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良いショット悪いショット。致命的な間違い

2023.02.09
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「良いショット悪いショット。致命的な間違い」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日の話は、スコアアップをしたい人、
ピンに寄る会心のショットを打ちたい人には
必見の内容なんですが。。。

短く持って、強く打たないこと

これは何度もお伝えしていることですが、
まずは短く持つこと

そして何より、強く打たないこと
 

安定したショットを打つ人というのは、
強く打つことは、ほぼ無いです。
 

全部、自分の体力内で打っています。
 

そして、確実にバランスがいい。
 

自分の体力内でしか打たないので、
バランスを崩すことがないんですね。
 

ですので、ゴルフが上手くなりたい人は、
「一発の強さ」を覚えないことです。
 

どんな時でも、安定して自分のバランスは崩さず、
ミート率を上げられるスウィングを、作る必要があります。

お手本にすべき選手

そういう意味で、お手本にして欲しい選手は
リディア・コー選手です。
 

15歳でデビューをして、
17歳で「世界ランキング1位」を獲得。
 

調子がいい時のゴルフは、
もう「マシーン」です(笑)。
 

スウィング・マネージメント・パッティング。。。
 

 「え、男子よりも上手いんじゃないか?」
 

と思ってしまう時もあるぐらいです。
 

かつて、女子でミッキー・ライトという選手が
1950~60年代に活躍をしていました。
 

そのスウィングはアメリカ国内だけではなく
世界でもベン・ホーガン並みに評価されていて、
 

 「女性版ベン・ホーガン」
 

の異名も持っています。
 

私もミッキー・ライト選手のスウィングは
ものすごく勉強したわけなんですが、

リディア・コー選手は、それに匹敵するぐらい
安定したものを持っていると思っています。

良いショットを打つプロの特徴

たとえば、ピン付近にあるカメラに向かって
バーンと打ったとしましょう。

そうすると、プロというのは
良いショットを打つと。。。
 

 ボールからずーっと、目が外れない
 

ものなんですね。
 

逆に、ちょっと悪いショットを打つと目線が外れたり、
バランスが崩れたりしてしまいます。

ですが、良いショットを打った後は、
ボールと目がずっとコンタクトをしているものです。

今度もし、リディア・コー選手のショットを見たときには
そんなことを考えながら、見てみることをオススメします。
 

それともう一つ、リディア・コー選手の
アプローチについてお伝えしておきたいのですが。。。

一言で言って、非常にシンプルです。
 

ボールを上げるというよりは、
どちらかというと近くに立って
ヒールを浮かせて、ボールだけを「コン」と打つ。

そんな感じの「パターっぽいアプローチ」です。
 

そういうところもまた
アマチュアゴルファーの方には
特に参考になるかなと思います。

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江連忠でした。
 

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クラブ選択でリスク回避して楽々アプローチ

2023.02.08
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます。
近藤です。

 
先月に寒波が来た時ほどの寒さは退きましたが、
まだまだ寒い日が続きますね。

 
冬のゴルフは1年の中でも難易度が高いといわれますが、
その大きな理由は芝の状態です。

 
芝が枯れてピンと張っていないため、
ボールが地面にほぼ直に接して、夏芝のように草によって浮いている状態より
ソールを滑り込ませることが難しくなり、ミスヒットを起こしやすくなります。

 
その結果、ウェッジでのショットでトップが起こりやすくなったり、
トップを気にして逆にザックリを起こしたり
、となってしまった経験がある方も
多いのではないでしょうか。

 
そこで本日は、
冬のアプローチのミスを防ぐためのグリーン周りのリスク回避方法についてお話いたします。

冬はグリーンオンしてなくても、パターでOK

グリーンエッジから数ヤード離れていると、
グリーンより手前のカラーやフェアウェイで
どれだけ転がりの勢いが殺されるかわからないために、
なるべく転がさないように常にロフト角の高いクラブを選んでいる方も多いでしょう。

 
確かに、張りのある長い芝であれば
ボールの転がりに急激にストップがかけられるため、
グリーンとの転がる勢いの落差が激しすぎて
なかなかタッチを合わせることは難しいです。

 
しかし、冬の芝が枯れて張りがないという事は、
逆に言えばその落差が少なくなるため、

少し重いグリーン程度と見なして
パターやロフトの立ったウェッジで転がして寄せることも
十分に選択肢に入れられる
のです。

是非、本日の動画をご覧いただき
冬芝でのアプローチの攻め方の参考にしてみて下さい!

動画はこちら

いかがでしたか?

ロフト角の立ったサンドウェッジ等は、
先述の通り冬芝ではミスを起こしやすいことがあるので、
状況をみてリスクの低いクラブ選択をすることも
スコアアップには必要な戦略です。

 
朝の練習グリーンでグリーン外からの転がり加減
確認しておけば、実際に打つ場合のタッチも
イメージがしやすいので、冬は是非試してみて下さい。

 
冬はアプローチの難しさはありますが、
ボールのランは出やすいので、筋肉のウォーミングアップさえ
しっかりしていれば飛距離はいつも以上に伸びやすい環境です。

 
ぜひ、冬のゴルフを目いっぱい楽しみながら
ベストスコアを目指していきましょう!

 

 
近藤


<本日のオススメ>

朝のウォーミングアップに最適であり、
最大飛距離を朝イチの第一打から出すために
是非オススメしたいアイテムがあります。

 
実は、今回の撮影時もかなり寒かったので、
私も撮影前にこれを使って体の準備を整えていました。

pre_01

それが、この3か月前に完成したばかりのアイテム
Swing sharp (スイングシャープ)です!

 
これを連続素振りしているだけでも
肩や腰、手首などの動きが滑らかになり、
通常以上に「しなり」を感じたスイング感覚を得て、
朝一のショット結果を改善してくれるのですが、

このスイングシャープにはそれだけで終わらない、
合理的に最短で飛距離を伸ばせるための秘密と
それを可能にする特別特典もついているんです。

 
ただ、ゴルフライブでしか販売していない物になりますので、
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※数量限定のため、ご注意ください。


 

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プロたちって、同組でどんな話をしてるの?

2023.02.07
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「プロたちって、同組でどんな話をしてるの?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ご覧の方からそんな質問をいただきました。
確かに、ちょっと気になるかもしれませんが。。。

プロ同士の会話

練習ラウンドなどでは基本、
他愛もない世間話が多いかもしれません。
 

シーズンの始めとかですと、
クラブやボールが新しくなっていることも多いので
お互いのクラブの話や、新しいボールの話などもしています。
 

以前に片山晋呉プロから久しぶりに
「中日クラウンズのキャディをしてほしい」
という依頼を受けたことがありますが
 

その時の同組で回ったベテランプロとは、
改造されているコースを見て
 

 「このコースのココ(まだ改造されてないけど)を
  改造されちゃうと、俺は困るんだよねえ」

 

とか、
 

 「やっぱ、ココ難しいよね」

 「何回やっても、難しいね」
 

あるいは、
 

 「俺たちはまだ生き残れてて、ラッキーだよね」
 

みたいな話をしていたりします。

キャディとの会話は

あとは、私が片山プロと回っている時などは
最新のニュース、動向的な話も多いですね。
 

 「海外のゴルフは今、こうだよね」
 

といった感じの話です。
 

今でもいろいろなプロから連絡をもらうことは多いですが。。。
 

たいていの場合、プロが私に連絡をよこす時というのは
調子の悪いときや、落ち込んでいる時が多いです。
 

実際、中日クラウンズのキャディの依頼があったときも
 

 「ピッチングウェッジ以下が、グリーンに乗らないんです」
 

という話でした。

 (でも、片山プロの場合はむしろ
  調子のいい時に連絡が来ることが多いんですが)
 

片山プロがそんなショットをするのを
今までに見たことがなかったのですが、

実際に行ってみたところ確かに
ウェッジが飛びすぎているという印象でした。

難コースに対する「リスペクト」

とはいえ、左右のミスがあったわけではないので
レーザー距離計を使って、
 

 「はい、これは何ヤード」

 「あれは、何ヤード」
 

という具合に、距離を重視して練習をしてもらいました。
 

あなたもきっとご承知のとおり、
中日クラウンズが行われる和合コース(名古屋ゴルフ倶楽部)は
とても難しいコースです。
 

片山晋呉プロいわく、
 

 「16番ホールだけの攻め方だけが、未だに分かりません」
 

永久シード選手の片山プロですら、そんなことを言います。
 

もちろん、分かりやすい罠がたくさんあるんですが
その和合で2回も優勝していて、
むしろ得意なイメージすらありそうなのに、です。
 

 「そんな、コースに対する敬意を持たずに
  もう、ジュニアみたいにやったら」

 

そんなふうにアドバイスもしましたが。。。
 

ですが、そうした難しいコースを一番リスペクトして戦うのが
片山晋呉が片山晋呉たるゆえんだと、改めて感じたのでした。
 

なんだか最後はとりとめのない話になりましたが、
今日の話が、何かの参考になれば幸いです。

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江連忠でした。
 

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これで撃退!止まらないフックの原因と解消法

2023.02.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

大事なセカンドショット、
アイアンでビシッと決めたい場面で
打球が左にカーブして飛んでいってしまって、
スコアメイクに結びつかない…

チーピンや引っ掛けとも呼ばれるフック。

一度フックでつまづいてしまうと
なかなか抜け出せなくなってしまいます。

そんなボールが左へ曲がってしまう
フックボールの原因は、

クラブがボールへ当たる瞬間に
インパクトの時にクラブフェースの向きが
左を向いてしまっていることが原因です。

そこで、本日はコースで
ボールが左へ曲がってしまうフックボールが原因で
スコアを崩してしまうという方に
有効な練習方法を紹介いたします。

インパクトでクラブフェースが
左へ向いてしまう大きな要因が、

クラブを振り下ろしてきて
インパクトに向かっていく時に、

右手が左手を追い越す動きによって
体の回転よりも腕のねじり戻しが強くなりすぎると、

クラブフェースが左を向いて、
ボールに左回転をかけてしまいます。

慢性的なフックにお悩みの場合…



そこで今回はこのインパクトでクラブフェースを返しすぎる動き、
右手が左手を追い越しすぎる動きを改善するための
練習方法を紹介していきたいと思います。

通常、クラブを握る際には、
右手が下、左手が上で握っていますが、

今回の練習では反対に左手が下、右手が上といったように、
クロスハンドと呼ばれるクリップでスイングを行っていきます。

こうすることでインパクトで、
右手が左手を急激に追い越しすぎる動きを抑制して、

スイング中にクラブを体の左サイドが引っ張っていくような
感覚が体感できるはずです。

左手が下、右手が上でアドレスをして打っていきます。

このクロスハンドというグリップは、
慣れないと少し違和感があるかもしれません。

ですので、最初は腰から腰ぐらいの
小さい振りのスイングで慣れていって、

だんだんと慣れてきたら
肩から肩、そしてフルスイングまで
段階をふんでスイングをしていきます。

グリップを逆さまにクロスハンドで握ることによって、

インパクト付近で体が止まって、
右手が左手を追い越しすぎる腕のねじり戻しを押さえ、

常にクラブと体が一体になって、
同調して動いていく感覚がつかめるはずです。

コースでボールが左へ曲がってしまう
フックボールが原因でスコアを崩してしまうという方は、

このクロスハンドでのスイングを
ぜひ取り入れていただけたらと思います。

突発的なフックボールで…



どうして左に向いてしまっているのか
根本的なスイングの原因については
練習場でやはり根本的などの改善していく必要があります。

しかしラウンドしている最中に
突然フックボールが出てしまうようになってしまったときには、
アドレスをちょこっとだけ細工するということも有効です。

通常アドレスした際のクラブフェースの向きは
ターゲット方向に対して真っ直ぐ向いていると思います。

しかし、フックボールが出てしまう場合には、
フェースが左を向いた状態でインパクトを迎えているので、
ボールが左に曲がってしまっているわけです。

ですので、ラウンド中に
突然フックボールが出てしまった場合には、

アドレスをした時に
わざとクラブフェースを右に向けるというが
対処法の一つになります。

フックボールが出やすくなってしまっているときには、

フェースを右に向けた状態のまま打つと
強制的にスクエアに戻すことができるので、

ボールはまっすぐに入ってくれるということです。

一つ問題としてはアドレスした時に
意識的にクラブフェースを右へ向かせていますので、

ちょっと違和感があるかもしれませんが
その違和感を受け入れて打つことができれば、
インパクトではちょうどスクエアに戻って
真っ直ぐ飛びますのでぜひ試してみてください。

通常通りターゲットに向けて
まずはクラブフェースをスクエアにしてアドレスを取り、
クラブフェースのほんの少し右に向けます。

右に向けた状態であらためてグリップをしてスイングをします。

もしコースに出て突発的なフックボールが
連続してしまったときには、

アドレスをちょっと細工してみてください。

ドライバーだけじゃなく
ありとあらゆるクラブにおいて矯正に繋がりますので
突発的にコースで曲がり悩んだときには試してみてください。

ただ、やはり根本的なスイング改善というものが
当然必要になっていきます。

フックボールが癖になってしまっている場合には
練習場でしっかりと根本的な改善に取り組んでいただき、

コース上での突発的なフックボールには
一時的なテクニックを使って
ぜひスコアアップに役立ててみてくださいね。



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【ビデオ】ゴルフ上達を「遠回り」する方法

2023.02.05
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「ゴルフ上達を『遠回り』する方法」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

私がゴルフをはじめてから
ずいぶん遠回りしたことがあります。

トップの形はどうで、バックスイングはどんな感じで、
インパクトはどんな風に振るのか。

色々、遠回りしてきました。

では一体、どんなことが
私の上達を一番遠回りさせたのでしょうか?

(続きはビデオにて)

ゴルフ上達を「遠回り」する方法


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf230205/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

遠回りした一番の勘違い

それは、ヘッドを手で振ることです。

本来はヘッドは自ら出そうとする力で振るのではなく、
体とクラブのしなりのエネルギーをためておいて
インパクトに向かってそれを爆発的に解放することでボールを打ち抜きます。

ボールを目の前にすると、
どうしてもヘッドを自ら出そうとする力で振って
ボールに当てようとします。

そして、その当て方はもちろん、
そこに至るまでの動きであるバックスイングから
トップやダウンスイングのことでの悩みは尽きなくなります。

ヘッドを自ら出そうとする力で振ることを追求しても、
究極のスイングにはなりません。

単に、無駄な動きをたくさん積みあげるだけの
袋小路にはまってしまいます。

手で少しでも振ろうとしてしまうと、
下半身の動きでしならされた上半身が脊髄反射で勝手にしなり戻る
爆発的パワー発揮の現象は発生しません。

能力限界までのパワーを発揮するためには、
筋肉が伸ばされながら収縮しようとする
「伸張性収縮」を使うことがキーです。

そして、伸ばされた筋肉は脊髄反射で勝手に収縮しようとする、
「伸張反射」の爆発的に筋肉を収縮させる現象を使います。

そのためにキーとなるのが上半身では自らは力を出そうとしないで、
筋肉が伸ばされて勝手に「伸張反射」で筋力を発揮させることです。

手でクラブを振るのは筋肉を短くしながら収縮させる
「短縮性収縮」となります。

「短縮性収縮」では能力の半分以下、
動く速度が速くなるほどその差は大きくなり
10倍とも100倍とも言えるまでの違いになります。

それなのに、意識ではヘッドを振らなければと感じて、
能力の限界まで力を発揮できない筋肉の使い方をやってしまいます。

そのような悪循環とも言える状況から脱出できるためには、
フルショットでは非常に難しいです。

まずは、できるだけ小さな振り幅のショットで
この手で振らない感覚を体験しましょう。

トップからインパクトまで下半身で上半身やヘッドを引っ張っていって、
絶対に上半身を緩めないでインパクトで
下半身のターンで振り抜くようにしてインパクトさせます。

まさに、本当に小さな振り幅で下半身の動きだけを使って、
ヘッドをちょこんとボールに当ててみる感じから
はじめてみると良いです。

そして、サンド・ウェッジで15y程度キャリー(SW15yC)以下ぐらいでの動きは
遅いために、「伸張反射」はほとんど発生しないことを利用して
フィニッシュの形を確認します。

SW15yC以下程度のトップで手元が腰の高さで
ヘッドがそれより少し上にあがるぐらいのショットまでなら、
フィニッシュで右肘は曲がったままです。

さらに、右手の平はターゲットに対して左ではなく、
左45度程度になっているようにしましょう。

これらの形は、インパクトに向かってしなった状態を
リリースしていない形になります。

そこで、フィニッシュして、上半身の形を変えないまま
下半身だけセットアップのポジションまで戻してみます。

SW15yCでは手でクラブを振らないでいたなら、
ヘッドはバックスイングでの腰の高さぐらいになっています。

こんな地道なショットで何が得られるのかと不安になると思います。

しかし、これが上半身の本来の正しい動きを経験させてくれます。

こんな体験談

また、私がサポートしていたツアー選手の
高校生時代のおもしろい逸話があります。

それは、毎日夕方から練習をはじめて夜中の2時までやった話です。

そんなに遅くまでやっていたら睡眠時間が少なくなって、
筋肉もつかないばかりか体にも悪かったんじゃないのと言ったら、
とんでもない答えが返ってきたのです。

それは、
 

 「だって夜中の12時頃までは調子が悪いのに、
  もう疲れ切ってからはどんどん調子があがってくるので
  しかたなかったんです。」

 

という返答です。

まさに、手で振りに行かないことを、
疲れということを利用して実現していたのです。

本当に、びっくりですが、
自ら出そうとする力でクラブを振らないことの大切さを
知らされた瞬間でした。

15yC以上では

そして、サンド・ウェッジで50yぐらい飛ばす程度まで
スイング速度が速くなると、
通常のドライバーショットと同じ現象が発生してきます。

正しく下半身の動きで上半身を緩ませないままインパクトしようとすれば、
まさに勝手に発生する「伸張短縮サイクル」のパワーを感じてきます。

そこで、インパクト近辺で鋭く腰をターンさせることで、
上半身のしなり戻ろうとする力に下半身の力が勝ったまま
ボールを打ち抜こうとしましよう。

そうすれば、腰のターンパワーのピークである腰が左に45度程度ターンしたところを
少し過ぎて下半身の力が低下した瞬間に、上半身は下半身の力に打ち勝ちます。

その結果、それまでのしなりのエネルギーは一気に解放されて、
意識にあがらない「伸張短縮サイクル」でクラブは爆発的に振られます。

まさに弓を引いてしなりのエネルギーを溜めて、
ポンと指を解放させたら弓矢がビュンと狙ったターゲットに向かって
飛び出すことと同じです。

ドライバーのフルショットでもまったく同じ感覚でスイングすればよいです。

そうすれば、筋肉の伸ばされる速度が速くなった分、
まさに「伸張短縮サイクル」は爆発的に発生して
ヘッドを勝手に鋭く振ってくれます。

「伸張短縮サイクル」のパワーの理由

そこで、「伸張短縮サイクル」とはどんな現象なのか、
そのメカニズムと「伸張短縮サイクル」で
大きなパワーを発揮させる方法を見てみましょう。

伸ばされた筋肉が強く収縮しようとすることで、
筋肉より硬いために普段は伸ばされにくい筋肉と骨をつなぐところにある
腱までも伸ばされるとさらに大きなパワーを発生します。

これが「伸張短縮サイクル」です。

インパクトで「伸張短縮サイクル」を発揮させることが、
ドライバーショットなどの大きく振るショットでの
想像を絶するパワーの源となります。

そのためには、トップに向かう切り返しからインパクトに向かって
下半身の動きで上半身を極限までしならせて、
そのしなりをインパクトまで絶対に緩めないイメージです。

ドライバーショットでも、小さな振り幅でやったトップから上半身をゆるめないで
下半身のパワーで腰から上の体幹を鋭くターンさせる練習が効果を発揮します。

SW15yC以下のショット練習であっても、
インパクトで腰を鋭くターンさせることをかなり強く意識します。

しなってそれ以上伸びなくなった上半身を下半身の動きでターンさせて、
そのままインパクトさせるようにしましょう。

そうすれば、まさにボールを遠くまで飛ばしたいドライバーショットで、
自然に「伸張短縮サイクル」を利用した
爆発的パワーを最大限に利用できます。

追伸:「年齢をチャンスに変える」プログラム

私のプログラム
「年齢をチャンスに変える出直しゴルフプログラム」を
期間限定で案内していましたが、

先日、ご案内の延長が決定しました。
まだご覧でなければ、ご覧になっておいて下さい。

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では、また。
 

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