2024.07.28
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「トップを深くして飛ばすならコレ」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
トップに向かって腕の力で大きなトップを作ろうとして、
複雑で浅いトップからの手打ちを誘発している
ゴルファーは多いです。
トップは深いしなりをため始めた状態になっているほど、
楽に飛距離アップできます。
では、その深いトップのためには
どんなことを意識すればよいのでしょうか?
(続きはビデオにて)
トップを深くして飛ばすならコレ
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
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左鎖骨を真後ろに向ける
それは、左の鎖骨を強く意識して鎖骨と左腕を直角にしたまま、
クラブの重心を振り出し後方へ向かって
放り投げるようにすることです。
たったこれだけのことに意識を集中しさえすれば、
トップは深くなって楽に飛距離アップできる準備が整います。
また、手首の力を抜くことでクラブの重心を感じやすくなりますから、
手首はできるだけリラックスさせます。
そして、手首の力を抜いた結果として、ヘッドは閉じます。
その理由はヘッドの重心がシャフトから離れている
偏重心特性があるからです。
バックスイングの出だしでシャフトに対して
横方向の力が加わって横に押されることで、
偏重心特性によってヘッドは閉じさせられる力を受けます。
さらに、シャフトが水平になるほど偏重心特性で
ヘッドは倒れる力を受けて、やはりヘッドは閉じようとします。
これらのヘッドが閉じさせられることに身を任せるように、
両手首の力をしっかり抜いておけば
クラブの重心を感じてそれを後へ放り投げることができます。
そして、バックスイングのできるだけ早い段階で
クラブの重心を感じて、それを放り投げた後は
まさにクラブの重心に引っ張られることに任せます。
そうすれば、クラブの重心と手元は
引っ張り合いを続けるようにトップに向かいます。
そして、トップに向かう切り返しで左脚へ落下しようとする体重で、
それまで引っ張っていたクラブの重心をそのまま引っ張ってきます。
この一連の動きでバックスイング序盤からダウンスイング全体で
クラブの重心を手元であるグリップエンド方向へ引っ張り続ける
スイングが完成します。
手元は上にあげない
ここで、クラブの重心を
グリップエンド方向へ引っ張り続けるために、
注意することがあります。
それは、バックスイング開始で自ら出そうとする力で
腕を上にあげようとしないことです。
トップは高い位置にあるので、
ついついクラブを上にあげようと腕の力を使って
シャフトに対して横方向への力を使いがちです。
しかし、その力はまさに
クラブの重心を感じなくさせてしまいます。
そこで、バックスイング開始では手元は体の右回転に従って
インサイド寄りに動かす中で、ヘッドは打ち出しのラインに沿って
真っ直ぐに放り投げましょう。
そして、回転だけで動いて手元を上にあげていないなら
手元は腰の高さぐらいで右足のくるぶしぐらいのラインになりますから、
そこを目指すようにしましょう。
手元がつま先よりもボール方向へ出ていないなら、
まあまあ手元を自ら出そうとする力であげていないと言えます。
左鎖骨が引っ張られて斜めになることを感じながら、
クラブの重心の勢いに任せた深いトップで
ボールを遠くまで飛ばしましょう。
ワイパー
また、バックスイングでシャフトが腰の高さぐらいで
水平になってきたあたりでクラブの重心に勢いがついてきたなら、
次のようになることが最も自然です。
バックスイング開始から脚の動きで
腰から上の体幹が右にターンするときに、
シャフトには横向きの力がかかることで
シャフトは体幹に対して左に倒れます。
セットアップで手首は親指側へ折れるコックが入っています。
その状態で体幹が右にターンすることで
シャフトは左に倒される力を受けて、
腕は左に捻れます。
そして、手元が腰の高さで手元はインサイド寄りで
ヘッドは真っ直ぐに動いているなら、
シャフトは斜め前方へ傾いた形になってきています。
ヘッドは閉じてまさに地面を向いている感じです。
そうすると、しなり戻りで腕は右に回転しようとします。
そのままクラブの重心の勢いと腕のしなり戻りに任せると、
クラブは手元を中心とした
まさにワイパーのような動きになります。
ここで右腕ではシャフトが押してくることに対して
右手の親指のラインを意識して耐えるようにすることで、
ヘッドは閉じた状態を維持しようとします。
ヘッドは下を向いた状態から
振り出し後方の窓を右手の平で拭くように
上にあがりながら右方向へ動いてきます。
そして、クラブの重心の勢いで、
手首は右手の甲側へ折れるヒンジが深くなって
腕とシャフトの角度は深くなってきます。
これなら、トップではヘッドはダウンスイングの軌道方向を
向いた形になります。
トップでインパクトの形がほぼ完成して、
後は体をしならせてインパクトに向かえばよいだけの状態です。
胸を上に向ける
また、トップに向かって胸を上に向けるイメージにすると、
体幹をしっかりターンできます。
そして、胸を上に向ける動きは
頭の右への移動を阻止してくれます。
そうすると、体幹とクラブの重心が引っ張り合うことで、
クラブの重心はさらに勢いを増してくれます。
頭が右へ動くほど
体幹とクラブの重心の引っ張り合いの力が弱くなることで、
クラブの重心の勢いは削がれてしまいます。
胸の向きを上に向ける気持ちをしっかり持ちながら、
脚を使ってバックスイングしましょう。
トップに向かう切り返しでは
とはいえ、トップに向かう切り返しでは
少し困ったことが発生します。
それはやはりクラブの偏重心特性によるものです。
グリップを指で摘んで揺らしている状態で、
シャフトの右側を指などを出して止めてみるとどうなりますか。
指で止めた方向に向かってヘッドは開きます。
これはクラブの重心の慣性力で、
クラブの重心がシャフトから離れているために
シャフトが回転する力を受けるからです。
これと同じことがトップに向かう切り返し発生して、
ヘッドは開く力を受けます。
そこで、右手の親指側でシャフトを支えるようにすることで、
シャフトの左回転を阻止します。
そうすれば、ヘッドはダウンスイングの軌道方向を向けた
トップにできます。
体重と腹筋で引っ張る
ヘッドが軌道方向を向いているなら、
あとは体重と腹筋でグリップエンド方向へ引っ張ることで
クラブの重心を目一杯加速することに集中できます。
まさに、左脚へ落下する体重でグリップエンドを引っ張りながら、
手元が置いていかれないように腹筋でがんばればよいです。
左の鎖骨を強く意識して
クラブの重心を振り出し後方へ向かって放り投げて、
深い大きなトップでボールを遠くまで飛ばしましょう。
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すでにご承知の方もいらっしゃると思いますが
私は左股関節変形症で、
以前に股関節置換手術が必要と言われています。
しかし、それをなんとか延命できないか、
あわよくば永遠に自分の股関節を
使い続けることができればと考えて、
いろいろな方の協力の元、徹底的に
トレーニングで手術を回避する事を検討してきました。
そこで、股関節はもちろんなんですが、
ゴルフで大切となる筋肉をしっかり使えるようにすることが
大切だという結論に至りました。
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