From:宮本大輔
神戸の自宅より
「もし良いゴルファーになりたいなら、
とにかくゴルフしなければいけないよ」
これは昔、ゴルフを始めたての私へ
師匠に当たる人物が言った
優しくも厳しい言葉です。
今でも忘れる事はできません。
私がゴルフを始めて、
気付けば多くの時間がたちました。
あの頃の私はレッスンプロになれるとは
思っていませんでした。
そもそも自分がゴルファーとして
生計を立てられるのかという
不安もありました。
幸いにもレッスンプロという仕事が
出来るようになりたくさんの
貴重な体験をさせてもらっていますが、
僕はずっとゴルフで生きていける人間に
なりたいと思っていたのです。
当時の私は練習場でひたすら
クラブを振り続けていました。
ゴルフを始めたのが遅かったこともあり、
周りに追いつきたい一心で
ただただ闇雲に練習を続けていました。
僕がボールを打っていると、
師匠が稀に見にくることがありました。
私はとても不安な気持ちになりました。
彼は名の通ったレッスンプロであり、
ツアープロも務め、ゴルフ界に大きく貢献し、
模範となるようなゴルファーです。
彼はよく、色々な人の
スイングをチェックしていました。
ブツブツ言いながらよく見ていました。
僕が素晴らしいものに思えたものも、
彼は頭を抱えていたのを覚えています。
彼は、「理想のスイング」を知っていました。
自分の整わないスイングを彼にじっと見られる事は、
駆け出しの僕にとって居心地の悪いものでした。
しかし、彼は私のスイングに何も言いませんでした。
それどころか、私の肩に優しく暖かい手を置いて、
「君はいいゴルファーになるぞ」と言ったのです。
そこから数ヶ月間、
私はさらにメニューを過酷なものにし、
ゴルファーとしての自覚が出始めました。
辛くもありましたが
とても充実感を感じていたのを覚えています。
ですが、たった一つの経験で
僕は変わってしまいました。
大切な大会で天候に恵まれず
予期せぬ三度の雨嵐。
そこでボールが地面に潜ってロスト。
諦めずに食らいつこうとしましたが、
結果はまさかの最下位。
この経験により僕は「挫折」という二文字に
支配されてしまいました。
そして私はだんだん練習が減ってしまったのです
とはいえまだゴルファーとして
生きていくことの憧れはあったので、
以前よりゴルフに打ち込まないことに対して
罪悪感がありました。
この罪悪感を和らげるために、
僕はゴルフ関係の本をたまに買って読み、
実践してもいないノウハウを蓄えて
「ゴルフが上手くなった」と
思いこむようになりました。
ノウハウさえあれば「すぐにいいスコアが出せる」
と自分に言い聞かせていたのです。
こうして私は、練習しない事に対する
言い訳を増やしていきました。
多くの人が夢をないがしろにするときと同じように、
私は自分自身を騙すようになったのです。
「良いゴルファーになりたいのなら、
とにかくゴルフしなければいけないよ。
ゴルファーとは、ボールを打つ人の事なんだから」
という師匠の言葉は、「ゴルフで生きていきたい」
というのが空言になっていたこの頃に
発せられたものでした。
彼はしばらく顔を見せない僕に、
そんな言葉をくれたのです。
おかげで僕は熱意を取り戻し、
今コーチとして皆さんと
ゴルフができています。
多くの人は、なりたかったものになれず人生を送っています。
そしてあなた自身はどうでしょうか。
100切りを目指す人、シングルを目指す人と
いらっしゃると思いますが、
目標が目標のままで終わっていませんか?
たくさんのゴルファーに、
師匠が私にしてくれた同じアドバイスを送ります。
「ゴルファーは、ゴルフをする人のことです」
普段会社に勤めている人も、
仕事帰りに練習場に行けば、
またゴルファーになれるのです。
練習にもおき変えられますが、
とにかく実践することが重要です。
ダフリトップが減らしたいのなら?
正しいスイングかどうか確認しましょう。
パターが苦手なら?
パターの練習をしましょう。
スコアアップしたいなら?
コースマネジメントを考えて
ラウンドしましょう。
「そのうちやる」と言い続けて
先延ばししないように、
明日にでも始めてみましょう。
ー宮本大輔
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