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「無駄な練習だった。。。」と後悔しない方法

2013.07.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ゴルフを教える上で、一番教えるのが難しい部分。。。
それは「何を練習すればいいのか」を教えることです。

なぜなら、ゴルフのスイングは人によって異なるもので、
全ての人に通用するものというのは、究極的には「ない」からです。

今日の話は、ちょっと難しい話だと感じているかもしれませんが、
そんなことはありませんので、少しお付き合い下さい。

誰でもうまくなれるスイング?

今でもゴルフ界では常に「最新理論」のようなものが出てきています。

しかし、多くのアマチュアゴルファーがそうした理論に惑わされてしまい、
無駄なことをしているというのは、無視することができない事実としてあります。

スイングそのものについては、科学的な視点から多くのことがわかっています。

しかし、そのスイングの考え方が、誰には合っていて、誰には合っていないのか、
そういうということは、教える側の「カン」のようなものに頼っているのが現状です。

だからこそ、その人に合ったスイングをどう身につけさせるか、、、
そこがプロコーチの腕の見せ所ということになってくるわけですね。

ただ、ここで一つだけ言えることは、

 「確実に誰でもうまくなれるスイング」

というものはない、ということです。

しかし、、、スコアに直結するスイングの考え方というのは、あります。
これは一体、どういうことか?

どんなスイングにも変わらない要素

私が何を言おうとしているのか、もう少し詳しく説明させてください。

スイングというのは、やっかいなものです。
なぜならそれは、年齢や環境によって、大きく変化するものだからです。

同じ場所にとどまっていることが許されないものだということです。
「このスイングのまま、一生を終える」ということはありません。

しかし一つだけ「スイングにおいて変わることのない真実」があります。
それは何か?

 「インパクトの瞬間」

これによってどういう出玉が出るのか、それはどんな「スイング理論」にそって
スイングをしているにせよ、変わりません。

スイング軌道とフェースの向き、それによって合計9つの弾道になる、、、
私がことあるごとにお伝えしている「9ボールルール」ですね。

どんなスイングをしているにせよ、ゴルフクラブを振っているのであれば、
このルールから外れることはありません。

結果から逆算する

だとすれば、その9ボールのうち、どの弾道を求めるのか?

その弾道を求めるのに、今のあなたの身体、
そして目標とするスコアがどこなのか?

そこを考えずして、自分のスイングを考えることはできないのです。

単に「新しい理論だから」とか「何だかかっこいいから」とか、
そういうことで選ぶのではありません。

スイング選択は、自分の目指すスコアに焦点をあてるのです。

 「100切りなら? 90切りなら? 80切りなら?」

 「病み上がりでスイングで身体に負担がかけられない。。。」

 「あまりに不恰好なので、スコアよりまずスイングをキレイにしたい」

たとえば、上記のような目的があるはずです。

逆に言えば、こうした結果から逆算しないかぎり、
自分の望む結果が得られるはずがない。。。

あなたの望む目的は何ですか?

またメールします。

小原大二郎

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アイツのスイングよりオレのほうがいいのに。。。

2013.07.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「スイングが悪いヤツにスコアで負ける」という話をします。

もしあなたが

 「キレイにスイングできているはずなのに、
  なぜそれがいいスコアという形で跳ね返って来ないのか?」

そんなふうに思っているのなら、、、今回は必見の内容です。

スイングで勝ってスコアで負ける?

私が教えている生徒さんと以前、こんな会話をしたことがあるんです。
この方、仮にAさんとします。

Aさん「小原さん、聞いて下さいよ。
    自分のゴルフ仲間に、ものすごくスイングが悪いやつがいるんです」

小原 「へえ、そうなんですか」

Aさん「そいつのスイングは、本当にひどくて、
    シロウトの自分から見ても、見るに耐えないんですが、
    結局最後は、自分よりもいいスコアで回るんです。。。」

小原 「そうですか。。。」

Aさん「なんでですか?
    いいスイングがいいスコアを生むんじゃないんですか?」

小原 「うーん。。。」

私がいつもお伝えしているように、
ゴルフのスコアアップは、スイングが全てです。

ただ、、、スイングがいいというのは
必ずしもキレイなスイングを指しているわけではありません。

「いいスイング=キレイなスイング」と思っていたりすると、

 「アイツのスイングよりオレのほうがいいのに。。。」

こういう考えが生まれるのだと思います。

3つの秘密。。。

確かに、スコアで結果を出しているゴルファーであっても、
明らかに自分のスイングよりも悪く見えてしまう。。。

そんなことは、よくあると思います。

そういうゴルファーの方というのは、
それはそれなりに「秘密」というものを持っています。

ではいったい、どういう秘密なのか?

一つ目の理由としては「クラブを振る量で勝っている」
という可能性があります。

基本的に、クラブを振る量が多ければ、それに勝るものはありません。

見た目は悪かったとしても、やはり数をこなしている人は、
結果も出しやすいのです。

もちろん、これによって変なクセがついてしまう可能性はあります。
当然、そこには注意をしておきましょう。

二つ目の理由。それは「感覚が鋭い」ということ。

一つ目の「数を打っている」というところとつながりますが、
感覚そのものが鋭い人は、やはり結果も違います。

そうなると、多少変なスイングをしていても、
うまくいってしまう、、、これもあり得ます。

最終的にはビジネスゾーン

そして三つ目の理由。それは、、、

 「スイング全体はおかしいように見えても、
  インパクトの瞬間ははちゃんとしている」

これはいわゆる、ビジネスゾーンがしっかりしている、
とも言い換えられるところです。

どんなに見た目でキレイなスイングをしていたとしても、
インパクトの瞬間が自分の考えた通りになっていなければ、、、

思い通りのところにボールを運ぶことはできません。
それはプロであれ、アマチュアであれ、同じことです。

極端な言い方をすれば、理想的なインパクトをしていれば、
その前後がどうなっていたとしても、ボールは狙ったところに飛ぶのです。

もちろん、理想的なインパクトをすれば、結果として
キレイなスイングになっていくものなのですが、
中にはそうならない方がいらっしゃるのも事実です。

実際、プロの中にも個性的なスイングをしている方がいらっしゃるのを
あなたもよく知っているのではないかと思います。

しかし、そういう個性的なスイングのプロでも、
インパクトの瞬間は確実にボールを捉えているものなのです。

形だけ作った美しさには内面はありません。

しかし、内側から作った美しさは、内面はもちろん、
外面もちゃんと作られるものですが、中にはそうならない例もある。。。

その程度に考えて、あなたも日々、
ビジネスゾーンの形成に励んでほしいと思っています。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】ティーの連続打ちの目的は?

2013.07.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日は動画レッスンを配信します。

今日のお悩みは・・・

「ティーの連続打ちの練習の意味は何ですか?」という質問です。

これは私の7日間シングルプログラムでも説明している練習ですが、


http://7golf-program.com/ss/

実は非っ常ーーーーに重要な練習です。

改めてご説明させて頂きますね。

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ゴルフの上達に「大ブレーキ」をかけるものって?

2013.07.09
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はあなたに、ゴルフを上達させる上で、
これだけは気をつけてほしい、と常々思っていることについてお話しします。

これは思い返せば当たり前のことですし、
何度かこのメールを通してもお伝えしていることなのですが、、、

意外と多くの方が勘違いしているところでもあるので、
敢えて今日、取り上げたいと思います。

聞いたらできる?

以前教えていたMさんという方がいらっしゃいます。

最近あまりお会いする機会がないので、今のことはハッキリわかりませんが、
現在のスコアはだいたい95前後、といったところでしょうか。

この方、今ではごくごくたまにレッスンをしている程度なのですが、
私のところに来るまでは、スコア110~120の間をさまよっていました。

当時のレッスンでのやり取りは、今でも思い出すことができます。
Mさんが発する、ある「口ぐせ」があったんですね。

小原 「Mさん、先週やったスイングの●●についてですけれど。。。」

Mさん「ああ、もうその話は何度も聞いて『知ってます』よ」

小原 「ええ(汗)。ところであれから練習してますか?」

Mさん「いや、あんまり練習してないです」

小原 「あんまりって、どれぐらいですか?」

Mさん「うーん、ぜんぜんやってませんね。
    でも大丈夫。大切なのは何度も『聞いてます』から」

小原 「。。。(汗)」

Mさん「小原先生、もう知っていることはいいですから、
    知らないことを教えてくださいよ」

小原 「うーん。。。(汗)」

コツを知るだけでうまくいく?

正直、このMさんには手を焼きました(笑)。

当時は私もまだ今より若くて、信頼をされていなかったところも
原因としてあったのかもしれません。

しかし、とはいえ

 「知ってます」

 「聞いてます」

 「知らないことを教えてくれ」

110~120のスコアの方の口から出てきたこの「3連発」に、
さすがの私もどうしようかと思ってしまいました。

この言い方はとてもキツイ言い方なのですが、、、

こういうMさんのような方というのは、
「聞いたら自分はできる」と思ってしまっているのですね。

そして、何かうまくなるためには
「コツのようなもの」を知ってしまえばうまくいく、、、

そんなふう考えているような感じすらあります。

技術を高める場所はどこ?

そのような「コツ」のようなもの、もちろんないわけではありません。

しかし、ハッキリ言って、試行錯誤をせずに
「コツ」を知るだけでうまくなれるはずがありません。

こういう当時のMさんのようなケースは、やり方を何か聞いても、
それを自分でモノにできるように努力するという要素がありません。

ですから「こういうふうにやればいい」と聞いても、すぐには出来ません。

ちょっと話は変わりますが、私はゴルフを教える時に、
このようにお伝えすることがあります。

 「コースはスコアを作る場所。
  そして練習場は、技術を高める場所」

私の考えでは、コースは練習した成果を見るところであって、
究極的には練習する場所ではありません。

練習場こそが、技術を高める場所であって、
今の技術以上のものを身につけられるのは、練習の場だけなのです。

これをMさんのようなケースに当てはめるとすれば、
おそらくこんな考えなのだろうと思います。

 「コツを知って、それをコースでやればうまくいくんじゃないの?」

つまり、私たちコーチから教わることだけがゴールになっているんですね。

しかし、コースでああでもない、こうでもないをしたところで、
今ある技術以上では戦うことはできません。

技術を高めるのは練習場(あるいは自宅)などであって、
コースはスコアを作る場所だからです。

もちろん、コースで何度もボールを打てるのであれば話は別ですが、
そのような環境を持てるゴルファーの方は少ないはずです。

今ある技術をフルに活用・発揮して、今と同じか、
ちょっと上のいいスコアを望むのが、コースでのラウンド。

今ある技術以上のものを身につけるのは練習場、自宅の役割です。
コースでスイングをいじくり回して、うまくなることはありません。

 「コースはスコアを作る場所。
  そして練習場は、技術を高める場所」

うまくなる人とならない人の違い、、、それは
このことを心に刻んでいるかどうかの違いなのではないか?

いつもそんなことを思いながら、日々レッスンをしているのですが、
改めて再度、再確認のシェアを、、、と思い、書かせていただきました。

ちなみにその後、Mさんはこのあたりのことに「改心」されたようで、
その後自宅での練習を重ね、メキメキと上達。

今では100以上を打つことはほとんどないそうですよ。
(何がきっかけで改心されたのかは、ちゃんと聞いていないのですが)

またメールします。

小原大二郎

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手を叩くと・・・?

2013.07.08
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

半年ほど前にレッスンした生徒さんから
とても嬉しいメールが届きました。

当時、その方のスコアは95くらいだった思うのですが、
なんと85を出せたというご報告を頂きました。

アイスコーヒーを飲みながらメールを開いたのですが、
嬉しさのあまり口からこぼしてしまいました笑

レッスンした生徒さんの結果が出る、
これほどレッスンプロとして嬉しい瞬間はありません。

ですが、もちろん、
全員が結果を出せるわけでもありません。

すぐに結果が出る人もいれば、
時間がかかって結果が出る人もいれば、
いつまでたっても結果が出ない人もいます。

なぜこのような違いが生まれるのか?

そこにはとてもシンプルなある原因が潜んでいます。。。

手を叩くと・・・?

『手を打てば、
 鳥は飛び立つ 鯉は寄る
 女中茶を持つ 猿沢の池。』

奈良の興福寺にはこんな和歌があるそうです。

池のほとりにある茶屋で、
手を 「パンパン」 とたたくと、
鳥は驚いてバサバサーっと飛び立つ。

一方、鯉は、
餌をくれるのかなあと思って寄ってくる。

また、茶屋にいる女中さんは、
注文がきたと思って茶を持っていく。

こんな風に、
同じ手をパンパンと叩く動作で、
受け取る人によってはまったく異なった意味になってくる
という歌ですね。

私は偶然この和歌を知ったんですが、
レッスンをしているとこの歌の意味をすごく実感します。

100人の生徒さんに同じことを伝えたとしても、
全員同じように伝わることはありません。

それは色々な原因があると思います。

例えば自信が持てない状態の方に何か伝えても、
どうせ自分には出来ない・・・とネガティブに捉えがちです。

どんなに良い情報を知ったとしても、
やったって自分には無理だから・・・とすぐに諦めます。

逆にスコアが伸びている人に何か伝えると、
今すぐやってみたい!とポジティブに捉えます。

今よりもっと上手くなれそう!と、
明るい未来をイメージして練習に取り組みます。

あるいはゴルフを始めたばかりの人は、
興味津々でレッスンの内容を聞いてくれます。

それを実践して上手くなる人もいれば、
結果が出ない人もいます。

いったいこの違いは何なのでしょうか?

自信をつける方法

私もそうだったのですが、あなたも、
両方の精神状態を経験された事があるのではないでしょうか?

上手くいっていない時は
何をやっても上手くいかないような気分になりますよね。

逆に上手くいっている時は
何をやっても上手くいく自信がありませんか?

誰でも、自分への自信を、
失うこともあれば、自信が
満ち溢れることも、あるでしょう。

また、自分への自信がないまま行動すれば、
更なる失敗を、呼び込みます。

つまりゴルフの上達には
自信をもつことがとても重要だと感じます。

もちろん取り組む練習の内容や、
取り組み方もとても重要ですが、
良い練習を実践するための土台が大切なのです。

自信がある状態をキープすることで、
上達のスピードは常に最高速度に保つことが出来ます。

じゃあ、自信が持てない時はどうすればいいのか?

ベストを尽くせ!

これに確実な答えはありません。

ですが、私は、自分なりのベストを尽くす
ということが大事だと考えています。

上手くできなくてもいいんです。

学んだことから出来る限りたくさん吸収する!
という意識を常にもつこと。

なんとなく聞いたり見たりするのではなく、
これを自分のものにするんだという姿勢を崩さないこと。

最初のうちは無理やりにでも
そういう気持ちを持ってみてください。

それがひとつでも結果として返ってくると
自信がついていることが実感できると思います。

また、メールします。

小原大二郎

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