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【ビデオ】アイアン向け:ダフリ・トップの直し方

2016.03.02
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ドライバーは得意。
だけどアイアンになるとダフリ・トップが止まらないんだよね。

ドライバーではそこそこ飛ばせるので悩んでいなくても
セカンドでアイアンを握ったとたんに結果が悪くなる。

アイアンがスコアを決めるはずなのに
これではいかん、と相談してくれました。

でも、ドライバーが得意なはずなら
ほぼ間違いなく、ゴルフのセンスはあると思うので
少しだけアドバイスしたところ、、、

「こうすればいいんだ!確かに同じイメージですね。
 たしかにコレなら、ダフらないです」

と言ってもらうことが出来ました。

なので、あなたもアイアンでよくダフり・トップが出るなら、
もしかしたら役に立つかもしれませんので、紹介しますね。

ぜひ、しっかり見ていただいて
今週の練習に活かしてください!

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


<本日のオススメ>
もしあなたが、色々な練習を実践しすぎて

「あれもやらなきゃ」
「これもやらなきゃ」

と、結局色んな練習をつまみ食いしては
コースに出て後悔しているなら…

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今さら聞けないビジネスゾーンの注意点

2016.03.01
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日は東京マラソンが開催され、
これまでに2番目に多い3万6000人あまりが参加しました。

参加したことのある方や友人が参加した
という方もいらっしゃるかもしれません。

私も体力作りのために朝ランニングをしたりします。


ランニングはただ速く走ればいいというものではなく
基本のフォームを身に着けることで
体に負担をかけることなく、長く走ることが出来ます。

スポーツは何事も基本が大切
と言われますが、ゴルフの基本はなんでしょうか?

ゴルフの基本はビジネスゾーン

ビジネスゾーンはスイングで最も大事な
「インパクト」に集中して正しいスイングをつくることで、
曲がらずボールの芯を捉えることができる練習法です。

このビジネスゾーンの練習をしている
という方も多いと思います。

しかし、ビジネスゾーンを練習するときに
自分でも知らないうちに間違ったやり方をしている
ということもあります。

ビジネスゾーンについてはポイントがいろいろありますが
今回は練習するときの注意点と正しく練習できているか
チェックする方法をお話ししたいと思います。

1、ふり幅は絶対に腰から腰

まずフルスイングをしないようにすることが
ビジネスゾーンでは重要です。

ゴルフスイングは実際には大きく振り上げて、
最後に右足が立ってフィニッシュまで行います。

しかしビジネスゾーンは小さな幅のスイングから、
少しずつ大きくスイングをしていくことで
早く身につけることができます。

極端に大きくならないように、
まずは振り幅をしっかり意識しましょう。

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2、肘は引かない

理想としてはアドレスで作った両腕の長さ、
肘の曲がりを、腰の位置、
フォロースルーまで長さを変えないこと。

そして、必要以上に伸ばさず、
肘を引かないことです。

バックスイングで右肘が少し曲がる、
フォローで左肘が少し曲がるというくらいなら問題ありませんが、
肘は引かないようにしましょう。

3. 体重移動は小さく

体重移動をしよう、と意識してしまうと、
必要以上に大げさな動きになってしまいます。

感覚としては左右均等にアドレスを作ったら、
左右均等のまま打つ、というくらいで構いません。

小さいスイングでは大きな体重移動は必要ありません。

体重移動をしようとして軸ブレを起こすと、
ダフったりトップしたりしてしまいます。

正しく練習できているかフィニッシュでチェック

ビジネスゾーン練習を正しい形でできているか、
フィニッシュで判断することができます。

バックスイングで
ボールを見ながらスイングを止めます。

ちょうど、地面とクラブシャフトが平行になった時です。

この時に自分の目をクラブの方へやって下さい。

フェースの向き、シャフトの向き、
またシャフトの位置をこのように上から覗き込んで
正しく出来ているのかチェックをします。

出来ていれば、
次のショットではボールを見たまま打ちます。

そして打ったあとも止まって、また自分のシャフトの向き、
フェースの向き、シャフトの位置が正しいところにあるか
チェックしてください。

打った後に、ボールの行方だけに気が取られないように
気をつけて下さい。

必ず打ったあと静止します。

基本を身に着けることはとても大切なことですが
その練習法が間違っていると
思うような成果が得られません。

ビジネスゾーンを練習する時は
ぜひ、チェックしてみてください。

またメールします。

小原大二郎

<本日のオススメ>
「ゴルフがうまくなる、
ヘタになるを分けるものって何だろう?」
と思ったことはありませんか?

それは生まれつきの才能や体格、
あるいは熱意ではありません。

月イチゴルファーであったとしても
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[Video]テイクバックではなくピックアップ

2016.02.29
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「テイクバックではなくピックアップ」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

クラブの動きを意識していただく上で、
片手て「シュッシュッ」と上げるドリルを
以前にご紹介しました。

本当に大事な練習なので、再度確認していただきたいんですが、
これを何気なくやると、間違った動きを覚えてしまいます。

ですので、今日はその補足的な意味でのレッスンとなります。

自分の確認したいために間違った動きに

本日のビデオを見ていただくとわかりますが、
右手だけの「シュッシュッ」が両手になった時に
手が前に出すぎてしまうことがあります。

これはどうしても視界によって
ご自身が確認されようとするために起こる現象です。
これは注意をしておいてください。

そしてもう一つ注意しなければいけないことは、
テイクバックという言葉によって、
手を持ち上げてしまう動きが入ってきてしまうという問題です。

そうすると、右手が身体の幅から出てしまうわけです。

この点について、こちらのビデオでそうなっていないか、
ご覧になって確認してみてください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 
という事で、キーワードは
「テイクバックではなくてピックアップ」です。

ピュッとクラブを上げる感覚を
今回のビデオで、再度ご確認いただきたいと思います。

再発後、初ゴルフ。

いいコースなので、キャンセルしませんでした。

2016-0229_1

216-0229_2

散歩のつもりでラウンドしました。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<本日のオススメ>

アマチュアゴルファーの特性、
アマチュアが上手くなる上で必要なステップを
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誰でも確実に目標のスコアを達成できる
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飛距離は見栄?

2016.02.28
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

>飛距離は見栄、スコアこそ実力

そんな意見を、あるプロゴルファーが残していました。

フェアウェイキープ率も、
セカンドの打ちやすさなども
全く考慮しないスイングと

実際にコースと向き合って出す
実測の飛距離とでは全く質が違います。

「ドライバーは最大295y飛んだことがある!」とか。
「平均280yは飛ばせる!」

という風に、あなたも
自分はどれくらい飛ばせるだろうと
大体の数字を持っていますよね。

しかし、実際にラウンドしてみると
自分でも思っただけの飛距離が出なくて

自信が無くなってしまって、
もうゴルフなんて辞めようかな。

そんな風に考えてしまう人がとても多いです。

「見栄」なんて言われながらも
私がなぜ飛距離にこだわるのかというと、

「飛ばしたほうがゴルフが楽しいから」

これに尽きると思います。

つまり、「飛ばしたら、それだけ爽快」とか
「前に打った、あの一発が忘れられないとか」
そういうイメージをあなたにも再現してもらいたいです。

私にも忘れられない一発があります。
プロだって、そんなイメージがあります。

その刺激がたまらないから、
ゴルフを続けて、

自分の目標を達成すること
自分の限界を超えるために頑張ることを続けます。

しかし、飛距離だけを追求して
方向性が悪くなった
という人もいます。

今日はその対策について話します。

方向性とスコアを上げる最重要事項

ドライバーがOBしたり
フェアウェイキープ率が低いというのは、
スコアダウンの決定的な要因。

飛距離アップのために頑張ってきたから、
今日は、全てマン振りしても当たるだろうとか、
今日は絶対にいつもより飛ばす。

なんていう意気込みが
逆にスコアダウンや、方向性が悪くなって
あなたのゴルフを台無しにしてしまうかもしれません。

スコアが下がると
ゴルフ自体のモチベーションが下がってしまいます。
つまり、飛距離だけじゃダメってことですね。

スコアを下げずに、飛距離アップするためには、
練習の取り組み方よりも

「ラウンドの仕方」という、
当日の意識の問題です。

>飛距離は見栄、スコアこそ実力

当日のラウンドでは、
それくらいのイメージで打ったほうが
逆に飛ばせると思いませんか?

では、飛距離を伸ばすためにはどうすればいいか?

一つこことで言える重要な要素は、

飛距離アップのための優先順位を決めること

では、練習の段階で飛距離を伸ばすためには
自分の飛距離アップのために
今何が最も足りていないのか?

クラブがあってなかったのか?
自分の体力の問題なのか?
スイング技術の問題なのか?

という優先順位が決まっていない事が多いです。

自分にあったポイントに
優先順位を絞って練習することで
最も効率的に上達できるというのは、

ゴルフだけに限った話ではありませんよね。

飛距離ばかりを追い求めていると、
何もかもに手を出して中途半端になってしまうことが
あるかもしれません。

ですが、あなたの飛距離が伸びない原因である
「ボトルネック」は、絶対どこかにあるので、

そこを客観的に見つめるだけでも
今後の適切な飛距離アップの足がかりになることは
あなたもわかりますよね?

ー服部コースケ

<本日のオススメ>
「目標スコアを達成する4つの条件」

34歳の若さで
小原プロにレッスンを任されたある男。

彼は、スタジオレッスンで、
21年間100を切れていなかったなゴルファーを
スコア91にまで生まれ変わらせたのですが…

彼は、その成功の中で、
ある7ステップを発見しました。

彼の公開したその条件とは?

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「技」実質ウィークなグリップが多い驚き

2016.02.28
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・実質ウィークなグリップが多い驚き」

というお話をさせていただきます。

コーチングを行っていて、実に実質的にはウィークな
状態のグリップが多いことに、ある種の驚きを感じています。

そこで、ウィーク過ぎるグリップとはどんなグリップで、
どうしたら正しくなるのかをお伝えします。

コーチの本音

実はコーチの本音としては、長くお付き合いできる場合以外では、
本当はグリップはいじりたくありません。

なぜなら、まあまあ良いボールを打てているのに、
グリップを修正すると、とたんにうまく打てなくなる場合が多いからです。

しかも、グリップを修正するほど気になるということは、
かなりクセのあるグリップだということにもなります。

しかし、たとえ許容範囲に収まっているとしても、
グリップだけでもできるだけ精密にセットすることで、
スイング全体に大きな影響を及ぼします。

ウィークなグリップとは

グリップがウィーク過ぎるということは、無駄な力を使わなかったら、
軌道に対してクラブのフェースが開いているということです。

軌道に対してフェースが開いてボールに当たれば、
軌道に対して右に出てさらに右に曲がるスライス回転となります。

ですから、ウィークなままのグリップでボールを真っ直ぐに飛ばそうとしたら、
本来必要のない力を使って、フェースを閉じてなければならなくなります。

これって、ボールヒットに向かって毎秒40mにもなるヘッドスピードの中で、
フェースの向きをコントロールするという、
とても人間業とは思えない作業が必要だということになります。

ヘッドが遠心力で引っ張られたら、クラブが飛んで行かないだけの力を使うだけで、
ヘッドが軌道の方向を向くようなグリップが理想です。

動的にグリップがウィークということは、ヘッドが引っ張られた時に、
軌道に対してフェースが開くことになります。

ヘッドの方向とは、ロフトを考えないでヘッドの一番下の溝
のラインとかヘッドの下の端であるリーディングエッジと
シャフトに対して直角な方向のことです。

正しいグリップ

2016-0228_1

(1)左手親指はグリップの真ん中のラインより親
   指の幅半個分程度右にずらせて置く

この左手親指をグリップに置く位置は、グリップを作る場合の基準となり、
左手親指の置いたところに対して、手の他の部分を合わせて行きます。

ですから、左手親指はできる限り精密にセットすることが、
良いグリップはもちろん、作りたいグリップを安定して作るための要となります。

また、ボールを曲げたい場合も、大きく曲げる場合は、
この左手親指のグリップに置く位置を微調整することで、
曲げ幅を決めることもできます。

そして実は、下を向いて左手親指の位置を精度よく決めようとしても、
なかなかうまくできません。

微妙なアプローチショットではちょっと変則的に右手から決めることもありますが、
原則は、左手からきちっと決めます。

左手親指は、真っ直ぐ立った状態で、きっちり決めて、
いったん決めたらフィニッシュまで変えないように、セットアップして、
ショットすることが再現性の高いショットをするために大切です。

(2)左手のVの字は密着

左手のVの字というのは、左手の親指と人差し指でできる上から見ると
Vの字に見える部分のことを言います。

そして、ほぼ親指の内側のラインになりますが、この左手のV字の方向が、
首の右側の付け根と右肩の間を指していれば、許容範囲です。

左手のグリップが許容範囲を逸脱したウィークということは、
このVの字が首の右側の付け根よりも左側を向いていることを言います。

そこで、このVの字の向きは、まあまあみなさん
正しい方向を向いていることもあります。

しかし、左手Vの字の間である、左手親指と人差し指の間に隙間があり、
密着していない場合がほぼ100%です。

この左手のVの字に締まりがないと、実質ウィークグリップなだけではなく、
トップでグリップがずれて、握り直すというはめになります。

しかも、ウィークになる方向へずれやすいため、静的には正常な範囲でも、
動的にはウィークということになります。

ようするに、セットアップでは許容範囲に収まっているように見えても、
スイングしている最中にウィークになるということです。

ですから、左手Vの字は絶対密着です。

この左手Vの字は、力で締めるものではありません。

左手親指をまずは、きっちり右方向へずらせて置いて、
その正しく置かれた左手親指に対して、左手の甲を寄せるように右にまわしてきて、
Vの字の隙間がないように密着させます。

これなら、ウィークとはおさらばです。

ちなみに、左手のVの字の間は密着ですが、右手のVの字はゆったりさせて、
右手の親指と人差指の間には必ず隙間を空けるようにします。

右手のVの字の間が密着していると、
スイング中に、絶対右腕でクラブを左にひねる力を自ら出して
クラブを不必要にねじってしまいます。

左腕は命綱、右腕はパワーです。

ですから、左腕はシャフトの延長に限りなく近い感じにしますが、
右腕はパワーを出すまでは、しっかりしなってエネルギーを溜められるように
ゆったりさせておきます。

ビンタをするとき、最初から右腕を突っ張っている人はいませんね。

強く引っ叩きたいときほど、右腕はリラックスさせて、
右肩、右手首はしなやかに保ち、体の動きで右腕をしならせて使います。

ボールヒットに向かっては、右腕全体がリリースされて、
最後に手首から先がリリースされることに体全体のすべてのエネルギーが集まって、
強烈に引っ叩くことができます。

グリップが体の向きへ与える影響

グリップは許容範囲であったとしても、
ウィークなほど体は左を向きやすくなります。

ストロングなほど右を向きやすくなります。

フェースをターゲット方向へ向けて肩の向きなどが左を向けば、
軌道はフェースに対して左に向くことになり、スライスとなります。

フェースをターゲット方向へ向けて肩の向きなどが右を向けば、
軌道はフェースに対して右に向くことになり、フックとなります。

セットアップでフェースをターゲット方向へ向けて、
気持よく振れそうな足場や腰、肩の向きをセットしたなら、
特に肩の向きはグリップの影響を強く受けます。

グリップがウィーク傾向ほど、フェースをターゲット方向へ向けて、
クラブをやっとで支えられる力だけを出していて、
前腕を左へねじるなどの無駄な力を出そうとしなければ、
肩の向きはターゲットよりも、左方向を向きやすくなります。

グリップがストロング傾向ほど、フェースをターゲット方向へ向けて、
クラブをやっとで支えられる力だけを出していて、
前腕を右へねじるなどの無駄な力を出そうとしなければ、
肩の向きはターゲットよりも、右方向を向きやすくなります。

実は、グリップがぴったり合っていないと、フェースの向きに対して、
肩の向きが狂いやすいということです。

その、狂った肩の向きだけを単に修正していては、
逆に前腕に余計なねじれの力がはいることになります。

そうなったら、スイング中、常に前腕のねじれをコントロールし続けなければ、
狙ったボールを打ち出すことはできません。

すべては、グリップに始まるのです。

あなたにピッタリのグリップの確認方法

あなたにとって、ピッタリ合ったグリップの確認方法をお伝えしておきます。

通常にセットアップしてバックスイング開始直前のところで止めて、
そこから上半身は動かさないまま、股関節を伸ばして、真っ直ぐに立ってみてください。

正しくセットアップできていれば、
リーディングエッジは水平な軌道に対して直角になっています。

体が垂直に立っているのですから、
リーディングエッジも水平な軌道に対して直角になっていることで、
ヘッドの向きは、体が回転する軌道の向きに向いています。

リーディングエッジが水平な軌道に対して直角になっていなかったり、
そうするために前腕を捻るなどの力を使っているとしたら、
グリップが悪いことになります。

ウィーク過ぎたり、ストロングになっています。

さらに誰かにヘッドを持ってシャフトの方向に沿って
真っ直ぐ引っ張ってもらってください。

ヘッドが引っ張られることで、ボールヒットに向かって
遠心力で引っ張られている状態を作ることができます。

この引っ張られることで、ヘッドの向きが変わらなければ、
力で左右にねじっていなかった証拠です。

ヘッドが軌道に対して直角になっていない場合は、前腕をねじらなくても、
リーディングエッジが水平な軌道に対して直角になっていられるように、
グリップを調整する必要があります。

実際に私が出くわした例 その1

コーチングしていて、選手以外で実は今までにたった一度だけ
完璧なグリップの方に出くわしたことがあります。

「すばらしいグリップですが、どうやってそのグリップを作られましたか。」
とお聞きしたら、次のような答えが返ってきました。

「日大のゴルフ部の友達に、
 グリップは大切だといわれ、教えてもらいました。」

な~るほど、だから完璧だったのだと、納得した次第です。

実際に私が出くわした例 その2

また、こんなケースもありました。
まだ100を切れていない方でした。

ボールーはまあまあ真っ直ぐ飛び、軌道もほぼ完璧、
リリースも早すぎず、ボールヒットに向かって下半身から動けています。

しかも、スイング全体のリズムも良いのです。

ところが、コースに出ると、ショットが安定せず、
なかなかあと一歩のところで100を切れないとのことでした。

グリップを見ると、よ~く見なくても、明らかにひどいグリップでした。

左手がかなり極端な許容範囲を逸脱したウィークで、
しかもゆるんでいたのです。

右手グリップは逆にストロングの許容範囲ぎりぎりでした。

左手は許容範囲を遥かに超えたウィークで、右手がその逆を向いて、
左右の手がバラバラな動き方になっていたのです。

もう少しで100を切れそうなので、本当はスイングは変えないで、
ショートゲームだけよくすれば、まずは100を切れる状態です。

たまたまパターが入る日に出くわしたら、100を切れるという段階でした。

わたしも、本来はまずは100を切っていただいて、自信を付けたところで、
一気にスイングの問題を修正するやり方がいいと考えていました。

ところが、グリップがあまりにも悪かったので、修正することにしたのです。

というのは、ほかがかなり良いので、
100切りというより、グリップを良くするだけで、
あっという間に80台に突入できる予感を感じたからです。

この方は、100とかで悩んでいるレベルではないと、
はっきり実感しました。

とはいえ、これだけウィークな状態を正常にしたらどうなるかは
目に見えていました。

今までどおり打ったら、左への引っ掛けになります。

左へ出て、さらに左へ曲がるボールです。

そして、それは現実となりました。

グリップを修正してサンドウエッジで15ヤードキャリーさせるショットで、
ある程度グリップに慣れていただきました。

とはいえ、かなり強烈なウィークだったので、
すでに小脳プログラムされた動きまでは修正できません。

はやり、ドライバーを打っていただいたら、左引っ掛け連発です。

ここで、とりあえず、真っ直ぐな方向へ修正する作戦はたくさんあります。

しかし、わたしはあえて、そのことは一言もお伝えしませんでした。

この方なら、このコーチングの後、ご自分で考えて、
うまく修正していただけると感じたからです。

一応、左へ行ってしまう原因だけお伝えしました。

左手グリップがウィーク過ぎていた状態を正常な方向へ修正したことで、
本来は前腕はねじらなくてもいいところが、今までのウィーク過ぎるグリップのために、
前腕をかなり左へねじる力を使っています。

その力は、自らはねじっていないと感じるまでに、
小脳にプログラムされて自動化されているということを伝えました。

ここからはわざと伝えていないことですが、ボールヒットに向かっては、
むしろ前腕を右にねじってボールヒットさせるぐらいの感覚で振る必要があるのです。

感覚ではフェースを無理やり開くように感じたとしても、
ちょうど前腕を力でねじらないのと同じ状態にできれば、
ボールはほぼ真っ直ぐに飛び出します。

ツアープロでも左手Vの字の隙間に問題があることがある

実は、ツアープロの中でも、ある程度成績が出ているのに、
安定して勝てない場合に、グリップに問題が見つかることがあります。

それは、左手のVの字に隙間があるという問題です。

たくさんボールを打って、毎日のように練習していると、ある意味どんなグリップでも、
そこそこボールをコントロールできるようになってしまいます。

ところが、グリップが悪いと、微妙な力加減が、
日によって変化したりすることで、成績が安定しません。

グリップを精密にセットする極意

冒頭でもお話しましたが、グリップはかなり精密に作りたいものです。

グリップの上で左手親指の位置が1mmもずれたら、ボールは曲がります。

それぐらい、グリップというのは微妙です。

ところが、ヘッドをボールの後ろにセットしてからグリップを作っていると、
この微妙な合わせこみができなくなります。

ですから、グリップは、まずは体を起こして、真っ直ぐに立った状態で、
左手の親指の位置を、できるだけ精密にセットすることがものすごく重要になります。

できれば、右手のグリップも、真っ直ぐ立った状態でセットできると
さらに安定したグリップを維持することができます。

ちょうど「ゴルフィング大百科」という
私のDVD定期配布のプロジェクトの中のご質問に対してお答えする中で、
グリップに関する返答をさせていただいて、
今回のお話に関連することをお伝えしましたので、そのままご紹介しておきます。

微妙なアプローチショット以外の通常ショットでは、
スイング軌道に対してヘッドをきっちり決めたいので、
体に対してクラブを精密にセットします。

体に対して精密に手をクラブにセットするためには、
下を向いていてはどうしても精度が悪くなります。

下を向いていると、呼吸も清々とできず、グリップを作っているときには、
グリップ以外動かせないので、体としては止まっているからです。

真っ直ぐに立った状態でグリップを作れば、呼吸はゆったり楽にでき、
ヘッドの重さも感じ易く、ヘッドの重さでグリップを左手親指に貼り付けやすいので、
力で持たないで、重さを支えているだけでグリップできます。

周囲の方から見ても、真っ直ぐに立ってグリップを作っている動作は、
体は止まっているようでもあたかも動きがあるように見え、
ターゲットをねらって見ているようにも見せることもでき、
スロープレーにも見えにくくなります。

ところが、下を向いてグリップを作っていると、
誰が見ても体は止まっているようにしか見えず、
いつグリップを決めて動き始めるのだろうとか、周囲の人達は思ってしまい、
時間は長くかけていなくてもスロープレーに感じることになります。

しかし、グリーン近くのアプローチショットで、
ヘッドの入り方を微妙に調整したい場合は、右手でクラブを持って、
ヘッドをイメージした形にセットしてから、右手のグリップを決めて、
そこに左手を収めて下を向いてグリップは完成させます。

これは、まずはボールの置かれた状態に対してヘッドをセットすることが優先で、
ライの状態で、微妙にグリップを変えたいからです。

たかがグリップ、されどグリップですね。

グリップをおろそかにしていては、そのしっぺ返しでスイングで
大きな問題をたくさん抱えてしまうことになります。

春になってラウンドするまでに最高のグリップを目指して、
ぜひこの機会に、あなたもグリップを見直してみませんか。

では、また。

<本日のオススメ>

「やることが多すぎる…」

「ゴルフが上手くなるのに、
 こんなにたくさんやらなきゃいけないの…?」

「100を切るのに、まずは何から始めればいいの?」

という悩みを持っているなら、
宮本プロのこの新プログラムを試してみてください。

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