From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「どうすれば、自分自身のゴルフコーチになれるか」
についての話をします。
私がレッスンを行うとき、私のアドバイスが、後になってみれば、
誰が考えてもすぐにわかりそうなほど当たり前だった、、、
そんなことがよくあります。
■自分を客観的に見るのは難しい
しかし、私がレッスンをするまでは、誰も、そのことには気づかなかったのです。
自分自身のゴルフを客観的、分析的に見ることは、とても難しいのです。
しかし、他人からすれば、それはとても簡単です。
これこそ、レッスンの基本なのです。
しかしながら、自分に対してもいくつかのアドバイスをすることは可能です。
それによって、お金や時間を使ってプロにアドバイスをもらわなくても、
自分自身で、今のゴルフをレベルアップさせることができるかもしれません。
全てのゴルファーには、その時その時で、やったほうがいいことと、
やらなくていいことというのがあります。
そこに手がつけさえすれば、成長のチャンスはいくらでもあります。
■あなたの不合理な負担を見つける方法
これはスイングの改善などとは少し違う話ですが、
ちょっとおもしろい話ががあったのであなたにもシェアしますね。
私が教えている生徒さん、Mさんは、自分がしている練習を、
「練習項目」「練習の目的」「週の時間数」「スコアに結びついた度」
を全て書き出したそうです。
つまり、それぞれにどれだけ影響を与えているのかを、
細かく検討してみたのですね。
そうしたところ、本当に自分のスコアアップに結びついた練習というのは、
1つか2つしかなかったのだそうです。
その練習をひたすら続けたら、それだけでベストスコアの98を更新して、
90切りの89を出してしまったとのこと。
さすがにスイングのことはプロが見ないと客観的に見れないかもしれません。
しかし、練習時間や練習内容は、自分で客観的に分析して改善していくことができます。
■80対20の法則
あなたのゴルフ練習をじっくりと分析すると、
たいていの場合、いわゆる「80対20の法則」の考え方が当てはまります。
あなたのゴルフ練習の20%が、
あなたのスコアアップの80%をになっているかもしれないのです。
一方、あなたの抱える問題の80%が、
あなたのゴルフ練習の20%に起因しているかもしれません。
このような分析を行っておくと、
その結果、練習を大きく見直さなければならないことも少なくありません。
難しいことですが、それを受け入れるべく、
事前に十分に心構えをしておくようお勧めします。
また、さらに気をつけてほしいのは、
その効果のある20%の練習は、ずっとやっていれば、いずれその効果は半減します。
それは、自分が次のステージに上がったことを意味するのかもしれませんので、
その時はもう一度、自分の練習を見直してみましょう。
またメールします。
小原大二郎