でトップするんですが・・・」
「ドライバーが上手く触れないんですが・・・」
「こういう時ってどう判断するべきですか?」

そんな風に一度たくさんの質問を頂き、
私はそれにひとつひとつ答えていきました。

教えるたびに、なるほど!と、
素直に聞いてくれていたんですが、、、

実は私はひとつの不安を持って
この生徒さんのレッスンを行っていました。。。

マルチタスキング

この生徒さんの話を聞いていて、
すごくやる気や熱意があるのはわかりました。

でもこの生徒さんは
よく初級者の方が陥るミスにハマっていたんです。

それは・・・

一度にたくさんの目標を設定してしまう、
ということです。

いわゆる、マルチタスキングです。

私たちの脳は
一度にひとつのことにしか集中できません。

もちろん同時に考えることもできますが、
その結果どちらも頭に残ることはありませんし、
身体が上手くいうこともありません。

目標をたくさん持ってしまうと、
どの目標を達成すればいいのか?
どの目標が最優先なのか?
あなたの脳は混乱してしまいます。

また、ひとつの目標から
次の目標へと切替をするのにも、
脳はエネルギーを必要とします。

その結果、いろんなことを考えているが、
何一つ改善できていないという状況が生まれます。

そして疲れやストレスだけが
どんどん増加していきます。

私たちは自分の良いところを見つける前に
自分の悪いところを見つける傾向がありますよね。

そしてどんどんチェックポイントが増えると、
結果としてどれも改善できていないという状況が
しばしば生まれないでしょうか?

やらないことリストを作る

そこで私がおすすめしたいことがあります。

それは、時には
『考えなくていいことリスト』を作ることです。

あなたがすでに上手く出来ていること、
それを書き出してみるのです。

完璧にできていなくても構いません。

ある程度これには自信がある、
そう思えたら一度考えなくていいリストに
入れてしまってください。

この作業を抜きにすると、
何度も何度も同じことを繰り返して、
気付けば何も変わっていない。。。

そんな状況を回避することが出来ます。

その結果本当に今やるべきことに
集中できると思うんですね。

私はよく『1スイング1ポイント』
という言葉を使います。

一度のスイングで考えていいのは
ひとつだけという意味です。

このことを守ることが上達への近道
そう言っても過言じゃありません。

せっかくの機会ですので、
今回の記事のコメント欄に
あなたのやらないことリストを書いてみてください。

そしてそれを他の人に見てもらいましょう。

今回のメルマガを読んで、
ちょっとでも共感してもらえた人は
今すぐ行動してみてください。

某塾講師の方も言ってましたね。

いつ、やるのか?・・・今でしょう!

またメールします。

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「技」ETGA流・究極のウォーミングアップ

2013.07.28
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

ゴルフライブでの連載、4回目です。
今週もよろしくお願いいたします。

今日は、全ての年齢のゴルファーに共通する

 「ウォーミングアップ」

について話してみたいと思います。

(大森睦弘についてご存知でないかたはこちら)

http://g-live.info/?page_id=733#ohmori_prof

プロでも実はあまり確立していない!?

私は若いころ、陸上競技の短距離走とスキーのアルペン競技をやっていたのですが、
特に陸上競技ではウォーミングアップが非常に重要だと感じていました。

体を直接使う種目ほど、体の状態が直接結果につながると思います。

そして、いきなりフルパワーを出そうとすると、ウォーミングアップなしでは
本来の体の性能が出せないばかりか、体が壊れてしまう気がしていました。

実際、いきなり身体を動かすと、身体は故障しやすいと思います。
運動生理学的には当然といえば当然ですが。

私はいつも、どんな競技の前でも決めたメニューのウォーミングアップを
しっかりやっていました。

ところが、他のゴルファーの方を見ていても、ほとんどの人は
やったとしても、それほどウォーミングアップをしていないのです。

ですが、まあそんなもんだろうと気にもとめないで一人黙々とやっていました。

ところが、ゴルフの世界にどっぷり飛び込んでみてから
ちょっと驚いたことがあります。

それは、、、プロの世界でも、ウォーミングアップに関しては
意外とけっこういい加減だという実態が見えて来たことです。

このようなことを私が言うと、おこがましいのですが、、、
もちろん、ちゃんとやっていらっしゃるプロの方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、まったくやらずにいきなりウエッジぐらいから打ち始めて、
ドライバーまでという感じの方もけっこういらっしゃるみたいで。。。

もちろん、ホテルなどでしっかりやってきて、練習場ではいきなりスイング、、、
そんな人もいないわけではありません。

一般的なウォーミングアップその意味

ゴルフをされる方であれば、1時間以上車に揺られて到着して、
ドライビングレンジでショットしてパターをやってスタート、、、

そんな流れがほとんどのパターンだと思います。

しかし、ここで最低でもやっていただきたのが、アプローチショットです。
それも、下半身から動かして左サイドをストレッチさせながらゆったり行うアプローチです。

この動きでスイングで使うほとんどの筋肉や腱を軽く伸ばしたり、
縮めたりできることで、動ける状態となります。

筋肉だけではなく、スイングのための神経系も刺激されるので、活動状態にできます。

そして、出来れば追加として、クラブ2本を束ねて、
それぞれのクラブヘッドを対向させて、股関節の動きで左右連続素振りを
ゆったり行う様にしてください。

ウォーミングアップの目的は、第一は故障を防止する、
第二は本来の能力を発揮させる、第三はいつもと同じ心に持ってゆくことです。

35歳も過ぎると、筋肉はところどころ拘縮(固くなって血行が悪くなる)
が始まっていてもおかしくありません。

そんな固くなった筋肉をいきなり使おうとすると、筋肉に負担がかかるばかりではなく、
他の部分に普段とは異なった力が加わり、故障の原因となります。

また、筋肉の拘縮があると、関節の軟骨に負担がかかって
関節の故障を起こすことにもなります。

また、硬くなっているということは、
本来のパフォーマンスを出すことが出来ないことにもなります。

実際のウォーミングアップ例

そんな筋肉の血行を促進して老廃物の除去も行うことで、
多少でも動けるようにしてあげて、故障防止とパフォーマンスアップを狙います。

10秒以上は連続して伸ばさない動的ストレッチングと
積極的に筋肉を収縮させる運動が最適となります。

実際にやってみたい方のために、画像を見ながらご一緒にやっていただくことが
できる動画も用意しましたので、使ってみていただけたらと思います。

http://youtu.be/GTpPVDizEUI

江連忠ゴルフアカデミーでウオーミングアップ風景です。
最近入られた方を中心に一般の方からジュニアまで参加していただいています。

前半と後半の2部構成になっていますが、前半は固まった関節や筋肉を
軽く動的にストレッチングすることで、動きやすい体にします。

後半は筋肉をしっかり収縮させて、血流アップと神経を刺激して、動ける体にします。

もしかしたら一部「ちょっとキツイな」と感じるところもあるかもしれませんが、
できるところからやってみていただくのでもいいと思います。

では、また。

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