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アプローチのミスでスコアが不安定な方へ

2025.03.13
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「アプローチのミスでスコアが不安定な方へ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

当然のことながら、アプローチで大事なのは
 

 ・狙った方向に正確に打つこと

 ・適切な距離感でコントロールすること
 

なのですが、どうしても「打ち急ぎ」や「力み」が原因で
思い通りのアプローチが打てないという方は多いです。
 

では、そうしたアプローチのミスの原因を取り去るには
どうしたらいいかというと。。。?

歩くようにスウィングすること

スムーズに体を使い、安定したアプローチを
身につけるためには
 

 「歩くようにスウィングすること」
 

ということを以前にもお伝えしました。
 

何をやっても手打ちにまた逆戻りのあなたへ

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「歩くように脚を使う」については
ドリルなども紹介しましたが、
この言葉をもう一段掘り下げると。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・

右足で方向を決め、左足で距離感を作る

これはどういうことかというと、
 

 ・右足と右ひじで「狙い」を定め

 ・左足で「球筋」と「距離感」を決める
 

アプローチでは、このバランスが
非常に重要になってきます。
 

この話の本題に入る前の前提として、
 

 ・ボールが右寄りなら、低い球

2025-0312_9

 ・ボールが左寄りなら、高い球

2025-0312_8

なんですが、たとえば同じサンドウェッジを使っても
 

 ・大きく強く左足を踏み込めば、80ヤード

 ・小さく軽く左足を踏み込めば、20ヤード
 

といった具合に、左足の使い方次第で
球の高さも距離も変わってきます。
 

つまり、
 

 右足は「蹴り足」、左足は「受け足」
 

という具合に、左足がどう受け止めるかで球筋が決まって
どれだけの圧力を受けるかで距離感が決まる、ということです。
 

加えて、歩く流れの中でのスウィングであれば
アマチュアの方にありがちな
「力みすぎるミス」を防ぐ効果が大きくなります。
 

この場でも何度かお伝えしているように、
歩きながら上半身を力ませられる人というのは
あまりいませんからね。

アイアンショットにも応用可能!

そして、この「歩くようにスウィングする」感覚は、
アプローチだけでなく、アイアンショットにも有効です。
 

アイアンショットでミスをする方の多くは、
 

 ・トップやダフリが多い

 ・インパクトで体が伸び上がる

 ・軸がぶれて方向性が安定しない
 

といった問題を抱えているわけですが、
「歩くようにスウィングする」ことで。。。
 

 ・下半身を使ったスムーズな体重移動が身につく

 ・リズムが整い、余計な動きを抑えられる

 ・正しいポジションでクラブを振る習慣がつく
 

といった具合に、アイアンショットでも
スイングの再現性を高めることができます。

加えて、アイアンショットでは
「バランスの良いフィニッシュ」が大切ですが、

この、歩く動作を取り入れることで
フィニッシュの際の体の安定感が増しますので、
打ち急ぎや体の突っ込みも防ぐことができます。
 

ということでもし、アイアンでのミスが続く時には
アプローチの「歩くようにスウィング」を見直して。。。
 

アプローチだけではなくアイアンの精度向上、
そして、スコアアップに繋げていって下さい。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

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なくなり次第終了。お早めに
 

パターの成功率を上げる43,12!

2025.03.12
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます!
近藤です。

 
今年もゴルフフェアが
無事に終了しましたね!

 
なんだかコロナ禍が明けて以降、
年々人が増えているような感じがして
会場が狭く感じてきますね・・・

 
なかでも今年はパター関連の
練習器具やトークショーに
注目が集まっていたのか、

「あの練習器具ってどうなんですか?」
「自宅でできるパターの練習って
 パターマット以外にありますか?」

なんてご質問がいくつか来ていました!

 
今回は普段使用していない
練習器具についての言及は避けますが、

せっかくなのでパッティングについて
今一度大切なことをおさらいし、

それについて、自宅でもできる
簡単な練習法を動画でご紹介します!

パターの結果を左右する2つの数字

まずはパターの成功率の高い数字
これを知っておきましょう。

 
具体的には、その数字は
43cmと、12㎜です。

これが何の数字かというと・・・

距離感(タッチ)の43cm

43cmは、それくらいカップを
オーバーする意識で打つと
最もカップインの確率が高いといわれる距離です。

 
数cmまで厳密でなくても良いですが、 
例えば普段の練習では特定の位置
ジャストの距離にボールを打つ練習をしていて、

ラウンドでカップを目標と見据えると…
自然とショートなどが多くなってしまいます。

 
その場合は、目標をカップの40cmくらい先に見据えて
普段の練習環境に近い意識で臨みましょう!

もちろん、普段からカップ有りのパターマットだったり
シミュレーションのグリーンで練習するような
環境があれば、そのままのイメージでOKです。

順回転の12mm

これはパターのフェースが
ボールに触れるとき、12㎜ソール面が
地面から浮いていたら

ボールとパターの芯がかみ合い
最もきれいに順回転がかかる
のを、
日本の運動科学の教授が研究して
突き詰めた数字とのこと。

 
実際にはパターの形状によって
数㎜の多少ばらつきはあるそうですが、
12㎜であればどんなパターでも真っすぐな順回転がかかると。

 
ただ、距離感なら打った後の
ボールの位置で確認できますが、

ソールの浮き具合だと
なかなか主観では確認できませんよね?

そのため、ボールとパターの間に
12㎜程度の高さの物を置いて、
(身近なものだと、ボールペンなどですね)

その上に触れないように
ボールにインパクトするようストロークする、
という練習方法もあります。

 
ただ、どうしても間に物があって気になったり、
意識が高さにばかり向いてストロークが崩れたりもするので

感覚的にボールの芯を捉えて、
フェースの開閉や入射角までまとめて上達できる
自宅でも簡単にできるオススメの練習法
をご紹介するので
是非自宅で試してみてください!

動画はこちら

いかがでしたか?

サンドウェッジで正確にボールを捉えられれば、
パターでストロークすることは
非常に優しく感じられるようになります。

 
注意点として、
強いストロークでうっかり刃ではなく
フェースで捉えてしまうと
勢いよく球が高く飛ぶため
打ち出し方向と強さにはご注意ください。

 
この芯で捉える・順回転をかけるということに対し、
その内容に集中してシビアに練習できている方は
そう多くありません。

 
どうしても方向性やストローク確認といった
別の練習の意識と混同して実施すると
上達効率も悪くなり動きもギクシャクしてしまいますから、

まずは1つのストロークでは
1つの意識に集中し、確実に習得できるように
臨んでください。

 
これからのゴルフシーズン本番
3パットを撲滅し、最高の結果を目指しましょう!

近藤

  

<本日のオススメ>

「自宅でゲームを楽しんでいたら、
3パットが勝手になくなった」

3パット撲滅計画が
ついに本格始動しました。

 
一般ゴルファーが
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普通のパターマットで毎日同じ練習を
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[緊急配信]あなたのパターはなぜ外れるのか

2025.03.11
ezure

From:江連忠
東京の実家より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「あなたのパターはなぜ外れるのか」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

この前の週末、横浜で行われた
ゴルフフェア2025のトークショーに出演しました。

始まる前の雑談で話していた内容を
この場でこっそり公開します。

開始前の前座的な雑談なのですが、
パターの上達に欠かせない重要なこと
お話ししています。

今回もスタッフの撮影が
お見苦しい点が多々あるのですが、
そこは目をつぶって、ご覧になって下さい。

(続きはビデオにて)

あなたのパターはなぜ外れるのか

無編集の映像で、周囲のざわつきもありますが、
音声については、字幕が付いているはずですので
字幕表示をオンにして、ご覧になって下さい。

上達に大切なことをお伝えしていますので。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

今回のお話が、少しでも参考になれば嬉しいです。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

もしあなたが、今使っているウェッジで

 ・パーが取れそうなチャンスの時に限って
  ザックリやダフリのミスが出てショートしたり

 ・トップが出てグリーンをオーバーしてしまったり

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そんな経験があるなら…

このウェッジがアプローチの悩みを
一掃してくれることでしょう。

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残り本数わずかです。どうぞお早めに
 

入るのが当たり前の距離を伸ばす

2025.03.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
3月は卒業式シーズン。

 
先週は制服の胸元に
リボンをつけている学生さんや、

 
袴姿に花束を抱えた大学生の方を
たくさん見かけました。

 
進学する人、社会に出る人、
それぞれが人生の新たな門出を迎えています。

 
しかし、長く社会に身を置いていると、
「卒業」という言葉とは縁遠くなってしまうものです。

 
ですが、ゴルフにおいては、
卒業すべきことがまだまだあるかもしれません。

小さな成功を積み重ねる

ゴルファーの多くが苦手にしているパター。

 
あなたも「あと一打で沈められれば…」と
悔しい思いをしたことはありませんか?

 
爽快感のあふれる豪快なドライバーショットで
距離を稼ぐことはゴルフの醍醐味の1つですが、

 
スコアの40%を占めると言われている
パットも蔑ろにしてはいけませんよね。

 
平均スコア100のゴルファーであれば平均約40パット、
平均スコア90のゴルファーであれば平均36パット。
対して、プロゴルファーは平均28〜30パット程度。

 
スコアアップにはパッティングの精度向上が不可欠です。

 
カップに嫌われ、2パット、3パットしてしまうような
パターが苦手な人に共通するのは、

 
「カップが遠く感じる」
「打つ前から外れる気がする」

 
という心理的な不安です。

 
この不安を取り除くために、
まずは確実に入れられる距離からスタートして、
パターが苦手な自分を卒業しましょう。

 
やり方はシンプルですが効果的です。

 
カップからクラブヘッド1個分の距離に
ボールを置き、確実にカップインさせます。

 
目安として10球打って8球以上はいったら、
さらにクラブヘッド1つ分遠ざかり、
同じようにカップインさせます。

「入るのが当たり前」の距離を伸ばそう

このように成功したら、
10cm→20cm→…80cm→1m→…1.5m…
と少しずつ距離を伸ばしていってください。

 
そしてどの距離でも「入るのが当たり前」
と思えるまで繰り返します。

 
最終的に、2〜3mのパットでも
高確率で沈められるようになることを目標にしましょう。

 
最初はクラブヘッド1個分の距離から始め、
徐々に距離を伸ばしていくことで、

 
1mや2mのパットでも
「入るのが当たり前」という感覚が
身についていきます。

 
この「成功体験の積み重ね」が、
ゴルフのスコアを左右する大きな要素です。

 
人は成功を繰り返すことで
自信を持てるようになります。

 
この練習を続けていくことで、
コースでも「この距離なら絶対入る」という確信が生まれ、
パッティングの成功率が飛躍的に向上します。

 
「カップに近い距離から確実に入れる」

 
このシンプルな練習を積み重ねるだけで、
3パットを減らし、スコアアップにつながるはずです。

 
ぜひ取り組んでみてくださいね。

 
<本日のおすすめ>

実は、多くのゴルファーが
ある共通の誤認識をしているため、
思ったようにスイングを安定させられません。

その原因はシンプル。

「スイングの原理原則」を
理解していないからです。

多くのゴルファーは、
上達に向けて練習に励んでいると思います。

しかし、

「その多くが形だけを真似してしまい、
本質を理解していない。」

と、言われています。

ゴルフスイングには無数の理論がありますが、
多くのゴルファーが「誤ったスイング概念」に縛られ、

本当の安定したスイングを
手に入れられないまま苦しんでいるんです。

ですが、スイングの本質を意識すれば、

あなたの今までのゴルフに
変化が起こります。

・飛距離が安定する
・ミスショットの確率が減る
・スイングの再現性が飛躍的に向上する

スイングの本質を理解するだけで、
ゴルフの精度は確実に変わるのです。

https://g-live.info/click/neoen/

 
 

【ビデオ】深いトップで楽々飛ばす方法

2025.03.09
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「深いトップで楽々飛ばす方法」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

バックスイングしてきて
トップに向かう動きが楽になると
飛距離も楽に出せて、ゴルフも楽しくなってきます。

そこで今回は、トップを深くすることに貢献する
重要なポイントを見てみましょう。

(続きはビデオにて)

深いトップで楽々飛ばす方法


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf250309/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

左脇を開けて左腕を右回転

トップに向かって左脇を開けるようにして
左腕を右回転させること
で、トップは深くできます。

そのためにも左腕をリラックスさせて
グリップエンドに引っ張られるままにしましょう。

そうすると、右腕で支えられて
トップに向かって水平になろうとするシャフトの動きを
邪魔しにくくなります。

これは左腕が引っ張られると内側に捻れるからです。

試しに左脇をギユッと締めたままバックスイングして、
できるだけトップを深くしようとして限界で止めます。

そこから、左腕の力を抜いて右回転させてみましょう。

そうするだけでトップはさらに深くなって、
体の正面方向から見たときのシャフトはより倒れて
腕との角度は深くなります。

それなら、最初から左腕の力を抜いて
クラブの勢いが左腕を引っ張ることをできるだけ邪魔しないようにすれば、
楽に深いトップをつくることができます。

トップが苦しいとやってしまう問題

ここで、トップが苦しいとやってしまう問題は、
右腕を曲げるとか右肘を腰から上の体幹に対して横へシフトさせて
さらに体の後ろ方向へズラす動きです。

右腕は本来は体幹とクラブの関係を一定に保ち、
さらに手元を体から離すことで
体幹の回転でのクラブのスピードアップにとって大切です。

また、ストレートパンチを出すとわかるように
腕を伸ばすと内側に捻れるので、右腕を曲げると外側に回転して
ヘッドを開く方向へ動きます。

バックスイングで自ら出そうとする力で右腕を曲げると、
そんなつもりはなくてもヘッドは開きます。

そうすると、ダウンスイングからインパクトでは
その開いた分だけ戻さなければならなくなります。

さらに、右肘が体幹に対して右方向へ動くほど、
厄介な問題が発生します。

それは、ダウンスイングからインパクトまでに
セットアップでのポジションに戻さなければ
ダフりなどの打点が不安定になることです。

このように右腕に悪い動きをさせないためにも、
左肩から左腕全体はクラブの勢いをできるだけ邪魔しない
まさに紐のような状態にしてあげましょう。

飛距離アップのために

また、飛距離アップはダウンスイングでがんばるというよりも、
クラブの勢いを極力邪魔しないで
行けるところまで行った深いトップから素早く脚を使うことです。

バックスイングの腰の高さまでに
しっかり脚を使って体幹を右回転させて、
右腕を支えとして体幹の回転でクラブに勢いをつけます。

腰から上はそれまでのクラブの勢いに任せるだけで
トップまで行くようにすれば、再現性のよいトップになります。

手は器用で色々な動きをできるので、
手で上にあげようとするほど
トップのポジションはなかなか定りません。

しかし、ゴルフで前傾した状態では
それほど多くの動きができない脚を使えば、
再現性よくクラブを動かすことができます。

それなら、脚から動いて体幹を右にターンさせて、
右腕の支えによって引っ張られた手元やヘッドが
最後についてくるようにしましょう。

トップに向かって右腕でクラブを支えながら、
左脇を開けるようにして左腕を右回転させる意識を
しっかり持ってスイングすればよいです。

そうすれば、楽な深いトップでゴルフが
どんどん楽しくなってきます。

バックスイングの腰の高さまでの動き

腰から上でそれまでのクラブの勢いを使えるためには、
腰の高さまでの動きは重要です。

まずは左右両手首の力を抜いて、
脚の動きで腰を回転させてバックスイングを開始します。

このときに手元は体の回転に素直に従って
円軌道を描いてつま先より内側のインサイド寄りに入る中で、
ヘッドは振り出し後方へ向かって真っ直ぐに動かします。

そして、手首の力を抜くことで
ヘッドの重心がシャフトから離れている
クラブの偏重心特性によってヘッドは閉じます。

右腕を支えとして左右両手首と左腕をリラックスですべてよし

ここで、右腕を支えとして
左右両手首と左腕をリラックスさせるなら
すべてよしです。

可動域としては右手首を左に回転させる前腕の回内可動域は90度で、
左腕を右に回転させて脇を開ける内旋可動域は80度です。

バックスイングで手首の力を抜くと左回転して
可動域限界まで回転するなら
どれぐらい回転するかというと。

セットアップで右手がグリップの真横より
10度上から被せて左回転しているなら、
手首は右手の可動域に制限されて80度左回転します。

腕はセットアップからはトップに向かって
完全に力を抜いているなら可動域分右に80度回転します。

これらのことからセットアップで右手首を10度程度上から被せておけば、
そこからの手首と腕の回転可動域いっぱいまで回転させると
その回転角度は相殺されます。

これらの可動域限界まで左右両手首と左腕をリラックスさせ、
右腕はクラブをしっかり支えて体幹とクラブの関係をキープしましょう。

そうすれば、トップでヘッドは
ダウンスイングでの軌道方向を向けることができて、
インパクトまでの上半身の動きはシンプルで簡単になります。

ダウンスイングでは脚の動きで上半身をさらにしならせて
エネルギーをタメることに専念できることで、
再現性よくボールを遠くまで飛ばせます。

右腕を支えにする

ここで、右腕を支えとして
体幹とクラブの関係をキープする意識の中で、
特に重要なポイントがあります。

それは、右肘を体幹に対して横方向へ
できるだけ動かさないようにすることです。

右腕の形はセットアップとあまり変えないようにするほど
再現性はアップします。

とはいえ、左腕がクラブに引っ張られてトップに向かうときに
クラブの勢いをできるだけ邪魔しないためには、
右腕全体は上に向かってあがる必要があります。

そして、この体幹に対して縦方向へ動いた右肘は
ダウンスイングでは腕とクラブの重さで落下することで、
セットアップのポジションまで戻りやすくなります。

そのため、体幹に対する右肘の横移動だけをしないように意識して
クラブを支えるようにすれば、右腕の動きとしては完璧になります。

トップに向かってクラブに引っ張られることに任せるメリット

そして、トップに向かってクラブに引っ張られることに任せると、
ダウンスイングでクラブの重心をグリップエンド方向へ
引っ張りやすくなります。

まさにクラブが手元を引っ張っていることを感じて
その勢いがなくなるまで待てば、
それまでクラブが引っ張ってくれていた反対方向へ引っ張り戻せます。

ゴルフのクラブを加速する場合もスピードの遅いときに加速するほうが、
力を伝達しやすくなり楽にボールを飛ばせますから
ダウンスイング開始が勝負です。

そして、手首の力を抜いた状態のままダウンスイングを開始して
グリップエンドを引っ張るパワーを全開したあとは、
クラブが振り子になるイメージです。

手元が腰の高さあたりまで降りてくるころには動きのモードが変化し、
手元に引っ張られて加速してきたクラブが振り子のようになります。

それまで手元の軌道の接線方向にクラブの重心が引っ張られるように、
シャフトもほぼ手元の軌道の接線にからんで降りてきます。

ところが、グリップエンドを引っ張り続けているだけで、
手でヘッドを振らなくても
遠心力が勝手にクラブを振り子のように振ってくれます。

後は左脚でクラブの重心の回転運動による遠心力に耐えるように
地面を支えながらも、さらに遠心力の真逆の方向である
向心力をプラスする方向に左脚を使います。

そうするだけでクラブはさらに回転速度を速めながら
インパクトに向かいます。

インパクトでは手首のタメは一気に解放されながら
まだ少しタメが残っていて、
まさにヘッドが加速中にボールを打ち抜けば理想的なインパクトです。

手首のリリースはクラブが振り子のように回転することで
勝手に発生するので、自ら出そうとする力で
リリースする必要はありません。

リラックスした左腕による深いトップからなら、
脚の動きで上半身にしなりのエネルギーをタメやすく
楽々遠くまでボールを飛ばせます。
 

では、また。
 

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