え!?その一打どう考えてますか?

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2013.07.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日、ある生徒さんのラウンドレッスンを行ってきました。

その生徒さんはUさんといって、56歳の男性。
半年以上レッスンに来て頂いてる方です。

レッスンに来たばかりの頃は、
スコアは100がようやく切れるくらいでした。

ご本人の努力もあって、
先日ついに90を切り87というベストスコアをマークしました。

ご本人はもちろんですが、
私も本当にうれしかったですね。

ですが、、、

実はこの方に関して最近気になることがあるんです。

え!?その一打・・・

それは先日のラウンドレッスンのこと。

久しぶりのレッスンだったこともあって、
まずは最近の状態を見せてもらおうと思いました。

パー5のホールで、
まずはティーショットから見せてもらいました。

Uさんは緊張しながらも、
230yほど飛ばして、きちんとフェアウェイの真ん中につけました。

お、これは80台が出たのも頷けるなと、
安心してみていたんですね。

ですが、、、

問題は第二打目に現れました。

絶好の位置につけたので、Uさんは
バーディ狙いますよと、攻め気味のショットを打ちました。

そのショットは残念ながら、
力んでしまってかダフり気味で大きく右に飛んでしまいました。

あちゃーと思いながらも、
ここでUさんが自分でどう分析されるか、伺ったんですね。

そこでUさんがおっしゃった言葉・・・

「いやーやっちゃった・・・まあ仕方ないか」

ん!?あれ!?

どうもUさんからは悔しいとか、
どうすればよかったのかとか、そういう言葉が無かったんです。

以前は何でも聞いてきてくれたUさんだったので、
この変化には少し戸惑いました。

いくつかお話ししたいことはあったのですが、
ひとまず、そのままラウンドを続けてもらいました。

すると別の場面、、、

一つ前のホールでダボを叩いてしまったので、
今回は挽回しようと思ったのか、
すごく慎重なゴルフをしているUさんがいたんです。

そこでも、ティーショットはまずまず
いい位置につけたのですが、
二打目でまたダフりが出てしまったんですね。

するとUさんはすごく悔しそうに、
セカンドショットでダフりがよく出るんですけど、
何かいい練習法とかありますか?と聞いてくれたんです。

一打は一打

Uさんに限らず、
アマチュアの方のゴルフを見ていると
こういう場面によく出会います。

その時その時の状況や環境で、
一打の重さが変わってきてしまうんですね。

実はこの意識の持ち方は、
ゴルフのスコアアップにおいてすごく大きな問題です。

一打は一打です。
どの一打にも全く同じ価値があるはずですよね。

どういうことかというと、、、

例えば、
財布から1円玉が落ちてしまったとして、
それが自動販売機の下に転がり込んでしまったとしたら。。。

あなたは無理矢理潜って拾うでしょうか?

きっと多くの方は1円だからいいや、
とあきらめると思います。

でもそれがもし1万円札だったら?

ほとんどの方は、
きっとなんとしても拾いますよね^^;

お金はいくらだろうと等しく価値を持っています。

これがゴルフの一打にも言えると思います。

どんな場面でも、
どんな状況でも一打は一打。

一振り一振り、
すべてのスイングに意識を持つことが出来るかどうか。

これがスコアアップに大きく関係していきます。

ラウンドの後半には集中力が切れてしまったり、
すごく暑い日にはやる気が出なかったり。。。

大叩きが続いてしまうと投げやりになってしまったり、
友人に負けっ放しだとムキになってしまったり。。。

ゴルフには色々な要因が絡み合って、
あなたのスイングに見えない影響を与えてきます。

でも、どんな場面でも、
一打は一打という意識を常に持ってみてください。

意識をしないと、
一打ごとに価値を変えてしまいがちです。

コースでは、すべての一打が
平等の価値を持っていることを忘れてしまいがちです。

一打を大切にする意識が習慣になると、
あなたのゴルフは大きく成長するはずです。

これは意識をし始めないといつまでたっても変わりません。

(私がアマチュア時代も、
このことに気がつくまでは意識できませんでした。。。)

今日からでも出来る意識です。

ぜひ実践してみてくださいね。

また、メールします。

小原大二郎

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

え!?その一打どう考えてますか?」への13件のフィードバック

  1. aizawa

    深い。全くその通りですが・・・・・う~~ん・・・一打は一打。
    早く打てよ。早く廻れよ。
    一緒の仲間も、後ろの組も、コースからも・・・もちろん限度はありますが、
    もう少し考えないといけないですね・・・・

    返信
  2. 菅野信之

    すべての1打は等価である。という言葉はよく聞きます。しかし、ラウンド中はすっかり忘れてしまい投げやりなプレーをしてしまったりしてしまいます。常に真剣にプレーせよと教えてくださっていますが 本気になって一打の大切さを頭に入れてラウンドしたいと改めて思いました。

    返信
  3. 本村 幸雄

    小原プロおはよう御座います。毎回メール有難う御座います。今回のメール内容は、大変参考になります、私も2打目の重要性ヒシヒシと感じてプレイしておりますが、プロの言われますように1打の意味、距離の長短にかかわらず集中して大事に扱わないと上達もしないと思っております。
    小原プロのゴルフ人生を更に深い物にして人として又、一人のゴルフ好きによきアドバイスお願い致します。毎回のメール楽しみに致しております。有難う御座います。

    返信
  4. kita

    一打の大切さ身にしみております.プロののトーナメントを見て一打一打にあれほど慎重にショットしているのを見てアマの自分がいかに慎重さに欠けているか?
    今日のメールで痛感した次第です。しかし慎重のあまりパットがイプス状態になってしまい怖くてうてなくなる時があり悩んでおります。

    返信
  5. 國井正明

    いい話ありがとう。
    7/11猛烈に暑い中、河川敷のコースでラウンドしました。
    パー3でのだぼがありました。
    アイアンショットを正確に打てるように頑張りたい。
    なお月一ゴルフなので、パットもスイングも素振りをして確認しながら
    ラウンドするよう心がけていますが、ラウンド後半になるにつれ集中力が切れてきます。

    返信
  6. 佐野 健三

    18H、一打一打を強く意識することが大切であることが良く分かりました。
    色々な状況に陥り集中力を保つことが出来ませんでした。
    どのような状況になっても、フェアウェイのど真ん中でも、ラフでも、傾斜地でも、カップに近づけるにはどうしたらよいか考え、集中力を持って一打を打ちたいと思います。

    返信
  7. hansei_kun

    Uさんの話はステージ4の前で足踏みしている私を見ているようです。
    耳の痛い話ですが小原プロのご忠告を重く受け止めます。

    返信
  8. 大上光生

    おはようございます、いつも小原プロのメールを拝読しています。私は何も考えないでお付き合い程度のゴルフをダラダラやっていた怠け者ゴルファーです。
    年に数回誘われて出かけ、お酒で締めくくる典型的なワッハッハーゴルフでした。
    最近小原プロのメールを偶然に読んで、勉強する気になり今は真面目に取り組む覚悟をして実践し始めました。
    昔は下手ながらに100は打たなかったように思いますが、最近(小原式に出会う前)は100~105が指定席で、ダブルボギーがたくさん混じります、勿論トリプルも混ざりますが・・・。
    1.スイングの基本を知らないままに
    2.アプローチの仕方を知らずに
    3.パッティングの基本を知らずに
    4.その他たくさん
    よくこれでゴルフをしているな~と思われても仕方がない状態でした。
    小原プロのDVDとテキストを使って勉強を始めました。
    毎日とても楽しい思いをしています。
    なぜなら、どのような練習をすればよいのか少しずつ理解できるようになったからです。
    昨日はコンペで105を叩きましたが、満足しています。
    何がどのように悪いのかよくわかったように思えるからです。
    終わったあとに初めてパター練習場で30分練習しました。
    e‐パッティングを前の日に初めて使ったのですが、DVDの内容を思い出しながら練習したらセットアップの歪みにも気がつき、修正して打ってみたら苦手な1~2mが面白いように入りました。勿論それで上手くなったとは思っていませんが、『正しい練習とはこういうことだ』ということを知る喜びを感じたことが大きな収穫です。
    私は64歳の会社経営者で、ゴルフに多くの時間を割くことはできませんが、仕事以外の時間をゴルフに使うことを最優先してこの数ヶ月を過ごす決心をしました。
    目標は、9月迄に
    1.パッティング 36~40→30以下(3パットは2以内)
    2.アプローチに自信が持てる
    3.アイアンのナイスショットを80%に
    を目指します。

    打ち込むようなアウトサイドインの癖が治らないので(自分では全く気が付かなかった)、アプローチで直して行こうと思います。
    仲間からは、絶対治らんと言われていますが、絶対直したいと思っています。
    一度に全部は無理かもしれませんが、本気になった今しかないような気がします。
    上記1~3が上手くできるようになったらまたメールします。
    長いメールをお読みいただいてありがとうございます。

    返信
  9. 松本昌和

    良く解ります ドライバーで250ヤード飛ばすのも一打パターで1㎝打つのも一打同じ一打に変わりはないです。

    返信
  10. 鷲羽の夕日

    一打は一打ですが、何も問題ないフェアウエーからのチョロは身にしみます。
    練習します。

    返信
  11. 上萬隆樹

    一打は一打、心に滲みる言葉ですね、私も二打目、三打目で力んでしまいチョロ、ダフリ、引っ掛け等大事な場面で出ます、何時も悔しい思いで、どうしてかを思い浮かべて反省しています。そのような時回転軸がぶれないように注意し肩の力を抜いて打つことにしています、ただパターは反省ばかりですが。

    返信
  12. 粉川 正二

    身につまされる、よくあるお話ですね。重いお話と受け止めました、早速今から肝に銘じて実行にうつします!有難うございました。

    返信

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