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ショットの精度を高めるアドレスの3か条

2020.10.21
mizugaki-150x150

From:ガッツパー水柿
練馬の自宅より、、、

こんにちは。ガッツパー水柿です。

今日はあなたに

「ミート率を高めるための
アドレスの作り方」

というテーマでお話をしたいと思います。

皆さんは「姿勢」
気にしていますか?

良い姿勢=良いアドレスは
良いスイングを導きやすい
ですし、

逆もまた然りです。

姿勢が良くなればショットの精度、
すなわちミート率が向上し、

安定した飛距離・方向性
手に入れることができます。

飛距離が安定するということは
番手ごとの距離の打ち分けも簡単になりますし、
OBなどのリスクも回避することができます。

今日はそんなスイングを手に入れるために大切な、
「良い姿勢を作るための3か条」
皆さんに動画でお伝えしていきます。

皆さんはこの3つ、答えられますか?

「前傾角度×膝の角度×重心」

この3つが、良いアドレスを作り出すための
3か条でした。

注意していただきたいのが、グリップもアドレスも
「1回できたからOK」では無いということです。

人は細かい変化に鈍感なので、
1度いいアドレスが作れたとしても
徐々に形が変わって行ってしまいます。

ましてや、1度出来たぐらいだと
次の日には感覚を忘れてしまうでしょう。

練習をする前には、
今日お伝えした動画の内容を
必ず実践していただく。

言ってしまえば
ルーティンしてもいいくらいです。

正しいアドレスで、同伴者から
「良いアドレスですね」「かっこいい」
と言われると
気持ちも良いと思います^^

是非今一度、ご自身のアドレスを
チェックしてみて下さい。

ガッツパー水柿

追伸

私も以前レビューを寄せた、

コストパフォーマンス最強なゴルフスコープ
リニューアルしたそうです^^

確かな強度と精度を持ち、
安価ながら高低差機能まで備えた優れもの
です。

私も実際にメガネをかけたまま使用してみましたが、
ストレスはほとんどなかったです。

・まだスコープを持っていない方

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砂混じりのライで有効な「非常識な打ち方」

2020.10.21
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

今日は、アプローチ、
しかも特定の条件が重なったときに
とっても有効な手段となる、

『伝家の宝刀』
『切り札』

というような、
すこし特殊なアプローチショットを
1つご紹介しましょう。

あなたも一緒に想像してみてください

今私はグリーン奥にいます。

アプローチで風に煽られ、
わずかにグリーンをオーバーしてしまいました。

グリーンエッジよりも奥なのですが、
芝はかなり薄いので「パターで転がす」
という選択もできなくはないです。

ただ、
距離感を合わせられるのが
とても難しく感じています。

なので、
ウェッジを使っていこうと思うのですが、
少し気になるのがライの状態です。

地肌が薄っすら見えており、
ボールは砂混じりの芝の上にあります。

ここで心配なのが、
地面にザックリ行ってしまうミスや、
それを気にしてトップしてしまうミス。

きっと、あなたも一度や二度、
同じような状況に出会ったことがあると思います。

そんな時にとっても有効な、
少し変わったアプローチショットがコレです。



スマホの方、動画が見れない方はこちら


動画ではチップインするんじゃないか
というくらい上手く打ててましたが、

そうです、
この難しい状況のアプローチでは、


ウェッジのヒールを浮かせて、
“あえて” トゥ側でボールをヒットする。
しかもパターのようなストロークで…

という、
ゴルフスイングのセオリーに反した
「非常識な」ショットが有効なんです。

地面とクラブとの接地面積を最小にし、
ミスに強いスイングでコンパクトに打つ。

少し難易度の高いアプローチですが、
これから先、乾燥がひどくなっていくと
地肌が見えているライからのアプローチを
打つ機会があるかもしれないので、

ぜひ頭の片隅にでも、
イレギュラーなショットとして
覚えておいてくださいね。

近藤



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芯を喰うスウィングのコツ、教えます

2020.10.20
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「芯を喰うスウィングのコツ、教えます」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「芯を喰ったボールをスカッと打ちたい…」
 

それはおそらく、ゴルファーであれば
誰もが目指すところだとは思います。

ですが。。。

手にビシビシ伝わる感触…

そして一度でも芯をとらえて、
ボールが真っ直ぐ飛んでいく経験。。。

そしてそんな時に、同時に
 

 「打った瞬間に手にビシビシ伝わる感触。。。」
 

そんな感触を手に入れようものなら
もうゴルフのとりことなって、
 

 「おおー、これぞまさに芯を喰った証拠!」
 

そんなふうに、思うかもしれません。

ですが、ちょっと待ってください!
 

もしあなたの経験上、
 

 ・ボールがまっすぐ飛んだ時に

 ・手にビシビシと打撃の感触が残った
 

のであれば。。。
 

おそらくそれは残念ながら、
芯をとらえていないはずです。

「芯を喰う」ことの誤解

 「えっ、一体どういうこと?」
 

もしあなたが、そんなふうに思ったのであれば。。。

ではなぜそれが「芯を捉えたわけではない」と
言い切ることができるのか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(せっかくなので、ちょっと考えてみて下さい)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

はい、ではその答えとしては。。。
 

 本当に芯を捉えた時の感触は、
 そもそも手元には衝撃がほとんど残らない

 

からです。
 

おそらくこれをお読みのあなたも
 

 ・ぜんぜん力を入れていないし

 ・手元に感触もなかったのに

 ・にもかかわらず、意外と飛んだ
 

といった経験をされたことはないでしょうか?
 

実はこれこそが
本当に「芯を喰った」時の打感なのです。

真に「芯を喰った」打感を実現するためには

実は、手に強い衝撃があるうちは
クラブを強く握りすぎているか、芯を外している証拠です。

ですので、本物のナイスショットとは言えません。

ではどうしたら、本当に芯を喰った打感を
感じ取ることができるのか? それは。。。
 

 できる限りクラブをソフトに持つ
 

常にいつも申し上げていることですが、
どうしてもここに行き着きます。
 

 「じゃあ江連さん、
  それを練習で身につけるには、
  どうしたらいいんですか。。。?」

 

これについても、以前にお伝えしたことがありますが
 

 ・両手に軍手やスキーのグローブをつけて練習

 ・グリップにタオルを巻いて練習
 

こうした練習を続けることで、だんだんと
「強く握らない感じ」がつかめるようになります。
 

そしてこの練習では、毎打にように
 

 「ボールがフェースのどの辺りに当たったのか?」
 

これをすぐに言えるくらい
敏感になることが、何よりも大切です。
 

とにかくこうした練習を続けることで
「芯に当たれば軽い」という経験を
積み重ねていくこと。
 

これが「芯を喰う」スウィングの
最大のコツになります。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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バンカーでスコアを大叩き?そんなときには…

2020.10.19
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From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

昨日、
インターネットで
若い層にゴルフが流行り出しいている、という
ニュースを読みました。

なんでも
20代~30代のゴルフ場の予約が
昨年の2倍だとか…

このまま若い世代にも
ゴルフの魅力が伝わっていってほしいな、と
おもいましたね。

つい先日のレッスン会でも
ゴルフを始めたばかり、という方に
出会いました。

ゴルフをはじめたての頃って
クラブにボールが当たるだけで嬉しくて、

何球に一度かには
まっすぐ飛んだりして、

それだけで感動したり…

できるようになっていくステップを
上がっていくごとに

ゴルフの魅力にハマっていく時期ですよね。

わたしも今でも
いい飛距離が出たときは嬉しいので

きっと今はなにをやっても
楽しい時期何じゃないかなと思います。

レッスン中は楽しそうに
すべてを吸収してくれた
真面目な方だったんですが…

ゴルフ始めたての彼も
ある壁に直面していたんです…

バンカーから抜け出せない!

「必ずと行っていいほど
バンカーで3打、4打してしまうんです…」

何でも話を聞いてみると…

スコアは順調に縮められて行ってるそうで、
ベストスコアも最近更新したとか。

ただバンカーだけがうまく攻略できず、
そこでスコアを叩いてしまう、ということでした。

バンカーは砂の硬さによって打ち方を
変えていかなくては行けないので

一概にバンカー脱出には
こうしてください!というような
常套手段が一つというわけではありません。

とはいえ、
脱出しやすくなる方法は
状況別に存在しますので
ぜひ参考にしてくださいね。

確実な脱出には…

バンカーの砂には、
柔らかい土と硬い土が使われていますよね。

柔らかい土の場合、
バンカーにボールが入ってしまった時点で
ボールが埋まってしまっていることが多いです。

そのためボールを外に出そうとすると、
ヘッドが砂の中に潜りやすくなってしまいますので
注意してください。

クラブを滑らすようなイメージで
大きくしっかりと振り抜いてください。

また雨あがりのような硬い土の場合は、
柔らかい土のときよりもボールは幾分飛ばしやすいです。

柔らかい土の場合とは反対に、

少しヘッドと土に埋め込む用に、
落とすようなイメージで打と
バンカーから抜け出しやすくなります。

バンカーショットのときはここが違う

バンカーショットを成功させるには、
まずはアドレスのポイントを
抑えていただきたいのですが…

1つ目はクラブフェースの向きです。
通常ターゲットに対して直角に構えますが、
バンカーからのショットの場合は、

フェースを1時から2時にしてみてください。

フェースを開けば開くほど
その分上方向にボールに力が伝わります。

なので、ボールを高く上げたいときほど
いつもよりすこし開いて構えることで
バンカーから脱出しやすくなります。

ただその分コントロールには
テクニックが必要になってくるので
1時くらいの開きがおすすめですね。

そして2つ目はスタンス幅です。

スタンス幅は通常よりも広めに、
そして重心を下げて構えて下さい。

バンカーから脱出しようとすると、
気持ちが焦って

すくい上げるように打ってしまうことがあるので
気をつけてください。

アドレス時の背骨の角度を
キープしたままフィニッシュを迎える。

きちん姿勢を保ったまま、
このスイングが行えると、

背骨を軸に
並行に回転できた、ということなので

フィニッシュでは
左足に重心を感じることができると思います。

まずはバンカーに入ってしまったことに焦らず、
バンカーでも正しいスイングが行えると
いち早く脱出することができますので、

フェースの角度、スタンス幅、
そして正しい姿勢を意識することで
バンカーショットでスコアを叩くこともなくなります。

ぜひ苦手を克服して
もっとゴルフを楽しんでくださいね。


追伸:

関西地方でのレッスン会の開催は
珍しいのですが…

なんと滋賀県、兵庫県での
レッスン会の開催が決定いたしました。

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【ビデオ】ダフりの意外に知られない真実

2020.10.18
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「ダフりの意外に知られない真実」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

まず、最初にイメージしていただきたいのは。。。

(続きはビデオにて)

ダフりの意外に知られない真実

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf201018/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

遠心力で腕は伸ばされる

まず最初にイメージしていただきたいのは、
クラブが振られるときにクラブが体から離れようとする遠心力です。

そして、遠心力でクラブが腕を引っ張ると、腕は伸びます。

これは当たり前のことですが、
案外それを考慮してスイングしていないのではないですか。

それを考えていないでボールヒット前に
セットアップの形にまで戻ろうとすると、確実にダフります。

私も多くの客様と接していて、こんな単純な原理なのに
ほとんど頭に入っていないことには驚きです。

この遠心力で腕が伸びることがイメージできていないために、
リリースが早すぎることがダフりの最大の原因です。

セットアップと同じ形にまでリリースしてヘッドがボールに向かうと、
セットアップのときよりもヘッドは地面に近づくのでダフります。

そして、リリースを抑えたければ、
ボールヒットした後のフォローで振るつもりになれば良いです。

このフォローで振るイメージがあれば、力で振らないことで
ボールヒットではしなりが残って
まだまだしなり戻っている最中になります。

ボールヒットではしなった形がまだ残っていて、
ボールヒットした後のフォローで振られるようにすれば
ダフりは激減します。

私の経験

ところで、私はバンカーからのクリーンヒットで、
サンド・ウェッジで15y以下ぐらいの距離をキャリーさせる
ショットの練習(SW15yC)を毎朝1時間ぐらい5年以上やっていました。

まさに、アカデミー時代に仕事がはじまる1時間前に行って、
バンカーの中で練習するのが日課だったのです。

バンカーではボールが少し沈むので、
マットの上からと比べたら格段にクリーンヒットが難しくなります。

そして、ダフったら砂の抵抗や音の違いですぐに分かります。

しかも、足元が不安定なので、
地面にうまくパワーを伝える脚の使い方が身につきます。

バンカーからのショットでの脚の使い方へのメリットについては、
今回の話題とはまた別の話になるので、
またそのうちにお伝えしたいと思います。

いずれにしても、バンカーからのクリーンヒット練習は、
ボールをクリーンに拾うためには最高の練習です。

そんな中で、どうやったら誰でもクリーンヒットしやすくなるのかを
日々色々考えていたものです。

コツは色々あるにしても、第一には自ら出そうとする力で
クラブを振らないようにすることでした。

振らなくても良いのですから、
それさえ頭に入れて練習すれば能力に関係なくできることです。

そして、ボールヒットに向かって力で振ろうとしなくなると、
フォローで振られている感じになってきます。

ところが、短い距離ほど注意が必要で、手でチョコンと打っても
ボールはそこそこ思ったところに運ぶことができます。

そのため、特に短い距離ほど
手でコントロール操作が多くなるものです。

案外簡単なはずの短い距離でもダフるのは、
この自ら出そうとする手の力によるリリースのコントロールがあるからです。

まずは、練習場で短い距離をショットするときに、
フォローを意識してみましょう。

それだけで、ダフりが少なくなることをすぐに実感できます。

さっそく練習場へいって、試してみたくなったのではありませんか。

その気持ちがあるときが、最高に上手くなれる瞬間です。

しなりが残っているなら良いことだらけ

しなりが残ってボールヒットすることは良いことだらけです。

しなった状態からリリースされた瞬間では
ヘッドがまだまだ加速していることになりますから、
当たり負けが少なくてフェースの向きは安定します。

さらに、加速中のヒットならその分ボールが潰れて
ヘッドに乗っている時間も長くなるので、
バックスピンなどもかけやすくなります。

まさに、ヘッドの加速があることで、
コントロールされたショットになります。

ダフりの原因は軌道にもある

リリースが早いとダフりやすい原因は、軌道にもあります。

上昇軌道であるすくい打ちなどでは
クリーンヒットできるボールへの侵入エリアは小さく、
その分クリーンヒットしにくくなります。

同じ精度でスイングしたとしても、
上昇軌道より下降軌道であるダウンブローのほうが
簡単にクリーンヒットできる原理がこの難易度の差です。

そして、しなっていると言うことは
ヘッドが置いていかれている状態ですから、
手元がヘッドよりも先行していることになります。

要するに、ハンドファーストです。

ハンドファーストでボールを手元が通過すれば、
自ずからダウンブローになってボールにクリーンにヒットできる
ヘッドのボールへの投影面積は大きくなります。

ダウンブローのつもり過ぎてもダフりやすい

とはいえ、ダウンブローのつもり過ぎてもダフりやすくなります。

気持ちと裏腹な動きにも、ダフりの原因があります。

ダフりやすい状況なほど上から打ち込もうとして
余計に力でクラブを振ることになって、普段よりもダフります。

ただでさえダフりやすいところで、
さらにリリースが早くなることでダフります。

クリーンヒットしたいと思うと、
ボールに上から打ち込もうとするものです。

まさに、ハンドファーストでボールに当てたくなります。

しかし、ボールを打ち込む気持ちがあると、
途中まではきついハンドファーストできたとしても、
まさにボールヒット直前に力でリリースしてしまいます。

そうすると、結局リリースが早すぎる状態となってダフります。

また、リリースがそれほど早くならなかったとしても、
軌道としては鋭角になりすぎるとボールヒットが点になります。

鋭角になるほど、ヘッドの軌道と地面は急激に近づきます。

水平に近い軌道ほど、ヘッドの動きに対して
ヘッドと地面の距離の変化は少ないです。

そのため、ちょうど良い角度でのダウンブローが、
ダフらないために重要となります。

頭が下に落ちていてもクリーンヒット

ところで、しなることで手元に対してヘッドが置いていかれると、
その分ヘッドは体に近づきます。

と言うことは、セットアップのときよりも頭の高さは
落ちていなければヘッドはボールにとどかず、
クリーンにヒットできないことになります。

よくダフリの原因はボールヒットに向かって
頭が落ちることだとも言われますが、実はそうではありません。

むしろボールヒットに向かって自ら出そうとする力で
振りにいこうとすると、リリースが早くなってダフリそうになることを
本能が感じて起きあがる動きになります。

そして、起きあがったほうが力で振りやすくなって、
むしろセットアップよりも頭の高さが高いのにダフることにもなります。

さらにもっと起きあがりすぎたら、トップにもなります。

いずれにしても、うまくしならせることができたら、
しなった分だけ頭は下に落ちなければトップなり空振りです。

そして、頭が落ちる程度は、適切なダウンブローなら
それほど精密でなくてもクリーンヒットしやすくなります。

さらに、上半身が落ちた分の重力のエネルギーが
ボールにプラスされることで、飛距離も伸ばせます。

リリース後はヘッドは不安定

ところで、リリース後はヘッドは非常に不安定です。

ヘッドがリリースされている最中なら、
ヘッドを押し続ける力が入っています。

実際には、しなったものがしなり戻ろうとするときが、
一番ヘッドを押せる体勢です。

そして、上半身がしなった状態では、
上半身の動きは少なくその分だけ動きの再現性は高くなります。

特に、アプローチショットでタッチを出したいなら、
リリースしている最中にボールヒットさせましょう。

加速中のヒットではヘッドスピードを損するのか

そこで、ちょっとした疑問が浮かぶかもしれません。

ひょっとして加速中でのボールヒットでは、
ヘッドスピードという観点からすると
損をしているのではないかという疑問です。

そのあたりの事情を見てみましょう。

シャフトがしなり戻る瞬間に大きく加速しますが、
その加速は急速に減衰します。

しなりが一番強いときは、しなり戻る力も一番大きいからです。

まさにしなり戻った瞬間にヘッドがボールに当たって、
ボールがフェースの上で潰れてそれが復元する力で
ボールが飛んでいきます。

そのボールの復元力をしっかり受け止めてこそ、
ボール初速があがります。

その受け止める力がまだまだボールを強く押せる体勢で、
ヘッドを加速している最中であることで大きなボール初速が生まれます。

加速中にヒットするのでは、もったいない気がするかもしれません。

また、ボールヒット後のヘッドの加速は急激に衰えることから、
加速中のボールヒットとはいえ損をするほどには
ヘッドスピードが増加はしません。

ラウンドでの絶好なポジションからの大トラブル

ところで、グリーン近くの50y前後の絶好のポジションから、
大ダフリやシャンク、さらにはトップでここぞというチャンスを
無残にも逃した経験はありませんか。

案外、簡単な距離であとは方向と距離だけ合わせれば良い状況なのに、
考えられないような大きなミスが出るものです。

これは、まさに手打ちによるミスです。

距離が近いと脚を使わないで、
自ら出そうとする手の力でクラブを振ろうとしてしまいます。

しかし、脚の動きで上半身をしならせていれば、
リリースは遅くなってダフりやシャンクなどの大きなミスに
なりにくくなります。

シャンクは脚が動かないから

ついでながら、シャンクは脚が動かないからです。

下半身の動きが悪いと、セットアプのときより
腰が体の正面方向へ出て伸びあがる形となりやすいものです。

そのため、セットアップの時よりボールに近づいて
ボールヒットを迎えることになり、
ヒール寄りでのボールヒットでシャンクとなります。

シャンク防止ではボールヒットに向かって
左足拇指球の少し後ろでしっかり地面を踏みながら、
左脚を伸ばす動きで左のお尻を左後ろポケット方向へ押しこむようにします。

この動きはかなり強烈にやって
体の左サイドにできるだけ大きなスペースができれば、
手元やヘッドはボール方向へ出ない分だけシャンクしにくくなります。

フォローが大きいとダフる

ところで、サンド・ウェッジで30y以下ぐらいのアプローチで
フォローが大きすぎるとダフることになりますから、
いくらフォローで振るとしても注意しましょう。

バックスイングが小さいショットでの大きすぎるフォローは、
自ら出そうとする力でクラブを振った証拠だからです。

自然に振られるフォローで、バックスイングの大きさに連動して
フォローも大きくなることに任せてダフりを撲滅しましょう。

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では、また。
 

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