From:ガッツパー水柿
練馬の自宅より、、、
こんにちは。ガッツパー水柿です。
今日は、あなたに
「意外と知られていない3つのラフ」
というテーマでお話をしたいと思います。
いきなりですが、
あなたはラフが得意ですか?
もし、答えがNOなのであれば、
今回の話は是非読んでいただきたいです。^^
打ちっぱなしの練習場では、
天然芝のラフでショット練習を
することは出来ません。
実は、これが知らず知らずのうちに
あなたのスコアを蝕む落とし穴になっています。
今回のテーマである、
3つのラフをしっかりと理解しておくことで、
かんたんにベストスコアを達成してしまいます。
現に、先日のコースレッスンでは
生徒さん4人中、3人がベストスコアを
あっさりと更新してしまいました・・・
3つのラフとは?
まず初めに、3つのラフについて、
お話をしたいと思いますが、
ここで言う、ラフの種類というのは、
日本芝とか西洋芝のような品種の話ではありません(笑
ボールの状態を表す種類を指します。
具体的には、
・ボールがラフに浮いてる状態
・ボールが半分沈んでる状態
・ボールが完全に沈んでる状態
を指します。
なんだ、そんなことか。
と思われるかもしれませんが、
実はこの状況に合わせたクラブ選択が重要なんです。
先日のコースティーチングでの話
冒頭でも少し触れましたが、
先日のコースレッスンで生徒さんと一緒に回っていたのですが、
皆さん、意外にラフの対処がよくわからずに、
何となく普段のショットイメージで
ラフでもショットしていることに気が付きました。
言ってしまえば、
敢えて難しいクラブでショットしているんです。
例えば、、、
380Yのミドルホール。
ティーショットを引っ掛けて左サイドのラフへ。
セカンド地点からは残り180Y程度ありました。
ボールは完全にラフに沈み込んでしまっている状況で、
グリーンまでまだ距離もあり、心情としては少しでも距離を稼いでおきたい場面です。
そこで、生徒Aさんから
こんなクラブ選択の質問をもらいました。
「水柿プロ。この状況からUTでいけますか?」
僕:ちょっと待って下さい!
このボールが沈んでいる状況で、
UTだと芝の抵抗をモロに受けるので、危険なクラブ選択です。
下手したらラフから脱出すら出来ないかもしれません。
確実にショートアイアンで
フェアウェイに出して刻んでいきましょう!
といったアドバイスを行いました。
そこから、毎ショット一人ひとりのレベルに合わせて
状況ごとに最適なクラブをアドバイスしながら
ラウンドしてもらうことにしたんですね。
結果、生徒さん4人中、3人がベストスコアを
あっさりと更新してしまいました・・・
■生徒Aさん:92⇒ベストスコア88
■生徒Bさん:120⇒ベストスコア103
■生徒Cさん:140⇒ベストスコア123
本当にあっさりと。^^;
状況別ラフの注意点
■ボールがラフに浮いてる状態
浮いている場合は、芝の抵抗もあまり無いので、
ティーアップされているのと同じイメージになります。
ただし、鋭角に振った時や、ウェッジなどでは
だるま落としのミスが出やすいので、要注意です。
スピンもかかりやすいので、
ピンをデットに狙っていけますね。^^
距離が残っているのであれば、
FWなどでも果敢に狙っていきましょう。
■ボールが半分沈んでる状態(要注意)
ボールが少し沈んだ状態だと芝の抵抗を受けるので、
番手を一つ、場合によっては2つ上げて打ちます。
傾向としては、ボールが沈んでいると
キャリーが落ちて、ランが出やすくなります。
理由はフェース面が芝の抵抗を受けて
振り抜きにくくなることで、飛距離が落ちます。
そして、フェース面とボールとの間に芝が入り込むことで、
ボールのスピン量が減り、ランが出やすくなります。
ピンを狙っていく場合には、直接グリーンオンしてしまうと、
これがオーバーする原因になります。。。
ですので、グリーン手前。
花道から狙っていくというイメージがあったらバッチリですね!
※ある程度ヘッドスピードが出る方は、キャリーとランの両方が出やすくなる
フライヤーという現象が起きる場合もあります。
■ボールが完全に沈んでる状態(注意度MAX)
ボールが完全に沈んでしまっているラフが一番難しいです。
こいった状況の場合には、無理に狙わずに、
ショートアイアンで最優先で脱出することにフォーカスします。
ショートアイアンはロフトが寝ている為、
芝の影響を受けにくいんですね。^^
草刈りのカマを想像してもらうとイメージがしやすいかもしれません。
ちなみに、ラフの深さで有名な全米オープンで2勝を挙げている
アーニー・エルスはこのように語っています。
「ボールが深く沈んでいるラフからは
7番アイアンまでしか持たない。」
プロでさえ深いラフでは芝の影響を考えて
7番以上のフェースが立ったクラブでは振りません。
あなたは、ラフの状況を考えて
しっかりとマネジメントできていますか?
特にこの時期の夏芝。
深いラフに入れてしまうと、
大叩きしてしまうリスクが一気に上がります。
是非今回のメルマガを参考に、
夏のゴルフを楽しんでみてくださいね。^^
それでは、またメールします。
ガッツパー水柿
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