From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルフで成果を出せる人、出せない人の違いについて、
お話ししたいと思います。
あなたは今ちゃんと、ゴルフで成果が出せていますか?
このお話は、今、成果を出せていない人のためだけではなくて、
ちゃんと今でも成果を出している人にも役に立つ内容です。
■書き出すのは練習のためだけではない
以前に、
「練習のチェックリストを作りましょう」
「チェックリストを作ることに抵抗があるのなら、
“できないことリスト”だけでも書き出してみましょう」
といったことをお話ししました。
このチェックリスト作り、とても面倒くさい作業なのですが、、、
ゴルフでちゃんと結果を出している人というのは、
多かれ少なかれ、これに類することを必ずやっているものです。
「書かなくても、オレは頭に入っているからいいよ」
なんておっしゃる方も時々いらっしゃるんですが、
人間の脳というのは、それほど頭がよくできていません。
書くことの理由としてはもちろん、練習項目がブレないようにする、
自分のできることと出来ないことを知る、というのが一番の目的です。
しかし、その他にもあと2つほど、大きなメリットがあると思います。
◆1.主体的に取り組めるようになる
「チェックリスト」「できないことリスト」
どちらにしても、自分の頭で考えて、自分で作り出したものですね。
そうやって自分の力で書き出してきたものには
必ず「責任」というものが伴います。
そうすると、その「責任」から、
自分が主体的にゴルフに取り組めるようになるんですね。
実はこれが書き出す上で一番大きいメリットではないかと思います。
他からあてがわれたり、他人から「これをやりなさい」と
言われたことというのは、どうしても「やらされた感」があります。
しかし、自分がこれをやる、自分はこれが苦手だということが
目の前に文字の形であると、不思議とやらなきゃ、となります。
言葉が自分を動かす力になるんですね。
もしあなたが、今までいろいろなことをゴルフで試してきても
長続きしなったのだとしたら、この「自己責任」の要素が
欠けていたからなのかもしれません。
そうした自己責任の意識がなければ、
たとえ結果を出している人と同じことをしても、
どんなコーチに習ったとしても、結果は同じです。
◆2.「何となく」の感覚から抜け出せる
これは特に、いわゆる運動神経のよい方は注意です。
ものすごく簡単に言うと、運動神経のいい人、
身体的に恵まれていたり、カンのいい人というがいます。
そういう人というのは、ちょっとやり方を教われば、
何となく何でも短期間で、できてしまうんですね。
しかし、、、ここに大きな落とし穴があります。
どういうことかというと、
そういう「はじめからできちゃった人」というのはたいてい、
「あ、オレはできるんだ」
というアタマで、今後ゴルフというものに取り組むことになります。
しかし、何でも感覚的なもの一辺倒で突き進めてしまうほど、
ゴルフというのは簡単なスポーツではありません。
そのままの「何となくできる」の感覚のままで行ってしまうと、
どこかの段階で、自分が何ができて何ができないのかが
全くわからなくなってしまうんですね。
ちなみに余談ですが、プロゴルファーの多くは、
もともと感覚的なものが鋭くて、その感覚や素質があったから
プロとして活躍している人がほとんどです。
そんなプロですら、どこかで自分のスイングを見なおしたり、
感覚的に何となく来ていたものを整理する作業をしているのです。
もちろん、あなたが身体的にも感覚的に恵まれていて、
向上心も持たずに何となくゴルフが楽しめればいいや、
というのなら別ですが、、、
アマチュアゴルファーが「何となく」の感覚のままやっていて
上達を望めないのは、当然だと言えるかもしれません。
■書きだすのは平等に戦えるようになるため
少々キツイことも書いてしまったかもしれませんが、、、
ただ、書くことによって
「自分のこととして主体的になれる」
「何となくの感覚から抜け出せる」
ということは、これを逆に考えれば、
「今出来ないと悩んでいる人でも、
出来る人と平等に、上達の成果を得る機会がある」
ということなんですね。
確かに、与えられた身体や才能は不平等かもしれません。
でも、やる気は本人の工夫次第でコントロールできます。
あるいは、何となくの感覚から抜け出すことで、
才能のある人と同じような(あるいはそれ以上の)
上達を遂げることだってできるのです。
私も18歳からゴルフを始めた人間なのでそうなのですが、
納得して進めていくほうが結果として上達も早いです。
初めは難しいと思われるかもしれませんが、
やってみて慣れてしまえば、かなり簡単にできますし、
確実に成果が上がります。
どうしても取り組めないという場合、
私のような専門の人間と一緒に一度か二度やってみるのもいいです。
「チェックリスト」「できないことリスト」
どちらでもいいので、ぜひ一度、時間を取ってやってみてください。
ゴルフで成果を出せる人、出せない人では
こんなにやっていることが違うんだ、ということがわかるはずです。
またメールします。
小原大二郎