From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
私はお客様にゴルフのレッスンをする立場ですが、
逆にアマチュアの方に教えられることも多々あります。
先日レッスンをしたHさんにちょっと話を聞いたところ、
小原 「Hさん、最近どんな練習をしているんですか?」
Hさん「いやあ、●●●を使って練習しているんですけど、、、
最近アプローチの調子が良くなってきました」
小原 「おお、すごいですね! そんな方法、初めて聞きましたよ。
それは確かに効果ありそうですね」
Hさん「えっ、こんなのは誰でもやっていることなのかと思ってました」
小原 「似たような方法は確かにありますけど、
●●●を使うというのは初めて聞きましたね。。。」
■どうせみんな知っているだろう
よく、自分のしている練習や、自分が無意識に使っているテクニックを
「どうせこんな程度のことはみんな知ってるだろう」
と思って、誰にも話したがらない人がいます。
しかし、実際はそんなことはありません。
むしろ私たちプロゴルファーが考えたものよりも
アマチュアの方の事情にあった方法であることも多いので、
継続することで思わぬ成果を生むことだってあります。
小原 「他の人には教えましたか?」
Hさん「いいえ、当たり前の方法なんだろうなあと思っていたので」
小原 「でも、プロゴルファーの私でも知らなかった方法ですよ」
私のアドバイスもあって、Hさんはその後も練習を続けています。
おそらく目標の90切りも実現できそうです。
■Hさんの勘違い
当たり前ですが、プロゴルファーというのは、
アマチュアよりもたくさんゴルフの情報を持っています。
しかし、私たちはプロであるがゆえに、
アマチュアの人がどのように悩んでいるのかを忘れてしまいがちです。
私の使命はアマチュアの方のスコアアップです。
雑誌に載っているような、プロの練習法などより、
アマチュアの人が自分の経験の中から生み出した方法のほうが
実はよっぽど魅力的です。
「プロがやっているから」ということで、
その方法を使うのは意味がありません。
新しい方法だからといって、その方法が正しいとは限りません。
むしろ今まで自分がやってきたこと、
しかも無意識に続けてきたものの中に、チャンスはあるのかもしません。
というわけで、私はお客様からいただいたアイディアは
できるだけ多くの人にシェアするようにしています。
次に私がシェアをする方法を生み出すのは、
もしかしたらあなたなのかもしれません。
またメールします。
小原大二郎