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「引っ掛け」予防はこれで解決!

2021.12.22
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From:ガッツパー水柿

東京の自宅より、、、

こんにちは。ガッツパー水柿です。

 
これが私の2021年最後の記事です!

皆さま、日々ゴルフを楽しめていますか?

 
レッスンでお客様と接していると、
様々なお悩みを聞きますが、その中でも多い原因の一つが

「引っ掛け」

右打ちだと、ボールがターゲット方向より
左に飛んで行ってしまうショットですね。

 
これが頻発すると、なかなか方向性に自信が持てなくなり
意識するあまりにスイングが崩れる原因にもなります。

 
そこで今日は、引っ掛け改善のとっておきの動画ドリル
引っ掛けのお悩みを2021年のうちに解決しちゃいましょう!

引っ掛けの原因と対処法とは?

引っ掛けになってしまっている方に多いのが、
スイング時に手首が早く解けてしまう
アーリーリリースになってしまっていることです。

 
そうすると、スイング軌道がアウトサイドインになり
フェースも左を向き、引っ掛けが発生する原因となってしまいます。

 
このような動きを防止するために、
適切な軌道・タイミングでリリースするための動画ドリルをご紹介します!

動画はこちら


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



いかがだったでしょうか?

 
引っ掛けに悩まされている方は、ぜひこの内容を実践してみてください。

 
アーリーリリースが染みついてしまっている方は最初、違和感を感じるかもしれませんが
正しいリリースを身に付ければ、だんだんと自然にまっすぐの球が打てるようになってきます。

 
今年も残りわずかですが、
体調に気を付けてお過ごしください。

それでは、よいお年を!

  
ガッツパー水柿


<本日のオススメ>

地クラブメーカーDOCUS(ドゥーカス)の傑作シリーズ
「DOCUS RELOADED+(リローデッドプラス)」

 
地クラブで2021年を代表するクラブの1本ですが、
こちらから欠品が続いていたドライバーがついに入荷!

 
DOCUS RELOADED+ドライバー

 
スピン量、弾き、重心、打感

あらゆる面で工夫を散りばめられ、
すべてを「飛ばし」のために作られた1本です。
 
 
もし、まだその秘密を知らないのであれば、
今のうちに御確認下さい。

DOCUS RELOADED+ドライバーはこちら

https://g-live.info/click/docus2112/

好評のシリーズにつき、本数は限られています。
御確認はお早めに。



 

 

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運悪くハマったディボットからの脱出

2021.12.22
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From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

 
2021年も残り10日を切りました。

節目で緊張の糸が切れやすく、季節的にも精神的にも体調を崩しやすい時期なので
お体にお気をつけてお過ごしください。

 
今年、2021年はどんな年でしたか?

ゴルフ業界としては、松山英樹プロが日本人初のメジャー制覇を達成するなど、明るいニュースも多くありました。

あの試合に元気をもらった。という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 
ツアープロ達の試合を見ていると、順風満帆なプレーだけでなく、アクシデントからのリカバリーショットも目が離せませんよね。

アゴ高のバンカーからの脱出や、時には木の死角や水中からのショットまで。

どんなアクシデントに対しても冷静に対処し、見事リカバリーをした際には、観客からも惜しみない拍手と歓声があがります。

 
本日は、そんなアクシデントに対処する手段として、
ラウンドでたまに起こる落とし穴
「ディボットからの脱出」に関するお話をさせて頂きます。

ディボットではダフリに要注意

せっかくフェアウェイに打っても、
たまたま落ちた先がディボット跡だったりして
打ちにくい状況になってしまった。。。
なんて状況を経験された方も多いのではないでしょうか。

 
特にコース戦略的に多くの方が狙うような位置には、こういったディボットが多く存在しています。

そういった状況だと、ついつい普段よりボールの下を打たなきゃと意識して
ダフってしまって全く飛ばない・・・
なんてミスが
起こりやすくなってしまいます。

 
そうした失敗をしないためにも、
ポイントを押さえてしっかり対抗策を知っておいてください。

 
失敗しないための方法を知っているというだけでも
自信が持ててスイングの硬さが抜けるので、
是非覚えておいてください!


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



いかがでしょうか?

 
アドレスの位置コンパクトなスイング

この2点を意識するだけで、
ショットの成功率を大きく上げることができます。

 
ただし飛距離に関しては、通常時の番手の状態とは差が出ることが多いので、
コース戦略を考えながら番手を選択してください!

 
アクシデントを恐れず、前向きなゴルフでベストスコアを目指しましょう!

 
近藤



<本日のオススメ>

自分のスイングをしっかり確認して
研究する習慣のある方は少ないのではないでしょうか。

 
室内レッスンなどならカメラが設置されていますが
練習場などで自分で撮影器具を用意して設置して、というのはハードルが高いですよね。

 
そこで、本日はそんな面倒を1本で解決し、
自分のスイング確認を簡単に習慣化してくれる大人気アイテムをご紹介します。
そのアイテムの名は、

『Coleman セルフィマルチスタンド』

 
これとスマホさえあれば、簡単にスイングチェックが可能になる
ゴルファーにとって最高のサポートアイテムです。

 
ゴルフだけでなくアウトドアなど幅広く人気のアイテムなので、
在庫がなくなってしまう前にお早めにチェックしてください。

colemanスタンドの詳細はこちらから

https://g-live.info/click/colemanstd_2112/


 

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ウェッジのソールは使いようで簡単スコアUP

2021.12.21
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ウェッジのソールは使いようで簡単スコアUP」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。

 
ソールの使い方を身に着けるだけで
得られるメリットとは。。。?

バンカーでの大叩きが減らせる

バンカーが苦手な人というのは、
ウエッジのバウンス(ソールの出っ張り)を
上手く使えていません。
 

あなたもおそらくご存知の通り、
そもそもこのバウンスというのは、
バンカーショットのために作られたものですので。。。

このバウンスを利用しないことには
上手く打てるはずなどないわけです。
 

ですが逆に考えれば、このウエッジのバウンスを
上手に使えるようになれば。。。

バンカーの大叩きをすることがなくなるので
最短でてっとり早くスコアアップが可能、
という理屈になります。

確認:バンカーショットの大前提

まず大前提として、バンカーショットの
最大の前提というのは何でしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ボールを直接打たず
 砂と一緒にボールを飛ばすこと

 

まずはここを確認していただきたいです。

このバウンスで砂を爆発させて打ちますから、
フェースとボールが当たらなくても、
まるで構わないわけです。

ですが頭ではわかっていても、
アマチュアゴルファーの方はダフリを怖がって
 

 ・インパクトでヘッドスピードを減速させたり

 ・ボールにフェースを直接当ててホームランさせたり
 

してしまいます。

バウンスで砂を爆発させる対応策

この、バウンスを使いこなす練習として
こんな方法があります。
 

 1.どんな大きさでも構わないので
   板を一枚用意します

 2.板の上に砂を山盛りにして、
   その砂の上にボールを置きます

 3.ボールを直接打たずに、
   ソールでこの板を叩くように振ってみてください

 

これをやっていただくことで
 

 ・ソールが滑って

 ・砂と一緒にボールが飛んでいく
 

そんな感覚を覚えていただくことが可能になります。
 

 「ボールを打たなくてもちゃんと飛ぶ」
 

これが体感としてわかると、
ダフることへの抵抗や恐怖がなくなってくるはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

誰もが飛ばすことができるように
開発されたヘッドとシャフト…

開発元の地クラブメーカーが
一本一本直接クラブを組み立てをした
特別な地クラブドライバー「DOCUS(ドゥーカス)」。

量販店では決して手に入れることはできません。

再入荷分も、数に限りがあります。
どうぞお早めに。

詳細はコチラをクリック!

なくなり次第終了。お早めに
 

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冬にこそ!ボールを打たない室内練習

2021.12.20
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

先週から一気に冷え込みましたね。

先日ニュースで
「今日は真冬並みの寒さです」なんて耳にして、

(そうか、12月は真冬じゃないんだな…)

なんて思いながら外を出たら
確かにここ最近とは違った寒さで、

これが真冬並みの寒さか、と
身を持って体感しました(笑)

最近では雪が降ったり、
道路が凍結してしまったりと、

ゴルフ場まで車で行かれる方も多いと思います。

年の瀬で忙しいシーズンですが、
健康面だけでなく、

冷え込んだ日には
お車の運転にも気をつけてくださいね。

さて、今年ももう年の瀬ということで、
打ち納めの時期になってきました。

ゴルフは生涯スポーツといわれるほど
長く楽しめるスポーツですが、

だから目標を達成するための
期間をしっかりと設定することで、

目標達成までの道筋を
明確に見据えることができると思います。

その日の各ホールでの小さな目標でも…
1年を通して成し遂げたい大きな目標でも…

一定の期間を設定して、
その目標に向かって必死になることって

ゴルフの楽しさの1つのスパイスになると思うんですよね。

そこで本日は
2021年の打ち納めに悔いが残らないよう。

あなたの打ち納めで
しっかりと目標を達成していただけるように。

本日はぜひ取り入れてていただきたい
練習ドリルをご紹介させていただきたいと思います。

冬の室内練習におすすめ



目標といってもひとそれぞれなので、
もしかしたらあなたの目標には
関係ないとおもわれてしまうもしれませんが…

このドリルはゴルフの基盤をしっかりと、
ゴルフ力を底上げさせてくれます。

今回ご紹介させていただくのが、

ズバリこの時期におすすめの
室内での練習法、シャドースイングです。

ゴルフのスコアを上げていくためには
何が必要かというと

やはり良いスイングを
身につけていくということですよね。

今よりももっとスイング磨き上げていくということは
やはりスコアを伸ばしていく上で

とても重要な要素になっていきます。

もちろん練習場で
実際にボールを打ちながら練習するというのも
もちろん効果があるのですが、

やはり実際にボールを打って練習を行う場合、
ゴルファーとしてはボールの行方を気にしてしまいますよね。

そこでこの寒い時期におすすめの
室内でできる練習方法として

シャドースイングというものがあります。

このシャドースイングのいいところ1つに、
スイング自体をしっかりと意識することができるということです。

スイングのギャップ



ボールを打たないシャドースイングでは
しっかりと自分のイメージ通りの正しい動きを行います。

練習場でボールを打つときというのは
どうしてもボールの方向が気になってしまいます。

自分の体をコントロールするといいうよりは
ボールの行方がどうしても気になりますよね。

スイングを磨き上げるという意味では、

まずスイングを直していくということが
最重要課題になりますので、

ぜひこのシャドースイングで
正しいスイングをつくるということに
取り組んでいただきたいと思います。

まず一番最初はクラブを持たずに
クラブを持っているようなイメージの中で
正しい動きをつくっていけるようにします。

ここで大事なことは
自分の動きを確認するということです。

しっかりと視覚的にも
理想的なスイングを作っていくことが
とても大事なんですね。

自分の姿を鏡に映しながら、
頭、腰、膝、腕…

自分の改善したいポイントを
しっかりと目で確認しながら、

正しい動きになっているかどうかを
ゆっくりと鏡越しに自分を見て、

20秒~30秒をかけて
スイングを作っていくということを
繰り返し反復していってください。

ここまでがステップ1、

しっかりと鏡を見て自分の動きをチェックしながら
スイングを行うのがポイントです。

そして次のステップとして、
今度は実際にクラブを持ちます。

実際にクラブを持つことで
ボールを打っているイメージというのを
作ることができるんですね。

自分の動きを作り上げて行くことが目的なので
あくまでも速く振るのではなく、

ゆっくりとゆっくりと
正確に自分の意識している動きを作り上げていきます。

客観的にスイングチェック



そして、最後のステップでは、
実際に練習場でボールを打ちます。

ただ客観的に自分の動きを判断するためには
やはりカメラで自分のスイング映像を撮影し
チェックしていただくことで、

客観的な目で正しくできているかをチェックしながら
スイングを磨き上げていくことができるので
とても重要になります。

こういった客観的に自分のスイングを見直していくことで、
改めて認識してなかった動きや
頑固で治らなかったような癖の気づきのきっかけになったり、

ボールの行方を気にせずに、
スイングの磨き上げに特化した練習を繰り返し繰り返し行うことによって、

効率よくスイングの改善に繋げていくことができますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。



<本日のおすすめ>

全ての日本人ゴルファーが
ドライバーやアイアンの「飛距離アップ」を通して、

 ・誰よりも遠くへ飛ばす爽快感や
 ・コースを自在に攻略することの楽しさに気づき、
 ・今よりもワクワクしながらゴルフをしていただく

そんなゴルフライフを実現。

ゴルフを心の底から楽しむ方が増えれば、
その方につられてゴルファー人口が増え、

ゴルフ場、そしてゴルフショップを始めとする
日本のゴルフ業界が活性化する・・・

「半信半疑で手に入れたのに、
 気づいたら理想のスイングリズムが
 自然と身に付きました。」

「クラブのプロ、徳嵩さんが監修とだけあって
 シナリを感じるちょうどよさを的確に押さえていて
 このアイアンの価格に見合う価値を感じます。」

「私たちアマチュアがつい陥ってしまう
 非効率的なゴルフの根底にあるものを
 振るだけで理論的かつ丁寧に教えてくれます。」

ぜひあなたもいますぐに
この革新的ゴルフアイテムを手に入れてみてくださいね。

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【ビデオ】切り返しで右脚の真逆の動きで飛ばす

2021.12.19
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From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「切り返しで右脚の真逆の動きで飛ばす」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

トップに向かう切り返しで、
右脚の力を抜いてみましょう。

そうすると、不思議なことに
左脚でしっかり地面を踏むことができます。

「え、そんなバカな」そんなふうに思った方は、
ぜひこの続きをお読みください。

(続きはビデオにて)

切り返しで右脚の真逆の動きで飛ばす

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf211219/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

左脚でしっかり地面を踏むことができる理由

騙されたと思って、本気で切り返しのタイミングで
右脚の力をゼロにしてショットしてみてください。

そうすると、なんとダウンスイングで左サイドを落として
左脚で地面を踏めることで左脚をしっかり使うことができて、
そうしない場合よりもダフりが激減し強いボールを打てます。

さらに、左腰が支点となって左脚を伸ばせば、
右脚の重さもプラスされて背骨を中心に腰が左に回転してくれます。

真っ直ぐに立って片足を浮かすと

ここには、ヒトの姿勢制御の
ものすごい仕組みが関係しています。

真っ直ぐに立って、右足を浮かせてくださいというと、
誰でもハイと言って簡単に右脚を地面から持ちあげることができます。

このときの動きを詳しく見てみると、
ダウンスイングでの右脚の力を抜く効果が納得できます。

では、右足を浮かせるときには、
どんな動きを自動的にやっているのでしょうか。

右足を浮かそうとすると、
まずは左脚で体を支えやすいポジションに
全身を持って行こうとします。

まさに、左脚一本で立てるポジションに入ることが、
自動的にはじまります。

そして、その体勢に入ってから右脚を曲げて、
右の足裏を地面から浮かせます。

ゴルフの動きでは

これをゴルフのトップの体勢からやってみると、
どんな動きになるでしょうか。

トップでは腰から上の体幹を背骨を中心にして右にターンさせているので、
背骨の前側の重い内臓や両腕などが右に向いています。

そのため、右脚に多くの重量が乗ってきています。

その状態から右脚で地面を支えないようにしようとしたら、
どうなるでしょうか。

真っ直ぐに立って右足を浮かそうとしたときと同じで、
左脚で地面を支えようとして
重さががかかっていない左脚に向かって落下しようとします。

そして、左脚一本で体を支えることができる体勢に入ろうとします。

右脚の力を抜けば
左脚では落下する体を支えるための姿勢制御システムが発動され、
落下を止めるために左脚には体重の何倍もの力が発生します。

ここで、両腿の内側をキュッと締めて
左脚が横にぐらつかないようにすれば、
さらに左脚はしっかり地面を踏んでくれます。

ゴルフの切り返しでは

そして、ゴルフのトップへ向かう切り返しでは、
グリップエンドの動きに対して下半身を真逆の方向へ動かすことで
その間に挟まれた上半身がしなりを強めてくれます。

そのため、下半身の先行動作として、
左サイドを低くする動きを意識することが有効です。

ところが、ダウンスイングで腰を回そうとすると、
どうしても右脚を自ら出そうとする力で蹴って
右膝がボール方向へ出る形の右膝外回りになります。

そして、右脚で蹴ろうとすると、まずは右脚を地面に対して
圧力をかけられるようにしようとするものです。

それは、まさに右サイドに落下する動きを誘発します。

そうなると、左サイドに落下して、
左脚で体の落下を支えようとする地面からの力が弱くなります。

本来ならば、左脚で体の落下を支えようとすることで、
そこには体重の8倍以上の力がかかります。

そのタイミングで、遠心力に耐えるように
上半身を右に倒すように落下させて重さを抜きます。

そうすると、左脚は体を支えることから少し解放されて、
体重の2倍ぐらいの力を体の回転に使うことができます。

これらのことも意識しながら切り返しで右脚の力を抜くという、
ある意味、真逆とも言える動作の驚きの効果を実感してみましょう。

伸張性収縮を発生させる

ところで、脚を自ら出そうとする力で蹴ろうとすることは、
筋肉を短くしならが収縮させる「短縮性収縮」の動きになります。

ところが、「短縮性収縮」では、
筋肉が伸ばされながら収縮しようとする
「伸張性収縮」の半分以下の力しか出せません。

地面を蹴っているというか地面に対して大きな力を加えているときは、
脚の長さはむしろ短くなりながら地面を支えようとしている状態になります。

そのため、着地した脚を伸ばすというよりも、
着地で体の落下を止めようとして発揮される脚が
曲げさせられる力に耐えようとします。

そうすると、股関節が曲げさせられることで、
お尻の大きな筋肉である大臀筋は伸ばされながら
収縮しようとします。

結果として、落下を止める短い時間ですが、
大臀筋は脚を伸ばそうとするよりもより大きな力を発揮します。

走ったり難波歩きでも

また、100m走の映像を見ると、
一見脚を後ろに伸ばしながら地面を蹴っているように見えます。

しかし、最大の力を地面に伝えているときは、
脚は曲げさせられることに耐える状態で、
その後地面から離れるときに脚が伸びています。

まさに、脚を伸ばして後ろに蹴っていると、
地面に対して力を出し終えた後に脚が後ろに流れて
ブレーキになってしまいます。

着地して落下に耐えるための体重の何倍もの力を無意識の中で出していて、
その方向を後方へ向けてあげることが無駄なく速く走るためのキーとなります。

そして、能力の限界まで速く走ろうとするときに行うべきことは、
後ろ足を蹴る意識ではありません。

体重を前に倒して、次に地面を踏むべき脚を
地面に置きにいくことです。

まさに、落下を支えようとして
大きな力が発生しているときに、体を前に倒します。

そうするおt、体の重さを開放しながら、
支えることから開放された分の力を上ではなく
前に伝えていることになります。

ここで後ろ脚を蹴ろうとすると動きの効率は悪くなり、
後ろに大きく長い時間蹴りすぎて
前に進むための重心が進行方向へ移動しにくくなるからです。

ところが、体重を前に倒しながら次に地面を踏む脚で体を支えようと意識すると、
後ろ脚は最高の効率で無駄なくパワーを発揮してくれます。

難波歩きでも、体を前に倒しながら足を置きにいくことを強く意識して、
後ろ脚を蹴る意識を持たないことが効率良く歩ける極意ともされています。

ボールヒットに向かう左脚

また、ボールヒットに向かって、
上半身のしなりの大元である左肩甲骨周りを急激にしならせることで
脊髄反射で左肩甲骨は背中側へスライドしようとします。

このとき、左サイドに大きなスペースを開けようとすれば
万事がうまくいき、下半身の動きとしては左脚を伸ばして
まさに左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込む動作です。

この動きによって、上半身の重さが抜けることで、
その分の力をそれまでの上半身の前傾角度が維持されたまま
腰は左回転させることに使えます。

しかも、その力の大きさは
動きのタイミングや動作に依存するとしても、
体重の2倍近い大きさにもなります。

これはまさに左脚を自ら出そうとする力で
かなり一生懸命蹴ろうとしても、出せないぐらいの大きな力となります。

右膝外回りの弊害

そして、ダウンスイングで右脚を使って地面を蹴って腰を回そうとすると、
右膝がボール方向に出る右膝外回りになります。

この場合は、腰をいくらがんばって左に回そうとしても、
左に45度ぐらいターンしたところで
骨格の構造で腰の回転はロックされます。

通常の肩甲骨の可動域だと、
腰は左に45度程度回転したところでボールヒットです。

それは、肩甲骨が胸の方向へスライドするしなりが
まさにリリースされはじめた瞬間にボールヒットさせることで、
ヘッドを強く押せる体勢でのインパクトにしたいからです。

ところが、45度までで止まってしまうということは、
それ以上強く回転することはできず、
むしろその手前ぐらいから減速することになります。

腰の減速が始まると上半身は勝手にリリースされてしまうことから、
どうしてもリリースのタイミングが早くなって
左へ引っ掛けるなどのミスを誘発します。

さらに、右膝がボール方向へ向かうことで、
上半身の前傾角度は起きあがりやすくなり
滑らかな左回転は阻害されます。

トップの形

ところで、トップの形では、右側に多くの重量物が移動していて、
両腕やクラブとかさらには、背骨の前側の重いお腹も右を向いています。

そうなると、ダウンスイングしてきて両脚で地面を踏もうとしても、
どうしても右脚に重さが多くかかりやすくなって
左脚で地面をしっかり踏めない状態になりやすいです。

そこにさらにダウンスイングで右脚を使って腰を回そうとして、
一旦右に落下してから右脚で地面を押そうとすることになります。

その結果、右脚の蹴り動作では両脚で地面を踏めるタイミングは遅れ、
左脚で地面を踏めないままのスイングで
ダフったり引っ掛けたりのミスを誘発します。

右脚の役割

右脚の役割はボールヒットに向かって上半身がリリースされて
クラブが急激に左に振られるときの反作用を、
下半身でしっかり受け止めることです。

ドライバーショットで高速にクラブを振る状況では、
ボールヒット向かって右脚にはクラブが左に振られる反作用を支えるための
体の右回転を阻止する大きな力がかかってきます。

その力に負けることなく右脚は押された力を100%押し返すことで、
筋肉の使い方としては「伸張性収縮」状態で
最高のパフォーマンスを発揮することができます。

しかし、サンド・ウェッジで50y以下ぐらいの振りの弱いショットでは、
切り返し以降は右脚の裏にはまったく圧力がかからないまま
フィニッシュになる感じです。

トップに向かう切り返しでは右脚の力を抜くことで、
体の自然な働きを最大に利用して最高の効率でスイングできます。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

コロンビア大学教授、マーク・ブローディ氏の
「SGP指標」が日本に上陸したのが2014年…

それとほぼ同時期に発売したのが
ツアープロコーチ石井忍プロの
「ショートゲーム」プログラムです。

そして実は、ブローディ氏の理論と
石井プロの考え方には、
奇しくも相通じるものがありました。

二つに共通する、スコアUPの秘密とは?

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