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スウィングはバランスが命! でも…?

2025.02.13
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「スウィングはバランスが命! でも…?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「バランスよく振りましょう」
 

私もこの場で、スウィングの
バランスの重要性をことあるごとに
お伝えしていますが。。。?

バランスが大切なのはわかるけれども

 「でも江連さん。
  バランスが大切なのはわかりますが、
  それは目に見えないです。

  目に見えないのに、
  どうやってバランスを身に着けたら
  いいんでしょうか。。。?」

 

はい、とてもいい質問です!
 

ところで突然ですが、
 

 スウィングで大切な「三要素」
 

これを三つ、すぐに挙げることができますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・

スウィングの大切な三要素

 ・リズム

 ・バランス

 ・タイミング
 

この三つです。
 

そして、これら三つに共通するのが
 

 目に見えないものである
 

ということですね。
 

ということで、ここまでの話で
必ず押さえておいてほしいことがあります。
それは。。。?
 

 バランスという言葉は
 解ったようで解らない、非常にあいまいな表現

 

とはいえ、そんなことを言っていても
仕方がないので、ゴルフにおけるバランスと言うと。。。
 

 ・立った時に前後、左右、上下に偏りが無く、
  重心が安定している状態

 ・動き出したら重心がスムーズに移動する

 ・トップ、フィニッシュがピタっと決まり、
  体が無駄な動きをしない状態

 

言葉にするなら、こんなところでしょうか。

一つだけ「バランステスト」

先ほどのようなポイントを押さえた
スウィングが出来ていれば、
「バランスが良い」と言って良いかと思います。
 

ここで、立った状態のバランス力を測る
簡単なテストをご紹介します。
 

立ち上がって、目をつぶったまま60秒間
その場で足踏みをし続けてみてください。

このテストの際、60秒の時間については
周りの誰かに測るのをお願いしてみましょう。
 

これを実際にやってみると。。。
 

 ・知らないうちに回転していたり

 ・前に進んでいたり

 ・後ろに後退していたり
 

60秒後に目を開けてみると、ほとんどの方が
スタート地点に留まれていない
ことに
びっくりされるのではないかと思います。
 

ということは、それはつまり
「立った状態のバランスが良くない」
可能性が高いです。
 

これの対策として
すぐにできることとしては、
 

 ・背筋が真っ直ぐになるように意識する

 ・いわゆる足の「拇指球」に
  体重を乗せるように意識して立つ

 

こうした工夫をしてみることが、
バランスよく立つことの「第一歩」となるはずです。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

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江連忠でした。
 

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私の試行錯誤の歴史

2025.02.12
kondo2

From:近藤雅彦
千葉駅のドトールより、、、

おはようございます!
近藤です。

 
本日は、ちょっといつものレッスンとは
毛色の違ったご質問について
お答えしていきます!

 
ただ、アマチュアの方によっては
特にスコア改善のキッカケになる可能性の高い
非常に大切な内容なので、ぜひ最後までお読みください!

質問:何のグリップが良いですか?

ご質問をコメントして頂いたのは、
岩井様という方。

=================

グリップを5年近く変えてなかったので、
心機一転のためにも新しいグリップを
試そうと思ったのですが、
ショップで握ってみても
どれが良いかピンときません。

プロの方々はどのような基準で
グリップを選んでいるのでしょうか?

=================

 
なるほど・・・

たしかに、アマチュアの方で
グリップを長期間使い続けている方というのは
よく見られますね!

 
グリップは使用頻度にもよりますが、
年に一度程度を目安にすると良いと言われています。

高頻度でラウンドで使用している方であれば、
特に使用頻度の高いウェッジやドライバーなどは
もっと高い頻度の方が良いですが・・・

 
頻度の低い方でも3~5年も変えていないと、
グリップはゴム製品で自然と経年劣化しますので、
交換した方が良いでしょう。

特に手の汗や油をしっかり手入れしていないと
その分劣化は早いので、使用後にそのまま
手入れせずに長期間放置してしまっている方は尚更です。

 
さて、話が逸れましたが
グリップを選ぶ基準についてですね。

 
これは、人それぞれの
その時の課題や目的により変わってきますね!

 
私自身も、過去にはいろいろと
グリップを変えてきました。

具体的には、

・硬いもの、柔らかいもの
・太いもの、細いもの
・バックラインの有り、無し
・テープの巻き方

などをその時々の目的に合わせて
変えていっていましたね。

 
例えば、
切り返しをゆったりしたいと取り組んでいる時は
柔らかめのグリップ
に変えたり、

 
右手を効かせ過ぎないようにしたいと取り組んでいる時は
右手側の下地のテープ多めに巻いて太めにし、
テーパー(※)を少なくする
、などですね。

※テーパー・・・グリップが先端に向かうにつれて細くなること。

 
現在は私は
STM社製のS1グリップを愛用していますが、
その選んだ基準は…

・切り返しのタイミングが速い自分のスイングに合わせて、
 ある程度の硬さが必要。

・しかし硬すぎると、シャフトが硬く感じ過ぎてしまい
 しなるイメージがなくなるので、感覚の中で程よい硬さも欲しい。

・自分の手はかなり小さめな方なので、
 手の大きさに合わせて太過ぎないもの。
 下地のテープは一巻き。バックラインは有り。

 
上記の点をフィッターとも相談した上で
選んだ結果です。

デザインもオシャレだったことも気に入った決め手ですね!

 
もしグリップの選択に迷うときは、
一度フィッターの方などに
「こういう問題を解決したい」と相談して
候補を上げていただくのも良いと思います!

ただ、やはりフィーリングの問題もありますので
最後は自分の好みを重要視してください!

 
しかし、私自身も
「もう生涯このグリップしか使わないぜ!」ということはなく、
クラブと身体との唯一の接点であるグリップはとても重要なので、
今後もより良いものを求めて、試していきたいとは考えています。

 
ゴルフ用品の世界もどんどん進化してますから、
今後より良いグリップも期待できますし、
ぜひあなたも自分の課題に合わせて
新たなグリップを試してしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、小原プロの場合・・・

ちなみに小原プロは、
全体的に太めのグリップ設定で
テープも3回巻きにしているそうです!

私よりも手が大きく、
左への引っ掛けを嫌っているからというのが
理由とのこと。

 
プロでもこうして
グリップで自身の問題を解決しているように、

グリップを変えたことで
長年抱えていたスイングの癖が
アッという間に治ることも珍しくないので、

まだグリップを吟味していない方は、
ぜひ一度自身のスイングを鑑みて
好みのグリップを探してみてください!

近藤

  

<本日のオススメ>

ドライバー本来の操作感が復活・・・

近年のドライバーは
チタン、カーボンと素材の軽量化が進んだことで
ルール許容値ギリギリのヘッドの大型化も一般化しました。

それはメリットもある反面で、
操作感が曖昧になってしまったり
インパクトの爽快感などが感じにくいことも…

 
そんな現代の常識に逆行して

・コンパクトな見た目でやさしい、
・しかも素材の反発性能は現代最高峰

という、温故知新の人気ドライバーが
ようやく再入荷しました!

 
ただし、数量は限られており
既に多くのご注文を頂いていますので、
ご確認はお急ぎください。

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ちなみに、今回はゴルフライブ限定セットアップとして
STMのG-REXグリップを装着しています。

このグリップは、近年人気のカーボンテクスチャーで
滑りにくさへの高評価ももちろんですが、、、

濡れや雨に対するグリップ力の強さが
群を抜いており、常に安定して
高い性能を発揮してくれます。



グリーンにピタリと止まる球を打つ方法

2025.02.11
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「グリーンにピタリと止まる球を打つ方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

はい、まず基本的なところの確認です。
 

アイアンショットで球をグリーンに
ピタリと止めるためには、何が必要でしょうか?

球を止めるためには

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 球を止めるためには、スピンが必要
 

まずこれについては、大丈夫ですね?
 

そのスピンのためには
ある程度のヘッドスピード、そして。。。
 

 球をダウンブローに捉える技術
 

これが必要になってきます。
 

そういうスウィングをすると。。。

自然にターフが取れる

いわゆるターフが取れるような
プロが打っているアイアンショットになります。
 

 「でも江連さん。
  そんなプロが打つようなアイアンショットを
  目指す必要が本当にあるんでしょうか。。。?」

 

もちろんです!
 

たとえばアマチュアゴルファーの方でも
8番アイアン程度なら、プロ並みに飛ばせる方も
いらっしゃるかもしれません。
 

ですが、いわゆるプロ並みに
球が止められるかとなると、
ほとんどいないのではないでしょうか?
 

道具やボールが違うのはもちろんですが
それは基本的に、技術面での違いになります。
 

 「江連さん、そんなことを言われたら
  ますます自信がなくなってきました。。。」

 

心配しないで下さい。
ターフを取るために、必要なことは。。。

重力を利用する

 重力を利用してスウィングし
 ミート率を上げること

 

まずは、これに尽きます。
 

そのためには、以前にも紹介した
球を並べて歩きながら次々と打つ
「ステップ連続打ち」が効果的です。
 

 <ステップ連続打ち>
 1.ボールを15センチ間隔でいくつか並べます

 2.手前から順にステップ打ちの要領で
   左右に足を踏み込みながら連続して打っていきます

 3.スウィングを止めることなく、次から次へと打っていきます
 

※以下、事務局より参考動画です
 


 

これをやることで、
 

 ・自然な体重移動が身について

 ・クラブの軌道が安定して

 ・ミート率がアップする
 

結果、ターフが取れるスウィングを
身につけることができます。
 

始めのうちは難しいかもしれませんが
ぜひ、お試し下さい。
 
 

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江連忠でした。
 

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ゴルフの「鬼」を追い払う

2025.02.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
一週間前のことですが
先日は節分でしたね。

 
まだ子供が小さい頃は
鬼役に徹していたなあなんて
思い出に浸りながら、

 
今年一年の無病息災を願って
恵方巻をいただきました。

 
節分といえば鬼退治。

 
あなたのスコアを
邪魔する「鬼」も追い払い、

 
ミスを減らしスコアアップに
繋げていきたいですよね。

ミスの確率を減らす

豆をまいて「鬼は外、福は内!」というように、

 
あなたのスコアアップを妨げる
ミスショットも追い払っていきたいところですが
そう簡単にはいきませんよね。

  
スコアアップを叶えるためには、
ミスの確率を減らしていくことが重要なのですが、

 
ダフリやトップ、シャンクなど 
様々なミスの引き金となるのがミート率の低下です。

 
そして、ミスを引き起こすミート率の低下を引き起こす
原因の一つにスイング中の目線です。

 
通常、アドレスでは下を向いて
ボールに目を向けている状態ですよね。

 
しかし、そこから始動と同時に
クラブヘッドを目で追ってしまうと、

 
目線の動きとしては
一瞬ボールから目線が外れ、

 
インパクトの瞬間に
またボールに焦点を合わせる形となります。

 
実は視線が動いてしまうのと同時に
スイング時に頭の位置が変わってしまい、
体の軸自体もズレてしまっている場合が多くあります。

 
頭の位置を一定に保つ、そして軸を安定させるためには、
スイング中の目線はとても重要な役割を果たしています。

目線のブレ

スイング中、どこを見ているか?

 
と、聞かれると、

 
ボールを見ている
と思われるかもしれないのですが、

 
実際に改めてスイング中の
視線の動きに意識を向けてみると、

 
案外、始動と同時にボールから
視線が外れてしまっていたという場合が
多くあります。

 
たとえクラブヘッドの動きがストレートであっても、
他の動きが正しくても、

 
ミスを引き起こすミート率の低下が、
この視線の乱れから引き起こされているんです。

 
アドレス時の視界を変えずに
打ち抜くことを意識していきましょう。

 
目線が固定されると
頭の動きや軸のブレを防ぎ、ミート率の安定、
そしてミスショットを減らすことにつながります。

 
ラウンド中のミスの確率も
ぐっと減らしていくことができますので 
ぜひ意識してみてくださいね。

 
<本日のおすすめ>

右へのミスが頻発して
それを嫌がって意識すると
今度はコントロールが出来ずに左へ…

いくらヘッドを大きくしても
狙ったところに打ち出せなければ
やさしいとは感じられないでしょう。

理想と現実のギャップによって
思うような結果を出せていない…

あなたも同じような悩みを
抱えていらっしゃいませんか?

もし、そうであったなら

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【ビデオ】ダフリトップはコレ一本で即解決

2025.02.09
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「ダフリトップはコレ一本で即解決」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

バックスイングで頭が右に移動し過ぎているケースは多いです。

この頭の動きの弊害としては「ダフリ」「トップ」
最も深刻なものとなって、現れてきます。

たとえダフリやトップにまで行かなかったとしても、
打点の上下は飛距離ボールの止まり具合にも
悪影響を与えます。

ですがあなたの身の回りにあるアレが一本あれば
この動きをカンタンに修正できてしまいます。
それは一体。。。?

(続きはビデオにて)

ダフリトップはコレ一本で即解決


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf250209/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

頭の移動を確認する方法

そこで、 バックスイングからトップでの頭の移動を確認して、
移動し過ぎていたらしっかり修正できる方法があります。

それは、
 

 ペットボトルを立てて置く
 

セットアップでの頭のラインのボールより外に
500mlぐらいのペットボトルを立てて置く
ことです。

セットアップしてそのペットボトルのキャップを見たときに、
地面にキャップと重なるようにボールなどを置くと
さらに頭のズレを確認しやすいです。

目には利き目があって、右目だったり左目だったりしますから
キャップと重ねるボールなどの目印は
それに合わせることになります。

セットアップして単に打とうとするボールをボーッと見たときに、
キャップと重なるところにボールなどを置くようにすればよいです。

一般的には右目が利き目なので、右目とキャップの延長線上に
ズレの目印としてのボールなどを置くことになります。

細かく言うときりはありませんが、要は頭をズラせたときに
キャップと目印のズレとして感じるようにしたいだけです。

適当に目印を置いて、頭を左右に少しズラせてみて
一番わかりやすいところに置いてみましょう。

ターンしている感じがする

このように頭の移動を抑えてスイングしてみると、
バックスイングでターンしている感じがしてきます。

どのようにターンしているかは人により異なるかもしれませんが、
体のターンでバックスイングする動きが
自動的に行われるようになります。

例えば胸が上を向く感じがするかもしれません。

スイングはターンすることで効率はアップして、
同じ体力でもより強いボールを打ち出すことが
できるようになります。

バックスイングでターンしていれば、
ダウンスイングからインパクトでもターン要素は多くなります。

移動は少しはしたほうがよい

また、頭の幅半個分程度は頭は移動しても問題ありません

その理由は背骨は頭の後ろ側にあるので、
背骨を中心にターンすると
頭は半個分程度シフトするからです。

背骨を軸としてターンするなら回転で元に戻りやすいので、
頭の移動の弊害はありません。

ペットボトルを先生にして、
頭の移動の現実としっかり向き合って
正しくスイングを改善しましょう。

頭の移動の弊害

冒頭でもお伝えしたことの繰り返しになりますが
バックスイングで頭が右に移動し過ぎている場合の弊害としては、
ダフりトップが最も深刻なものとなります。

頭が右にあるほどダウンスイングしてきて戻りきれなければ
まさにダフりやすいわけですし、
ダフると感じると伸びあがってトップにもなります。

さらに、ダフりトップまで行かなくても
打点の上下は飛距離やボールの止まり具合に影響を与えるので、
縦距離の安定のためにも上下方向の打点は重要です。

アイアンなどではフェースの溝の下から2本目ぐらいに
ボールの中心をヒットさせることで、
設計に従ったインパクトになります。

それより上になるほど大きなロフトでのヒットとなって
高くあがる分、キャリーは減りバックスピンは少なくなり
止まりにくくなります。

その理由は当たり負けの影響で、
ヘッドの重心よりも上にヒットするとロフトは
多くなる方向へ回転するからです。

そうすると、ギア効果でヘッドの回転と反対方向へ
ボールの回転がかかり、重心の上でのヒットほど
バックスピンは少なくなります。

重心より上でヒットするほど
グリーンの狙い目が狭くなることで、
きっちりグリーンに乗せることは難しくなります。

また、バックスイングで頭が右へ動くほど、
左足あがりではインパクトに向かって斜面を登ることになるので
余計な体力を消費することになります。

左足下がりでは逆にダウンスイングで左へのシフトの勢いが増して、
左脚への負担も大きくなります。

シフトは楽だけれど

ところで、シフト動作は簡単で楽に動けると感じて、
バックスイング開始やダウンスイング開始では
シフト動作を入れやすくなります。

そして、バックスイングで「右足に乗る」と言われていて
本当に乗ることを意識すると、頭の移動も多くなります。

単に右ターンすれば体の前側に構えている両腕やクラブは
右に移動するので、それだけでも体重は右足に多くかかってきますから
右足に乗ろうとする必要ないです。

トップで右足に体重が乗っているのはターンした結果であって、
右に乗ろうとしてはいけません。

また、ダウンスイングでも左足へ乗ろうとすると、
左へシフトし過ぎて左脚を伸ばしても
腰はターンできなくなります。

インパクトからフィニッシュで左足に乗っているのは、
左にターンして重い物が左を向いた結果です。

ダウンスイング開始では右脚で地面を支えている状態を
左脚にチェンジするだけです。

左脚に乗ろうとしなくても左脚にチェンジしようと意識すれば、
体重を左へ移動させようとしなくても
姿勢制御の働きで左脚で体の落下を阻止しようとします。

この姿勢制御は普段意識されなくても
勝手にかなり複雑な動きを実行してくれています。

ゴルフのダウンスイングでもこの誰にでも
自然に備わった姿勢制御を利用すればよいだけです。

脚のパワーアップでの重要ポイント

ここで、ダウンスイングでの脚のパワーアップでの重要ポイントは、
右脚から左脚への素早いチェンジです。

左脚に素早くチェンジしようとすれば、
左脚は曲げる動きではなく伸ばす動きで着地します。

そうすると、伸ばしながら着地することになり、
「伸張短縮サイクル」の爆発的なパワーを
発揮できる状態になります。

「伸張短縮サイクル」とは筋肉が収縮しようとしているときに
伸ばされることで、伸ばされた筋肉には脊髄反射で
さらに強く収縮させようとする動きです。

自ら収縮するよりも強烈に収縮することで、
筋肉が骨につながっている普段は硬くて伸びない腱までも伸ばされて
筋肉と腱全体で強力なバネになります。

この強いバネが外からの力で伸ばされて
それが元の長さに戻ろうとすることで
爆発的な力を発揮する動きが「伸張短縮サイクル」です。

走り高跳びでジャンプする脚に落下して飛びあがるときの着地脚には
この「伸張短縮サイクル」が発生して、
コンパクトな動きで爆発的なパワーを発揮しています。

ゴルフでもこれと同じように
ダウンスイングからインパクトまで左脚を使えるなら、
ボールを楽に遠くまで飛ばすことにつながります。

ただし、左脚はこのように爆発的な力を発揮したときに、
左脚を蹴る方向が腰を左回転させる方向に
向けられている必要があります。

それが、バックスイングで右にシフトし過ぎているほど、
ダウンスイングでは元のポジションに戻る勢いが余って
左にシフトし過ぎになります。

そうすると、左脚を蹴る方向は上向になり過ぎて
左脚を蹴る力は腰の回転ではなく、
単に左サイドを上にあげるだけになります。

インパクトでは理想的には上半身のしなり戻りの瞬間なので、
腰は左に45度程度回転したあたりです。

それなら、ダウンスイングして左脚を蹴る方向は
振り出し後方斜め45度なら腰は鋭く回転してくれます。

しかも、左脚の蹴りパワーを発揮できるためには
左脚は着地する必要があり、
トップからはタイムラグがあります。

そのタイムラグの間に腕とクラブは落下できて
インパクト面に乗ることもできます。

インパクト面に乗った状態で
左脚のジャンプ力による爆発的な左回転が開始するなら、
シンプルな動きで上半身にしなりのエネルギーをタメることができます。

バックスイングでの頭の移動しすぎの防止は、
このダウンスイングでの左脚の一連の重要な働きのためにも重要です。
 

では、また。
 

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