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実録・関西オープン…

2016.05.31
kajikawa

From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!

さて、今日は

 「実録・関西オープン」

ということで、お話しをしてみたいと思います。

先週僕が出場した関西オープンについてお話です。

今回の関西オープンが開催されたコースは
和歌山県の橋本カントリークラブ。

御存知の通り、歴史があるコースで、
非常に素晴らしいセッティング、だったんですが。。。

プロにとっても厳しいコース…

コースはアップダウンが非常に激しく
体力的にはプロにとっても厳しいコースでした。

また、フェアウェーは広く雄大に見えるコースなのですが、
フェアウェーからOBまでの幅が少ないので
広く見えてもOBには行きやすいコースでした。

実際、僕も初日に一発、2日目に一発と
トータルで2つのOBを打ちました。

今回の話は、あまり思い出したくないことなのですが
勝負所でOBを打ってしまった話をしましょう。

初日パッティングの不調からスコアを大きく崩し
+7で121位と大きく出遅れました。

グリーンが固く、難しいセッティングなど
他にもスコアを落とす様々な要因はありましたが
予選通過は厳しい順位になってしまいました。

パターのことは別の機会に話すとしまして
2日目は-3でラウンドしようという目標でスタートしました。

予選のカットラインは。。。

トータル+4なら予選通過、
+5だとギリギリかなと予想をしていました。

2日目はパッティングも良くなり、何とかパーを拾いながら
少しずつバーディーがくる展開になりました。

12番で4つ目のバーディーを獲り
この日-2と、トータル+5まで来ました。

13番と14番はバーディーが獲りにくいので、
15番と16番が勝負です。

2016-0531_1

15番はセカンド52°で打って
1ピンほどのバーディーチャンスでした。

これを決められなかったのが痛いです。

1ピンは簡単に入る距離ではありませんが、
入るか入らないかで、
次のホールからの精神面には大きな影響を及ぼします。

そして16番に来ました。
ロングホールです。

非常に痛い一打

2016-0531_2

16番のロングホールは、ティーショットを決めれば
バーディーを獲りやすいホールです。

先に結果をお話ししてしまうと、
この勝負所で左に引っ掛けて、OBだったのですが。。。

この一打で力尽き、
残念ながら予選を通ることが出来ませんでした。

こうなってしまった原因は、
前のホールでバーディーチャンスを決められなかったという事で
精神的に余裕がなくなっていたこと。

アップダウンのきついコースで
脚が疲れて止まってしまったということ。

そして、左OBより右OBを注意していたこと。

以上、この3点です。

正直、非常にガックリきました。

このようにプロも大きなミスが出ることがあります。

僕にとって非常に痛い一打でしたが、
こんなこともありうるのがゴルフです。

今回、ここでお伝えしたことは正直、
非常に悔しくて、書きたくない内容でした。

ですが、このメールを熱心に読んでくださっているあなたに
少しでも参考になると思い、
こんな内容のメルマガもいいかなと、思い切って書いてみました。

次の試合に向けて、がんばります。

追伸

そんな最中にありながら、ゴルフライブ事務局から
また来月もレッスンが開催できないかという連絡がありました。

試合の合間に、愛知で6月5日(日)に開催できそうです。
詳しくは下記をご覧下さい。

http://g-live.info/click/kl160605_1700pdf/

そして、実は6月に九州で試合の連戦がありまして、
その合間にレッスンができないかとも依頼されております。

事務局の話によれば、
九州開催は今までほとんど前例がないとのことで、
現在僕のほうで会場を探しているところです。

日程だけは6月25日(土)でほぼ決定をしています。
おそらく福岡県内の施設になりそうです。
内容としては、シャドースゥイングのレッスンをする予定です。

追ってゴルフライブ事務局か、このメール上でご案内をしますので、
メールを確認しておいてください。

追々伸

もう一つ、事務局から連絡が入っていまして、
僕の教材『バンカーショットを極める』のセールが明日までだそうです。

この教材は僕のゴルフライブで初めて作ったDVDで、
撮影にかなりの時間がかかった分、愛着もあります。

キャンペーンは明日の6/1(水)までとのことです。
まだご覧になったことがない方は、
こちらから詳細をチェックしておいてください。

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それではまた、次回も楽しみにしていてください。

ーツアープロ 梶川剛奨

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所属プロから叩きこまれたこと、、、

2016.05.31
近藤kondou

From:近藤雅彦
ゴルフパフォーマンス神田店より、、、

おはようございます!
近藤雅彦です!

最近、大手企業に勤めている友人と
食事していた時のこと。

「最近、どの取引先に
どんなお土産を渡せば喜んでくれるとか、

相手の家族構成はどうだとか、
そういうのに詳しくなってきた。

実力ではないところで仕事が決まっていくんだよね。」

という話を聞かせてもらいました。

私はこのような、
いわゆるビジネスマンではありませんが、
この感じよくわかります。

なぜなら、
キャディーとしてツアープロのトーナメントに
ついていた頃に
同じような経験をしたからです。

ツアー開幕の朝、
誰も見ていないところで相手の選手に一礼したのを

私がキャディーとしてつく選手が偶然見ており、

「君はとても良いことをしたね」

と褒めて頂き、
その方がツアーで出場する時は
必ずご指名を頂けるようになりました。

そのような経験があったからです。

所属プロから学んだこと

振り返れば、
礼やマナーを褒めて頂けるようになったのは
研修生時代、

ゴルフ場にいらっしゃった
所属プロの方のおかげです。

私がいたゴルフ場には
所属プロが3名もいらっしゃったのですが
(普通は所属プロは1件のゴルフ場に1人~2人です)

「ミスショットの後もふてくされた態度はとっちゃダメだよ」
「ティグラウンドはどこから入っても良いわけじゃないからね」
「忘れがちだけど、一緒にプレーした友達にも、
帰る時にはお礼を言うんだよ」

ですとか、
ゴルフのスキル以外のことも
多く指摘されました。

「上級者になればなるほど、
そして、ゴルフの世界に長くいればいるほど

実力だけではなく、
そういうところが大事になってくるよ」

しかし、
22歳で研修生入りした私は
まだ少し学生感覚もあったので

「結局は実力が一番大事でしょう!」と心の中で
ちょっと反発していました。

ですが、
私はとってもその方を尊敬していましたし、
マナーも完璧なスマートなゴルファーになりたかったので、

とりあえず、言う通りにしていました。

結果・・・
ツアープロの方にキャディーとしてご指名して頂き、
プロの現場で多くを学ぶことができたのです。

その指摘は細かい?

今なら

「ゴルフを楽しみたいなら、
上達ももちろん大事だけど、
それ以上に大事なものがある」

と断言することができます。

それは、私自身の経験だけではなく、
生徒さんのお話を聞いていてもそうです。

礼儀礼節であったり、
ルールをしっかり守ることであったり。

こういうことができる人が
別のラウンドにお呼ばれして、ゴルフ仲間を増やしたり
ワンランク上のラウンドに呼ばれたりして
上達のチャンスを得ています。

逆に、「この人、なってないな」と思われた場合、
最悪の場合、ラウンドに呼ばれないなんてことも、、、。

だから、私は
コースレッスンでマナーの指摘をすることもあります。

例えば、バンカーはここから入った方が良いですよ、とか

グリーンでは走っちゃダメですよ~とか、

ラフで素振りする時は
草に触れないようにした方がいいです、とか
(これはマナーというよりルール違反ですが)、、、。

自分でも「細かったかな?」と
感じることはあります。

しかし、ゴルフのスキルに直接、
関係ないところであっても
ちゃんと心得ていてこそ、

あちこちから声がかかったり、
良い情報が回ってきたりするものです
(コーチの評判だとか、
どこの保険が良いだとか笑)。

自分の”クセ”としてしまう

偉い人が見ているかもしれないから、
ちゃんとしておこう!
という損得勘定の話ではありません。

でも、少なくとも、
しっかり作法を抑えていると
自分も周りも気持良くプレーできます。

そうしていると、
「この人はしっかりしているから、
今度、自分のところのラウンドに誘っても安心だな」

と結果的に声をかけてくれる人が出てきてくれて
結果的に得をしたりするのです。

付け焼き刃の行動ではうまくいきません。

相手が「わかる人」であればあるほど
自分の芯からにじみ出てくる所作、

つまり行動のクセに
なっているかどうかがバレてしまいます。

特に、上手な人、
長くゴルフを続けている人ほど、
周りの人は厳しい目で見ます。

ですから、
あなたが22歳の頃の私のように
「結局、実力でしょ!」と思っていたとしても

礼儀礼節ですとか
ゴルフのマナーとか、
そういうことを大切にしてみてください。

そうすれば、
トラブルがなくなるのはもちろん、

きっと、また一緒にゴルフがしたいと思われたり、
自分のホームのラウンドに来こないか?と
誘われたり、

良い情報が回ってきたりするようになります。

ゴルフは他の何よりも
マナーに厳しく、人柄を評価されるスポーツです。

そこで「こいつはできるな」と
思われた人から良いところに誘われ、
良い情報をもらえます。

あなたが、もっと楽しいゴルフをしたいなら
ぜひ覚えておいてください。

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80切りを目指すゴルファーなら必須の

「バンカーから一発で脱出して
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[Video]正しい肩の回転を作るレーザー光線

2016.05.30
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「正しい肩の回転を作るレーザー光線」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

今回は、足首の使い方の重要性について、
再度考えていきたいと思いますが、
そのためには正しい肩の回転を作ることが大切です。

正しい回転を作る秘密は何か?
そのヒントは「レーザー光線」にあります。

(続きはビデオにて)

ポイントは、右手を左手が叩く動き

まず、肩の正しい回転というのは、
レーザー光線の方向(両手を伸ばした方向)に
回転するということです。

詳しくは、ビデオのほうをご覧になっていただければと思いますが、
この方向に肩が回るため必要なのが、
股関節を斜め上に切り上げる動きです。

この股関節を斜めに切り上げるというのは、
実は太ももをねじるように動かすことによって実現されます。

これらの一連の動きが正しいかどうかが
このレーザー光線によって確認できるということです。

そして、バックスイングからダウンスイングにおいて、

・右股関節から左股関節に体重が乗り

・ダイレクトに左太ももが、腰を引っ張ってくる

この動きのためには、バックスイングにおける
左足首の使い方が重要になってきます。

では、その左足首の使い方をどのように行うのか?
続きはビデオをご覧になってください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

最後に申し上げていますが、「上げる」と「上がる」では、
回転が全く逆になるということを、チェックしておいて下さい。

何度も見直していただき、ぜひ活かしていってください。

ハハハ、こんなん出てきた~

2016-0530_1

2016-0530_2

1つ目はたぶん56年前。
当時は巨人ファンだったのね~

もう一つは36年前。ウェスト73cm。
ほんまによう育ちましたわ。

横にね!(笑)
 
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<本日のオススメ>

あなたもご存知の、ショートゲームを得意とするモンゴプロ。
そのプログラムの特別価格は今日までです。

これはモンゴプロ自身がスタジオでレッスンしている方法で、
生徒さんには必ず確認しているポイントでもあります。

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※本日5/30(月)まで。お急ぎ下さい。

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梅雨のゴルフは好きですか?

2016.05.30
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

5月も明日で終わり、
もうすぐ梅雨の季節がやってきますね。

この時期になると
「雨の日のラウンドってやる気が出ません」
という声をよく聞きます。

スタート前からやる気が出なかったり、
集中出来ず、全てが早打ちなってしまったり…

雨の中平常心を保つことって
とても難しいことだと思います。

人は天気に左右されやすい

私はどちらかというと
暑い方が好きで、天気がいいだけでテンションがあがりますが…

しとしとと雨が降っているだけで
気分が上がらないなんてことありませんか?

気候が人に与える影響ってかなり大きいと思います。
南国の人は陽気だったりしますね。

雨の日のラウンドは気持ちに余裕がなくなって
プレーにも影響してきます。

しかし雨の中でも、
ゴルフをしなくてはいけないときもあります。

そんなとき雨の日のラウンドで注意したいのが・・・

雨の日こそナイスショット

「絶対にダフらない」ということです。
トップボールなら良しです。

雨の日などの芝の状態が悪い時というのは、
少しでもダフッてしまうとバンカーと同じでボールは飛びません。

ボールの赤道に向かってスイングすることを
心がけてダフリをしないようにしましょう。

また、クラブ選択としては、
少し距離が落ちますので一番手ぐらい上げてもいいと思います。

コースマネジメントを考える

コースマネジメントの部分で言えば、
ラフは雨に濡れるととても抵抗が強くなるので、
ラフに入れないことを最優先して下さい。

もしラフに入ってしまったら
クラブが非常に抜けにくい状況なので、
長いクラブの使用は避けてフェアウェイに出すことを
第一にショットすることを意識しましょう。

アプローチは落ちてからのランが
少なくなるということも考慮してショットして下さいね。

イヤな気分を吹き飛ばす

どうすれば雨の日に上手く周れるかというのは、
まだまだたくさんテクニックがあると思います。

でも、まずは
「状況が悪いときこそ、前向きに」
のマインドを持ってイヤな気分を変えていくことから始めましょう。

あなたのやってきた練習は、
雨の日だって成果を発揮することができます。
自信を持ってプレーしてください!

無駄に落ち込む必要はないですよね?
雨の日のゴルフは普段のゴルフコースとはまた違った趣があります。
(雨の日特典を実施しているゴルフ場もありますね)

逆にチャンス!だと思って
梅雨の時期のラウンドを楽しみましょう。

またメールします

小原大二郎


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「なぜ、グリーン周りでトップしたり
 ザックリしたりで右往左往していた私が
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ドライバーでやってはいけない3つの間違い

2016.05.29
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

これは、先日私の所属するスタジオで
大きなコンペを開催したのですが、
たくさんの方に参加していただきました。

そんなコンペの中でドライバーショットの際に
絶対にやってはいけないことについて質問を受けました。

この記事では、私自身が経験してきて分かった、
ドライバーショットをする際に、
絶対にやってはいけない3つの間違いについてお話ししたいと思います。

最初の間違いについて…あなたは、こんな経験をした事はありませんか?

毎日何度も練習したスイング。
時間をかけて何度もクラブを振って、
どうすれば上達するか試行錯誤する。

自分より上手なあの人の動きをじーっと見て、
自分とはどこがどう違うのか悩む。

もちろん、練習場やコースだけでなく、
目がしょぼしょぼするのをこらえながら、
録画してあったプロツアーを見て自分のスイングと比較。

布団に入って、さあ寝ようと思っても、
頭の中ではスイングのことが頭から離れない…

とにかく、自分のスイングのどこが悪いのかを探す。
そして、自分にとって最高のスイングを作り上げる。

「これで完璧だ!」

こうやって振れば、まっすぐ飛ばせるはずだ、、、

想像するとニヤついてしまう。
いつもの3人とラウンドするのが楽しみで仕方がない。

そうしてやってきたラウンドの日、
今日こそあいつらを見返してやるんだ、と思っていたら…

「あれ?あんなに練習してたのに。。。」

実際にあった、私の体験談でもあります。笑

この時は本当にショックでした。
上達することを考えると、やっぱり「スイング」の練習に没頭しがちですよね。

皆さんはスイングの形こそが重要だと思っています。

「スイングを直せばスコアも上がる!」

そう思って、とにかく振りまくる…

そう。スイングしか見えていないんです。

みなさんはとにかくスイングを完璧にするのに必死です。

でも、プロより強いアマと言われたあの伝説的なアマチュアゴルファーである中部銀次郎氏は、こう言っています。

“ゴルフの神はアドレスに宿る”

直すべきはスイングではなく、アドレス。

でも私はスイングに集中しすぎて、これを忘れてしまっていました。

なぜ、アドレスが大切なのか?
それは、アドレスはスイングの動作をスムーズにするためのものだからです。

スイングをスムーズにするとはどういうことか?

ゴルフは球技の中では珍しく、完璧に静止した状態、
つまりアドレスからスイングをして完璧に静止しているボールを打つスポーツです。

こういった特徴があるので、
静止した状態からスイングという「動」への移行を
如何にスムーズに出来るかが重要になるのです。

しかし、先にお話したとおり、
多くのゴルファーはスイングばかり意識しています。

コックのタイミングを完璧にしよう。

フォローの腕の伸びは適切か?

とにかく「動」であるスイングに集中してしまっています。

この状態だと、
「自分はスイングがダメだから安定性もないし、飛距離も出ないんだ」と
間違った認識をしてしまいます。

そんな時は、一度自分のアドレスを見なおしてみましょう。

「スタンス幅は適切か?」
「前傾姿勢を維持できているか?」

このようなことを意識してみれば、
スイングを直すよりも簡単にゴルフを上達させることができます。

ぜひ、ご自身のアドレスは適切かどうか確認してみてください。

失敗から学んだこと:スイングはすべてではない。
*解決法:アドレスを確認する。

2つ目の間違いについて… 100%と80%

かつて、私も芯をなかなか捉えることが出来ずに、悩んでいた時期がありました。

原因は、「力みすぎ」「リズム・テンポが一定になっていない」「身体がついていかない」などでしたが、
これは再現性を無視して”100%”の力で「フルショット」をしていたからです。

しかし、当時の私はすぐにこれに気づくことができませんでした。
どうやっても上手くいかない。

スイングの仕方を変えてみても、どうも芯が捉えられない…
何をどうすればいいのだろう…。

「80%で打ってみよう」

私が言われたアドバイスはこれでした。

100%のフルショットで打っても、
力み過ぎたりして再現性が低くなるだけ、、、ということでした。

その時は、「えっ!?」と思いました。

ドライバーショットなのに8割…?などなど。

でもやってみないと分かりません。

すぐに、言われたとおりに80%の力で打ってみました。
そうすると、フルショットでなければならない、
という考えは見事に外れていたことが分かりました。思い込みって怖いんだな・・・

これは、私がまだゴルフを学んでいた頃に言われたことです。

80%の力で打つことで、無駄な力みをなくす、リズムを一定にする、手打ちを防ぐ。
これが、再現性を高めるためのポイントだということでした。

いつも100%で打ってると、リズムが乱れたり力んだりして、
逆に飛距離を落とすことになりかねません。

もしフルショットでダメなら、70~80%ぐらいで打つといいよ。
ということでした。
今となれば、確かにその通りだなと思います。

80%で打って、再現性を高めて飛距離を安定して出していく…

「80%?何を言ってるんだ」と思うかもしれません。
でも、100%で打って、毎回不安定なショットをしているよりも明らかにいいと思いませんか?

PGA11連勝という金字塔を打ち立てたプロゴルファー…

1930~50年代、「ビッグスリー」と呼ばれたプロゴルファーがいました。
そのうちの一人、バイロン・ネルソンはPGA11連勝、通算52勝、さらに平均スコア68.33という驚異的な記録を残した、偉大なアメリカ人ゴルファーです。当時、ゴルフ界をリードした彼は、こんな言葉を残しました。

「スウィングで本当に力が必要とされるのは、使ったクラブをバッグに戻すときだけだ。」

さらに、当時のビッグスリーの一人であり、いまでもその名をゴルフ界に残しているベン・ホーガンも、バイロン・ネルソンのことをこう言っています。

「彼ほど、まっすぐなストレートボールを打てる人はいない。」

ベン・ホーガンは、世界で最も美しいスイングをすると言われていた偉大なゴルファーです。

彼がこのように言うのですから、
ネルソンのスイングがどれだけ優れたものであったかは言うまでもありません。

クラブをバックに戻すときに、皆さんは力をどれだけ使うでしょうか?
多くの方は、力なんてほとんど使わずに、
クラブをバッグにストンと落とすだけだと思います。

ベン・ホーガンにも認められたネルソンは、
スイングをするときにはそれよりも力が要らないと言っているのです。

ネルソンは、これを常に頭に置いていました。

そのおかげで、あれだけの記録を打ち出し、
いまでも偉大なゴルファーとして知られているのです。
力なんていらない。

大記録を残した彼でさえも、こんな基本的なことを意識していたのです。

この話で大切なことは、

「力そのものはショットの良し悪しに結びつかない」ということだと思います。

プロでさえ「脱力」という基本的なことを意識していたのですから、
アマチュアのみなさんも意識しないわけにはいきませんよね。

失敗から学んだこと:100%で打つと再現性が下がる。必ずしもフルショットである必要はない。
*解決法:80%ぐらいの力で打って、再現性を高める。

3つ目の間違いについて…「スコアにも大きく関わる、意識とメンタルの恐怖」

私は以前、ティショット恐怖症でした。

ドライバーでのティショット、
第1打目は、ゴルフにおいて最も気持ちのいいショットのはずなのに、
なんだか怖い…と思っていました。

この気持ちは、当然スイングやスコアにも影響します。
原因は何なのだろう…と私は考えました。

そうした時に、「飛ばそうという意識」が原因であったことに気づいたのです。

ティショットの時には、誰しもいろんなことを考えながら打つはずです。

あの人よりも遠くに飛ばさなければ、とにかく飛距離を出そう、、、などなど。

多くの方はこのように飛距離のことを考えます。

こればかりを意識するのが、ティショット恐怖症、
もっと言えばドライバーショットでのミスに結びついていたのです。

とにかく飛距離。

飛距離ばかりに気を取られている。

これに気づいた時、自分の意識やメンタルに注意していこうと決めました。
実は、ゴルフはメンタルのスポーツだと言われ、
技術と同じかそれ以上に、メンタル・意識が重要だと考えられています。

カリフォルニアでにある研究機関、ハートマス研究所では、
感情がどのように身体に作用するのかを研究していました。

その結果、その時々の感情によって、異なった心拍リズムが生み出されることが分かりました。
感情によって、脳への信号が変わるのです。

つまり、感情次第で、自分自身にとって最高のパフォーマンスが出来るか否かが、科学的に明確になりました。
さらに、ハートマスの研究者で、
かつ2003年PGA年間最優秀コーチに選ばれたレアド・スモールはこのように言っています。

「ゴルファーにとってまず大切なことは、
 否定的感情が自分自身に影響を及ぼしていることを『認識』することです。

 そしてそれから、それをどう再構築するかについて取り組まなければなりません。」

メンタルが不安定では、最高のドライバーショットをすることは出来ません。
もっとリラックスしましょう。

特に、飛距離を意識し過ぎることは最悪です。

「飛ばさないと」という強迫観念は、ドライバーショットに悪影響を与えます。
それに、飛距離ばかり追求すると、方向性が悪くなってしまいます。
飛距離を極端に意識するのは、絶対にやってはいけません。

失敗から学んだこと:飛ばすことを考えすぎるのは悪影響を与える。
*解決法:飛距離ばかりを追求しない。

まとめ

今日、お話しした間違いは3つです。

間違い①:スイングだけを意識する
→アドレスを確認する

間違い②:100%で打つ
→80%で打って再現性を高める

間違い③:飛ばすことを意識しすぎる
→飛距離ばかりを追求しない

全て私の体験談です。

最後に1つだけ、個人的な話をさせてください。

私は今では、みなさんにレッスンをする立場になりましたが、もちろんその昔には下積み時代がありました。
正直な話、ゴルフを始めた当初は下手くそでした。

ボールを打ってもなかなかまっすぐ飛ばない。

変に力が入って、ぎこちない…。

そんな感じでした。

ゴルフの学校に入って、正しい打ち方、正しいスイングを学びました。

もちろん、言われてすぐできるわけではありません。

先生にこっぴどく怒られたこともあります。

チーム戦では、私が原因で試合に負けたこともあります。
恥ずかしい話、同級生に馬鹿にされたこともあります。

ゴルフを始めて、最初の数年間は”下手くそ”もいいところでした。

やめようかな…って思ったこともあります。

が、それでも続けました。
怒られながらも練習を続けていました。

そうするに連れ、ようやく成果が出てきました。
もし、私が「辞めたいな…」って思った時にゴルフをやめていたら、

成果が出ることはなかったと思いますし、
今のようにゴルフを仕事にすることもなかったと思います。
ゴルフは、スキルの積み重ねです。途中で止めれば、それで終わりになってしまいます。

練習すればするほど、スキルが高まります。
スキルが高まれば、飛距離が出たり、方向性が安定したりします。
飛距離が出て方向性が安定すれば、スコアが上がります。

ゴルフは極めれば極めるほど、楽しいものです。
私自身、練習や研究を続けてきて本当によかったと思っています。

ぜひ、練習を続けていきましょう。
私も続けていきます。

これからも、みなさんへのレッスンを続けていきます。
その日々の気づきから、ドライバーショットに関する話を中心に話をしていきます。
あなたの参考になれば、嬉しいです。よろしくお願いします。

―服部コースケ


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