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あと残り41時間で、終了ですね…

2021.12.30
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
 

はい。あと残り41時間で、オワリですね。

「えっ、何が???」それは。。。

2021年も終わり

自分の2021年も、多くのお客様にお会いして
フィッテングをさせていただきました。

そして、多くの方から
お喜びの声をいただきました。
 

昨年(2020年)はコロナの影響で
あまり思うような動きができませんでしたが、

今年、2021年は
1月の福岡出張から始まって、12月の群馬まで。。。

結構、全国各地を回らせていただきました。
 

その中で、たくさんのゴルファーの方から
クラブでのお悩みの相談をいただいたり、

全国各地にうかがった際には、
 

 「いつもメールマガジン、見てますよ」

 「徳嵩さんの本、買わせて頂きました」
 

といった嬉しいお声をたくさん頂戴した一年でした。

2021年は新刊が出ました

お客様に言われて気づくこともあるんですが、
確かに2021年は新刊本が出た年でもありました。

 『ゴルフクラブでスコアは9割決まる』

2021-1230_1

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※1/5以降の発送となります
 

本の反響としては、実際にお読みになって
秋葉原にフィッティングに来られたお客様から、
 

 「この本を読んではじめて、
  ゴルフというスポーツにおけるクラブの重要性が理解できました。

  普段、自分が行くゴルフ場のシングルさんとかと話をする時に
  そこで得た知識をもとに、クラブについてより深い話が
  できるようになったのが、最大の収穫です」

 

という感想をいただけたのが、一番印象深かったです。
 

さらに、もう一つ嬉しかったのは、この新刊について
ゴルフ業界、とりわけゴルフクラブを取り扱う方々が
多く読んでくださっていたことです。

メーカーさんによっては、
 

 「この本、ウチのインスタで紹介してもいいですか?」
 

みたいなことを言ってくださる方もいらっしゃいました。

ゴルファーの方だけではなく、ゴルフメーカーの方
そしてショップの方などにも影響力があったのかなと
そういう面ではとても嬉しく思っています。

ですが実際、書いて不都合なことも…

業界の方々にも一目置かれて読んでいただいて
そのような形で注目していただいているものの。。。

ですが逆に言えば、メーカーさんによっては
耳の痛いというか、ちょっと都合の悪いことも
数多く書いてあるのも、また事実だったりします。
 

今回の新刊本は、まさに文字通り
「忖度(そんたく)抜き」な状態で
書かせていただいたからなんですね。

広告収入のある雑誌では書けないようなことも、
敢えて突っ込んで書いています。

そういう意味では、業界の方からすると
ちょっと耳が痛いような、煩わしく感じられても
仕方のない内容ではあることは間違いありません。

でも、
 

 「こういうことは、本当は僕らがきちんと伝えなきゃいけないよね」
 

という形で、同業の方から賛同、共感をいただけたこと。

「正論」を言って、嫌われると思っていたのに
意外と業界の人たちも気にしてくれていると分かって、
それが何より嬉しかったです。
 

ということで、出版した本を足がかりにして、
来年の2022年は今年以上に多くのゴルファー、
クラブで悩めるゴルファーの方とお会いして。。。

フィッティングそしてクラブの重要性を変わらず伝え続けて、
ゴルフ業界を変えていけたらなと思っております。

フィッティング募集停止中

ということで、ゴルフパフォーマンスのフィッティングを
ご紹介したいところなんですが、

ですが現在、フィッティングのご紹介できる枠の
ご用意がないという状況が続いています。

またご案内できる枠がありましたら、
この場でもご紹介いたします。申し訳ございません。
 

ということで、今日が自分の年内最後のメールマガジンとなります。
 

今年も一年、お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

徳嵩力一
 

<本日のオススメ>

年末年始、家で過ごすあなたへ、

自宅時間を有効活用して
賢くゴルフ上達しませんか?

小原大二郎の『室内練習プログラム』

2021年の年末、
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逆風で飛距離を損しないティーショット

2021.12.29
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

 
今年も残り数日となりました。

今年のゴルフを振り返り、どんな1年でしたでしょうか?

 
ベストスコアを更新できた、上達を実感できたという方は、
ぜひ2022年はここを更に伸ばそう!と次の目標を設定して、
新しいゴルフの引き出しを増やしてみてください。

 
さて、本日はそんな新しい引き出しの一つとして手に入れていただきたい、
アゲインストの中でのティーショットについてお話しさせていただきます。

逆風でも飛距離を損しないために

ゴルフは自然とのスポーツと呼ばれますが、
風はその中でもプレーの結果に大きい影響を与える要因の1つです。

 
特にアゲインストでのティーショットでは、
高く上げると無風時と比べて大きく飛距離をロスしたり、
風を意識してスイングが崩れてテンプラなどのミスショットにつながったりと、
マイナスの影響が出やすい場面となります。

 
そんな場面でも、安全に飛距離を稼げる引き出しがあれば
安定したコース戦略を組み立てることができますよね。

 
本日はそんなアゲインストのティーショットで意識するべきポイントを動画で解説していますので、
ぜひ参考にしてみてください!

動画はこちら


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



いかがでしょうか?

 
特に冬は北風が吹いて風の影響も出やすい季節です。

 
どんな状況でも最高のパフォーマンスを出せるように、
ぜひこの機会に習得してみてください!
 
2022年も最高のゴルフができるように、
楽しみながら上達しましょう!

 
近藤



<本日のオススメ>

年末年始、家でゆっくり過ごしている方がほとんどかと思います。

そんなゴルファーの方に耳寄りな、
自宅でできる上達プログラムをご紹介します。

これは、100切り専門レッスンプロとして有名な小原大二郎プロが
長年積み上げてきた「ゴルフで100切りを達成するための上達方法」を、
室内練習から実現してしまえるよう組み上げられたプログラムなのです。

 
その名も
小原式ゴルフ室内練習プログラム

 
もし、あなたが2022年こそは安定した100切りを実現したいと考えているのなら、
このプログラムの詳細を、ぜひご一読ください。

https://g-live.info/click/inside_hs2112/

※web視聴なので、購入後30秒ですぐにご視聴いただけて即実践が可能です。


 

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[2021最終]未だフェースを開くのが怖い方へ

2021.12.28
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「いまだにフェースを開くのが怖いあなたへ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日が、2021年最後のメールマガジンとなります。
それでは、本題ですが。。。

バウンス(ソール)が使えないと不利

以前のメールマガジンでも、
 

 「バンカーが苦手な人は
  バウンス(ソール)が使えていない」

 

という説明は、ことあるごとにさせていただいていました。
 

バンカー恐怖症の方は他にいませんか?

https://g-live.info/click/190917_nikkan/

 

これも繰り返しになりますが、
そもそもバウンスが使えない原因は、
フェースを開けないことにあるわけです。
 

理解されている人には当たり前のことですが、
バウンスはフェースを開けば開くほど
強くなって効いてくる構造になっています。

ですので、バンカーショットでは、
フェースを大きく開けばそれだけ
バンカーが簡単になるという理屈なわけですね。
 

 「いやあ江連プロ、そのことは理屈はわかっているんです」

 「でも、やっぱり球が右に飛びそうで怖いんです」
 

というご意見や、
 

 「フェースを開くっていうのは分かってるんですけど、
  具体的にどこまで開いたらよいかが、わからないんです」

 

ということで、フェースを開く問題が
克服できない人というのがいらっしゃるようです。

家の中でもできる練習法

そこで、前にも紹介しましたが
こんな練習をやってみてください。

工夫すれば、家の中でもできる練習です。
(周囲には注意してください)
 

 <準備するもの>

 ・サンドウェッジ

 ・プラスチックボール(ピンポン球でOK)

 ・座布団
 

 <手順>

 1.座布団の上にボールを置きます

 2.フェース面が空を向くくらいSWをグッと開いて

 3.座布団の上にクラブを落としてみましょう
 

フェース状態を変えずにグリップしましょう。

フェースを開くとライ角はフラットになりますから、
当然構えはハンドダウンになります。

ここからソールで座布団を叩くように
しっかり振りぬいてみてください。

クラブを振った方向に球が飛ぶのを体感

これをやると、フェースの向きではなく
クラブを振った方向に球が飛ぶことが
体感できるはずです。

前にもお話ししたように、この練習は
私がジュニアの頃によくやっていました。

バンカー練習は自宅でできる!?

https://g-live.info/click/200922_nikkan/

 

練習場のマットの上だと、どうしても
フェースを開いてバウンスが強く出っ張ると、
ソールが跳ねてトップボールが出やすくなってしまいます。

ですがこれが座布団の上だと、
いくらフェースを開いてもソールが跳ねないので
安心して打つことができるはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 

今年も、私の話にお付き合いいただきまして
どうもありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

今年のゴルフの目標は
どれくらい達成出来ましたか?

あなたが飛ばしたい飛距離は
出すことができましたか?

もし、あなたが今年こそは飛距離アップしたい
と思っていて、中々それが達成できずにいるなら…

あなたにピッタリの、とても良いニュースです。

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むずかしい?左足下がりのショットのベストな打ち方

2021.12.27
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

さてクリスマスも終わり、
すっかり年末年始ムード一色となりましたね。

そろそろ仕事納めに
入ってくる時期でしょうか?

今年はコロナ禍でゴルフを再開したり、
新しく始められた方もいらっしゃり。

そういった方とお会いする機会が
非常にたくさんありました。

特に、ここ1,2年。

ゴルフは少人数かつ屋外で行えるスポーツとして
世界的に注目されていますよね。

なんとこのご時世の中で、
世界のゴルフ人口は
6,600万人を突破したそうです。

ゴルフ場や練習場へ行くと、
国内でもその様子は見て取れます。

だんぜん、若い世代のゴルファーを
目にする機会が増えましたね。

今年は松山英樹選手や笹生優香選手の
歴史的快挙もあって

大々的なニュースとして
ゴルフに馴染みのなかった世代にも
広く伝わったのかもしれませんね。

ゴルフ界に身を置いている私としては、
今後もゴルフ業界の賑わいが
長く続いていってほしいものですが…

ゴルフはやればやるほどハマっていきますが、

残念なことに、そのゴルフの奥深さを知る前に、
断念してしまうという方も一定数いらっしゃいます。

他のスポーツと比較して
ルールやマナーが多いゴルフですが、

それらも含めて
楽しんだもの勝ちですからね。

少なくてもレッスンに参加してくださる方や
こうしてメルマガを読んでくださっている方へは、

これからももっとゴルフを
楽しんでいただけるように、

発信していきたいと思っています。

厄介な左足下がりのショット



そんな魅力的なゴルフというスポーツの中でも、
ゴルファーを悩ませるショットというのは存在しますよね。

ゴルファーを悩ませるショットの1つ。

左足下がり。

どうでしょうか?

きっと多くの方は、
左足下がりの傾斜地からのショットに
苦戦を強いられるとおもいます。

それでは、なぜ左足下がりは難しいのか?

本日は左足下がりの難しさと、
その攻略方法をご紹介させて
いただきたいと思います。

まず左足下がりのショットが難しいと感じる理由は
スイングの軌道をイメージすることが難しいからです。

正しいスイングの軌道というのは
地面に対して綺麗な半円を描くことになります。

これが左足下がりになりますと
傾斜通りに体が傾いて綺麗な半円を描こうとすると

平らな所よりは、
バックスイングがやや高く上がる感覚。

そしてダウンスイングからフォローについては
いつもより低く長くフォローがとられる感覚になってしまいます。

こういった普段のショットと
傾斜地での感覚のギャップが
むずかしいと感じてしまう、

そしてナイスショットを遠ざけている
原因になってしまいます。

攻略ポイント



ただ、これをしっかりと達成するためには
大事なポイントが1つあります。

それは傾斜に対して
両膝をしっかりと保つこと。

特に、ダウンスイングからインパクト、

そしてフォローについては
左膝をきっちりと曲げたまま
スイングすることなんですね。

この左膝がバックスイングではよくて
ダウンスイングからフォローで
伸びようとしてしまうと体が倒れてしまい、

ダウンスイングでダフリ、
それを嫌がってクラブを持ち上げるトップ。

こういったミスにつながってしまいます。

クラブの正しいスイングの軌道を保つためには、
左膝をしっかりとキープするというところが重要ですので
しっかりと、左膝をキープして打つ。

そういったイメージでやってみてください。

また左膝がしっかりとキープでき、
左足下がりの正しい傾斜なりに打つことができれば、

球はいつもより低く打ち出されて飛んでいきます。

ただ球を高く、いつも通り上げようというイメージも、
左膝を伸ばしスイング軌道が壊れてしまう原因になってしまいますので、
しっかりと左膝を保つようにやってみてください。

そして、プラスアスファのポイントとして、
アドレス時に気にしていただきたいのが、左足重心です。

ただ、左足に重心をかけていただきたいのですが…

その際には、背骨が地面に対して垂直となるように
左肩を下げるようなイメージで構える
というのが非常に重要なポイントです。

左足下がりの傾斜なので、
左足に重心がかかっていても

体を九の字に折って構えてしまいますと
非常にダフリやすくなってしまいます。

このダフリのミスは
左足下がりには付き物なのですが、

これを防ぐためには、
アドレス時の重心のかけ方。

そして背骨の傾き方というのも、
非常に重要になってきます。

左足下がりの傾斜からのショットが苦手という方は、
ぜひを参考にしてみてくださいね。



<本日のおすすめ>

「その場しのぎ」の方法ではなく
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【ビデオ】ボールヒットに向かう右脚はこう使う

2021.12.26
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「ボールヒットに向かう右脚はこう使う」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

勘違いしやすいことですが、右脚を使うと言っても
右脚を自ら出そうとする力で蹴るのではありません。

そうではなくて。。。

(続きはビデオにて)

ボールヒットに向かう右脚はこう使う

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf211226/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

右脚で100%「受け止める」こと

右脚を自ら出そうとする力で蹴るのではなく、
ボールヒットに向かって、腕とクラブが左に振られる反作用を
右脚で100%受け止めること。

それが、ボールを遠くまで飛ばすための要になります。

ボールヒットに向かって
右脚が押される力を100%押し返すことで、
最大の飛距離を出すことができます。

詳しく見ていきましょう。

外見と実際の違い

ですが、外見はボールヒットに向かって
右脚を蹴ってるように見えるかもしれません。

しかし、やるべきことは腿の内側の筋肉である
内転筋群をキュッと締めて、
押される力に耐える体勢を整えることです。

腿の太い骨である大腿骨はLの字の形をしていて、
骨盤の横から骨盤につながっています。

そのため、脚を縦に蹴ろうとするだけでは、
脚は外に開いてしまいます。

そこで、腿の内側をキュッと締めようとすれば、
脚の外倒れを防いで地面に向かって
しっかりパワーを伝えることができます。

ところが、外見上は内転筋を締めることで、
右膝は左にシフトしてきます。

しかし、右脚を伸ばして地面を蹴って膝が左に動くのではなく、
両腿が外に開かないようにすることで
右膝が左膝に向かって引き寄せられることが本来の動きです。

下半身での無駄な動き

ところで、下半身を使えと言われると、
しっかり腰を力で回そうとして右脚がしゃしゃり出てきます。

そして、ダウンスイングで右脚を使って地面を蹴って
腰を回そうとすると、右膝がボール方向に出る右膝外回りになります。

この場合は、腰をいくらがんばって左に回そうとしても、
左に45度ぐらいターンしたところで
骨格の構造で腰の回転はロックされます。

通常の肩甲骨の可動域だと、
腰は左に45度程度回転したところでボールヒットです。

それは、肩甲骨が胸の方向へスライドするしなりが
まさにリリースされはじめた瞬間にボールヒットさせることで、
ヘッドを強く押せる体勢でのインパクトにしたいからです。

ところが、45度までで止まってしまうということは、
それ以上強く回転することはできず、
むしろその手前ぐらいから減速することになります。

腰の減速が始まると上半身は勝手にリリースされてしまうことから、
どうしてもリリースのタイミングが早くなって、
左へ引っ掛けるなどのミスを誘発します。

さらに、右膝がボール方向へ向かうことで、
上半身の前傾角度は起きあがりやすくなり
滑らかな左回転の阻害になります。

右脚の本来の働き

ここで、右脚がパワーを最大に発揮するためには
もっと大切な動きがあります。

それは、ボールヒットに向かって
上半身がリリースされることによる反作用を、
100%受け止めることです。

筋肉には能力の限界まで力を発揮できるための使い方があります。

それは、自ら出そうとする力で筋肉を短くしながら収縮する
短縮性収縮に対して、筋肉が伸ばされながらそれに耐えるように収縮する
伸長性収縮のほうが倍以上の力を出せることです。

そのため、上半身のリリースにしっかり耐え切って
ボールを精度良く遠くまで飛ばすためには、
右脚はその前に自ら蹴ろうとして力を使い果たすのではありません。

上半身のリリースの反作用で腰が右回転させられる力を支え切ることが大切で、
右脚がぐらつかないためには腿の内側の内転筋群をしっかり締めることが必要です。

そして、その両脚での内腿の締めは右脚ばかりではなく、
左脚が地面を縦に蹴るパワーも支えてくれます。

全身のパワーでグリップエンドを振るために

トップから手でヘッドを振って打ちにいくことは、
まさに打ち急ぎで良いことはありません。

ただし、ダウンスイング序盤で
グリップエンドを振り出し後方の地面に突き刺すイメージで、
全身のパワーでグリップエンドを振ります。

グリップエンドを振れば、体もシャフトもしなって、
しかもインパクト面に手元もヘッドもダウンスイングの早い段階で乗ることができて
スイングも簡単でパワフルになります。

そこで、全身のパワーでグリップエンドを振るために
右脚の力を抜いて重りにすることで、
体重も加勢させてグリップエンドを振ることができます。

右脚の重さはさらに役に立つ

そして、右脚の重さはさらに色々良いことに役立ちます。

トップに向かう切り返しで、右脚の力を抜くと
脚は平均10kgぐらいの重さがあるので、
つま先は地面に接していたとしても5kgぐらいの重りにできます。

そして、左脚が体の落下を押さえて地面に対して支えになっているので、
左股関節を軸として右脚の重さで腰は左にターンしてくれる力を受けます。

右脚では自ら出そうとする力でがんばるよりも、
重さを利用したほうが思った以上の大きな重さという重力を使えるわけです。

また、右脚の重さはインパクトに向かって
加速するクラブに発生する遠心力に耐えるための体勢を
素早くつくるためにも役立ちます。

ボールヒットに向かって頭を振り出し後方へ倒すことで、
まさに遠心力に対応する形になります。

さらに、上半身が右に傾くことで頭の高さは低くなり、
その分左脚では上半身の重さを支えていた一部の力を
腰の回転に回すことができます。

短い距離のショットでは

右脚の本来の役割である、上半身のしなり戻りによって、
クラブが左に振られる反作用を受け止めることは、
振りの強さが弱くなるほど小さくなります。

そして、サンド・ウェッジで30y以下ぐらい飛ばすショットでは、
右脚への反作用はほとんど発生しません。

そのたえ、切り返しからフィニッシュまで、
右脚は単に重さとして機能するだけになります。

要は、短い距離では右脚で地面を蹴ろうとかしないで、
単に切り返しで右脚の力を抜いて、重力によるパワーを発揮させることで
十分なパワーと高い精度を得ることができます。

特に、距離調整の再現性を高めるためには、重力を利用できると簡単です。

そして、決めたスタンスの幅の中で、
下半身の可動域を使い切るようにするならば、
セットアップでスタンスの幅を決めれば飛距離も確定できます。

ロフト58度のウェッジで母指球の少し後ろの感覚が
腰幅程度の30cmぐらいにセットして、
バックスイングで右膝が伸び切るまでしっかり伸ばしてみましょう。

そうすると、腰は45度ぐらい右にターンして、
手元をできるだけ低く保とうとして体の回転だけであがると
手元は腰の高さあたりのトップになります。

ヘッドは、それまでの勢いで腰より少し高いところまできて、
手元も少し持ちあげられます。

そうすると、キャリーで15y程度になります。

そこから、スタンスの幅を広げることで、
股関節がたくさん入る分だけ脚の伸ばししろが多くなり
腰の回転量が増えてヘッドの振り幅は大きくなって飛距離が増えます。

スタンスの幅が腰の幅より狭くすると、両脚が内側へ斜めに倒れて
地面を真っ直ぐに踏むためには腰のシフトが本来のスイングとは逆になります。

そのため、スタンスの幅は腰よりは狭くしないで、
15yキャリーより距離を落としたいなら
右脚を伸ばす速さを遅くするなどでリズムを遅くします。

そうすると、右脚を使い切ってからのヘッドの勢いが
小さくなる分距離が落ちます。

とはいえ、30y以下のショットでは、ノーマルショットではなく
通常のクラブをパターのように使うショットで対応すれば良いです。

まさに首から下の体幹と下半身は完全固定で、
固定された体幹の上で肩甲骨をスライドさせるだけで
クラブを左右に振ってボールを飛ばします。

これをパッティング風ショットと言います。

パッティング風ショットで右脚の使い方を学ぶ

ところが、このパッティング風ショットでは
右脚は自ら動こうとする力ではなく、クラブが左に振られた反作用を
受け止めるだけの働きをすることになります。

肩甲骨の可動域が正常なら、
ロフトが58度のウェッジのパッティング風ショットで
30yぐらいまで寄せることができます。

そして、30y飛ばそうとするときには、
右脚にはクラブが左に振られた反作用が発生してきています。

そのため、パッティング風ショットでの30yショットを練習することで、
右脚の本来の使い方を体験できます。

右脚はバックスイングで使い切らずに、
ダウンスイングでは右脚で地面を自ら出そうとする力で蹴って
右膝外回りなどの悪い動きを誘発するケースは多いです。

そんな右脚の本来とは違う動きに封印をかける意味でも、
パッティング風ショットで右脚に正しい動きを取り戻させましょう。

追伸:私からのちょっと遅い「Xmasプレゼント」

さて、私のプログラム「サイエンスハック」
先日から公開されています。

まだご覧になっていない方は、
ぜひこちらからチェックしておいてください。

公開は明日12/26(月)まで。
今だけ、大盤振る舞いの年末プレゼント付きです。

こちらをクリック
 

では、また。
 

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